《光魔「スターメイルシュトロム」》
目標の〔
裏向きで
セットされているキャラクター1枚〕を表向きにする。
宇宙の光が影に生きる物の真の姿を照らし出す。
コメント
書かれている事はシンプルながらも、その使い方は結構難しいトリッキーなカード。
ただ表向きにするのみであるため、表面の種類によって処理が異なる。
表面が
キャラクターカードや
幻想生物、
世界呪符、
装備/場などの単体で場に存在出来るカードであった場合は、そのまま場に出た物として扱う。それ以外の
スペルカードや
コマンドカードであった場合そのまま場に残り続けるが、一切の効果を持たず、何の影響も及ぼさない。
よって、
小さな脱出劇などで可能であった使用済みの
スペル・
コマンドを
冥界から回収という使い方は出来ない。
具体的な活用法は、やはり大型キャラクターなどの
ノード・コストの踏み倒しだろう。何らかのカードによって
裏向きで場に出し、このカードで表向きにすることで、ノード・コストを無視して場に展開できる。
この場合、当然ながらその裏向きのカードの中身が確定していなければ使えないので「
冥界の一番上のカード」を
裏向きのキャラクターとして場に出すカードと組み合わせることになる。
怪奇「釣瓶落としの怪」ならば早ければ1~2ターン目でどれほどノードが大きいキャラクターでも場に出せる為、揃えば強力なコンボにはなり得る。しかし
天魔は効果の都合上不可能なのが惜しい点。
臨時雇用の登場により、手札にあるキャラクターを活用できるようになったのはこのカードにとっての追い風である。こちらならば
天魔も狙って場に出せるだろう。
- 一応相手の裏向きのキャラクターを表向きにしての除去手段として使えなくも無い。だが、表面のカードの種類次第では場に残られてしまう事と、そもそも裏向きのキャラクターが全般的に戦闘力が低く他のカードで普通に除去しやすい事から実用性は薄い。
公式Q&Aより
- Q189.カードの効果で本来場に表向きで存在する事が不適切なカードが場に出た場合や、場のカードに表向きでセットされることが不適切なカードがセットされた場合、それらのカードはどのように扱いますか?
- A189.キャラクターカードと幻想生物の場合はキャラクターとなります。装備/場、世界呪符の場合は効果が有効になります。その他のカードの場合、そのまま場に残り続けますが、一切の効果を持たず、何の影響も及ぼしません。
(参考:IR-5.4 IR-5.5 IR-5.6 IR-6.1.8)- コメント
- 裏向きのキャラクターを表向きにした際、そのオモテ面がどのような種類であったかによって処理は異なる。
収録
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最終更新:2016年02月27日 14:09