《山彦「ヤマビコの本領発揮エコー」》
【オーバードライブ】
〔相手プレイヤーのデッキの上のカードX枚〕を破棄する。Xはこのカードの「オーバードライブ」の効果で除外したカードの枚数の3倍に等しい。
過去の反響を更に増幅し、限界を超えた山彦。
コメント
同じく
冥界を要件としてデッキを焼く
響符「マウンテンエコー」と比較した場合、
冥界のカード1枚につき焼けるデッキの枚数はなんと6倍。
要件の競合を超えて尚、山焼きデッキのエースとして活躍するに十分なポテンシャルを持っている。
エコーが3ノード2コストで6枚相手のデッキを破棄していることを考慮すると、
エコーの1.5倍のコストを払っているこのカードは9枚のカードを破棄、すなわち
オーバードライブで3枚以上のカードを除外すれば元を取れると考えられる。
特定のカードを3枚以上
冥界に用意することは通常のデッキでは少々骨が折れるが、響子を搭載した山焼きデッキは
響符「マウンテンエコー」の存在から自分の
冥界を肥やすことを戦術に含んでいる場合が多い。
そのため、
オーバードライブの素材を揃えることはそこまで難しくないだろう。
非常に派手で強力なカードだが、
冥界が肥えていないと何の仕事もできないため、速攻を身上とするタイプの山焼きデッキとはアンチ
シナジーを形成する。
いざとなれば
知識の墓などでよりアグレッシブに
冥界を肥やすことを考慮してもいいかもしれない。
知識の墓1枚で9枚分山焼きの枚数を増やせるため、十分に有用な選択肢である。
- オーバードライブの枚数の決定、すなわち破棄する枚数の決定はこのカードの解決時なので、この手のド派手な山焼きにありがちな「相手のデッキ枚数が破棄するカードの枚数を下回っていて解決に失敗」というケースはほぼない。しかし、相手のデッキが2枚以下だと解決に失敗するので、油断は禁物である。
収録
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最終更新:2014年11月26日 00:35