《逆転「チェンジエアブレイブ」》

No.1586 Spell <Special Collection Vol.13
NODE(4)/COST(2) 術者:鬼人 正邪
効果範囲:その他
発動期間:世界呪符


【世界呪符】

(自動α):
 〔全てのプレイヤー〕は、コマンドカードをスペルカードのタイミングでしかプレイできない。

(自動α):
 〔全てのプレイヤー〕は、スペルカードをコマンドカードのタイミングでプレイしても良い。

世界が逆転し、様々な動きが変化する。

Illustration:きゃっとべる

コメント

鬼人 正邪の連結スペル。
素材である逆転「リバースヒエラルキー」のアッパーバージョンである。

逆転「リバースヒエラルキー」デッキはギリギリまでコマンドを削った構築が多く、玉兎/5弾などで冥界に落ちるカードもスペルカードの割合が高くなりやすい。
そのため、特に意識しなくても連結素材を用意できる場合も多々あり、連結の難易度自体はかなり低い。
ただし、スペルカード偏重デッキでよく見られる想起「うろおぼえの金閣寺」との競合には要注意。

逆転「リバースヒエラルキー」と比較した場合、二つの(自動α)の効果範囲が自分のみから全てのプレイヤーに変わっており、スペルカードをコマンドタイミングで使用した際にも術者の恩恵を受けられるようになっている。
このカードを貼るだけで断罪裁判是非曲直庁の威令を完全にシャットアウトできるようになり、紅魔「スカーレットデビル」などのマストカウンターを確実に通せるようになる。
二つ目の効果も、こちらは逆転「リバースヒエラルキー」を前提としたデッキ構築をしているのに対し、相手のデッキは通常通りの構築であることを考えると、往々にしてこちらの有利に働くだろう。
術者の恩恵を受けられるようになったことから特に二ッ岩 マミゾウ/16弾との相性が良くなっており、実質的に手札のスペル全てがラストスペルのような状態になる。六番勝負「狸の化け学校」「深弾幕結界 -夢幻泡影-」がコマンドタイミングで飛んでくれば、相手にとってはたまったものではないだろう。

強力なカードではあるが、逆転「リバースヒエラルキー」からの変更点がやや少なく、逆転「リバースヒエラルキー」のみで足りてしまう場合も多い。
最も大きな強化である相手のコマンド封印も、スペルカードカウンター対策はエレン/14弾古明地 さとり/12弾など数多く、このカードを使うまでもないということも十分に考えられる。
いくら条件が簡単だとはいえ連結特有の事故要素も気になり、どうしても相手ターンに安く打ちたいスペルカードでもない限り、採用には慎重になりたい。


収録

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場で「鬼人 正邪」として扱われるカード



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最終更新:2014年11月21日 17:00