リーフィア
英名:Leafion 学名:Foliumia
標準体高:1.0m 標準重量:25.5㎏
特性:リーフガード
主な生息地:現在不明
リーフィアは、近年新たに発見された、
イーブイの進化形の一つ。
「しんりょくポケモン」に分類される。
体毛は全体的にクリーム色で、足先と眼色は茶。
イーブイ時にあった首周りの毛は無くなっている。
緑色の耳と尾には葉脈と切れ込みがあり、また身体の随所から草らしきものが生えている。
これらからは動物に見られることはあまりない葉緑素が確認され、
リーフィアはこの植物系器官により光合成をすることが可能であるようだ。
食性は雑食。肉類よりは木の実などを好んで摂取する傾向にある。
しかし何も口にしなくとも植物のように光合成だけで
エネルギーを作り出すことができるため、
何かを食すよりも光合成をすることの方が多い。
それ故に、リーフィアは常に純度の高い澄んだ空気に包まれている。
戦闘性としては、物理技に対する防御力が特に優れている。
またリーフィアの特性「リーフガード」によって、太陽の日差しが
特に強い時は植物系器官が強度を増し、状態異常を起こす種々の技を
跳ね返すことが可能になる。
しかし強度が増すだけなので、状態異常を起こした後に天気が変わっても
異常が治ることはなく、この点は類似の水タイプ特性
「うるおいボディ」との相違点である。
野生の個体が確認されていないため、
生活形態や原産地など詳しいことは未だ不明。
実は学者の間では長らく、このリーフィアが発見されるまで
「イーブイの進化形には草タイプはいないのではないか?」と
言われ続けてきた。
何故なら、早期に発掘され尚且つ商品化も早かった4つの主流な進化石の内、
リーフの石にだけはイーブイが進化反応を示さなかったからだ。
イーブイは周囲の自然環境に合わせて様々な進化を果たすポケモンだが、
その進化形態のうち3種は、野生の個体の進化に「進化石の原産地」が
深く関わっている。
3種とも、その地で採れた石によって人為的に進化させることが可能だ。
なのにリーフの石だけは、進化させることができなかった。
ということは、リーフの石が多く採れる原始森にはイーブイ達が
住み着かないか、または葉の化石であるリーフの石にはイーブイを
進化させられるだけの放射線力が無いのであろうかと、
そんな推測が長い間なされてきたのである。
しかし最近になって、「シンオウ地方にある森を探索している時に
手持ちのイーブイが草タイプと思われる個体へと進化した」という
報告が相次いだ。
調査員が報告者達とその森へ調査に行ったところ、その進化場所は全て
湿った苔がびっしり生えた緑色の大岩の傍であった。
岩の成分を調べた研究者からは「リーフの石から発せられる波長によく似た、
しかしそれより更に強力な別の波長が発せられている」との報告がある。
より詳しい研究結果が期待されるが、イーブイがリーフィアに進化する際に
前述の大岩が関係していることは間違いないようだ。
また同時期に発見された別進化形態の
グレイシアも発見場所の傍に
大岩があったとのことで、二つの岩に共通する「何か」についても、
これから調査していく方針だ。
最終更新:2010年04月16日 19:52