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ビブラーバ

ビブラーバ

英名:Vibrava 学名:Mors sonus
標準体高:1.1m 標準重量:15.3kg 特性:浮遊
進化過程: ナックラー ビブラーバ フライゴン
主な生息地:砂漠地帯

二枚の羽を擦り合わせ、不快な音で獲物を気絶させたのち消化液で溶かしながら捕食する。
進化により羽とふゆう特性を手に入れることで行動範囲は格段に広がったが、そのかわり強靭な顎は退化してしまった。ビブラーバの羽は成長途中なので、長距離の飛行には向かない。

ビブラーバのトンボのようなフォルムと、緑色の防塵ゴーグルに覆われた小さな顔に特別な愛着を感じるコアなファンは意外と多く、進化するのに十分な成長をしていてもフライゴンに進化させずにそのまま育てているトレーナーをしばしば見かける。そういった人の多くは、ドラゴンタイプでありながら大型の虫のような形態をあわせ持つビブラーバに、どこか古代ポケモンに通じる魅力を感じているのではないだろうか。

ビブラーバの生息地付近で発見された遺跡からは、当時の人々が描いたと思われるビブラーバの壁画が複数確認されている。遺跡が発見された当初、ビブラーバの生態から推測して古代の人がビブラーバを恐れ害悪のあるポケモンとしてこれを残したと考えられていたが、最近の調査でむしろ一部の地域では精霊として信仰されていたことが明らかとなった。

以下の話は、古い時代の精霊信仰が残る民族の口伝によるものである。
<ある旱魃が酷い年のこと、一匹のビブラーバが村の近くで飢えていた。それを哀れに思ったある村人は、残しておいた家畜の一匹を、家族と共にビブラーバと分け合って食べたそうな。
ビブラーバはみるまに力を取り戻し、翌朝いづこかへと飛び去っていった。
それからというもの、次の年から不思議なことにその村では砂漠に迷って死ぬ者はいなくなった。
砂漠に迷うと、まるで精霊の歌声に守り導かれるかのように必ず生きて帰れるようになったという。>

彼らに関してまだ明らかになっていない興味深い点は多く、ビブラーバの進化系フライゴンとともに、これからの調査結果が期待される。

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最終更新:2009年08月05日 15:42