ホエルオー
公式No.321
分類:うきくじらポケモン
標準体長:14.5m
標準体重:398.0kg
主な生息地域:ホウエン地方南東
全ポケモンで最も巨大な体を持つポケモンとして有名なうきくじらポケモン。
バトルにおいては豊富な体力が目立つ。
体重は400kg前後と非常に重そうだが実はそうでもなく、標準である全長を14.5m、幅と高さを5m四方とすると体積は約362.5
398(質量)÷362.5(体積)=1.0896551(密度)≒1.1と空気よりもわずかに軽いほどの重量しかない(参考までに通常の空気の密度は1.293)。
これを機に砂浜に打ち上げられたホエルオーの死体を解剖してみた結果、面白い事が判明した。
マタドガスや
フワライド等が持つ空気よりも軽いガスを生成する器官が存在する事が確認されたのだ。
ホエルオーはこのガスの量を調整して海中に潜ったり浮いたりする事が証明されたのである。
事実、死体のホエルオーは生きているものよりも遥かに重く、数トンに達していた(しかしそれでも通常の鯨よりも遥かに軽い)。
※なお、これは有毒性を持つが、対外に発することはほとんど無いためどくタイプは含まれない。
このガスは海原での潜水・浮上の他にも、なんと陸上を移動する手段にも用いられ、わざ「とびはねる」を利用して細い半島なら横断してしまう。
ホエルオーの大群が半島を渡るのは見る分には迫力満点だが、あまりに危険なので時期をみて封鎖される村もあるという。
この他にも、体内でガスに引火させ放つ「じばく」
技マシンを使用すれば圧縮して液化、外敵に向けて吐き出す「どくどく」
空気よりも軽いので、自らの筋力で跳ねあがる「はねる」「とびはねる」
生成量を押さえ、体重を増加させる「のろい」等、ポケモンバトルにおいても様々な手段に使われる。
食性は魚食で、小さな魚ポケモン(主に
コイキングやキバニア等)を群れを成して狩る。
この群れは4~6匹程の小さな群れだがいかんせんその巨大さ故にスケールだけは非常に大きい。
さて狩りの方法だがこれもまたダイナミックなものでホエルオーの大きな特徴の一つでもある。
まず魚ポケモンの大群を見つけたら、周囲から円を描くように均等に並ぶ。
次に、その大群の周りを高速で回転するように泳ぎ、大群を足止めする。
すると、足止めに留まらず小規模の渦潮が発生。これで大群の魚一匹一匹の目を回させ、麻痺状態に追い込む。
後は簡単、その巨大な口で一気に海水ごと飲み込むだけ。
時間にして数分の短時間だが、これもやはり見る分には相当な迫力、そしてやはり近くで見るのは危険なので、もしも見たい場合はヘリコプター等で空中から見られるツアーがあるのでそちらにどうぞ。狩りはかなり沖で行われる為飛行ポケモンで行くのはお勧めしない。
最終更新:2010年04月16日 19:13