フカマル
英名:shuckle 学名:terra galeos
分類:陸鮫ポケモン
標準体長:0.7m 標準体重:20.5kg
単独行動で生活する肉食性のポケモン。温暖な気候を好み、主にそこを生息域とする事が多い。
シンオウ地方においては、かつては熱帯雨林に生息していたものの、気候の変化などから住めなくなってしまい、
現在はテンガン山内の地熱による暖かい洞窟に生息している。
性質は極めて獰猛で、繁殖期以外は仲間であっても自分の縄張りに入ろうものなら激しく攻撃する。
歯はサメのように何本もストックされているため、折れても何度でも生え変わる事ができる。
一説では
サメハダーの先祖であるサメ型の生き物が陸地で生息する際に、現在の様なフォルムになったと考えられる。
(故に彼らはサメハダーのような鮫に似ている姿をしている)
彼らの狩りの方法は、地中へ一旦潜ると、相手に気付かれないように近くに接近する。
そして標的の確認をしてから一気に地中から飛び出し、相手の頭を鋭い顎でバリバリと噛み砕いていき、息の根を止めていくのだ。
また、彼らにはヘビのようにピットと呼ばれる機関が鼻の先に存在しており、生き物の体熱を感知して相手を探すのである。
彼らに狙われたら最後、その牙から逃れる事は難しいといえるだろう。
実際に彼らによる被害はここ数年で増加しており(幸いテンガン山山中のみだが)、重軽傷問わず2000にあたりにのぼるという。
その獰猛さ故に彼らは第一級危険携帯獣に認定されており、エリートトレーナー並の実力者でなければ、
彼らを飼う事はおろか生息域に入る事は禁止されている。
最近はフカマルの飼育が難しくなったといって彼らを野に放すトレーナーが多くなってきており、
チャンピオンリーグはこれらを取り締まる制度を強化すると共に、フカマルの飼育を責任をもって行う様にトレーナーに呼びかけている。
主に山中の洞窟に暮らすポケモン。
分類の通り、鮫に手足が生えたような姿をしている。
頭の切れ込みの有無により雌雄の識別が可能。
ドラゴンポケモンとしては最も北の地域に生息する種である。
しかし、それはドラゴンポケモン全般が苦手とする冷気に適応したわけではない。
フカマル族は本来はインド周辺の熱帯地域に生息していたということが
古い文献や絵画、化石の発見により明らかにされている。
理由は不明であるが、彼らはチベット山脈など北方に大移動を行い、
寒さから逃れるために地熱を得られる洞窟での生活を選んだのだ。
性質は非常に獰猛で知能も低い。完全に肉食で、共食いですら全く躊躇しない。
動くものを獲物と認識して襲いかかる性質のため、ペットには完全に不向き。
その危険さ故に、フカマル族は全て第一級危険携帯獣に指定されており
フカマルの生息地域には立ち入りが制限されている。
熱と餌を求めて人里まで降りてくるフカマルがたまにおり、
フカマルの生息地域の近くの町では氷タイプのポケモンを置くことで対処している。
最終更新:2010年10月05日 01:42