スピアー
英名:Beedrill 学名:Apis Trium-Acoris
分類:どくばちポケモン
コクーンの進化系で、ビードルの最終進化系。
巨大なスズメバチのような姿をしているが、脚は2対しかない。
これは、1対目の歩脚が毒針に変化して2対目の歩脚の先端につくような
形になっているためそう見えるだけであり、実際はちゃんと脚は6本ある。
腹部の先端にある毒針が最も強力な毒を分泌するが、狩りのときは
脚の毒針を主に用い、腹部の毒針はとどめを刺すのに用いられることが多い。
食性は完全に肉食で、他の昆虫や小動物などを毒針で仕留めてそれを食べる。
蜂ではあるが、基本的に群れは作らず単独で行動する。
縄張り意識が非常に強いため、間違ってスピアーの縄張りに入ってしまうと
縄張りを出ても追いかけてくる。かなり執念深いポケモンだ。
しかし、非常に不思議なことに、スピアー同士で縄張りがかぶったとしても
争いになることはほとんどない。また、ビードルやコクーンも襲わない。
毒があるため食べないのだという説もあったが、昔の実験でスピアーに
ビードルだと分からない状態でビードルの肉を与えると喜んで食べたという
結果が出ており、同族であるから襲わないのだろうとされている。
スピアーから逃げているうちに、気づくとスピアーが大群に……という
事例は数多いが、これは逃げている最中に複数のスピアーの縄張りに
侵入してしまい、スピアー同士で結託して侵入者を排除しようとするため。
スピアーは群れをなすというのは昔の誤説である。
最終更新:2010年10月05日 02:33