ミツハニー
英名 Combee 学名 Apis
標準体高 0.3m 標準重量 5.5kg 特性:蜜集め
主な生息地:シンオウ地方全土
◆論文1
3身一体で行動する昆虫型ポケモン。ハニカム構造の移動巣を逆三角形配置し、上段左右が飛行を担当してる。
一見すると異形な形状だが、巣からでれば
スピアーによく似た蜂ポケモンにしか見えない。
日中は蜜源を探し、野原や花畑を巡回 下段のミツハニーの腹部に貯めて巣に持ち帰る(このため下段のミツハニーの腹は巣からはみ出している)
人間との付き合いは以外に長く、昔から高純度の蜜を取るために養蜂されている。
ポケモンから取れる副産物ではトップの生産数を誇ることもよく知られている。他にはアメタマから取れる分泌液(甘味料)やラッキーの卵などがある。
移動巣の素材は蜜蝋という分泌液で、乾燥すればセラミック並みの硬度が得られる。ただし毎日の清掃と再散布を怠るとカビに侵されてしまう。
ミツハニーの大半は雄で、雌はごく稀にしか見かけることはできず、約15%の発生率と言われている。頭部に赤いラインが特徴。
雌は生まれた瞬間から、群れのなかでも優遇され、移動する際にも自分では飛ばず雄に運こんでもらう姿が観察されている。
食料も花蜜や花粉団子ではなく、なにか特別な食料を与えてもらっているようだ。なお最終的な雄との体格差は3倍にもなる。
完全に成長しきった雌は移動を抜け、群れから姿を消すとされているが なぜ姿を消すのかはいまだ不明。
彼らを統治するのは、ミツハニーの進化系 ビークインなのだが非常に発見例が少ない。
なお外敵は非常に多く、なかでも蜜目当てに襲ってくるヒメグマやリングマには、無力に近い。
もっとも、襲われたミツハニーの大半は、蜜の詰まった巣を捨てて散り々に逃げることが多い。
◆論文2
三匹がひとつの巣に集まり、ひとつの個体となったポケモン。
巣から出ると一般のハチと同じような体系だが、普段はハニカム構造の移動巣に三匹がまとまって行動する。
巣の構造は非常に丈夫である。
なぜ三匹がまとまって行動するかは諸説あるが、一説には
- 下段の一匹はミツを腹に限界まで貯めて、上段の二匹に飛行などの運動をすべて任せているので、ミツを集める効率が上がるため
- 三匹がまとまって行動するので、単個体より外界での生存率が上がるため
などがある。
森の奥地に、琥珀色の巨大な巣をつくり、この巣を拠点としてミツを集めるテリトリーを決める。
巣にはミツを貯めていて、濃縮されたそのミツは「おそろしくあまいミツ」といわれていて、最高級品であるが、森の奥地に巣を構えるために採取は困難である。
進化後のビークインの目撃例が非常に少ないのは、この巣から一歩たりとも出ずに幼い個体の面倒をみるためである。
ひとつの卵から3匹のオスのクローンが発生し、ひとつの個体となるが、まれに一体のみメスが混ざった個体が発生し、この個体は優遇されて必ず移動巣の下段に居座る。
このメス発生のメカニズムはまだ謎に包まれており、遺伝子レベルの解析が進められている。
オスのみの個体はすべてクローン(無性卵)であるが、メスがいる個体ではオスも遺伝子がバラバラで、受精卵であることが分かっている。
メスがいる個体はある程度育つと巣から出て行き、自分がいた巣のテリトリーから離れていき、ビークインに進化する。
最終更新:2009年04月20日 11:18