ニドラン
英名 Nidoran 学名 Lepus virusspinas
(♂)標準体高 0.5m 標準重量 9.0kg 特性:毒のとげ
(♀)標準体高 0.4m 標準重量 7.0kg 特性:毒のとげ
進化過程: |
ニドラン→ |
ニドリーノ/ニドリーナ→ニドキング/ニドクイン |
主な生息地:3番道路 など
「どくばりポケモン」の異名の通り、毒を有する。
野生環境においてニドランは雌雄別の群を形成し、繁殖期以外接触することは無い。
このため、初版のポケモン図鑑が発行されるまで別種のポケモンだと認識されていた(現在は
バルビート・
イルミーゼを同種とする説もある)。
オーキド博士等の研究により、同一種と判明後は先に発見された「ニドラン」に呼称は統一された。
しかし、図鑑NOは欠番を避けるため、雌雄それぞれに割り当てられた。
ニドランは通常進化する事は無いが、強力な外敵が存在する地域では数匹の固体が「ニドリーナ」「ニドリーノ」に進化し、
それぞれの群を護衛する役割を負う。(これらは現在完全に別種と考えられている)。
この時、雌のニドリーナは生殖能力を失うが、その理由は不明。(ホルモンバランスの変化が原因とする説が有力)
さらに強力な外敵が存在する地域では、「ニドクイン」「ニドキング」に進化する。
ただし、飼育環境下においては外敵の存在によるストレス不足の為か、通常進化することは無い。
通称「つきのいし」と呼ばれる鉱物による影響で進化するのみである。
【ニドラン♀に関する論文】
林に多く生息し、ややおとなしいが、興奮すると角から毒成分を分泌する。雌は雄に比べて角
が小さいが、雄同様に強力な毒をもっているので注意が必要である。
ニドリーナに進化すると生殖能力を失うことは比較的前から知られており、「タマゴ」(ポケモンの
保育器のようなもので「卵」とは異なると考えられている)の研究が盛んになる以前から、繁殖に
関しての研究が広く行われていた。
ニドリーナは卵を生むことができないため、進化前のニドランの時に交尾を行う。野生のニドランは
毎年春に繁殖期があり、夏の終わりに卵を2個産み、約二週間で孵化する。生まれたばかりの
ニドランの体長は10cmほどである。卵を複数産むポケモンは数が少なく、進化後の無繁殖状態
に対応していると考えられている。もっとも、人工飼育下ではタマゴは1つしか発見できないが、卵
が複数存在しているのか否かは未だに分かっていない。
温帯~亜熱帯。カントー以南・オレンジ諸島に普通。
最終更新:2007年06月28日 00:56