最終戦争とは?
最終戦争とは、数年前(ゲーム本編とほぼ同じ時間軸)に悪の組織が様々な目論見で世界征服をしようとした結果、組織同士の信念の違いにより、仲間割れを起こしたことで始まった「人類の滅んだ理由」である。なお、ポケモンXYのAZイベントとは関係ない。
きっかけ
そもそもの始まりはレインボーロケット団(以下、RR団)による世界征服が目的だった。かつてロケット団のボスであったサカキはウルトラホールを利用して、他地方かつ並行世界の悪の組織を集め、全ての世界の全てのポケモンを手に入れることが始まりだった。
エーテル財団の占拠、そして成り代わり
RR団の組織力に惹かれたザオボーの手引きによって、エーテル財団の代表邸を占拠。そこをサカキの力で前線基地に改造し、アローラ地方全体に大規模な宣戦布告を揚げたことで、サカキを止めようとする勢力やスカル団が組織に乗り込んでRR団と対立を起こす。この様子は瞬く間に、各地方でも中継された。各地方の元いたボスは、並行世界のボスと成り代わる形で消息を断つことになった。
フラダリとの対立、開戦
アローラ地方による内乱は、RR団の優勢で戦況が進んだ。しかし、争いのない世界を目論むフラダリはこれを良しとせず、サカキに抗議。自分の世界で自分の掲げる美学、目的を達成出来ていたフラダリに、サカキはポケモンによる実力行使で答えた。これによって、組織内で対立したロケット団とフレア団をきっかけに戦争が始まることになった。
戦域、民間人への威圧
戦争が始まると、サカキは見せしめの為にカロス地方に自身がこれまでに捕まえたポケモンを襲撃させた。それを止めるべく、フラダリも自身の手持ちでサカキのポケモンを止めようとした。このように最初はポケモンのぶつけ合いだったが、消耗してくると今度はそれぞれの地方の民間人に戦争への協力を促した。悪の組織に逆らえる勢力がいない中で、民間人は彼らに協力する他なかった。そのため、民間人のほとんどがロケット団やフレア団の為に徴兵された。
勢力の拡大
戦争が進むと、それによる陸地や水面への被害による懸念から、マグマ団とアクア団が結託して対立。しかし、地方においてカントー・ジョウトと地続きであったホウエンは勢力差によって不利を強いられ、サカキの元へ合併することになってしまった。連合軍の発足である。連合軍はアカギを脅迫、シンオウを侵攻しやがてシンオウ地方も勢力に取り込んだ。
一方で、フレア団は自身の下っ端を駆使し、最終兵器の開発を目論んだ。エネルギーには都合のいいガラル地方のねがいぼしの力を利用するため、ガラル地方と同盟を組んだ。ガラル地方側は断ることが出来ず、マクロコスモスは軍事開発の従事を強いられた。同時期に、理念の似ていたゲーチスを詭弁によって懐柔。そして、ポケモンによる勢力を拡大するためにプラズマ団を利用し、テロ行為やサイバー攻撃を使ってイッシュ地方のポケモンを勢力に加えた。
度重なる軍事開発、改造兵士の誕生
戦争の渦中によって、徴兵されたトレーナーはポケモンの強化のために栄養ドリンクの服用を強制させた。栄養ドリンクはポケモンの健康を阻害してしまうために用法用量が定められていたが、「死ぬ事がなく、頑丈で機敏で強い勢力が必要だ」とされる戦時中で連合軍によって成分をほぼ極限状態に凝縮させた栄養ドリンクが開発される。それを服用したポケモンは、身体能力も持久力も今の数百倍もの力に跳ね上がり、頑丈な身体はどんな凄惨な攻撃を受けても死なないようになった。この時になると、連合軍は徴兵したポケモンにドリンクを飲ませることを義務とさせた。
一方で、連合軍が改造兵士を生み出しているという話を聞いて危機感を持ったフレア団はキタカミの里を侵攻して植民地に。その中で栄養ドリンクと同等の効果を持つ「もち」に着目する。きのみを練り込んで作られているもちの原材料から成分を分析し、遺伝子組み換えを行うことで産まれたきのみを練り込ませることによって、連合軍と同等のクオリティを持つ軍事食を開発。戦地に赴く際に完食させることを義務とした。
これによって産まれた改造兵士は、どんな攻撃を受けても死なない身体、個体からはありえない身体能力を得ることができた。それと同時に戦争は泥沼と化した。
ムゲンダイ爆弾の完成、そして投下
改造兵士による不毛な消耗戦が続くようになると、連合軍もフレア団も終結の為に大きな攻撃をけしかけて降伏をさせようと目論んだ。このとき戦況は連合軍の劣勢で、フレア団は降伏を何度も促した。しかし、そこで退かない連合軍に、フレア団は時間をかけて開発したエネルギー爆弾を引き合いに連合軍へ降伏を求めた。この、エネルギー爆弾こそが「ムゲンダイ爆弾」である。
まず、ねがいぼしからガラル粒子を取り込む鉱物を取り出し、その原子核に中性子を当てる。すると、ガラル粒子が分裂を起こし、別のガラル粒子に当たってさらに別のガラル粒子へと、無限大に連鎖が続く。ガラル地方ではそれを非常に緩やかなスピードで行うことによって街のエネルギーとしているが、その一方でそれをモンスターボールを経由し、ポケモンに取り込むことによって、ダイマックス(キョダイマックス)が起きる。ダイマックスはポケモンがそのエネルギーを短時間でダイマックスわざなどに応用するため、エネルギーが問題なく放出され元の姿に戻るのだが、ではこれを放出させず、それでいて瞬時に無限大に連鎖させ続けるとどうなるのだろうか。その仕組みを使ったのが、「ムゲンダイ爆弾」である。
フレア団はこのガラル粒子の実験を連合軍との戦いの裏で秘密裏に行い、完成させた。そして、完成した爆弾を量産することによって、連合軍への報復を目論んだ。爆弾の投下は、ガラル地方のそらとぶ無人タクシーによって行われた。
報復の結果
ムゲンダイ爆弾の総数は16。これは代表されるカロスを除く各8地方の2箇所に投下された。
まずはホウエン地方だった。陸や海の繁栄など必要なかったかのように葬り去られた。
まずはホウエン地方だった。陸や海の繁栄など必要なかったかのように葬り去られた。
しかし、一投目の時点でその威力は凄まじく、ホウエンからジョウトまでも巻き込んでしまった。
ムゲンダイ爆弾のエネルギーは彼らの想像以上のものだったのだ。
その力に溺れたフレア団は立て続けに広がる世界中に残りのムゲンダイ爆弾を投下した。
阿鼻叫喚。滅びゆく文明。
皮肉にも、フレア団の目的はこの世界でも達成された。
その絶大的な力に巻き込まれて、フレア団もろとも消えてしまった。
人類は滅びた。
戦後処理
まさかの形で突然の集結を迎えた最終戦争。爆発の衝撃による地殻変動やガラル粒子による数百年に及ぶダイマックスの連続的発生を除けば、爆弾の影響を受けないポケモンの凡そ三分の一が生き残った。司法も秩序も存在しなくなった野生本来の世界で、ポケモンは変わった環境の中を生きていた。ガラル粒子によってしばらく大型の個体が増えたことなどを除けば、無事に繁殖や開発も進んでいき、このスレが始まる数百年前になる頃には、ほぼほぼ文明が完成していた。これは人類よりはるかに高尚な知能や力を持つエスパータイプ、既に失われた命が具現化したゴーストタイプの影響が大きい。そうしてポケモンだけが生き残り、ポケモンだけの世界が完成し、現在に至る。