イブキ「あー美味しかった、イチゴモンブラン」
アンズ「さすがタマムシデパートの…3時間並ばないと買えない…」
イブキ「それでは講義を続けましょう」
アンズ「講義って言っちゃったよ!
っていうかいつまで続くの!?」
イブキ「まぁ、核分裂反応は、重い原子を分裂させて…っていう感じなんだけど、
核融合は真逆で、軽い原子を結合させることによって莫大なエネルギーを発散させるのね」
アンズ「へぇ、原子を結合させてもエネルギーが出来るんだ」
イブキ「大体は物質が何らかのアクションを起こしたときにはそれに等しいエネルギーが生じるわ。
何個も連なった振り子が、端っこのヤツだけ動いてる映像を見たことあるでしょ?」
アンズ「ようは、端っこの運動エネルギーが向こうのヤツだけに伝わった、ってヤツね」
イブキ「そうそう。
ま、話を戻すと、何故水素を使うかと言うと、存在する原子の中で最も軽いからよ。」
アンズ「へぇー」
イブキ「実は一口に水素と言っても、原子が持っている中性子の数によって3種類の水素が存在します。
軽水素(水素だけ)、重水素(中性子一つ)、三重水素(中性子二つ、トリチウムとも言う)の3種類ね。」
アンズ「へ、へぇ」
イブキ「このうち、重水素と三重水素が結合し、ヘリウム原子と一つの中性子になるの。
この時…《重水素+三重水素>ヘリウム+中性子》という公式になる。」
アンズ「あれ?軽くなってるの?」
イブキ「そう、この減少した質量がエネルギーとして放出される。
これが、核融合反応よ。」
アンズ「それはどのくらいのエネルギーなの?」
イブキ「1gの前述の反応で、石油8tを燃焼させたときと同じ熱量が発生するわ。
まぁ、核融合反応なんて毎日見てるわよね」
アンズ「えっ、マジで!?」
イブキ「それが太陽よ。
太陽は核融合によって継続的にエネルギーを生み出してるの。
地球が暖かいのも、核融合のおかげよ。」
アンズ「とにかく、原爆と水爆とではそもそもの根源や構造から、
かなりの違いがあるってことね。」
イブキ「そ。
ためになった?」
アンズ「なったよーな、ならないよーな…
っていうか、こんな真面目なコーナーじゃないでしょ!」
イブキ「フザけたらフザけたで怒るクセに…」
最終更新:2010年02月23日 12:03