~10年前 イッシュ地方 カノコタウン
イトウ「コウセイ君・・・・・どうして・・・・?」
コウセイ「カナ・・・ッ!!
お、俺じゃない・・・俺じゃないんだ・・・」
警察「コウセイ、貴様だな!
貴様を、殺人・窃盗・強姦・ヨウイチいじめ・2ch使用料未払いの罪で、
逮捕する!」
コウセイ「違う!俺は、ハメられたんだ!
俺じゃ・・・ないんだっ!!!」
その直後、過去前例のないスピードで、コウセイの取調べ、裁判は行われた。
懲役はだいたい400年くらいだったそうだ。
~現在・イッシュ監獄
職員「大丈夫ですか?
あの大罪人のコウセイを釈放なんかしちゃって・・・
懲役400年のはずでしょ?」
監守「さぁな、われわれは公儀の人間だから、上からの命令は絶対なだけだ。
それに、この件にはあのアララギ博士がからんでるらしい・・・おっと、これはオフレコで頼むぜ」
職員「はぁ
あ・・・コウセイ、出ますよ!」
コウセイ「・・・・・・・・・・・・・・・・」
監守「おい、早いとこ出てけ。
もう顔も見せるんじゃねぇぞ」
コウセイ「チッ・・・・・・・・・」
職員「・・・・行っちゃいましたね、アイツ」
監守「ああ・・・」
~イッシュ地方・カノコタウン
ここは、コウセイやイトウカナ、それにその友人や家族、知人たちが平和に暮らしていた街だが、
いつの間にかならず者たちが集まる無法地帯となっていた。
~アララギ研修所
アララギ「ついに出所できたのね、コウセイ」
コウセイ「ああ、お蔭様でな
・・で、何か野暮ったいことでもあんだろ?
俺にしか言えねぇような」
アララギ「鋭いわね・・・私だって、あの10年前の事件、
アナタがやったなんて思ってないわ。
あれはおそらく、『N』が仕組んだこと。
あなたに罪をすべてなすりつけてね。
でも、当時の私たちにはそれを解明する力もなかった。」
コウセイ「だから、俺が10年も臭ぇメシ喰うハメになっちまったワケだな」
アララギ「ええ・・・でも、あの10年前に戻れれば、
事態は変わってくるかもしれない」
コウセイ「?どういうこった?」
アララギ「ついに完成したのよ、次元転送装置が」
コウセイ「あ?なんだそりゃ?」
アララギ「つまり、簡単に言えばタイムマシンよ。
これからアナタには、過去に戻って、あの事件の真相を暴いてほしいのよ」
コウセイ「なるほど、そうすりゃ、俺の濡れ衣も晴れるって魂胆だな。
・・・・・
・・・ん?ま、待てよ
過去に戻って俺が無実だということを証明したとしたら、
今の俺の状況はどうなるんだ?
カナは生き返るのか!?」
アララギ「その辺はしんぱいない。
たとえば、君が東京から大阪まで旅行するとするでしょ?
その道のりを、車で行っても新幹線で行っても飛行機で行っても目的地は同じ大阪に着くわけ。」
コウセイ「なるほど、納得したぜ」
アララギ「それじゃ、行ってくれる?10年前に」
コウセイ「あと一つ待ってくれ
俺が10年前にタイムワープしたとして、
当時の俺に会ったらどうなるんだ?
めんどくせぇことになりやしねぇか?」
アララギ「大丈夫、アナタは、ポケモンになるから」
コウセイ「はぁ!?」
アララギ「正確に言えば、ポケモンの身体を借りるの。
10年前には存在しないものだから、そのまま転送しちゃうといろいろめんどくさいのよ。
だから、その当時存在してるポケモンの身体を借りる。
アナタがワープするのは自分の意思意識だけ。」
コウセイ「そ、そうか・・・ポケモンの身体を借りる・・・変な感覚だな
でもいろいろ制限されるんじゃないか?
喋ることとか」
アララギ「あ、大丈夫よ。喋れるから。
でも、混乱を招くのもアレだから、
あまり喋らないほうがいいんじゃなくて?」
コウセイ「そうか・・・?面白いと思うけどな・・・・」
アララギ「四の五の言ってる暇はないの!
さぁ、準備はいい!?
転送するわよ!」
コウセイ「おっ、おい!!
いきなりかよ!!!」
アララギ「グッ歯イ!!」
コウセイ「ちったぁ考える暇をだなあああぁぁぁぁ・・・・・・・ ・・
・・」
アララギ「行ったか・・・
本当のところは、過去を変えたとしてもそれはパラレルワールドになるから、
この世界のコウセイやカナはそのまんまだけど・・・
まぁ、平行世界のコウセイやカナが一人でも救われるんなら、それでいいか・・・・
がんばりなさいよ、コウセイ・・・・・」
そして、第一話へ続く
最終更新:2012年01月11日 01:14