第十七話「愛想笑いの十ウン年」

前回までのあらすじ

あの時最高のリアルが向こうから会いに来たのは、
僕らの存在はこんなにも単純だと笑いに来たんだ。



本編

~タマムシジム

エリカ「…来る、とうとう来てしまったようですね…!」

ようやくコーラ達はエリカの元へ到着した。無傷で。

コーラ「よし、御託はいい、バトルしようぜ」

エリカ「よろしい、行きますわよ!」

ふなばし「やはり俺が行く事になるのか
一度捨てた命、それならそれでいいさ。」

ポポッコ、ワタッコ、ハネッコ「ワキャキャー」

ふなばし「セルジュニアみたいな声出しやがって…
アタマに響くじゃねぇか…
炎乃牙!!!」

ポポ、ワタ、ハネ「キャァァァァ!!!」

エリカ「なかなかやりますわね…
キレイハナ!行きなさい」

キレイハナ「ゲッチュウ!」

ふなばし「…」

キレイハナ「どうしましょう、ジョークが通じない相手なんですケド」

エリカ「貴方は今までジョークで戦いをしていたというのですか?」

キレイハナ「えっ、い、いいえ…」

エリカ「それならよろしい、弱点など覆してしまいなさい。」

キレイハナ「ハッ!
…私は炎が弱点だが、ハネッコのようには甘くはない。
それがどれだけのものか見せてあげましょう!」

そう、キレイハナの長所は舞うような動き。
ただ避けるだけではないのだ。

ふなばし「愚鈍だ」

キレイハナ「何を!?
この、花びらの舞!!」

ふなばしは、全て避けた。ただ真っ直ぐな、直線的な動きで。
そして最高温度の火炎放射を放ったのだ。

キレイハナ「えええーーーっ!?
…あの時にトレーナーごと引導を渡しておけば…
ハネッコだけではなかった…甘かったのは…ギャアアアアアアア!!」

エリカ「強い…これが、チャンピオンとなった力…!」

コーラ「さっき仲間にしたばっかりだけどな。」

エリカ「しかし、貴方のような強いトレーナーを見ると、私も心が躍ります」

レッド「ねぇエリカちゃん、俺は?」

エリカ「忘れました」

レッド「キッパリと…手厳しいねェ」

その時、ジム全体に火の手が上がった!

エリカ「な、何事ですか!?」

続くってさ

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最終更新:2010年01月24日 10:11
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