死のゲーム 続き1

31: 名前:(㍊^∀^㌶)☆07/28(水) 02:17:10

ルール
1.まず1.2.3.のそれぞれ2枚、
合計6枚のトランプを両者が所持
2.1ターンにつき両者1枚ずつ出し、例えば自分が偶数ならば、相手のカードと自分のカードの合計が偶数ならば自分の勝ち。奇数なら相手の勝ち。
3.自分が偶数ならば偶数を、奇数なら奇数をより多く出した方が勝ち。
「どう?やる?」
「上等だコラァ!!
勝って、お前を犯してやらぁ!」


34: 名前:(㍊◎ω◎㌶)☆07/28(水) 12:09:37
「じゃあ、やりにくいだろうけど、その6枚をシャッフルして伏せて」
俺はDが言うままにカードをシャッフルし、伏せた。
Bも同じようにシャッフルし、伏せた。
「あなたのめくったカードと、あたしのめくったカードの合計が奇数なら、あなたの勝ち。偶数なら、あたしの勝ち。いい?」
「ああ」


35: 名前:(㍊◎ω⌒㌶)☆07/28(水) 12:35:24
「あたしはこのギャンブルにコインを5枚賭ける。あなたは?」
「10枚全部やるよ。
俺に勝てたらな。」
D side
彼のこの自信がどっから来るかは知らないけどまあいいわ。あたし、こういう勝負は慣れてるのよ。
「へえ。随時自信があるのね?」
「無駄口叩いてないでさっさと始めろよ」
「はいはい。じゃあめくるわ。あたしは…2ッ!!」
「糞ッ!!俺も2。偶数か…」
「じゃあ次は…3」
「また偶数かよ!!
俺も3だ…」
こんな感じでゲームは進んでいき、結果
偶数が出た回数4
奇数が出た回数2
一回目合計4
二回目合計6
三回目合計3
四回目合計3
五回目合計4
六回目合計4


36: 名前:(㍊^ω^㌶)☆07/28(水) 12:52:02
「あたしの勝ちね。コイン全部、もらうわ。」
あたしはBの手からコインを奪い、小箱に入れた。
ガチャッ と音がして、
箱が開いた。小さな鍵が入っていて、それで首輪を外した。
「おめでとうございます。予定より早く勝敗が決まりましたので、B様のタイマーを早送りさせていただきます。」
「ぐッ!! あぅッ!!
く、苦し…」

「さようなら。あなたとセックスできなくて残念だわ。フフフ」「そ…だッ、楽、しみに、うぐっ…
してるって、言ってたよな?だったら…
最期に……ッ、
ガアアアアアアアア!!」
BはDを苦し紛れに
押し倒した。


37: 名前:(㍊^ω^㌶)☆07/28(水) 13:12:09
「ちょっ、止めてッ、あたしは、あなたが勝ったらって」
「た…のしみ…してた…だろ…ぉッ」
Bは足でDの両腕を踏みつけ、Dの胸に両手を置いた。
「ッ!!何すんの、この変態!!」
BはDの胸に手を置いたまま、指を動かし、揉む。
「キャアアアアアアアア!!止めろ変態ぃぃ!!」
Dの顔にBの舌が涎を垂らしながら近づいてきたが、触れる寸前で止まり、Bの眼が白くなっていた。焦点が定まってない。
「カハッ」
その涎はDの頬に垂れ落ちた。
そのまま前に倒れた。


39: 名前:(㍊⌒ω⌒㌶)☆07/28(水) 13:24:00
Dは頬の涎を拭きながら、さっきの部屋へ戻った。
すると、若い男が言った。
「今の勝負はフェアな勝負じゃない。お前の方が高い確率で勝てるよう仕組まれたゲーム。そうだろ?」


40: 名前:(㍊◎ω◎㌶)☆07/28(水) 15:35:30
「何を根拠に?」
「例えば1が出た場合
1+1=2
1+2=3
1+3=4
例えば2が出た場合
2+1=3
2+2=4
2+3=5
例えば3が出た場合
3+1=4
3+2=5
3+3=6」
「それがどうかしたの?」
「ここまで言ってまだしらばっくれるのか?
この全ての合計数を考えればわかるだろ。
1の場合
2.3.4
2の場合
3.4.5
3の場合
4.5.6
偶数5つ
奇数4つ

偶数のが多いだろ?」


41: 名前:(㍊◎ω◎㌶)☆07/28(水) 15:58:51
「つまり、偶数が出る確率5/9
これはさっきのゲームを3枚でやった場合。さっきは6枚だったから、10/18だな。」
「そんなちょっとの確率で大きく差がつくワケないでしょう?仕組むならもっと高い確率で勝てるゲームを仕組む物じゃない?」
「だったらさっきのトランプかりて何回かやってみるか?」
そしてその男はさっきのトランプを持って来た。
何回かやったがそのほとんどがその男の言った通りになった。
「ほら。何回かやったけど、偶数が勝つことが多かったろ」
Dは笑いながら、拍手をした。
「フフフ…ハハハハ…アハハハハハハハ………。よくデキました~。ハハハハ。
で?だから何?反則とでも言いたいワケ?」
「いや?勝負方法は何でもいいっつってたしな。ただそうじゃねーかな?って思っただけ。」


50: 名前:(㍊゚_゚㌶)☆08/04(水) 21:36:29
Dの女は不適な笑みを浮かべていた。
途端に部屋のドアが大きな音をたてながら、ゆっくり開いた。スローモーションのようにゆっくりな足取りで、仮面の男が入って来た。その後ろからは、
ライフルを持ったサングラスの男達が9人入って来た。
「おい」
静まった中で口を開いたのは、先程Dのイカサマゲームを見破った男。Xだ。
皆の視線が一気にそこに集中した。
低いドスのきいた声で男が口を開いた。
「何でしょう?」
「お前等の目的は何だ?何故こんなことをさせる?」


51: 名前:(㍊゚_゚㌶)☆08/04(水) 21:43:27
男はしばらく黙っていたが、ようやく口を開いた。
「娯楽ですよ。我々のね。」
「どういうことだ?」
肉親を殺された人間が犯人へ向けるような、獣が餌を前にした時のような、鋭く光った眼をXは仮面の男に向けた。


63: 名前:(㍊゚д゚㌫) (HackerOF.g)☆08/26(木) 01:48:50
途端に、部屋の隅のドアのドアノブが降りた。そのまま、ゆっくりとドアが開いた。
「これより、外にある屋敷へと移動します。」
そして皆は、目隠し、猿轡もされずに、ドアをくぐった。
しばらく廊下を左に曲がったり、右に曲がったりしながら進んで行くと、ある部屋に辿りついた。その部屋に入ってすぐ右側に、階段があった。
階段が長いのと、部屋が暗いこともあり、その階段がどこまで続いてるかわからない。
「ここで何かするのか?」
沈黙の中、口を開いたのはXだった。
「いいえ、この階段を登り、外へ出ます。先程も申し上げた通り、次のゲームは、外にある屋敷で行います。


64: 名前:(㍊゚д゚㌫) (HackerOF.g)☆08/26(木) 01:59:04
「次のゲーム………。こんなことをいつまで続ける気だ?」
「お答えしかねます。」
そのまま男はその階段を登って行った。
それに続き、Xが登って行く。後の全員も、それに続いた。
しばらく階段を登り、ようやく外へでた。
すると、そこには大型トレーラーが三台、用意されていた。
そこで猿轡と手錠をされ、トレーラーに乗せられた。
目隠しはさせられなかったが、トレーラーの中の窓にはブラインドがかけられ、外の様子を伺うことは出来ない。手錠、そして足をロープで縛りつけられている為、窓を開けることも出来ない。


65: 名前:(㍊゚д゚㌫) (HackerOF.g)☆08/26(木) 02:16:29
トレーラーはしばらく走行していたが、ザザッと音を立て止まった。トレーラーの中のスピーカーから男の声がした。
「到着致しました。トレーラーから降りて、屋敷の中へお入り下さい。」
ここでまた人が死ぬのか。いや、死ぬのは自分かも知れない。
そう考えると、皆の心中は穏やかなものでは無かった。
屋敷の中へ入ると、そこはだだっ広い居間だった。居間の隅には階段があり、その階段の上には3つの扉があった。左から順番に、A、B、Cと大きなゴシック体で記されていた。


66: 名前:(㍊゚д゚㌫) (HackerOF.g)☆08/26(木) 02:28:52
「それでは、皆様から、先程まで使用していた、アルファベットカードを回収致します。かわりに、ナンバープレートをお渡しします。」
先程亡くなったA、Bを除く全員にナンバープレートが配られた。
「そのナンバープレートで、1から8の方をAチーム、9から16の方をBチーム、17から24の方をCチームと致します。」
「今から、皆様にやって頂くゲーム、それは」

ジョーカー ダウト
ルール
1.A、B二択の質問をこちらが提示
2.その二択に答え、Aだと思う人が多くなるか、Bだと思う人が多くなるかを当てる。
3.A、Bで比べ、少数派が勝利。


67: 名前:(㍊゚д゚㌫) (HackerOF.g)☆08/26(木) 02:37:15
「ルールはわかりましたね?では、問題はあした提示致します。今日は疲れたことでしょう。Aチームの皆様はAの部屋、Bチームの皆様はBの皆様、Cチームの皆様はCの部屋で、お休み下さい。」
それだけ言い残し、男は去って行った。


69: 名前:(㍊゚д゚㌫) (w4S6EbhENA)☆08/26(木) 02:52:54
「おっと、一つ言い忘れていました。
もし少数派が最後の一人だった場合、その人物には敗者に対し、3つの選択肢があります。
1.次のゲームへ進ませるか
2.死なせず辞退させるか。
3.敗者として殺すか。
また、その人物も、辞退するか、次のゲームへ進むかは自由です。」


70: 名前:(㍊゚д゚㌫) (HackerOF.g)☆08/26(木) 02:56:42
「そして、皆の答えが一致した場合は、仕切り直しとなります。」

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最終更新:2010年10月07日 17:30
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