1: 名前:乃愛☆11/11(水) 18:10:40
「 ぁ…ふッ、んっ…だっ、めぇ… 」
今日もあたしの声が資料室に響く。
「 駄目?反対だろ、“もっとして”でしょ? 」
「 違っ…あッ、やぁ…あン 」
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2: 名前:乃愛☆11/11(水) 18:27:31
結夏Side
…今村 結夏。只今ヤバイ状態です。
「 俺だけのプリンセスだかンな 」
えええええええええ!!!!??
ま、まったく意味が分かりましぇぇえん!!
こんな状態になったのは約15分前にさかのぼります。
「 おはょー!! 」
朝、8:00にぴったり学校に着いたあたし。
それはいーんだけど…。
隣の席の庵蓮 啓斗くんがやたら
怖い目つきで睨むように見てきますっ。
庵蓮くんはクラスでもあまり話さない方で、
見た目は超イケメンだから女子に人気なんだけど…。
な.な.何でっ!?
あ.あたし何かしたかな?
ふぇえん…怖いよう…。
「 うぃー。席着けー 」
先生が教室に来て皆が席につくと。
ほっ…、やっと睨むのを止めてくれたみたい。
「 先生 」
「 何だ、庵蓮 」
え、庵蓮くん?どしたの、珍しい。
「 今村さんが具合悪そうなんで、
保健室に連れて行きます 」
へーえ…今村さんが。
…ってええええええ!!!??
今村さんってあたしだよ!!
ってか、全然具合悪くないしっ。
むしろ、超元気?!
「 そーか。じゃ、庵蓮頼んだぞ 」
「 はい 」
“はい”っておいっ!
心の中で庵蓮くんにつっこんでいると。
体が急に軽くなって皆の視線があたしに釘付け。
…なんで?
ん?
庵蓮くん、何あたしのことお姫様抱っこしちゃってんの!?
「 きゃあぁああああああ!!! 」
女子は甲高い声で騒ぎ出す。
どんだけ高い声出してんの、つかどこから出てんの。
「 ちょ、えっ…ま/// 」
あっという間に教室を出て廊下をお姫様抱っこのまま
歩いている庵蓮くん。
あれ?
でも、保健室ってこっちじゃない…よね?
庵蓮くんがあたしを降ろした場所は資料室。
「 ぇ、何でここ…きゃあ!! 」
後ろから庵蓮くんに押されてあたしは資料室の中に
飛び込むように入ってしまった。
「 い…ったぁ。な.何するの!? 」
あたし、ちょっとキレ気味。
「 あー、ごめん。怒るなって。
せっかくの顔が台無しだぞ 」
は!?からかってるんですか?
てか口調変わってませんか?
「 あたし具合悪くもないし、
庵蓮くんと話すことなんかっ…え!? 」
両腕を片手で掴まれて資料室のはじまで連れられた。
あたしが逃げられないようにするためか腕で通せんぼをしている。
庵蓮くんは自分の足をあたしの足と足の間に入れて
やはり動けないようにしている。
-え。
あたしピンチ!!?
4: 名前:乃愛☆11/11(水) 18:37:11
「 ねぇ、放して!!放してってば馬鹿!! 」
身動きが出来ないためとりあえず大きな声を出す。
「 はーなーしーてー!!もがっ! 」
「 五月蝿いから黙れよ 」
五月蝿いって何ですか!?
つか、口塞がないでください!
「 ふが、ふが、ふがっ!! 」
「 ふが以外で話せよ、馬鹿 」
馬鹿!?ふがしか話せないんですー!!
てか、鼻まで塞がれてるから息出来ない!!
あたしは首を横に大きく振った。
すると庵蓮くんは気づいたのか
「 もう騒がないか? 」
あたしは上下に大きく首を振る。
「 絶対に? 」
こくこく。
「 本当にー? 」
こくこくこく。
「 まじでー? 」
早くしろ、この馬鹿っ!!
「 ぷっはぁあああ… 」
酸素、酸素っ!空気ぃいい!!
空気を求めているあたしをみて庵蓮くんはクスクスと微笑む。
「 な.何でっ…こんなことすんの? 」
「 あんたを気に入ったから 」
あ、そう。
あたしを気に入ったからかー。
…は!!?
ちょ、ちょ、ちょーい!!
意味が分からないんですけどっ。
「 だから俺、遠慮しないから 」
「 は!?どーゆー…んッ! 」
唇にあたたかくやわらかい感触。
これは…唇だ!庵蓮くんの!?
「 んっ… 」
く.苦しいっ!
あたしが口を開けたのを待っていたかのように
あたしの口の中に庵蓮くんの舌が入ってきた。
「 ん!?ふぁ…ん、やっ、やめっ…んぅ 」
「 話すな。キスが出来ない 」
キスしなくていいよぉ!!
あたしのファーストキスがぁ…
やっとキスが終わったのは3分後くらい。
呼吸法が分からないあたしにとってキスは疲れる。
だが、目の前のやつはいたって普通。
てか、余裕の笑みを浮かべちゃってますけど!?
5: 名前:乃愛☆11/11(水) 18:48:12
でぃあ*バナナジュース様
ですよねーwwかなりピンチっす←
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啓斗Side
俺、庵蓮 啓斗。
俺が入学したてのころ、極度の女好きで
気に入った女とはすぐにSEXという日々を送っていた。
だが、そんな生活をすぐにぶっ壊してしまう女がいた。
-今村 結夏。
こいつが、俺にとっての初恋とやらだろう。
結夏は俺の隣の席でくじ引きで当たったときはめっちゃテンション上がった。
授業中によくする欠伸。
髪をいじる仕草。
大きな瞳。
ピンクの綺麗な唇。
すべて、俺のものにしたいと思っていた。
だが…
今、そいつは俺の手の中だ。
資料室で2人きりになった後、
俺はすぐに結夏に手を出してしまった。
―キス。
ファーストキスがDキスなんて…
結夏、めぐまれてんじゃん。
でも、やべぇ…。
キスしちゃったらとまらねぇ。
そう思った俺は、気づけば結夏の首筋を舐めていた。
「 ひゃあっ…ん、庵蓮くん? 」
耳を舐めてみると、以外と敏感だったのか
顔を真っ赤にして体中の力を抜いた。
俺はチャンスだと思い結夏を押し倒して
キスをしながら制服を脱がし始めた。
「 んっ…ふぁ…ん、らっ…んぁ、め… 」
目をとろんとさせて力なく結夏は言う。
結夏にはキスに集中してもらい、
その間に俺はブラもすべてとってしまった。
「 …すげー綺麗 」
やべぇ、俺…
まじでドキドキしてる。
7: 名前:乃愛☆11/15(日) 11:39:13
でぃあ*バナナジュース様
アゲd(・ω・*)☆スペシャルサンクスデス☆(*・ω・)b
うちも漫才系(?)好きなんで意識してますょ←
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結夏Side
庵蓮くんに深いキスをされて、首筋を舐められて…
気づいたらブラは外されてた。
「 …すげー、綺麗 」
なんて言われちゃって。
もう…とろけちゃいそう。
庵蓮くんの手はあたしの胸へと近づいてきて
「 ぁ…だッ、め…え… 」
ゆっくりと、でも力強く揉み始める。
やがて、庵蓮くんは手を離すと
あたしの胸を舐め始める。
「 ひゃっ…あ、んっ… 」
片方の手はあたしの大事な部分へと近づいていく。
「 っあぁ!! 」
そこを触れられたとたん、体中に電流が走ったみたいにビリビリして、体が熱くなった。
「 感じるの? 」
耳元で優しく低い声で囁いてくる庵蓮くん。
そんな声がよけいにあたしの体を熱くする。
そして、庵蓮くんの舌があたしの大事な部分をとらえた。
庵蓮くんはあたしの反応を楽しむように
音を立てて舐め始める。
「 あっ…ん…駄目っ…んん!! 」
ビクビクと体が揺れて背筋がゾクゾクとした。
「 もしかしてイッた? 」
くすりと怪しい笑みを浮かべる庵蓮くん。
恥ずかしさとこれからすることの恐怖で何も言えない。
「 ね、こんなに濡れてるよ?
結夏ってHな女の子だったんだねー 」
「 違っ…そんなんじゃ…!! 」
あたしの大事な部分に当てた手を
目の前に出してきてくすくすと微笑む。
恥ずかしさで顔を隠しているとカチャカチャと
ベルトをいじる音がする。
何……?
手を外すと目の前には裸になっている庵蓮くん。
「 あ…庵蓮…くん? 」
庵蓮くんは寝ているあたしの足を上げて
自分のものをあたしの大事な部分にくっつけている。
あ…!!
ここで、やっと理解できたあたし。
でも、遅かったみたい。
ズブブブ…
「 あぁああっ!! 」
「 狭いな…でも、あったかい 」
庵蓮くんのモノがあたしの中に入ってきた。
何、コレ…。
恥ずかしい、それに…苦しい。
「 動かすよ 」
パンパンと肌が触れてなる音がなるのと同じに
あたしの声もテンポよく出る。
「 あっ、あっ、あっ…やっ、 」
駄目っ…
頭が…頭が真っ白になる…。
8: 名前:乃愛☆11/15(日) 11:52:09
啓斗Side
やべぇ…結夏の中、気持ちい。
俺のモノにぴったりくっついてきて…はまる。
それに、結夏の声が可愛い。
「 あんっ、あっ、あっ… 」
ん?そろそろイキそうな顔してるな。
…っと俺もそろそろ出そう。
「 イケよ 」
俺はぐりぐりと結夏のクリを押しながら
激しく動かし始める。
「 やっ、はっ…ん、あぁあああ!! 」
「 っく…!! 」
出そうになった瞬間、俺は結夏の腹に出す。
「 はぁ、はぁ、はぁ… 」
結夏はちょっと疲れ気味。
初めてなのに激しすぎだったかな?
俺は心配して、結夏の上に出したものを綺麗にふき取り
黙って倒れている結夏に服までも着せた。
そして、姫様抱っこをして資料室を後にして
本当に保健室に向かった。
幸い保健室には先生は居なく、
俺と結夏の2人きりとなった。
ベットに結夏を寝せると、近くの椅子に俺は座る。
「 ん… 」
数分後、結夏が寝ているベットから声がした。
「 結夏? 」
「 ぁ…庵蓮くん? 」
疲れて寝ていたのか目を擦って
寝ぼけた顔で微笑む結夏。
まるで、さっきのことを忘れたかのような表情だ。
だが、とたんに結夏の顔つきが変わる。
「 さ、さ、さっきはなんであんなことしたの!? 」
なぜか潜っていた布団を盾にして
眉間に皺をつくりながら恐る恐る聞いてくる結夏。
「 なんでって… 」
結夏の行動1つ1つがまじうける。
俺は思わず声を出して笑ってしまった。
「 何故笑うのじゃ!!おぬし何者じゃ!? 」
「 ブ―――!!! 」
やべぇ、何だよ。
いつの時代だしっ!
12: 名前:乃愛☆11/25(水) 18:48:22
でぃあ*苺さま
コメ感─☆*:;。(○`・∀´・)ゞ★*:;。─謝 です!
もっと書きますbb*
でぃあ*りるん☆!、様
いえいえ、ちゃん付け嬉しいデス(p嬉u∀0*)'+.*~☆
え-、面白いですカ?vうっそだぁ-((←
言っちゃ駄目、言っちゃ駄目!!乙女でしょw
ど-でしょ-ねえ、試してください((え
了解です∀りるんって呼んじゃいまふ。
あ、お-け-ですょv呼び捨て嬉しいbb*
でぃあ*ココロさま
ヾ(ゝω・`)oc<【。:+*ネ刀めまして*+:。】
ココロさまですカ!可愛い名前ですね❤覚えましたV
ドキドキしてくれて嬉しいでs((え
はい、更新頑張りますv
あ、見に行きます=3
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結夏Side
あたしの口から出た咄嗟の言葉に
相手の人、庵蓮くん…めっちゃうけました。
自分的には―…
そんなに面白いこと言ったつもり無いんだけど。
てゆーか、腰とか…めっちゃ痛いんだけど。
「 あ?腰痛いのか? 」
え…何。気づいてくれちゃったりしてる?
えー、えー、何かめっちゃ嬉しいんだけどっ!
もしかして、庵蓮くんってえっちしてるときは
ドがつくSだけど…具合悪いときとか、何処か痛いときって優しいのかなぁー?
うにゃ~、顔がニヤけるー。
「 何、ニヤけてンだ?? 」
ぞぞぞっ。
目の前には庵蓮くんの顔…。
「 え、ニヤけてた!? 」
「 おう、何考えてたんだ? 」
何って、あなたのことを考えてましただなんて言えないし!
っていうか、問い詰めてるあなたの方がニヤけてますけど!?
13: 名前:乃愛☆11/25(水) 19:10:32
「 べ、別にっ!?...な、何も? 」
「 ふーん 」
え、何その“どうでもいいみたいな”返事の仕方。
庵蓮くんから聞いたんじゃん!!
「 なー 」
「 ん? 」
庵蓮くんはベットに顎を乗せてあたしを見つめてきた。
そんなに見つめられると、ちょっと恥ずかしい…かも?
「 SEX気持ち良かった? 」
あーSEXね、はいはい…
…ってえええええええええええ!!!!!!?????
「 だ、え、なっ…何、何言って…!!//// 」
「 何って、初めてのSEXってどうなのかな~?と思って 」
う゛…何、そのめっちゃ格好いい王子様スマイル!!
そんな顔でそんな下品なこと言っちゃ駄目~!
「 どうって…/// 」
ていうか…なんて答えればいいか分からないよぉ。
“うん”“良かったよ”…とか!?
「 YESかNOで答えてよ 」
う~…何かジリジリ寄って来てませんか??
ちょ、ちょ…近い!顔が近ぁぁぁいっ!!
「 あ、う…えっと「 あ~疲れた!! 」
ガラガラと保健室の扉が開く音とともに
元気な甲高い女の人の声。
だ、だ、だ、誰!?
誰だかわからないけど、有難う!!
「 ん、何。病人? 」
カーテンを勢いよく開けたのは………
白衣の天使と言われている佐々木絵美先生だった。
病人...なのかな?
庵蓮くんを見るとやっぱりちょっと戸惑ってる。
「 そうなんです。今村さん、朝から結構ダルかったみたいで…僕が気づいて保健室に連れて来たんです 」
う゛。先生に対しても王子様スマイル…!!
しかも、“今村さん”に“僕”…ヒドい!
ん?先生ちょっと頬赤くないですか!?!?
ま、まさか……庵蓮くん先生までメロメロに…!?
「 そう。じゃー庵蓮くん、今村さんの看病頼んでもいい?
私これから…出張でね 」
さぁ…これは断るでしょ!!だって看病なんて面倒だもんね。しかも親友ならまだしも…あたしはえっちしてポイの女の子の中にいる1人だもんね!
「 はい。分かりました 」
え………。
今なんと??
「 有難う。じゃー、お大事に 」
えええええ!!?
15: 名前:乃愛☆11/26(木) 16:13:45
啓斗Side
ガララッ...ピシャ!
保健室の扉が閉まったのを確認すると俺の脳がSモードに切り替えられた。
結夏を見ると目を点にして口をポカーンと開けている。
なんつー顔だよ...。
「 何? 」
首を傾げて問いかけると、
「 い、いいの…? 」
「 あ? 」
何が“いいの?”なんだ?
「 その...あたしの看病... 」
あぁ…それか。
「 まーな。俺は表向き優しい王子様だからな 」
自分で言うのもなんだが、これは正論。
いいタイミングだから言うけど……。
俺は正直モテる。顔もイケてる方だと思う。
生まれながら言うこと無しの美少年だからな。
「 そ、そう...裏は? 」
「 裏?教えてほしいのか? 」
「 うん!! 」
目をキラキラさせて俺を見つめる結夏。
こんなことで目を光らせるなんて…餓鬼だな。
「 でもなぁ~… 」
「 教えて? 」
やべ…何、その捨てられた子犬みたいな可愛い顔で俺を見るなよ!!
理性、保てねぇ…!
「 結夏… 」
「 ん?ひゃっ!! 」
俺は結夏の耳を舐めた。
いきなりのことで結夏は驚きを隠せない様子。
あ…スイッチ入った。
俺は結夏に深いキスをした。
本当は舌も入れたいけど…
まぁ、ぶっ倒れたばっかりだから我慢するか。
角度を色々変えてする深いキスに
結夏はだんだんのまれていった。
っ…!!?
舌…が俺の口ン中に入ってくる!
結夏…?
結夏は必死に舌を絡めてくる。
腕も俺の首にしっかりとまいてる。
「 珍しいじゃん 」
20: 名前:乃愛☆11/27(金) 18:43:34
でぃあ*苺さま
やっちゃいましたね*
頑張ります^^(結夏が笑)
でぃあ*utti-さま
面白いですか?ありがとうございます*
はいっ!頑張りまっする←
でぃあ*夏祭りさま
あげ有難うございまーすv
夏祭り…!!∑、もう冬ですょ←
でぃあ*みいさま
うわぁぁぁっ★★
テンションの高いコメあー㌧ですッ!!
タイプですかー?!ほ、欲しい!?∑、
あ、それはどーでしょおねv((←
2人が運命の相手かは分かりませんし、ハイv
のあに言われましたもっ!!w
えーと、啓斗を超える美少年も出しちゃいますよv
----------------------------------------------------
結夏Side
「 あ...うん/// 」
な、な、何ーーーー!?!?!?
何で!?何で何で何でーーーー!!!!
今、自分がしたことが何でか分からないっ。
自分が謎!まじ有り得ないーーー!
何でか...庵蓮くんが愛しく思えちゃった。
何か、すっごいぎゅってしたくなって、近づきたいって思った。
何で...?
「 何?俺のこと好きになっちゃった? 」
にやにやと笑ってあたしを見る庵蓮くん。
ドキッ…
そ、そーなのかな?
あたし...庵蓮くんのこと好きになっちゃったの、かな...
「 あれ、図星だったりする? 」
庵蓮くんの少し真面目な顔があたしに近づいてきた。
吸い込まれそうな綺麗な瞳…。
どきどきどき…
や、やばい!やばいぞ、心臓が早く動いてる!
「 結夏…? 」
どっきーーーーん!!
だ、だ、駄目っ!もう限界っ。
「 あ、庵…「 失礼しあーす! 」
思い切って言ってしまおうと思ったとき、
タイミングよく保健室の扉が開いた。
「 言おうと思ったのに... 」
「 あ? 」
「 え?! 」
「 今、何か言わなかったか?言おうと思ったとか何とか 」
どうやらあたしは声に出したみたいだ。
でも、一体何を言おうとしてたんだろう…?
「 ま、いいや 」
自分から聞き出したのに止めないでよ~~~っ。
「 あ、結夏ちんだっ! 」
ゆ、結夏ちん?
っていうかこの人何!?
いきなり保健室に入ってきて
いきなりカーテン開けて
いきなり結夏ちんだなんて呼んで
意味分からな~~いっ!!
「 誰だお前 」
えええええ!?!?何か、庵蓮くん…
声のトーンめっちゃ下がってませんか??
「 俺?…俺はね 」
にっこりと悪魔のような笑みを浮かべたその男は、
なぜかあたしをじぃっと見つめて、
「 結夏ちんのフィアンセ!! 」
はぁぁぁぁぁぁぁ????
21: 名前:乃愛☆11/27(金) 18:52:51
啓斗Side
何だこいつ。
いきなり入ってきやがって、
今、結夏のフィアンセだとか言いやがったな。
ふざけやがって、ブッ殺…
「 結~夏ちんっ! 」
……。
お前、何結夏に抱きついてンだよ。
「 えっ、えっ…?な、何で?は、離してっ!? 」
そーだ、そーだ!!もっと言え、結夏!
ちょっと頼りないけど、涙目なのは効果抜群だ!!
「 何でー?俺は結夏ちんを抱きしめたいんだけど 」
「 えっ…/// 」
おいおいおいおいおーーーい!!
何、顔赤くしてときめいてンだよ、結夏っ。
そこは、“無理”とか“いや”とか…色々あるだろーが!!
男はやっと俺の方を見た。
そして、また悪魔のような笑みを浮かべて、
「 何?俺の結夏ちんに何か用? 」
何こいつ…
まじでむかつくんだけど。
っていうか、こいつ…
まぁまぁ、いや…
結構、いや…
めちゃくちゃ…
イケメンじゃん。
黒髪に銀のメッシュが入ってて、
目はカラコンを使っているのか赤色。
制服は上手く自分の服にして、着こなしてるし…
顔は1つ1つがイケメンのパーツしてる。
うぜ。
ま、俺のほうがかっこいいけど??
24: 名前:乃愛☆11/28(土) 20:21:39
でぃあ*苺さま
啓斗は独占欲強いですから^^;;
誰でしょーねv謎のイケメン☆
でぃあ*可憐さま
あげげげげげありがとおございまっす*
あげげげげげげを目指して頑張りまスbb
----------------------------------------------------
結夏Side
さっきから甘い香りがする…。
この男の人の香りかな?
何か体が軽くなってふわふわするよ…
それに、この人の息が耳にかかってくすぐったいよ。
ちょっと横を見ると綺麗な顔がすぐそこにあるし…
あたし、このままだとヤバい状況!?!?
いやいや…でも、まだあたしには望みがある!!
庵蓮くんという神様がいるんだっ!((えっちだけど。
庵蓮く~んっ、さっそくですがこの状態からあたしを助けて!!
…って、ええ!!?
庵蓮くん、どんだけこの人を睨んでるの!?
前々から思ってたけど...庵蓮くんの睨みはめっちゃ怖いんだよお…。
やっぱり、目の前でこうゆうのは迷惑なのかな…?
「 あ、の… 」
「 ん? 」
男の人の手が緩みあたしを見つめた。
「 あなた、誰なんですか? 」
男の人はにっこり微笑みあたしの頬に手を当てた。
冷たっ…!何、この人。めっちゃ手、冷たいんだけど!!
「 2年B組、風間 雄輔 」
2年B組…?
同じ学年だけど、クラスが違うのかぁ。
ちなみにあたしと庵蓮くんはA組。
「 風間さんっ!! 」
「 雄輔でいーよ、タメでしょ 」
「 ゆ、雄輔さんっ! 」
もー、早く“止めて”って言いたいのに…
名前なんかどーでもいーのっ。
「 なーに? 」
きゃ~~~~っ。
そんなに、格好いい笑顔であたしを見ないでよぅ…。
「 えっと…「 風間 」
最終更新:2010年10月30日 15:39