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 「 俺だけのプリンセス 」 続き13

240: 名前:乃愛☆05/08(土) 17:45:09

 でぃあ*彩実様

 もぅ、メロメロのきゅんきゅんですよね←
 愛し合っちゃってこのこのっ…!!Σ、

 でぃあ*あ様

 あげ有難う御座いますっΣ、
 また、こめお願いします♥←


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 啓斗Side


 「 すー…すー… 」


 隣には可愛らしい寝息を立てて寝ている結夏。
 こいつって、ヤった後すぐ寝るんだよなぁ……。

 …ったく、無防備すぎ。

 こんな可愛い顔、他の野郎に見せてねえよな?
 俺は結夏の頭を撫でながらそう考えた。


 「 ん……啓…斗くん…… 」


 はいっ!

 急に結夏の口から俺の名前が出た。
 思わず、心の中で返事をしてしまう。

 今、"啓斗くん〟っつったよな?

 ………。

 きゃーきゃー!まぁじで?超嬉しいんだけどおーっ。

 …って、俺はギャルか!


 自分に呆れつつ、寝言を言った結夏の顔を見つめる。
 すると、結夏の唇が小さく開いた。

 …どっきーんっ!

 め、めちゃくちゃ色っぽいんですけど。
 何その潤った唇はっ…!

 キスしてえ…、今キスしてえ…。
 窒息するくらい、してえなぁ…。


 俺のドSキャラが現れそうになり、
 慌てて、結夏を視界から外す俺。


 ……ちゅ……


 やはり欲望に負け、結夏に口付けする俺。
 唇を離したとき、まだ物足りなさを感じた。

 柔らかく健康的なピンク色の潤った唇。
 この唇が俺…いや、男の本能をめちゃくちゃにさせる。


 「 ん…にゅ…… 」

 結夏の瞼が薄っすら開かれる。
 その瞳はキラキラと輝いている。

 お、起きたぁーっ!


 俺は急いで目線を他に移した。
 そして、何も知らなかったように振り返り…


 「 ん、起きた? 」


 何て、余裕かました言葉を発した。
 うん…、我ながら良い演技。

 「 ごめんなさいっ!…み、見た? 」

 謝った後、少し間を空けた結夏。
 そして、頬をぽっ…と赤らめ、シーツを目の下まで引っ張りながら問いかけてきた。


 「 見たって、体? そりゃ、もう沢山見たよ 」


 俺はにこっ…と悪魔の笑みを浮べながら上半身だけを
 起した結夏にゆっくりと近づいた。

 「 ちっ…違っ…! …て、見たの!? 」

 「 おう、だってあんだけのことしたんだしさ 」


 俺は結夏の寝ている隣に座り、髪を掻きあげた。


 「 ……馬鹿 」

 「 あれ、違った? 」

 明らかに、顔を真っ赤に染めて怒っている結夏は、
 俺の問いかけに小さく頷いた。

 「 その…ね、寝顔…を 」

 「 見た 」

 「 ええっ!? 」


 あ、やべ…言っちゃった。
 隠した意味無いじゃん、馬鹿野郎っ。
 まぁ、嘘なんか結夏につきたくねえし…いいよな。

 「 可愛かった 」

 「 っ…! 」

 にこっと爽やかに微笑むと結夏の顔は、
 違う意味で真っ赤に染まる。

 「 いや… 」

 「 ? 」

 俺が言葉を変えると、結夏の顔は少し曇る。
 そして、またにこっと微笑み言葉を続ける。

 「 エロかったな 」

 「 はぁ!? …な、何言ってるの? 」

 顔を引きつらせて、聞き返す結夏。

 「 だから、寝顔つうか…唇がエロかったって 」

 満面の笑みで、何の遠慮も無く俺は言った。
 結夏は自分の唇を両手で隠して、上目遣いで…


 「 ばぁか… 」

 …と小さく呟いた。

 うーん、可愛すぎる。
 もう一回してえなぁ…。

 俺は"どーせ馬鹿ですよ〟といじける様に言って、
 少し笑っている結夏を押し倒しながら抱きしめた。


 「 きゃっ…! け、啓斗くん? 」

 小さく声を出し、俺を覗き込む結夏。
 その顔は、まるで小動物のようだ。


 「 なぁ…もう一回しようぜ? 」

 「 何言って…んっ…ふ…… 」

 言葉を遮るように、俺は濃厚なキスをする。
 最初は抵抗していた結夏だが、
 次第に瞳は潤み始め、とろん…としてきた。

 「 ……んんっ…啓斗くっ…苦しっ…けほっ… 」


 俺の顎を持ちながら、自分の頭を離す結夏。 
 今まで見たことの無いくらい瞳が潤んでいる。


243: 名前:乃愛☆05/10(月) 20:52:05


 でぃあ*↑↑様

 あげアリ(●´・ω・)(●´_ _)ガトゴザイマス♪


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 結夏Side


 長い、長い濃厚なキス。


 啓斗くんの舌の動き方は生き物のよう―…


 あたしに息をする余裕を無くすような、
 そんな……熱く甘いキス。


 「 ……んんっ…啓斗くっ…苦しっ…けほっ… 」


 あまりにも辛くなったあたしは、
 啓斗くんの顎を持ち、頭を離した。

 急いであたしは酸素を吸う。


 「 …大丈夫か? 」


 子犬のような瞳であたしを見る啓斗くん。
 そ…そんな可愛い顔して見ないでよぉーっ。

 あたしはそんな啓斗くんの顔も見ずに、
 ふい、と顔を逸らしてしまった。

 「 …結夏? 」


 そしてまた、心配そうな顔。

 「 … 」


 ちょっと無言になったりしてみる。
 少し、啓斗くんのそんな顔も見たい…なんて。


 力を入れていた腕が、
 ぎゅっと掴まれ引っ張られる。


 「 きゃっ…! 」


 思わず、小さく声を出し
 顔を上げて、啓斗くんを見る。


 「 具合悪いのか? 」


 さっきの子犬のような顔とは違う。
 大人の……男の人って感じ。


 どきんっ…。


 ひゃあ、心臓がバクバクしてるよぉ…!
 どれだけ色々な顔を持ってるの?

 その度、ドキドキしてたら…
 あたしの心臓がもたないよ……。


 「 だ、だ、大丈夫っ…ん…! 」


 ちゅ…、と触れるだけの可愛いキス。
 啓斗くんは子供のような笑みを浮べた。

 「 無理は禁物、今回は止めとく? 」

 薄い赤の唇から見える、白い歯。
 そんなにあたしのこと考えてくれてるの…?


 「 ……大丈夫 」

 あたしは、赤くなった顔を隠すように
 啓斗くんに抱きついた。

 有難う…。



245: 名前:乃愛☆05/12(水) 20:33:42

 でぃあ*りおき様

 天才じゃないっすΣ
 頑張りますbb*

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 啓斗Side


 「 ひゃああぁあッやあぁっやめ、ああぁあンッ 」


 目の前では、喘ぎ声を出し顔を赤らめている結夏の姿。
 俺は腰を激しく動かし、乳首をコリコリとこねくり回している。


 とんっ…、と結夏の奥に当たると、
 結夏の声は一気に大きくなる。


 「 ひゃぁうっ! 」


 「 ここがいいんだ 」

 俺はにこっと微笑むと、
 そこを中心的に突いた。

 「 あふうぅッ!や、あぁンッ 」


 パンパン…と肌がぶつかり合う音。
 結夏の顔が段々と苦しい表情となってきた。


 「 イくぅッイッちゃう…ひゃああぁああ! 」


 体を反らし、ぶるるっ…と大きく震わせながら、
 結夏は大胆に絶頂に達した。

 俺は結夏の中に入れたまま、
 少し経った後に小さく絶頂に達した。


 「 なぁ…、結夏 」


 結夏の体に纏わりついた俺のものや、
 2人の汗の始末をしている頃、俺は結夏に声をかけた。


 「 …… 」


 返事が無い。


 俺は、くるりと振り返った。


 「 すぅ… 」


 がっくり。


 やっぱり寝てんじゃねーか、この野郎…。


 油性ペンで落書きすっぞ…。


 ……まぁ、寝顔可愛いから許すか。


 つか、こいつ。
 裸のまま、もろ寝てるし。


 「 犯すぞ、この馬鹿 」


 俺は結夏の頭を撫でながら、小さく呟いた。


250: 名前:乃愛☆05/18(火) 17:03:39

 でぃあ*彩実様

 ヾ(●´□`●)ノ【゚+。・oアリガトウo・。+゚】ヾ(○´□`○)ノ


 でぃあ*たむたむ☆様

 応援アリ(●´・ω・)(●´_ _)ガト♪

 でぃあ*咲羅様

 面白いですかッ!?Σ、
 綺麗な名前ですねえ、咲羅…♪←

 「空に届け」ですね、
 時間があったら拝見させて頂きます!

 啓「 どー、襲われてえ? 」

 あ、啓斗の火がついちゃったぁ↑

 結「 ほ、ほえッ?/// 」

 …、顔が真っ赤な結夏ちゃん←

 これからも宜しくお願いしますッ

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 結夏Side


 「 ……か 」

 何……?

 「 ゆ…… 」

 聞こえないよ…?

 「 結夏…… 」

 あたしの名前…?

 「 …結夏 」

 呼んでるのは誰…?



 「 起きろ、結夏! 」

 「 ひゃあいっ! 」


 うう…、一気に現実に引き戻された。
 目を擦っているあたしに向かって、
 「ばーか」と言ってくる啓斗くん。


 「 隙ありゃ寝やがって 」


 むすっ…、と仏頂面の啓斗くん。
 わ…、かっ…可愛い!

 あたしは頬を赤らめて、
 目を光らせて啓斗くんを見た。


 「 さぁて、帰るか 」

 啓斗くんは、ベットから立ち上がり
 猫のように体を伸ばした。

 どうやら、啓斗くんは着替えが終わっているようだ。

 ……、って!
 あたしだけ裸じゃんっ!


 「 ん、どした? 」


 何も知らずに首を傾げて微笑んだ啓斗くん。
 はうっ…、その顔はズルイ!

 「 あ、えと…啓斗くん、ちょっとあっち向いてて? 」

 あたしはシーツの中で
 もぞもぞしながら、問いかける。

 「 何で…… 」

 途中で気づいた啓斗くんは、
 急に不敵な笑みを浮べた。

 そして、ずんずん…と近づいてくる。

 な、何っ…!?


 「 俺が手伝ってやるよ 」

 啓斗くんはそう言って、
 シーツをバッとめくった。


 「 ~~▲□●☆@!? 」

 声にならない叫びを出し、
 あたしは両手で体を隠す。

 あ、ありえないーっ。


 だんだんと近づいてきた啓斗くんの手に抵抗は出来ず、
 結局人形のように服を着せられてしまったあたし。


 ううう…、

 もう生きていけない~っ。





251: 名前:乃愛☆05/21(金) 19:38:15

 啓斗Side


 俺に無理やり着替えをさせられた結夏は、
 ベットの上で体育座りをして蹲っている。


 「 たかが裸見られただけじゃん? 」

 俺はくすっ…と小さく微笑みながら、
 結夏の頭を撫でてそう言った。


 「 ……… 」


 まったく動かない結夏。


 「 …結夏 」


 「 ………だもんっ… 」


 何か小さく呟いた結夏。
 最初の方が上手く聞き取れなかった。


 「 子供みたいでっ…嫌だったんだもんっ…… 」


 顔を上げ、潤んだ瞳で俺の足元を見る結夏。

 どきんっ…、


 そんな結夏の可愛らしい顔に俺の心臓が跳ねる。


 「 ……いーじゃん 」


 「 よっ、良くないっ…! 」


 パッと俺の方を見て、
 今にも泣きそうな顔をする。


 「 実際、結夏は子供じゃねえんだから…な? 」

 俺はまた、頭をポン…と軽く叩き、
 にこっと微笑んだ。


 「 ~~~っ!! 」

 顔を真っ赤にさせて、俯く結夏。


 ………あり?


 俺なんかしたかぁ?



 俺が考えていると、
 結夏が俺の服の裾を小さく引っ張った。


 「 ……ありがと 」


 頬を赤く染めながら、
 小さく微笑んでお礼を言う結夏。


 「 ……何が? 」


 俺はきょとん、と目を丸くする。


 「 な、何でもないっ…! 」


 結夏の照れた反応に俺は豆電球を光らせる。
 くすっ…、と微笑むと俺は自分の荷物を持つ。


 「 …さて、行くか? 」


 俺の応答に結夏の蹲った体が、
 ピクンと反応する。


 「 行くっ! 」


 少ししてから結夏の元気な返事が返ってきた。


 あー…、もうこいつ可愛すぎ。
 ん、ちょっと…ピンクオーラ出しちゃった?


253: 名前:乃愛☆05/26(水) 17:21:23


 結夏Side


 どちらからとも無く、
 自然に繋がれる手。


 お互いの鼓動、体温を感じ取り、
 さらに相手のことを好きになる―…。


 あたしは、繋いでいた手の力を
 ぎゅ…、と強めた。


 「 ん? 」

 啓斗くんは、首を小さく傾げて
 微笑みながらあたしを見つめた。


 「 何でも無いっ… 」


 あたしは啓斗くんから手を離し、
 啓斗くんの腕ごと抱きしめた。


 「 な、え…結夏? 」


 明らかに動揺している啓斗くん。
 きっと、顔赤いんだろうなぁ?


 あたしは啓斗くんにばれないように、
 小さく微笑むと腕に力を込めた。


 「 あのー…結夏? 」


 「 んー? 」


 あたしは抱きしめたまま、
 適当に返事をした。


 「 腕ごと抱きしめられると、
   身動きが取れなくて苦しんだけど… 」


 申し訳なさそうな声を出して、
 啓斗くんはそう言った。


 …、もぉーっ!
 せっかく甘い雰囲気になったのにっ。


 「 ごめんね? 」


 あたしは啓斗くんを見上げるように、
 見つめると、微笑みながら謝った。


 「 結夏… 」


 啓斗くんはあたしが離した腕を、
 引っ張るように掴んだ。


 「 っきゃ…! 」


 思わず目を閉じて、
 体を預けてしまったあたし。


 いい香り―…、

 この香り、啓斗くんのコロン?


 あたしは恐る恐る目を開き、
 自分が抱きしめられていることに気づいた。


 「 そんなに可愛いことすると…、喰うよ? 」


 低く甘い声で囁き最後にあたしの耳を舐める。


 「 ひゃあっ…! 」



254: 名前:乃愛☆05/30(日) 13:22:21

 啓斗Side


 顔を真っ赤にさせて、
 俺に舐められた耳を手で隠す結夏。


 「 じゃあ、することはしたし… 」


 俺はにやっ…、と悪魔のような笑みを浮べて
 空を見上げながら考えた。


 「 す、することって…言い方があるでしょ、
   もっと丁寧に言えないの? 」


 赤くなった顔を更に赤らめて、
 俺を弱々しく怒る結夏。


 「 言えない~っ。だって面倒じゃん 」


 俺はけらけら、と不思議な笑い方をして
 呆れ笑いをしている結夏を見下ろした。


 「 帰るか 」


 俺は、空を見上げて少ししてから
 結夏を見つめながら言った。


 すると、結夏の眉がぴくんっ…と動く。


 子犬のようにすがりつく瞳で、
 俺を見つめて、困ったような表情をした結夏。


 「 そ、そんな顔で俺を見るなっ…! 」


 俺は顔をふいっ…、と逸らして
 多分赤くなったと思われる顔を急いで冷やした。


 「 だって…寂しいんだもん 」


 「 でも、明日は学校だぞ? 」


 今すぐに結夏を抱きしめたい。
 でも、甘やかしすぎはいけない。


 俺は結夏の目線に合わせるようにして、
 優しい口調でたずねる。


 「 じゃあ、昼休み一緒にいてくれる? 」


 「 勿論。昼休みだけとは言わず、何処へでも 」


 俺はにこっ…、と微笑むと結夏に
 顔を近づけてふざけるように唇を突き出した。


 「 もう~、気持ち悪いっ 」


 結夏はくすくす…、と笑いながら
 俺の頬をぷにっ、とつまんだ。


 「 んじゃ、家まで送る 」


 俺は結夏の手を引っ張り、
 ゆっくりと歩き出した。


 俺達がいたところから家までは近かった。


 だから、少しでも一緒にいるために…
 帰り道はゆっくり歩いていた―…。



 ―



 「 送ってくれて有難う 」


 目の前にいる結夏は、
 家の前にある柵に軽く触れながら言った。


 俺は黙ってにこ…、と優しく微笑み
 背中を向けて柵を開けた結夏を見ていた。


 「 じゃあ……、んっ!? 」


 柵の中に入り、もう一度振り返った
 結夏に俺はキスをした。


 驚いた結夏は最初だけ
 目を開いていたが、

 状況を理解できた結夏は、
 すぐに目を閉じてキスを認めた。


 「 んっ…ふ…んんっ 」


 結夏の小さな口から漏れる
 可愛らしい声。


 可愛く、何処か色っぽい
 顔と声に…、


 俺がどれだけ苦労してると思ってんの。


 今すぐにここで犯したい―…。



 そんな気分、結夏。
 お前に分かるか……?


255: 名前:乃愛☆06/02(水) 19:55:25

 結夏Side


 突然のことで頭が真っ白。
 日向ぼっこしてるみたいに、ふわふわしてる―…。


 「 …っはあ… 」


 啓斗くんの厚くもなく、薄くもない、
 綺麗な唇があたしの唇から、ゆっくりと離された。


 目の前に立っている啓斗くんの目は、
 あたしを動かせないような術を持っているの?


 …、だって。
 足が動かないもん。


 「 じゃ、また連絡する 」


 啓斗くんは、あたしを舐めるように見つめると
 にこ…、と余裕の笑みを見せた。

 そして、片手を挙げたまま
 曲がり角へと一回もこちらを見ずに
 行ってしまったんだ―…。



 啓斗くん―…?



 あたしは何処か不安を抱きながら
 扉のドアノブに手をかけた。


 カチャ…、



 「 ただいまぁー… 」



 あたしは小さく声を出しながら、
 家の中へと入っていく。


 「 おっかえり~ 」


 リビングから足音を立てて、
 出てきた結愛お姉ちゃん。


 「 遅かったね~、友達の家に行くとしては 」


 にこっ…、と何もかも見透かしたような
 余裕の微笑みには勝てませんっ。


 あたしは小さく溜息をすると、
 苦笑いを浮べた。


 「 お姉ちゃんのそうゆうところ嫌い… 」


 ぼそっ…、と小さく呟き、
 あたしはお姉ちゃんを抜きリビングに向かう。


 「 で? 」


 リビングのソファに座ったあたしの隣に
 お茶を持ってきて近づいてくるお姉ちゃん。


 「 ありがと。…“で?”って、何? 」


 あたしはお茶を受け取り一口飲み、
 潤った口を動かし首を傾げる。


 「 も~!お姉ちゃんをからかってるの? 」


 「 ごめんごめん 」


 頬を膨らませて、むっ…としているお姉ちゃん。
 あたしは冗談混ざりに軽く謝る。


 「 で? 」


 「 しつこいなぁ 」


 同じ顔をして、同じことを言って
 問いかけてくる天然なお姉ちゃん。


 あたしは鼻で笑ってから、
 もう一度お茶を飲んだ。


 「 け、啓斗くんと一緒にいたの 」


 あたしは顔を逸らして、
 小さく呟いた。


 「 ふぅ~ん、啓斗くんとぉ 」


 お姉ちゃんは意味有り気に微笑むと、
 人差し指を自分の唇にそっ…と当てた。


 「 そ、そうだよ。何か問題でも? 」


 「 ううん、無いよ。…何処に言ったの? 」


 興味津々。
 お姉ちゃんの言葉に少しつまる。


 「 え…? 」


 「 だ~か~らっ。何処に行ったの? 」


 「 ラブホ 」


 やけになってつい即答。
 お姉ちゃんの口は開いたまま。


 「 ……んえ? 」


 「 ラブホ、ラブホに行ったの 」


 あたしはソファに横になり、
 小さく蹲る。


 「 そう…、ラブホに行ったの 」


 まだ啓斗くんの温かみが残ってる―…。
 太陽みたいなやわらかい温かさが…。 


259: 名前:乃愛☆06/08(火) 18:48:42

 でぃあ*留美さま

 ヾ(ゝω・`)oc<【。:+*ネ刀めまして*+:。】

 結「 か、感じやすくないですっ...Σ/// 」


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 啓斗Side


 帰り道、俺は自分の唇に触れていた。
 結夏の唇の感触がしっかりと残っている…。


 家に着き、ドアノブに手をかけると。

 …あれ?開いてる。


 「 てれーまー 」


 玄関にどさっ…と座り込み、
 リビングの方を見る。


 ぱたぱた…というスリッパを履き
 小走りをしている音がする。


 「 お帰りっ 」


 「 母さん 」


 真っ黒な肩まである髪を
 1つに結び、しゃもじを持っている母さん。


 「 今日ねー、カレーライス作ったのっ 」


 いつもより笑っている母さん。
 俺は荷物をソファに置き、椅子に座る。


 「 いただきっ 」


 俺は目の前にあるカレーライスに手をのばした。
 2人だけの寂しい夕食。

 俺の父さんはいない。
 5年前、交通事故で死んだ。

 あのときは母さんは壊れていた。
 去年頃、やっと落ち着いてきたと思う。

 それまでは俺に当たっていたり、
 物に当たっていたり……。

 それでも俺は家出もしなかった。

 母さんが好きだったからだ。


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最終更新:2010年12月24日 21:55
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