384: 名前:杏☆12/07(火) 17:27:32
あたしはそこにあったベンチに座ってた。
そしたら、あの2人は何かしていた。
近所にいた友達と遊んでいる。
友樹くん!? ってかなんでココに?
「あ、モーリーもいんの?」
小声「なんでコイツまで…」
「なんか言った?」
「なんでもないです!」
あたしは友樹くんを恐れていた。
でも今は恐れる必要ないかもね。
どうせ龍と話してないんだし。
「なんかやろーぜ!」
「なにやる?」
「ウインクキラーしようぜ」
えぇ~~~~!!? 3人でウインクキラーってすぐ分かるんじゃね?
385: 名前:杏☆12/07(火) 17:47:11
✞ウインクキラー✞
ウインクキラーとは…。
❶全員にまずトランプを一枚ずつくばる。《その前に円を作って座る》
❷そして、ババのトランプの人はポリスマン《警察》
トランプの13を持ってる人は殺し屋です。
❸そして、ポリスマンに気づかれないようにポリスマン以外を殺し屋が目でウインクして殺します
そのウインクされた人殺されたのではその場にしゃがみます
❹殺し屋は全員殺せば《ウインクして》殺し屋の勝ち
その間にポリスマンが殺し屋を見つければ、ポリスマンの勝ちになります。
というゲームです。
カードはぜったぃ人には見せないでください。
ポリスマンだけは皆に見せてください。
※このゲームちょっと残酷な気がしますw
どうぞお試しください。
このゲームは学校の先生に教えてもらいました。
これ結構クラスとかでやると盛り上がるので
お試しください!
~ウインクキラーの説明でした~
390: 名前:杏☆12/08(水) 16:46:41
うわぁ絶対無理でしょ!
「ねぇねぇもーりぃ暇なら入ってよ!」
と友樹くんがあたしを誘ってきた。
「えッ…まぁいいよ。」
なんか後が怖いし。
OKしとこっと。
「ってかウインクキラーじゃさ、メンバ少ないから無理じゃね?」
龍が言った。
「じゃぁ何する?」
「鬼ごっこしようぜ」
げッ! 鬼ごっことかって嫌なんですがぁ~…!
「あたしじゃぁ見学しとくあたし頭痛いから」
「なんだよ~!」
『なんだよ~!』じゃねぇ~よ!
あたしゎ今そんな気分じゃねーし、走りたくないんだよ!
「じゃぁコロッケは見学」
「それで頼むわ」
そうして三人の鬼ごっこが開始された。
それから30分後_
摩耶たちが下りてきた。
「お待たせ!」
「ゆーきはまだ見たいだけど!」
「あ、」
「あぁ~!」
「あぁぁ!」
3人も摩耶と優花を見つけたみたいだ。
「ねぇねぇ人数集まったしドッヂやんね?」
「「「さんせーぃ!」」」
あたしもドッヂなら賛成!
「じゃぁ集まって、集まって!」
「ぐぅーぱぁじゃん!」
結果。
負け
あたし、摩耶、龍。
勝ち
優花、友樹くん、太一
の結果だった。
うわぁ摩耶としかはなせないじゃん!!
391: 名前:杏☆12/09(木) 16:48:26
なんでこうなるの!?
「じゃ、外野無しでSTARTね!!」
もういや! 絶対話せない。
「彩! 危ない!」
「うわッ!」
あたしが振り向いた瞬間にボールがあたしのほうに向かってた。
「あっぶねぇ~! しっかりしろって!」
ボールを取ってくれたのは…龍だった。
「ご、ゴメン」
2週間ぶりくらいに話したよ!
もう話せないと思ってたのに。
なんで引いたはずの龍があたしを助けてくれたの?
そして、ドッヂが終了してその後は自由に遊んでた。
15:50_
遊んでると、一台の車が来た。
あたしのお姉ちゃんだった。
「じゃぁまた月曜ね! バイバ~ぃ!」
「「じゃぁ~ねぇ!」」
優花と摩耶に見送られあたしは家へと帰った。
あたしは車の中でいつも思ってた。
『あたしが居ないところであたしの悪口言ってる』
んじゃないかって…。
前、信じてた友達にも裏切られた。
だから、いろいろとばらすと後が怖い。
悪口言われてナイトいいけど…。
395: 名前:杏☆12/12(日) 18:30:18
そして、次の日_
現在 夕方4:30
「彩花~!!」
と呼ばれた。
呼んできたのはお姉ちゃんだった。
「何ぃ~?」
「ゲオに返すの忘れてたよ! 返しに行くよ!!」
えぇぇぇ~!!! 今から~~~?
ナゼに午前中思い出さなかったんだ!??
「まって! 着替えるから!」
あたしは、クローゼットを開け、服を選んだ。
服装は、
トレンカ、ミニスカ、キティーちゃんとエルモのだぼっとした服。
「いやぁ~ミニスカとかメッチャ久々にはいた~!」
なーんて言ってる場合じゃねー!
早く支度しないと~~!!
396: 名前:杏☆12/12(日) 19:53:39
5分後_
「おっそいなぁー!!」
「ゴメン、ゴメン」
そうして、あたし達は出かけた。
30分後_
「返すのと、あとコナン借りてこようよ! あと君に届けの本かりよう」
「珍しい~お姉ちゃんが本借りるなんて!」
やったぁぁ本見れる!!
あたしはルンルンしながら、中へと入った。
あれ…?
見たことある服着てる奴がいる…龍が着てたのと一緒。
まさかね!
397: 名前:杏☆12/13(月) 17:09:35
あたしは、ちょっとだけ見える方向に行った。
そしたら―
やはり龍だった。
あたしが龍への視線をはずそうとしたとき、龍もちょうどこっちを向いてしまった。
あたしはすぐ目線をそらし本のところへと向かった。
でも後ろを振り向いたら、龍が居た。
休みの日まで会ってしまった。
もう嫌いなはずなのに…あいつから目を逸らせないあたしって……。
そして、龍もコッチへ向かってきた。
あたしは現在1人。 アイツも1人。
いやぁぁ!!
あたしは見知らぬ人のふりをして、龍に背を向けた。
401: 名前:杏☆12/14(火) 17:00:30
「おい、」
声かけられなかった!!…なーんて事は、なく
予想どうり、龍に声を掛けられてしまった。
「なんで、アンタいんのよ!」
「そりゃぁーこっちのセリフだ!」
ココにまで、喧嘩するなんて……。
「じゃ、あたし本借りなきゃだから、行くわ」
これ以上コイツとたら、心臓もたねー…。
ドキドキが増える。
心拍数が、どんどん高まる。
「おーじゃーな」
「バイバイ」
ようやく、龍と別れられたあたし。
こんなことで、心臓漠々じゃ、あたし持たない……。
「彩花ー! あった? 」
「あったよー!!」
お姉ちゃんがあたしを見つけて、本があるか聞いてきた。
あぶねー…アイツと居るところなんて見られたら……。
402: 名前:杏☆12/14(火) 17:39:27
「そういえば、さっき誰かとさ話してた?」
げ…。
「話してないよ! ってか誰も知ってる人居ないし~!」
適当にごまかす。
この時点であいつが来たら…終わるな。
「じゃーかえろっか?」
「うん、そろそろねー」
‐レジ‐
『ありがとうございましたー』
そういうと、あたしとお姉ちゃんは外に出た。
車がある方向に向かうと…。
ちょうど隣が龍のうちだった。
さ・い・あ・く~~~!!
そして、ウチんちの車には愛犬らしき犬が乗っていて……ほえまくってた。
「すみません! レオはうるさい!!」
お姉ちゃんに怒られるレオ。
「いえ、可愛いね! もしかして、○小の女の子?」
「あ、はい!」
龍のお母さんに聞かれて、あたしは驚いてしまった。
「何年生なの?」
「あ、6年です」
ぎこちねー会話……。
「じゃ、龍の上じゃない!」
「あ、そうです…」
「よろしくねー」
「えー…」
そういうと、龍のお母さんは車に乗って、行ってしまった。
なんで、○小って分かったんだろ…。
不思議にしか思わなかった。
403: 名前:杏☆12/15(水) 16:05:55
そして、月曜日―
「あんた、ゲオにいたでしょ!!」
「あぁーいたねー…」
なんなんだぁ! この野郎!
「あのさぁー…なんでアンタが居たわけ?」
「しらねー……。」
もうなんなんだ! このくそ龍!!
「もー…じゃーね」
あたしはそういい残すと教室へと入った。
405: 名前:杏☆12/17(金) 16:56:10
「もぉ! なんなの!!」
怒りながらあたしは教室のドアとバタンッと勢いよく開けた。
「何々!? 夫婦喧嘩ですかあ!?」
「そんなんじゃないって!!」
優花がからかう様に言った。
「ってか旦那いねーし!」
「いるじゃない!!」
いるって……。
「えッ…///」
「何妄想しちゃってるの? あたし龍なんて言ってないよ?」
「ッ///」
1人で思っちゃってたよ…。
もうー!!!
406: 名前:杏☆12/18(土) 10:30:55
はぁ…なんか、最近なんか楽しいことがない。
もう2ヵ月で卒業式。
卒業したら―
もう、本当に―
龍に会えなくなるんだ―
今しか龍との思い出作りは……
できない。
407: 名前:杏☆12/18(土) 11:19:21
そして、もうすぐ2月を迎えようとしていた。
「あぁーあ」
「急に、なに?」
梓が驚くようにあたしにいってきた。
「だってー最近なんかつまんない。」
そう、本当に最近なんもない!
「梓は、アレでしょ…太一とラブラブだからつまんないわけないもんね」
両思い―
龍となれるわけないし―
まぁー親友の恋を応援すればもうしれでいいや。
「何言っんの! んなわけないじゃん!」
顔を赤くしてあたしに怒鳴る、梓
「早く、告っちゃいなよ!!」
「いーや! 14日に言う!!」
2月14日―
この日は女の子が男の子に思いを伝える時。
太一、絶対待ってるだろうな~……。
408: 名前:杏☆12/18(土) 11:29:42
「彩~…自分が恋してないからって、当たんないの!!」
と、あたしに言いつける優奈。
「当たってるわけじゃないし! ってかあのゴリラのどこがいいんだか…」
「ご、ゴリラって…」
うん。
当たってるわけじゃないよ。
親友が幸せになってほしいって思ってるけどさ、
思いを伝えなくても、伝えたとしても、
どーせふたりはくっつくんでしょ?
両思いなんだから、早く伝えればいいんだよ。
あたしの恋はすべて報われないのかな―
409: 名前:杏☆12/18(土) 11:37:51
「ゴリラって…そりゃぁーゴリラに見えるけどさ、」
「優奈…なに納得してんのよ!」
「梓ちゃーん! なに? あいつの話してるあたし達に用かな?」
からかう優奈。
「もぉー!! ゴリラに見えないよ!!」
いや、ゴリラにしか見えませんよ~!
「とにかく、バレンタイン近いんだから、材料を買いにいこ! 明日さ!」
「「賛成!」」
ってなわけで、明日は材料を買いに行くことになった。
自分から言ったものの、あたし誰にあげよう…?
410: 名前:杏☆12/18(土) 12:09:36
次の日―
ピンポーン……ピンポーン……ピンポーン……ピンポーン
うるさい…!!!!
あたしは、1階へと降り、玄関のドアを勢い欲あけた。
「うるせーょ…!?」
そこに居たのわ―
優奈と梓だった。
「うるせーよじゃないわよ!! あんた、いつまで待たせる気???」
「一生待たせる気」
とふざけて言うと…。
「あーやぁーかぁー?」
と不吉な微笑みをする梓。
ひぃ、怖えーよ!!
「冗談、冗談!! 今着替えてくるから! リビング居て!」
「「りょーかーい!!」」
2人を中へ入れてあたしは2階に向かった。
バタン
「あー怖かった!! 早く決めてリビング行こ!」
あたしは、クローゼットから服を選び始めた。
10分後―
「んー…コレはイマイチ…コレにしようかな…いや、コッチ?」
あれから、10分たっているのにも関わらず、まだ決まらない。
「どーしよー!!」
と言ったとたん―
バタン
「遅すぎる!! 行けなくなるし!! ってか彩花置いてくよ?」
いきなり現れた梓。
「じゃーコレでいいや!」
「うんOK! ってかそんな遠出しないんだから、なんでもいいじゃんか!!」
「それも、そうか!!」
そうして、結局服装は―
ロンT
青いチェックのシャツ
茶色のズボン
レギンス
ブーツ
に決まった。
「じゃー出かけますか!」
「「じゃーってお前言うとこじゃねー!!」」
と2人がハモった。
「おぉーハモったじゃん!!」
馬鹿笑いしながら、あたし達はあたしの家を出た。
最終更新:2011年01月15日 19:28