411: 名前:杏☆12/18(土) 14:33:38
「ハモったんじゃないわよ!!」
「ハモらせたんじゃん!!」
「アハハハハハ」
20分後
薬王堂―
「じゃーまずはチョコだね!」
あたし達はそれから、材料を買い始めた。
佐藤家―
「準備するからソファに座ってて!!」
「うん」
「頼んだ!!」
今からあたしの家でのチョコ作り。
開始です!!
412: 名前:杏☆12/18(土) 14:48:47
「ぎゃあ!! ヤバイ!!」
焦げ臭い匂いがした。
「だ、大丈夫!?」
やはり…焦げてる……。
「もッ! コレはこうやって…」
梓が優奈に優しく教えた。
「おぉ~!! すっげ!」
梓すご!!
梓の手助けにより、優奈から就くんへのチョコは完成。
梓も太一への想いをいっぱいこめて作っていた。
2人とも、うまくといいな―
あたしまで吊られて作っちゃったけど……、
「コレどうしよ?」
「うーん…慎にでもあげちゃったら?」
「そーしとくか!」
ってわけで、あたしの手作りチョコは幼なじみの慎にあげることにした。
はぁーもしコレを龍にあげれてら―
良いのに―
413: 名前:杏☆12/18(土) 15:04:26
次の日―
今日は、好きな人に想いを伝える日である。
「海斗~!!!」
「海斗くん~!」
海斗のファンらしき女の子達が隣の教室で騒いでいる。
「ゴメン、俺彼女いるから…」
いつもの、ふざけてる海斗じゃ……って!!
海斗って彼女って睦美ちゃんだよね
でも、前別れたって…。
「「「えぇぇぇ~!!!」」」
あたしの変わりに言ったかのように、海斗のファンの仔たちが騒いだ。
「ちょっとごめんね~! 海斗借りていいかな?」
「……」
あたしは、なにも返事されなかったから、海斗を教室につれてきた。
「ねーもう睦美ちゃんと付き合ってないんじゃないの!??」
「え…?」
「どっちなの?」
「付き合ってないよ。」
「じゃぁ今、付き合ってる人って誰?」
あたしは、次の言葉で驚いてしまった―
「伊藤光ちゃん……」
「あ、ひいちゃんね!」
って
「うっそ~!」
「いやマジ。」
そっか、ひいちゃんと海斗付き合えたんだ。
1つカップルが増えた。
次はどこができるのかな?
416: 名前:杏☆12/22(水) 13:51:36
「……」
俯いて歩いていると―
「あーや!」
「グヘッ」
優花が後ろから乗っかってきた。
「何、なにぃ!? 落ち込んでんの!?」
「いや?」
「じゃあ、」
「あのね、光ちゃんと海斗が付き合ったんだってよ?」
「へぇ……付き合ったねぇ~…」
「うん。」
「へぇ…………ってえぇぇぇ!!?」
今頃!?
「マジで!?」
「マジで…」
本当にびっくりだよ。
ひぃちゃん、の夢が1つ叶った…
んだよ…ね?
良かったよ―
「ホント、光ちゃんって海が好きだったしね?」
「うん! ずっと好きって言ってたし。!」
「でも、むぅーちゃんと付き合ってったって噂は―。」
「だよね…あたしも良くわかんないんだよ、そこんとこ」
そう、睦と海斗が付き合ってるって噂―
どこから、そんな噂が―
417: 名前:杏☆12/22(水) 14:06:19
「ま、良いんじゃない? 一件落着だと思うし!」
「そ、そうだね。」
ホントどこからそんな噂が―
朝の会の事だった
「あ、彩……ちょ、ちょっと相談が……」
「えっ……? 」
後ろを振り向くと―
明菜だった。
「あのさ、いっくに告、告白したいんだけど!!!」
雄斗の次はいっくですか……。
「え、? 」
「この手紙渡してもらいたいの」
自分で渡せよ。
アンタに協力したくないんだよね、
アンタと関わると、痛い目に遭うから嫌なんだよ
そしてそれを嫌って言ったら―
絶対アンタはこう言うんでしょ―
『せ、せんせー、彩花ちゃんが死ねとか言ってきたんですけど。』
どーせそう言うんだろ?
もぉいやだよ、あんたに関わりたくないんだけど。
「あ、いいよ~! 後でいっくに渡しとくね」
「うん」
頬を赤らめながら可愛い子を演じる明菜。
あんな顔で友達に死ねって言ったの?
明菜にはもっと最悪なことをされた子が2人いた―
あたしは、その噂を聞いた瞬間、
その場に座り込んでしまうようなくらい衝撃な言葉をあたしの親友に言った
最低…。
みんなからの明菜の印象は
可愛い、明菜ちゃんから
最悪な明菜へと
変わって言ったのでした―
419: 名前:杏☆12/22(水) 16:03:01
2年前―
~休み時間~
今は版が一緒な2人と話していた。
「アハハ、康太なに言っちゃってんの!??」
「だってよ、」
「こうちゃんさ、コナンのー……」
「あぁ、アレか、今度のは…」
「ええ! そうだったんだぁ!」
あたしと、康太と、雄大くんでコナントークしてた。
「え、知らなかったの?」
「え、あぁうん。」
あぁーあたしもひぃチャンたちと遊びいきてーよ…。
って思っていたら。
「ってかさぁ…ぅゎ…」
雄大君が急に小声になった。
小声「明菜ちゃん来たよ…」
「アイツってさ物盗んだんでしょ?」
「まあ…」
もうこの頃明菜の悪口は当たり前って感じだった。
あたし達しかいなかったせいか、明菜は教室をでてってしまった。
「なんなんだよ、アイツ」
「なんか意味分かんねー女だよな」
「……」
明菜が言ってから普通の会話になった。
~キーンコーンカーンコーンキーンコーンカーンコーン~
「……なんか先生来ないし…ひいちゃんとかいなくない?」
「だよな…。」
「おい、また、A・B・Cさんとか!?」
「アレ、いやなんだよなあ…」
426: 名前:杏☆12/23(木) 12:03:39
~A・B・Cサンとゎ~
明菜が嫌な事されると、すぐさま先生にチクリ
A・B・Cサンをみんなの前でやる。
誤解なのに、勝手に
(明菜)「私はいじめられてる」「いじめないで」
見たいな事を考えてる
明菜は誤解して先生に言って結局はあたしらのせいになる。
好き勝手しすぎる
A・B・Cサンの説明でした。
427: 名前:杏☆12/23(木) 12:17:19
でゎ更新開始します。
―――――
「何で、女子がちひろチャンと優花チャンと彩花チャンしかいねぇの?」
と不思議そうな男子達
あたし達は同じ班って事もあり、この三人しか女子がいなかった。
「何々!? 何があったのぉ!?」
「どーせ明菜チャンでしょ!」
「あぁーあの女…ホントあの子には皆手を妬くよね」
「明菜がアレでしょまたくっだらないことで先生にチクったんでしょ、どーせあの女のことだから」
と、3人で話してた。
ガラ―
ひぃちゃん、りぃちゃん、美帆ちゃん、由梨、杏ちゃん、明菜が入ってきた。
「あ、先生と、あの6人入ってきた」
と誰かが言った。
「女子来なさい」
…またですか…でもA・B・Cさんじゃなかった。
アレはいやだしね。
「またかよー」
「後で、事情教えろよな!」
「ちゃんと聞いて来いよ!」
と雄大君と康太に言われ、あたしは先生達の後に着いてった。
ガラガラ―
先生が少人数教室のドアをを開ける。
「じゃ、休み時間外にいった人来なさい」
と先生が言った
そして、あたし以外の皆が立ち上がった。
「え、彩行ってないの!?」
「え、あぁ、うん…」
「で、明菜さんたちと一緒に遊んでた人だけ、前来なさい」
とまた先生が言った。
やはり、さっき呼ばれてた人たちが前に言った。
「じゃあ、関係のある人たちはこの人ね」
「……」
みんながシーンとなった。
「明菜さんが、この5人にムカついて、死ね、絶交と言ったらしいんです」
はっ……!?
429: 名前:杏☆12/23(木) 12:25:20
はっ……ムカついて、なんで友達に死ね?
本当の親友だったら死ねなんて言えないよ
本当の親友じゃないから言えんのか……。
明菜…アンタはあたしをどこまで驚かす気?
どうして、死ね?
「ってことなので、そういうことは言わないように、ではこの6人以外教室に戻りなさい」
「「「はい」」」
あたし達は少人数教室をでた。
ありえない、なんで?
呆れるしかない、今回のは度が酷すぎる…。
「ないよね…」
「ありえない」
「死ねって…」
「も、アイツに関わるのやめよーよ」
「「うん」」
アイツに関わるのやめよーよ
本当にもう関わったら大変どころじゃなくなる。
ガラ
3人は教室に戻った
「なんだった!?」
「……」
「……」
「……」
男子が聞いてきたけど、あまりにも衝撃過ぎて言葉が…。
430: 名前:杏☆12/23(木) 12:30:03
あたし達は黙ることしかできない。
そしたら、ちぃが口を開いた。
「明菜が……あの5人に…死ねって…言ったらしい…」
「んなわけ! だって男子にはありえっかもしんねーけど女子には!」
「「本当だよ!」」
あたしと、優花が声を合わせて男子達に怒鳴りつけた
「ふ、アイツならやりそうだけどな」
といつも無口な拓が言った。
「だよな、でも死ねってねーよな」
「あぁーないよな…」
あたし達はそれを言ったらまた口が開けなくなってしまった。
そしたら
「ってか、明菜チャンっ物盗んだりしてたんだろ? アイツ店のものとか盗んでじゃね?」
と康太が言ったとたん、全員がシーンとなった。
最終更新:2011年01月16日 07:16