チャットから……【実話】

1: 名前:まりあ☆03/25(金) 18:26:15 
ねぇ……芽衣、絵里、何でこんなことになったんだろう…?
私たちはチャットを楽しんでいただけなのに……。

2: 名前:まりあ☆03/25(金) 18:40:29 
はじめまして!まりあです。
へたくそですが、読んでいただけたら幸いです♪

          • 人物紹介----
優奈…ここの主人公。ちょっと短気。あんまり勉強は
   できないが、スポーツはできる。
芽衣…優奈の友達。好奇心旺盛で泣き虫
絵里…クールで切れると怖い。
綾 …ハッキングの天才。みんなから頼られている。



第一話

私は優奈。ちょっと馬鹿な中一。
友達とチャットをするのが今一番の楽しみなんだ♪
「ただいま~」
早速PCの電源をつける。今日は誰がいるのかなぁ??

~○○ちゃっと~
芽衣・絵里の2人がいます。
「おっ!芽衣 絵里いるじゃ~ん!」
私は入室した。
芽衣:遅いぞ~優奈!
絵里:妹とけんかしたか?

ははっ! 今日も楽しいなぁ・・。
優奈:ごめんごめん。

それから2時間ぐらい3人はチャットをして過ごした。

芽衣;ちょっと落ち~。ってかまた明日ね!
絵里:りょーかい!」んじゃ私も落ちるわ。
優奈:そだね。 ってことで私も落ち~。

こうしてチャットは終わった。
3: 名前:まりあ☆03/25(金) 18:58:28 
第二話

芽衣、おはよう~!
「おっはよ~優奈!」
あれ?絵里は?
「なんか クラスでなんかあったみたい…」

私と芽衣はおんなじクラスだけど絵里はクラスが違うのでこうやって日常的に話すことはあんまりなかった。

私と芽衣は絵里のクラスまでいった。
「絵里~どうした?なんかあったのか?」
絵里は暗い…というよりなんか怒ってる。
「も~!マジ最悪。きのうチャット、ここのクラスの子といっしょにいてさ。愚痴を言ったわけ。先公のことを。」
ふんふん・・。で?どうした?
「その、愚痴ったことを先公にチクリやがった…。」
「うわ・・。最悪ジャン・・。」
「でしょ?あ、もう時間だ。私やることあるからまたね~
 芽衣、優奈。」
『ばいばーい』
「なんか 絵里も大変だね・・。」
そうだねぇ……。

こうしてこの会話を経て4時間みっちり授業になった。
ふぅ…疲れた。
「芽衣~帰ろう。」
今日は塾とか何にもないから芽衣を誘って帰ろうとした。
「ごめんね~…。今日クラブがあって無理…。」
まあ、中一って言ったら普通なんかクラブやってるよなぁ。

仕方なく1人で帰っている帰り道。ポスターにこんなことが書いてあったのを発見した。そこにはこう書かれていた。
≪チャットで、電話番号を聞かれても絶対に答えてはいけません!≫……だってさ。

まあ…うちらは大丈夫だよね?

家に着いたぁ~さあチャット、チャット!
今日のチャットであんなことをするとは思っても見なかった。

第三話

~○○ちゃっと~
加藤・の一人がいます。

あっちゃ~・・。誰もいないか…。
仕方ない。二人が来るまで加藤さんとお話しとこうっと。

~優奈が入室したよ~
優奈:こん☆加藤さんよろしくね!

~~~15分経過~~~
あれ?この人放置してるのかな?
詰まんないな…。早く二人来ないかな?

~絵里が入室したよ~
絵里:こんちゃー 優奈きたよ!加藤さんもこんにちは
優奈:ずっと待ってたんだよ?
絵里:≪秘密メッセージ≫かとうって人やってるのチャット?
優奈:≪秘密メッセージ≫わかんない…。

まあいいか…。
二人で30分間わいわい話していると・・・

~芽衣が入室したよ~
芽衣:こん☆

やっときた~芽衣!この3人が一番落ち着く。
芽衣:加藤さん初めまして!
絵里:≪秘密メッセージ≫その人、放置プレイ見みたい。
うんうん、いいたいことは絵里が言ってくれる。
いいやつだなあ~。

すると・・・!



今日はこのくらいで終わりにします。

また明日更新します。
5: 名前:まりあ☆03/25(金) 20:49:25 
加藤:ミンナ、ケイタイッテモッテル?
   ボクモキミタチトオナジ。チュウ1

~~~5分間の沈黙~~~
何で カタカナなんだろう?
携帯、持っているけど…。

芽衣:はいはいはーい!
   私もってるよ!
絵里:私も持ってる。
優奈:…………。
(ここは 言わないほうがいいかもしれないっ。)

加藤:ソッカ・・。ボクモ、ホシイナ。ケイタイ。
   モシ、カッタラ……。
芽衣:メアド交換しよっ!
(ちょ…何いってんの?芽衣!?)
加藤:ホントウ?ウレシイ。
   ゼヒ、ヨロシクナ。
優奈:≪秘密メッセージ≫何いってんの?芽衣!
   まだ しりあって 間もないのにメアドとか…。
芽衣:≪秘密メッセージ≫ 大丈夫だって!
   だって 買うかもしれないっていってるんだよ?
   ㊥1なら買ってもらうのにまだかかるっしよ。
絵里;≪秘密メッセージ≫
 いいんじゃない?イケメンだったらどうする~?

私って考え方が甘いのかな?
みんな こういってるし…。何とかなるか。



しかし この考えがあんなことになるなんて…。
ちゃんと2人を引き止めたらよかった………。


私は先にチャットを抜け、朝まで眠りについた。

6: 名前:まりあ HP☆03/25(金) 21:11:33 
朝、なかなか眠れなかった。
なんか、気になる。加藤のことだ。
もうかかわらないほうがいいかもしれない。
私の心がそういっている。

「イッテキマース!」
そういって 私は学校へ向かった。

「芽衣、おはよ~!」
「優奈おっはよ!」

芽衣は昨日と変わらず元気だ。

「あのね、昨日優奈先落ちたじゃん?その後加藤君顔、見せてくれたんだ! ちょーかっこよかったよ!」

「…は?あいつ携帯持ってんの?」
「ううん。PCで見せてくれたんだ!」

芽衣はずっと加藤のことを話していた。

それからは授業があり加藤の話は終わった。
「芽衣~帰ろう!今日は芽衣、クラブなかったから
帰れるよね?」

「あ…ごめん。 授業終わったら加藤君とチャットすることになったんだ。またね。」
芽衣は大きなバックを大事そうにもって図書室へかけて行った。

私はまた一人で帰ることになった。
そういえば、あのポスターがなくなっている…。
どうでもいいか。

ピリリン ピリリリリン

携帯の着信がなっている…。
見たことない番号。
「はい…?もしもし…。」

「ゴメンネ。タカラモノ、トッチャッタ。」

「え?それどういう……」
   ブチッ
電話は切れた。いったい誰なんだろう?
7: 名前:まりあ HP☆03/25(金) 21:25:20 
電話のことが気になったため気を紛らわそうとチャットを
しようとした…。

~○○ちゃっと~
加藤・芽衣 がいるよ

なあんだ 2人いるのか。
実はここのちゃっとは入る前に今の状況が
見れるのだ。
「2人どんな会話をしてるんだろう?」
軽い気持ちで覗いてみた。


すると とんでもないものが見えた。

芽衣:もっとご主人様ぁ…。

加藤:もっと俺の名前を呼べ!
芽衣:あっ!
   ごしゅじんさまああああん


加藤:ほらっ!
芽衣:大好きィ
なんということだ。まさか2人がチャHをしてるなんて
思っても見なかった。

それと 同時に信じられないことば…が
加藤:俺を優奈に取られていいのか?
芽衣:だめ!絶対だめ!
加藤;じゃあ 優奈をどうする?
芽衣:…ろす・・。
加藤;なんて?
芽衣:ご主人さまをとられるくらいなら私が優奈を殺してやる!!
加藤:はっはは!そうだよなぁ
   俺実は携帯持ってるしww
芽衣:メアドください。ご主人様。

私は見ていられなくなりチャットをでた。
これは入らなくて正解かもしれない。

12: 名前:まりあ☆03/26(土) 14:21:41 
なんで?何で?
芽衣は私の友達じゃなかったの?
チャットで知り合ったあいつを大事にするの?
……『殺してやる』って…芽衣、本気なの?

 不安を隠せないまま私は朝になるのを待った。

~~翌朝~~

とにかく、芽衣に会って話しをするしかないな…。
いつもより遅い足取りで学校へ向かった。
「芽衣、おはよ~う!!」

 すぃっ…
(え?無視された?そんなはずは…
  私はもう一度言ってみた。)
「芽衣っ!おはよう!」
…「あぁ…優奈。あんたなんかに加藤様は渡さない」

…やっぱり、ね。 昨日のチャットは本当だったんだ。

私は絵里の元へと走っていった。
「絵里……。」
絵里は、私の目を見て、「どうしたの?」といってくれた。

私は、絵里にすべてを話した。

13: 名前:まりあ☆03/26(土) 14:39:23 
~~芽衣目線~~

私は芽衣。よく3人とチャットをやっている。

最近、加藤って人が気になるんだ。
PCの写真を見たらもう、ちょうイケメンで、私はすぐ仲良くしたいと思った。

~○○ちゃっと~
加藤・がいるよ

うわっ!やったぁ!加藤君だ!しかも2きり
私は迷わず入室ボタンを押した。

芽衣:かとうく~ん!
加藤:芽衣、こんにちは!

ふふっ!呼び捨てだぁ♪うれしい☆
加藤:≪秘密メッセージ≫チャHしない?
えっ? こんなに早く? まあチャだし、いっか。

~~私は加藤君と幸せな時間を過ごした。~

でも、次第にこんな感情が生まれてきたのだった。

真帆が入室したよ

真帆;こん
加藤:こん
真帆:加藤君はどこ住みですか?
加藤:う~ん…俺は…。

やめてやめて…私の加藤君に話しかけないで…。
そんな感情が生まれてきた。

芽衣:真帆って言う人死んでくれない?うざいんだよね~
   消えちゃえ!

真帆:は?あなたが死んでくれない?
加藤:≪秘密メッセージ≫だよね。俺も芽衣と一緒にいたい。
(私、加藤君とおんなじ気持ちなんだぁ♪)

真帆:もうこんなところ 嫌っ! かえるわ

~真帆が退室しました。~


加藤;俺を優奈に取られていいのか?         

えっ?優奈…?呼び捨て?優奈も加藤君とこんなことしたんだ。絶対そうだ

芽衣:…ろす
そうだ!取られるくらいなら優奈を殺してやる


私だけの加藤君。誰にも渡さない。優奈にも。絵里にも。
            • 絶対、ね・・・・・・・・

14: 名前:まりあ☆03/26(土) 14:54:39 
私は絵里にすべてを話した。

「マジでっ?っくそっ。まぁ私のほうが上だし。」

「…何のことを言ってるの?絵里。」
私は最初意味がわからなかった。 

「ううん…なんでもない。」


絵里はふらっとクラスへ帰っていった。

授業も終わり家へついた。今日は散々だったなぁ。

芽衣のことはすっかりどうでもよくなって、今日もチャットをはじめようとした。













そのとき  

「ピリリン、ピリリリリン♪」
携帯の着信音が鳴った。相手はもちろん……知らない番号。

「はい…もしもし。」

「メイカチャン モラッチャウネ。」

そういって電話は切れた。チャットはいつもどうり楽しかった。 あの3人はいなかったけれど。

「ピリリリリ~ン」
メールの着信音がなった。絵里からだった。

タイトル:愛しの人へ

ん?愛しの人?私は女だぞ。
そう思いつつもメールの内容を読んだ。

加藤君へ♪
私加藤君ことだぁ~いすきだよ☆
芽衣より私のことを選んでね!絶対だよ♪

私だけの加藤君。
芽衣なんて殺してやるっ!
加藤君がモシ、万が一優奈を選んだら優奈も殺してやる!


      • とかかれてあった。






もしかしてあいつが言ってた宝物って

『ワタシノトモダチ?』

16: 名前:まりあ☆03/26(土) 17:38:25 
嘘だ 噓だ ウソだ……

こんなチャットで2人がおかしくなっている…。

芽衣、絵里 どうしちゃったの?
いったい私が退室した後、何が起こったの?
加藤は何がしたかったの?

私の心は疑問でいっぱいだった。

明日2人に聞いてみよう。


じっくり 3人で。

18: 名前:まりあ☆03/26(土) 17:51:35 
~~絵里目線~~

確かに、簡単にメアドは教えられないよなぁ…。
そう思いつつも興味ははっきり言ってあった。

ん? 何で優奈退室したんだろう?まぁいいか


~○○ちゃっと~~

加藤;≪秘密メッセージ≫→絵里
   俺さ実は携帯、持ってるんだ☆

えっ? 俺? さっきまでボクって言ってたのに…?
まぁ 面白そうだしいいか。
絵里:≪秘密メッセージ≫→加藤
   うっそーマジで?教えてよ♪
加藤:≪秘密メッセージ≫→絵里
   ええよ。
   ○×△□@1202。ne,jp 

  うわ・・こんな間単に教えてくれるなんて・・。

私はチャットを抜けメールをすることにした。


そのメールのやり取りであんなことが起こるなんて
夢にも思っていなかった。

19: 名前:まりあ☆03/26(土) 18:04:35 
翌朝、2人の話を聞きたかったために私は家を早く出た。
だんだん心臓が誰かにつかまれた感覚になる。

何気ない2人と話すだけなのに、加藤のことになるとなんだか2人とも、狂うかもしれない。

そんな考えが浮かんでいた。



「芽衣。おはよう」
私はちょっと静かめに挨拶をした。

「あんたに加藤君はわたさ…」

「知ってる。」
だって本当のことだもん。


「加藤君のこと私が教えてあげる。だから話を聞いて、ね?」

しぶしぶ芽衣はゆっくりと首を立てにふった。

同じように絵里にも加藤の話を持ちかけた。
(2人とも、本当に好きなんだなぁ)

私の成績は確かにヤバイと思う。
ま、㊥1だし別にいいか。

芽衣と絵里は成績がいいので問題はなさそうだ。

生まれてはじめてのサボリがこんな形になるなんて
ちょっと、いやだったなぁ

話し合いは使われていない旧校舎。
移動中は誰も言わなかった。
途中、メールの着信音がなったが私は気にせず歩いた。

このとき、ちゃんとメールを確認したらよかった。
とりあえず目的地に着いた。

芽衣、絵里はいかにもめんどくさそうな顔。
私は本題に入った。

「ねぇ…芽衣? 私、チャットで加藤とのやり取り
 ………見てたんだよ?」

ちょっと 皮肉っぽく言ったみた。
「んなっ… どうしてそれ…」

何で知ってるの?と、いいたげな芽衣の顔


「ふざけんなっ!どういうことだよ!」
切れると怖い絵里が怒鳴りながら、机を蹴った。


「芽衣、私を殺すの?ねぇ?殺すの? 絵里の私を殺すんでしょう?………加藤を取られないために。」

「っ……それは…。」
2人とも図星だったようだ。


「あぁ…そうだよ?!私だけのものにならないから殺そうと思ったんだっての。」

「ピリリリン…ピリリリン」
私の携帯の着信がなる。
「はい?もしもし。」

「タカラモノ、トラレタカンジハ、ドウ?
 ヒトリボッチノキモチハ、ワカッタ?ハハハッ
 …きちんとメールを見たらよかったのになぁ。」

「ブッチン」電話は切れた。

「どういうこと?」
私はメールを見てみた。

『ぶっ殺してやる。』送り主は見たことのないアドレス。
恨みがあるように大きい文字で赤い色をしている。


私は恐ろしくなって携帯をバッグに入れた。

あたりを見渡すとすっかり日が暮れていた。

芽衣と絵里はもういなかった。

このとき気づかなかった。 携帯を落として、いれたはずになって、家に帰ったことを。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
んち様、あげありがとうございます☆☆

また明日更新します

24: 名前:まりあ☆03/31(木) 09:24:09 

もう、すっかり暗くなって家に着いた。

はぁ…明日からは違う友達作ろうかなぁ。
とっても今は暇なので 興味半々不安半々チャットのサイトを開いた。

~~○○ちゃっと~~

絵里・芽衣がいるよ

絵里:ぎゃはは!優奈のやつあんなにびびってるよ!
芽衣:だよね だよね!
   加藤なんかいないっつーの

????何のはなしをしているの?

芽衣:さっすが絵里!お金持ちはいいなぁ。
   だって、PCいっぱいあるから加藤のふりできるし。
絵里:まぁね。でも 芽衣もやるじゃん!
   彼氏に優奈に脅迫電話かけさすって…!
芽衣; 全部 うちらが仕組んだのにねぇ~~


絵里:あいつってマジで馬鹿ぁ~~!


  なにそれ…。こっちは心配もしてたのに。

 全部演技だなんて…。

また 裏切られた。今度は信じようって思ってのに。

25: 名前:まりあ☆03/31(木) 09:35:37 

あれは、小4のとき。

私は本ばっかよんでて誰からもかまってくれなかった時。
あの時は頭もよくて親に怒られることは少なかった。

でも…。



ある日、学校についていつものように本を読もうと思った。

でも その本は…めちゃめちゃに破かれていた。
「死ね」とか「消えろ」とか黒マジックで堂々と書かれていた。

何で?どうして?こんなことされないといけないの?

くすくすと笑う声が聞こえる。

そっか…。きっとこれは--いじめーーなんだ。

それから毎日靴を隠されたり体操服が破かれたり悲惨な毎日だった。

でも……あの二人…芽衣と絵里が助けてくれた。

「ちょっと!みんななにやってんの?」
「そうだよ いじめはよくないよ!」

2人ともクラスの人気者ですぐにいじめはなくなった。
そうして2人と仲良くなった………はずだった。


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最終更新:2011年11月12日 01:18
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