君を好きになる5秒前 続き3

85: 名前:雷蓮☆2011/07/19(火) 23:08:10


~蓮side~

あぁー…。クソっ!

康介の変な号令のせいで、

俺まで職員室呼び出しだ…。

せっかく今週こそ、

舞と放課後どっか寄ろうと…

「スルーするなんて、舞ちゃんらしくないね?」

…はぁ? この声は確か…小野蒼太!!

「そういう天然な舞ちゃんが可愛くって、俺…好きなんだ」

ちょっ、待て!! 何俺より先に、告ってんだよ!?

「友達として両思いだね!」

…あぁ。忘れてた…。

こいつ人一倍、ド天然なんだった。

心配する事もなかったな…。

「蓮、俺はあきらめないから。
 絶対舞ちゃんは俺の彼女にしてみせる」

「あぁ、やってみろよ。
 こいつは俺の彼女にするんだ。
 ぜってぇにお前には舞の心は奪えねぇよ」

蒼太。 こいつはマジだな…。

さっそくライバル登場ってことか…。

ま、舞も自覚ないけど、

ものすっげぇモテるんだよな。

油断は禁物ってことかよ。

舞の隣は、この俺でありたいんだ。

この想いは、きっと誰にも負けねぇ。

いや、負けるはずがねぇ。

心臓の鼓動が早まるのを感じる。

俺でも焦ることがあるんだな…。

こりゃいいライバルに出会えたな…。

86: 名前:雷蓮☆2011/07/19(火) 23:47:38


~舞side(普通視点)~


  • 夜-


私は蒼太くんのことがまだ分からないので、

鈴音に聞いてみることにした。

『もしもし? 舞?』

『鈴音~~!!』

『どうしたの?』

『今日ね、小野蒼太くんに声かけら…』

『うっそぉぉぉぉぉ!?』

『本当。 それでね、よくわかんないから…』

『小野蒼太。 誕生日は8月23日。
 血液型はO型。
 可愛さとかっこいいその容姿から、
 女子たちを虜にしてきた。
 告白された回数は星の数以上!!
 ラブレターが下駄箱に入っているのは毎日!
 男子からのファンレターもある。
 また、部活のオファーや助っ人を
 頼まれることが多い。
 今まで好きになった女は一人しかいないが、
 それが誰なのかは分かっていない。
 ただ、片思い歴4年らしい…』

さすが鈴音…。

伊達に情報屋と呼ばれてはいなかった。

『そうなんだ!分かった、ありがとう!』

『蒼太のファンクラブは、
 今1000人こえてるから
 あんまり話し掛け過ぎると目をつけられるから
 気をつけてね!』

『了解!それじゃ、また明日』

『はいはーい』

   ガチャ…

ファンクラブって…。

蒼太くんって芸能人並にすごい…。

アメリカで言う、日本のハリウッドスターは

蒼太くんに違いない…。

そういえば、放課後にメアド交換した。

それを見てた蓮くんの顔がすごく怖かったけど

なんかあったのかな…?

私はまだまだ分からないことがいっぱいです---。

96: 名前:雷蓮☆2011/07/21(木) 18:03:15

~翌日~

  ガラガラ…

教室には珍しく、蓮くんと蔵間くん。

…と、蒼太くん??

なんでこんな早くいるのかな??

「おはよう」

不思議に思いながらも話しかけてみる。

「おはよう、舞ちゃん」

蔵間くんが爽やか笑顔で答えてくれる。

あぁ、なんて爽快でフレッシュな!!

「おはよう、ま…」

「おはよう、舞ちゃん!」

蓮くんが私にあいさつしようとしたら、

蒼太くんにさえぎられてしまった。

「おはよう、蒼太くん」

蒼太くんはかわいくて癒される…。

女の子の私でも、憧れてしまうくらいかわいい。

「今俺の事、かわいいなとか思ったでしょ?」

「えぇっ!?」

いきなり心を読まれてしまった。

「図星? 俺、好きな人のことなら分かるよ?」

「ご、ごめんね?」

「うん、いいよ」

「本当!?」

やっぱり蒼太くんは可愛いし、優しい!!

「キスしてくれたらね?」

「……え」

えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!?

い、い、今、きききききき、キスって…!?

「そ、そそそ蒼太くん!!からかうのは…」

「からかってないよ? 
 好きな人からのキスくらい、
 みんな欲しがるでしょ?」

蒼太くん、まさかの一言…。

私は顔を真っ赤にして口をパクパクさせている。

「おい!! 蒼太、てめぇ何言ってんだよ」

れ、蓮くん!

私をフォローしてくれて…

「このバカは俺のモンだ。
 第一、キスなんてできるわけねーだろ!!このバカに!!
 理解するのにあと百年はかかんだろ、このバカは。
 よく考えてからもの言えよ、蒼太」

え…。

蓮くん、なんか私、グサッときたよ…?

何回も「バカ」って言われてんですけど?

てか、全然フォローになってないし…。

私を傷つけにきたんですか、あなたは…。

「蓮くん、舞ちゃんは俺が彼女にするんだ」

「バカ言ってんじゃねぇよ。俺に決まってる」

ちょっと待って!誰の事で争ってんのかわかんないし、

私だけおいて話進めないでよ!!

「舞ちゃんも罪だねぇ~」

「く、蔵間くん!?」

蔵間くんが私に爽やか笑顔で言う。

罪ってなんですかーーーー!!


97: 名前:雷蓮☆2011/07/21(木) 18:34:24


「おはよー」

私が混乱しているところに、

やっと康介と鈴音が登校してきた。

「うぃっす、蓮!!お??
 蒼太、お前早いな~」

「うん、康介もじゃない?
 やっと愛人との二人っきりの登校ができて
 上機嫌ってとこ??」

「愛人???」

私が疑問に思って、

康介の顔を見ると…真っ赤!!

「ちょっ、康介!!? 大丈夫!?」

「あああああ、当たり前だ!! 問題ねぇ!!
 ちょっと武塔に用事頼まれてるから!!んじゃ」

  ダダダダダー!!

「あ、康介!!」

「大丈夫だよ、舞ちゃん。
 康介は元々、ああいう奴なんでしょ?
 今頃心配しなくても、もうあいつはおかしいよ」

蔵間くんが消えゆく足跡に耳をすましている。

「…にしても、両思いだったんだな、お前ら」

蓮くんが驚いた顔で鈴音に言う。

あれ…?鈴音…?

鈴音も康介と同じく、顔が赤くなっている。

しかも超、恥ずかしそうに…。

両思いって…あぁ!!恋愛か!!

ってことは、康介と鈴音が付き合うってこと!!?

「鈴音!! いつから康介のこと好きなの!?」

「っ~~~~しょ、小学生の時…から」

「康介も一途だからね」

蒼太くんが笑いながら言う。

「面白そうだね、これから。
 あ、そういえば遊園地のことなんだけど
 待ち合わせ場所とかどうする~?」

「おい蔵間…」

蓮くんはなぜか、ここで言うなといわんばかりの顔。

食いついてきたのは…蒼太くん。

「遊園地に行くの!? 舞ちゃんも!?」

「はぁ~…」

蒼太くんがキラキラの目で言う横で、

蓮くんが「やばい…」と声を漏らす。

「俺も一緒にいい!?」

「ダメだ!!」

さえぎったのは、蓮くんだった---。

私が蒼太くんの気持ちにきずくまで、

あと少し---。


106: 名前:雷蓮☆2011/07/23(土) 19:57:00


「ダメだ!!」

蓮くんが険しい顔で、断固拒否する。

「何で?? 全然行ってもいいじゃん」

蒼太くんは気にしない。

蓮くんはすごく嫌そうな顔。

「俺が嫌なんだよ」

「蓮には関係ないだろ?」

「ある。俺も行くんだよ」

「じゃあ、来なければいい」

「行くって決めたんだよ。お前があきらめればいいじゃねぇか」

「嫌だよ。舞ちゃんがいるのに」

「っ……」

「あれ? 蓮は何のために来るの?」

「ちょっと待って!!」

私が割ってはいる。

「ん? 舞ちゃん、どうしたの?」

「何で私がいるから来るの??」

疑問をぶつけた私。

「好きだからだよ。 舞ちゃんを恋愛対象としてね…」

「!!!!」

驚いて言葉もでない私…。

「おい、蒼太」

「なに? 告白するのは俺の勝手でしょ?」

「ちったぁ一目も気にしやがれ。不愉快だ」

「へぇ…。 人前で喧嘩売ってる自分には甘いんだ?」

その一言で空気が変わる。

すごい覇気のある空気に。

「蒼太、お前猫かぶりか?」

「そんなことないよ。 好きな人には素でいたいでしょ?」

「そういうのを猫かぶりっつうんだよ」

「俺は蓮には負けないからね?」

「フン…」

私は蒼太くんに

何て返事をしようか迷っていた。

「じゅん」

「ん~?」

「余分なチケット一枚、あるよね?」

「え? あぁ、ま、まー…ね?」

「それ、俺が買った」

「つまり…行くってこと?」

蔵間くんは少し困ったように言う。

「そ!じゃね!」

タタタタ---

蒼太くんは言うことだけ言って、

部活の朝練に急いで向かった。



108: 名前:雷蓮☆2011/07/23(土) 20:12:22


~蒼太side~

「あーあ…。言っちゃったよ」

本当は舞ちゃんと二人きりのときに、

言いたかったんだけど…。

ま、蓮には負けるつもりはないからね。

舞ちゃんの彼氏になるのは俺でありたい。

この想い、早く舞ちゃんの心の奥に届いてるかな…?

一人、青空を見上げる、始まりの朝---。

109: 名前:雷蓮☆2011/07/23(土) 20:20:56


~蓮side~


クソっ…。

あいつに先越された…。

舞は単純だから、惚れたかもしんねぇ…。

何をしていても気になってしまう。

顔が浮かんでしまう。

俺は舞にどれだけ惚れてんのかを、

今日改めて感じた…。

それと同時に、焦りも感じ始めた。

けど、蒼太にはぜってぇー渡さねぇ。

いつも俺だけを頭に入れさせておきたいと思うほど、

俺はアイツを求めているんだ。

不良の俺に、振り向いてくれるか分からない。

けど、俺の気持ちだけは無駄にしたくない。

それが、

それぞれの想いがぶつかりあう

 夏の恋 の始まりだった---。









116: 名前:雷蓮☆2011/07/24(日) 12:13:12

~舞side(普通視点)~

  • その日の夜-


私は蒼太くんの一言に驚いていた…。

 “好きだからだよ。恋愛対象としてね…”

あの一言に私の心は跳ねた。

一瞬、ときめいたのも事実。

けど、蓮くんへの

ときめきの大きさに比べれば

全然小さかった。

蒼太くん…。

何を考えているんだろう…。



120: 名前:雷蓮☆2011/07/24(日) 12:52:41


  • 遊園地前日(土曜日)-


今日も学校。

なんか行きづらいよーな…。

昨日は蓮くん、

イライラしてたから話し掛けなかったけど

今日こそは大丈夫だよね…?

「康介…、手…」

ふと風に乗って聞こえてきた小さな声が、

私の耳にとまる。

聞き覚えのある声…。

あ!!

「鈴音!!」

思いっきり振り返ったとき、

鈴音が真っ赤にして康介に手を差し出していた。

あぁ、手をつなごうとしているのか。

なんかこっちまで恥ずかしくなってきた。

「んだよ…。……ほらよ」

康介はぶっきらぼうに鈴音の手を握る。

鈴音は恥ずかしながらも嬉しそう。

「こ…すけ…好き…」

「っ!!!!!!」

突然の鈴音の愛の言葉に

康介が赤面する。

「あのドSの鈴音が、甘々…」

蔵間くんがいつの間にか私の隣で

二人の初々しい登校デートを見物。

「舞ちゃん、俺らは早く学校行こうか」

「え、あぁ、うん!」

二人は昨日、付き合ったばっかりで

ラブラブなのだ。

だから今週の遊園地は、二人で行動するらしい。

「…舞ちゃんは、蒼太と蓮…どっちを選ぶの?」

「え!? 蔵間くん!?」

「ははっ。 冗談冗談!
 ちょっと驚かしてみただけ」

「そ、そう…」

「俺は協力するから。
 約束したでしょ?
 ま、蓮を選んだときの話」

「わ、私はっ…蓮くんが…」

「俺が…どうしたんだ?」

「!!!!?????」

「ちょ、蓮!!」

「何だ?」

「いきなり後ろから来ないでよ!」

蔵間くんが蓮くんに説教する。

たぶん、私の本音が聞けなかったからだと思う。

自分でも分かってしまった。

「は…?ま、いいや。遅刻すんぞ?」

スタスタ---

「ごめんね、舞ちゃん」

「う、ううん。びっくりしたよ…」

「俺も。ああいうときだけ、気配消すんだから蓮は…」

蔵間くんがあきれたように言う。

でも、今のは本当に危なかった…。

蓮くん、私の気持ちを知ったらどういう反応するのかな…?

ふと思う、風がここちよい朝---。




121: 名前:雷蓮☆2011/07/24(日) 13:18:18


  • 教室-


「あ、舞ちゃん!」

蒼太くんが元気そうにあいさつする。

昨日のことはまったく気にしていない模様。

「おはよう、蒼太くん」

私もいつも通りの振る舞いを見せた。

…ハズだったんだけどー…。

「昨日のこと、気にしてる?」

微笑しながら私に問いかける蒼太くん。

「えっとー…」

「図星だね?」

「…」

「俺、本気だから。
 それに、舞ちゃんには可愛いじゃなくて
 かっこいいって思われたいんだ。
 男はそういうものなんだよ」

「そうかよ? じゃあ、俺も本気でいくぜ?」

「れ、蓮くん!!」

「俺はあきらめるつもりはねぇ。舞…」

「な、なに?」

「俺と蒼太…。
 遊園地でお前を楽しませた方が
 お前の彼女になる。
 この条件で申し込んでもいいか?」

「蓮くんと蒼太くんが…彼氏に?」

「どちらかだ」

「うん」

「俺はお前に選んでほしい。
 これだけは心にとめておいてくれ」

「…分かった」

「俺も舞ちゃんに選んでほしい。
 楽しませてあげられる自信はあるよ」

蒼太くんも蓮くんに負けていない。

私は静かに自分の心に聞いてみる。

私の好きな人は誰…?



122: 名前:雷蓮☆2011/07/24(日) 13:30:07


  • 休み時間-


「舞さーん」

武塔先生に突然、呼び止められた。

「はい、何ですか?」

「ちょっと頼みたいんだけど…」

「いいですよー」

「本当!? 
 実はさ、蓮がまだ世界史の宿題出してなくって」

「はい」

「放課後、俺のとこまでくるように言っといて」

「分かりました」

「お願いね!じゃ」

武塔先生は忙しそうに廊下を走ってく。

あ、先生、廊下走っちゃだめなんだー。

先生の背中につぶやく。

「武塔のやつ、俺が宿題ださないからってよォ」

「あ、蓮くんいたんだ?」

「あいつがしつこく宿題提出!ってせまるから、隠れてた」

「ダメだよ、隠れちゃ」

「呼ばれたら終いだな。面倒くせぇけど、行くか…」

「蓮くん、頭いいのにもったいないよ」

「こういうのは戦力で有利になる」

「社会に出ても有利になるよ?」

「俺は今を楽しみたいんだ」

「そういうタイプだったんだ?」

「…嘘。からかってみただけ」

「あ!!ひどい!!」

「日頃、ボケーっとしてっからダマシに引っかかるんだよ」

「蓮くんが好きだから信じてるのに…」

「っ!!」


125: 名前:雷蓮☆2011/07/24(日) 15:13:51


「っ!!」

「…?? 蓮くん、どうしたの??」

私のさっきの一言に、顔が真っ赤。

「何か変なこと、言ったのかな??」

「…いや…何でもねぇ…。
 お前そーいうこと、他の男に言ってないだろーな?」

「そーいうことって?」

「気安く 好き って言う言葉!!」

「あ、あぁー。うん。大丈夫だと思うよ?」

「大丈夫じゃダメなんだよ。これからは俺だけにそーいうこと言え」

「どして??」

「どうしてもだ。ほら、さっさと教室もどれ」

「蓮くんは一緒に行かないの?」

「……頭冷やしてから行く」

キーンコーンカーンコーン---

「ほら、早く行け」

「うん。サボっちゃダメだよ?」

「わーってるって」

「じゃあ、またね」

タタタ…

変な蓮くん…。

私は急いで教室へ戻った。

126: 名前:雷蓮☆2011/07/24(日) 15:37:57


~蓮side~


  • 屋上-

“蓮くんが好きだから信じてるのに…”

あの一言で俺の心はどれだけ揺すぶられただろう。

この鼓動が高速にうなる。

俺の脳内、瞳、すべてがアイツで埋め尽くされる。

「やべ…」

いつのまにか目で追っている。

どこにいても、何をしててもアイツの笑顔、声、姿…。

すべて俺の中に浮かぶ。

学校じゃないときだって、舞の姿を探してるんだ。

これは重症かもしれない…。

ふと思っていたら、後ろから声がした。

「なーにサボってんの」

「!!」

「武塔先生、みーつけちゃった」

「ロリコン教師も大概にしとけよ」

俺はコイツに会う度、嫌な思いをする。

この前、俺が舞を好きだってことがコイツにばれたから。

まぁ、その前からコイツと会う度

不快な思いはしていたがな…。

「いくら可愛い生徒だからって、
 ストーカーまですんなよな」

「可愛いなー。恋のお悩みかい??」

ニヤけたツラが、なおイラつく。

もうコイツ殴ろうかな…。

「人の悩み事に、首突っ込んでんじゃねぇ」

「突っ込んでないよ!温かく見守って…」

「ストーカー教師」

「君、どんどん口悪くなる…」

「てめぇのお世話にゃ、なりたくねーんだよ」

「そんな遠慮しないで~」

ウゼェ…。

「だからフラれるんだよ、アホ教師」

「その言い草は刺さるよ!!蓮くん!!」

半泣きのお前に、刺さるもクソもないだろ。

てか、本当にコイツは何なんだ…。

「俺、教室戻る」

「俺の力、偉大なり!!」

「ちげーよ。舞と約束してんだ」

「え!? 俺に見つかったからじゃないの!?」

「ったりめーだ。ストーカー教師と同じ空気吸いたくねーよバカ」

「もう!!恋愛の秘訣、教えてやんないからなーー!!」

いや、お前が教えたいだけだろ。

俺は一人でキレてるバカをあとに、

教室へ戻った---。



タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2012年08月13日 01:17
ツールボックス

下から選んでください:

新しいページを作成する
ヘルプ / FAQ もご覧ください。