相手の狙っているコースを読んで先回りすること。
至極当然のように思えるが、裏をかかれれば当然、打ち負ける。
しかし先読みが完全に成功すれば相手のスマッシュですら普通に返球でき、それがカウンターになり得る。
ドロップショットを読めた場合も同じ。相手に強力な左右の2択を迫ることができる。
先読みの方法だが、相手の思考が読めればそれが最良である。
しかしそんなことは不可能であり、実現できたなら別のことに役立ててほしいものだ。
だが読める。と、言うのは「洞察力」が大きく関係してくる。
相手の癖を読み取るのが手っ取り早い。定石に乗ってくるのか、こないのか。左右に振るタイミング。毎回コート中央に戻るのか。ネットダッシュするタイミング。
それは現実のテニスとほぼ同じである。
ここでゲームらしさを使ってみよう。
このゲームで強いショットを打つには、
これに限る。しかしこれを意識しすぎると、ボタンを押す直前にはすでにレバー入力を始めている。これはパワスマ2からのプレイヤーには顕著に見られ(前作はボタンを押す前から打球コース入力判定があったため)、これを観察していると相手の狙っているコースが先読みできる。
つまり、相手が打球モーションに入る直前に前に進んでいたならダウン、ザ、ライン。横に移動していたならクロス。
パワスマ3になって、ボールに向かって助走しながらの打球モーションが追加されたため、その場合は頼りにならないし、カウンターショットの要素が追加されたために、上級の対戦になるとこの方法では裏をかかれてしまうことも。