42.エセル・エルデム
1747村2018村

名前:エセル・エルデム(Eser Erdem)
年齢:36
身長:176cm
職業:石工
出身:北キプロス

……遅くなった。
エセル・エルデム……石工をしている。その前は……ムショにいた。
……他、これといった特徴はない。……面白みのない人間だろう。
……無愛想は……元からだ。……怒ってはいない。



家族は父母に兄と年の離れた妹が一人。いわゆる下層階級の人間。
脛に刺青がある。

若い頃から芸術家に憧れており、そのことを伝えてみたところ、周囲や家族から「お前には向いてない」「お前にそんな才能はない」「お前には無理」…と反対され、一度は夢を諦め鉱夫の職につく。
そのまま数年ほど鉱山で働いていたが、ある時そこで揉め事が起き、止めようとしただけであるにも関わらずその厳つい外見だけで関与を疑われ、誤解が解けないままに傷害罪で懲役6年の実刑となる。

それから刑務所にいる間、自分の人生を見つめ直し、せっかく一度きりの人生なのだから人の言葉に惑わされず自分のやりたいことをやろうと決意。
シャバに出た後は縁者を辿り、ギリシャで再スタートを切る。そこで今までの経験を生かして石工の仕事につくと、親戚からとある彫刻家を紹介された。その彫刻家はこれまた親戚の旦那だったという。
……ということで、フォティーニの親戚です()セカイハセマイネ(?)

今は石工の仕事をしながら、たまにペトロスの手伝いをしている。
といってもまだ彫りの経験はそこまでなく、石の切り出しや研磨といった作業が主。
しかしいつか彼から学んだ後は自分の作品を作りたいと、今は日々空いた時間に絵を描いてみるなど創造力を磨いている。

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人柄は無口で無骨で無愛想、見た目で勘違いされがちだが心根は優しい。虫も殺さず逃がしてあげるタイプ。
そして外見に似合わず小さいもの、愛らしいものがわりと好き。動物もふもふ。
甘い物も好き。

刺青は「妹が見つけやすいように」という変な理由から入れた。

ペトロスの弟子にしてもらえないかと日々念を送っており、そのための努力を惜しまない。彼のことも「先生」と呼ぶ。
…当の本人は師という意味でなく芸術家としての意味だろうと捉えてるけど()そもそも弟子の希望を受け入れてもらえるかは…だってあいつ弟子とかとらなさそうだもんナ…あと教えるのも難しそう天性の感覚でやってるから()

せっかくだし(?)ウルヴィとも関係を持たせてみようか。土語コンビ。しかしそういやエセルは訛ってないな…今は希語ないし英語だけど元々は江戸っ子口調だったり…いや似合わな…(
ウルヴィとは、ムショから出て最初にトルコに行った際、郷里を出て行き倒れてた彼を助けた…とかで。

名前の意味。
エセル→土語で「製品」「業績」転じて「芸術作品」…の意味で使われることもある…らしい。
エルデム→土語で「美徳」。

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一人称は「俺」
他者への呼び方は年上には名字+さん、年下には名字呼び捨て。
最終更新:2022年10月15日 17:44