ここでは『メタルギアソリッド3』及び『メタルギアソリッドΔ』に登場する「猿蛇合戦」及び「ボム蛇合戦」で作られたステージ名称の元ネタをリストアップする。
猿蛇合戦
『サブスタンス』以降から追加されたステージ(『リターン・オブ・ザ・リビング・エイプ』、『ジ・エイプ・オブ・ラース』)ではスネークはステージコールしてくれない。 また『Δ』ではステージコールそのものがない。(後述するボム蛇合戦との兼ね合い?)
タイトル |
映画名 |
備考 |
エスケープ・フロム・ザ・ジャングル |
Escape from New York(『ニューヨーク1997』) |
今回の舞台は自然豊かなジャングルなので |
ドラグネット・オブ・ザ・エイプ |
Dragnet(『ドラグネット 正義一直線』) Planet of the Apes(『猿の惑星』) |
2つのタイトルを組み合わせたものとなっている |
ドーン・オブ・ザ・エイプ |
Dawn of the Dead(『ゾンビ」) Planet of the Apes(『猿の惑星』) |
2つのタイトルを組み合わせたものとなっている 『ゾンビ』についてはフェイスペイントでもネタになっている |
エイプ・フィアー |
Cape Fear(『恐怖の岬』) |
本編ではコブラ部隊にザ・フィアーが居る |
風と共に猿 |
Gone with the Wind(『風と共に去りぬ』) |
唯一の邦題ダジャレ |
リターン・オブ・ザ・リビング・エイプ |
The Return of the Living Dead(『バタリアン』) |
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ジ・エイプ・オブ・ラース |
The Grapes of Wrath(『怒りの葡萄』) |
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ボム蛇合戦
猿蛇合戦と違って基本的に邦題ダジャレがほとんどである。 またほとんどが宇宙に関連する映画となっており、『MGS3』の時代からすると割と未来なものが使われている。
タイトル |
映画名 |
備考 |
ボムとの遭遇 |
Close Encounters of the Third Kind(『未知との遭遇』) |
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ボム・アタック! |
Mars Attacks!(『マーズ・アタック!』) |
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インデペンデンス・ボム |
Independence Day(『インデペンデンス・デイ』) |
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メン・イン・ボム |
Men in Black(『メン・イン・ブラック』) |
奇跡的にどっちも『MIB』である |
地球に落ちてきたボム |
The Man Who Fell to Earth(『地球に落ちて来た男』) |
ボンバーマンなのである意味正解? ちなみにデイビッド・ボウイは『世界を売った男』でも『MGS』で関わりがある |
ボム&スネーク |
??? |
唯一どの映画なのか特定できなかったもの(後述) |
ボムが静止する日 |
The Day the Earth Stood Still(『地球が静止する日』) |
一応リメイク版の方らしい(もとになったのは『地球の静止する日』、パラメディックはこっちを扱っている) |
どうでもいい話
タイムパラドックスについて
一応『猿蛇合戦』は2009年~2014年の間にあったミッションとされている。 メタ的な話で言うと『メタルギアソリッド3』がソリッドではないので、長期休暇ということでしばらく過ごしていたという設定ではある。
このため『ボム蛇合戦』についてもこの間に起こった演習と思われるため、2009年までに作られた映画のどれかではないかと思われる。 ゲームデータ上の都合でソ連時代のステージだが、オタコンやメイ・リンが居ることから同じソリッドであることがうかがえる。
上記の映画を見てもタイムパラドックスとなるものは発生しないためギリギリなんとかなっている。 『メン・イン・ブラック』は1997年、『地球が静止する日』も2008年でギリギリセーフとはなっている。
ボム&スネークの正体
調査をしてもどういうわけかロマンポルノの映画である『花と蛇』が出てきており、他のSF宇宙映画とは全然違うSM要素たっぷりの映画であるため、どうもこれではないと思われる。(一応2004年なのでタイムパラドックスは起きない)
流石に『ボンバーガール』がメスガキなどの要素が大量にあるとはいえ、いくらなんでもそこから取ってきたとは考えにくいため、SFかつ宇宙系の映画で『ボム&』か『&スネーク』等で調査すれば、それらしいタイトルが出てくるとは思われる。
ボンバーマンの大元
コナミは自社IPのキャラクターということでボンバーマンを召喚しているが、正確に言えば「バーイ・ハドソン」でおなじみのハドソンのキャラクターである。
同社はコナミグループに吸収解散された経緯があるが、未だに「ハドソンのキャラクター」という認識が強いのは、コナミ自体が版権関係でえらく厳しいという印象と、『メタルギアソリッド』でも見られたゲーム軽視時代があったことが関係していると思われる。
ちなみに猿蛇合戦は『サルゲッチュ』とのコラボということでPS5版には収録されているが、PCが主体のSteam版でも『サルゲッチュ』が許可されているその経緯はよくわかっていない。
またSteam版だから猿蛇合戦とボム蛇合戦の両方がプレイできるわけではないらしい。(権利関係上は共存できそうではあるが、そんなことをしたらPS5とXboxに角が立ちすぎて、今後発売するSwitch版の発売も危ぶまれるので出来ないと思われる)
最終更新:2025年09月12日 14:58