アットウィキロゴ

Final Fantasy A+

Final Fantasy A+とは、2004年にMousekliksが公開した『ファイナルファンタジーシリーズ』の学校パロディモノのFLASH作品である。


概要

主人公である戦士ペンスケと友人でもあり仲間でもある黒魔道師のアッティカスと白魔道師のシドが魔物となる宿題やクイズを倒していくパロディ系FLASHとなっている。
タイトルの「A+」とはアメリカなどにおける成績評価で使われるランクの1つであり、大抵の学校では最高ランクやそれに近しいランクとして採用されていることが多いため、それが使われていると思われる。

基本的には『ファイナルファンタジーシリーズ』がベースとなっており、BGMについても勝手にシリーズから使われている(主に『5』が多い)など、いわゆる黒FLASHの要素も存在している。

当時の翻訳技術とカタコトな日本語

このFLASHにおける人気の理由としては、海外のFLASHでありながら何故か日本語のフルボイスだったり、時より日本語が使われているという部分である。
まだ当時は『エキサイト翻訳』などの再翻訳などが話題になっている頃であるため、大抵のセリフは直訳だったりすることもあるが、一部は意訳的なセリフも存在はしている。

そしてまだYoutubeなどもなかったこともあって、日本人の流暢な喋り方やイントネーションなどの情報も少ない故に、いわゆる「カタコト」な日本語も特徴的である。
特に戦闘勝利時の「ヤホー!わたーしは勝ったぞー!」は、今の作品だとどっかのインターネットミームになりかねないようなインパクトを持つ。

キャラクター

主人公たち

  • ペンスケ
このFLASHにおける主人公の赤色の戦士。 鉛筆を剣に見立てて宿題などの魔物を倒していくが、勉強についてはどうも苦手なところがある。
しかし友達思いなところもあって自然と仲間が居るという魅力もあると思われる。 ラーメンが好きらしく、下校時は真っ先に食べにダッシュしていた。

  • アッティカス
数学が得意とされる黒魔道師。 SDキャラでは原作譲りのグラフィックとなっているが、ちゃんと人間体ではメガネをかけた男性としてデザインされている。
宿題をコピーして楽しようとするペンスケに対して、見せない代わりに一緒に手伝ってくれる友人でもある。

戦闘では生物学や、何故かチョコボ塾という召喚士みたいな技も使えるようであるが、どういうシステムかはあまり描かれていない。

  • シド
原作のシドとかなり似た医者的な白魔道師。 回復などいわゆる白魔法が得意ではあるものの、戦闘になると転んだりと苦手な様子である。
基本的にはおとなしい性格なのもあってか、リュウ先生に突撃しようとする二人に対して困惑していた。

学校の関係者

  • クポちゃん
ペンスケと同じクラスの同級生のモーグリ。 リュウ先生のポップクイズにやられてしまい、監禁されてしまう。

  • リュウ先生
ペンスケたちの担任の先生。 突然ポップクイズ(日本で言うところの「抜き打ちテスト」みたいなもの)を出題し、落第したクポちゃんを拉致する。
日頃から大量の宿題を出したり、クポちゃん以外の落第した生徒をロッカーに閉じ込めて、学校を完全に乗っ取る気で居たらしい。

  • ポップクイズ
リュウ先生が突然出現させた魔物。 クイズの番号「524858310342579」で出現する。

  • 死剣
リュウ先生が生み出した剣の魔物。 デスブレードなど、剣を使う技を豊富に持つ。
鎧によって数学などの魔法攻撃は効かないものの、ペンスケの物理攻撃によって剥がされた鎧にチョコボ塾を食らわされ撃退される。

  • バハムート
リュウ先生がコピー機から召喚(?)したとされるファイナルボスの魔物。 リュウ先生はこれを使って学校を征服しようとしたが、低俗な人間の言うことは一切聞かず逆に返り討ちにし、報復として学校そのものを破壊しようとする。
選択問題を司る尻尾が弱点となっているが、間違った選択肢のしっぽに攻撃してしまうと逆にダメージを食らうという仕様となっている。(ペンスケは2回誤答したという演出がされていた)
しかしペンスケがダメージを超えた気合の攻撃で見事に撃破している。 ……というより単なるローラー作戦をしただけではある。

  • ラムウ校長
学校の校長。 バハムートの正体や、ペンスケの額に刻まれた「FFA+」の真意を説明し、リュウ先生に処分を下している。

用語・シーン

FLASHでは日本に馴染みがなかったり、『ファイナルファンタジーシリーズ』を知らないと微妙にわからない要素も存在する。 また2004年現代の話も多くあるため、2026年以降では話が通じない場面も存在する。

  • どうやってこんなことが……?
「How did this...?」に対しての直訳。 現在なら「なんでこんなことに?」とかになるはず。

  • このカセットはダメだ……
初期の『ファイナルファンタジー』はファミリーコンピュータ及びスーパーファミコンのカセットで供給されていたことによるネタ。
当時もセーブデータが良く消えるという話はあるあるネタではあるが、現代においてセーブデータが消えるというのは滅多にお目にかからないと思われる。

  • 計算
どうもペンスケたちが勉強している数学は高校数学よりも更に高度な数学であることが数式を見る限りではうかがえる。

  • 「だから、私は日本語で書いている。」「きたないだ。」「これを読まないで。」「先生に聞いて!」
リュウ先生が書いている日本語。 どういう意味合いでこれらが書かれているかがわからないため、おそらくは雰囲気で書かれたものではないかと思われる。

  • ポップクイズ
日本でいう「抜き打ちの小テスト」みたいなものを指す。

  • ちょっと……鉛筆を削っているよ
ペンスケが使う武器もそうだが、学校では筆記用具としてまだまだえんぴつが現役だった頃の話でもある。 その割には学校のメインデバイスがコンピュータ端末というのは気になるところだが。

  • ……こりゃあ自殺だぁ……
「...this is suicide...」に対しての直訳。 「自殺行為だよ……」や「これは終わったな……」とかの意味合いにもなるかもしれない。

  • エクストラクレジット
アメリカなどの教育機関では、通常のカリキュラムとは別の活動や研究などを行うことで、その成績に対して補填・点数追加する制度が存在している。
作中ではHPとなるGRADEを回復するケアル的なものとして描かれている。

  • グレードカーブ
近年では絶対評価が採用される中、当時の教育機関ではたまに「相対評価」が採用されていることがある。 作中では語呂的にリフレクみたいにして剣の攻撃を回避させる魔法となっている。

  • しまった、お前たちはカンニングした!
「Dammit. You cheated.」に対しての直訳。 どっちかと言うと「しまった、ずるいぞお前!」という意味合いと思われる。
ちなみにこの「cheat」は文字通りチートコードの由来にもなったり、近年では浮気という単語で使われる場合も見られる。(作中ではそういう描写は一切ない)

  • 宿題が多すぎる
「Too-much-homework」の直訳。 「多すぎる宿題」の方がFFらしさがあるかもしれない。(ただこの表記でもなんだか有り得そうな気もしないでもないが)

  • スタディーガイド
教科書や参考書などの勉強に必要な書籍類のことを指す。 作中でもライブラ的な魔法として描かれており、おそらく魔物図鑑などにバハムートの情報があったことで弱点を見抜いたものと思われる。

  • バハムート攻撃時のカウンター
『ファイナルファンタジーシリーズ』において一部の敵は攻撃をするとカウンター攻撃する仕様となっている。 またHPが0になると強力な攻撃(ファイナルアタック)を行うこともある。

  • MAHOUという消しゴム
どう見てもトンボ鉛筆の「MONO消しゴム」だ!

  • くっそぉ、セーブしなかった!!
当時のゲームではラスボス前でのセーブポイントを無視して先を進めてしまうと、その前のセーブデータまでしか戻れないというとんでもない仕様が存在していた。
近年はオートセーブの機能もあってエンディング後も自動でセーブしてくれる作品も増えているが、場合によってはこれを応用することでショートカットすることも可能だった。(レベルダウンなどのデメリットもある)
最終更新:2026年05月14日 01:50