E3 Flasher
  • PS3システムの基幹となるNOR Flashを読み書きするハードウェア。
  • PS3の中を開けて取り付けるので、メーカー修理不可になる。
  • PS3初期型のNAND Flashには対応していない。
  • 内蔵HDDは、E3ボードのeSATAを介して外付けにする必要がある。
  • クリップを採用したことでハンダ付け不用。
  • クリップの押し込みが弱いのかエラーになることがある。
  • lightboxプラグインエラー:ご指定のファイルがありません。アップロード済みのファイル名を指定してください。
    には、裸族シリーズみたいなeSATA対応の外付けHDDケースが入っている。コンセントの形状が違う為、変換プラグ(Cプラグ→Aプラグ)を使う。
  • 最新OFW4.46から3.55にダウングレード確認済み。

コンテンツ

E3 Flasherの取り付け

  • PS3を分解して中に取り付ける作業。
  • 必要な工具はプラスドライバー(1番)とトルクスドライバー(FAT T10H / スリム T8H)
    • トルクスドライバーが無ければ精密ドライバーセットのマイナスドライバー(幅1.5mm~2.5mmぐらい)で代用できる。
  • ネジ類は、小分けされた入れ物に入れとけば分かり易い。
  • ホコリ等は厳禁(特にクリップ類には)なのでエアーブローなどで取り除く。
  • コネクタ付きの配線ケーブルを取り外す時は、線だけ外れる危険がある為、なるべくコネクタの部分を掴んではずす。
  • BDドライブの薄いフラットケーブルを固定するためのラッチが基盤についているのを忘れずに。
  • クリップが付いたペラペラのソフトボード(フレキシブルケーブル)を折り曲げて設置するモデルがほとんどなので固定用にテープが役に立つ。
    • テープは剥がしやすく跡が残りにくいマスキングテープがオススメ
  • ソフトボードの折り曲げ箇所は、弧を描くようにし、きつく折り曲げない事。
  • PS3基盤側のクリップに硬めなスポンジ等を貼り付けると、読み書きエラー回避に効果的
    • Flashの金属接点に、接点復活剤やアルコールを綿棒などに付着させて酸化膜などの汚れを除去すると尚良くなる。
  • E3ボードどカバーボードの接続も甘い。LEDが部分的に消えてたらダメなので、何度か抜き差ししてみて全点灯を確認する。
  • CECH-2000でソフトボードとE3ボード取り付けの際、金属シールドが邪魔になって取り付け辛い。強引にでも出来るが、金属加工出来れば楽。
取り付け動画
動画を見ながら作業したほうが分かり易いので、アップされている取付動画部分を見てください。
FATやスリムのなかでも型番によって金属シールドなどが微妙に違うので参考程度に。
FAT
+ 開く... E3 FLASHER DOWNGRADE TUTORIAL - INSTALLATION FAT
E3 FLASHER DOWNGRADE TUTORIAL - INSTALLATION FAT (Khalkedon)

How To Install E3 Flasher - Downgrade 3.73 - PS3

スリム
+ 開く... E3 FLASHER INSTALLATION and DOWNGRADE TUTORIAL (Khalkedon)
E3 FLASHER INSTALLATION and DOWNGRADE TUTORIAL (Khalkedon)

+ 開く... How to Install E3 Flasher on PS3 Slim - Part1~3
How to Install E3 Flasher on PS3 Slim - Part 1

How to Install E3 Flasher on PS3 Slim - Part 2

How to Install E3 Flasher on PS3 Slim - Part 3

+ 開く... PS3改造の準備 E3 Flasher取り付け gdgd part1~3
PS3改造の準備 E3 Flasher取り付け gdgd part1

PS3改造の準備 E3 Flasher取り付け gdgd part2

PS3改造の準備 E3 Flasher取り付け gdgd part3


E3 Flasherのアップデート

アップデートファイル
+ 開く...
アップデートファイルは最新ではなく「Samsung Update: Multi Consoles」が推奨されています。
おそらく、PS3内部のNOR FlashにはSpansion社・Macronix社・Samsung社のどれかが入っていますが、
セクタサイズを最小単位にすることによって読み書きエラーを軽減させる為だと思われます。
  Spansion社・Macronix社は128kbセクタ(128×128kb=16MB) Samsung社は4kbセクタ(4096×4kb = 16MB)
#ref error :画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。
 Samsung Update: Multi Consoles
NAME:update.bin
SIZE:56,320 Bytes
CRC32:AA1267D1
MD5:8D1A10F45049B5DC1223D6008ED238DD
SHA1:5BF9E35F52D378D5D38BACC53F28790A72AF1DD2

その他のアップデートファイル
#ref error :画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。
 2012.01.05 update.rar
更新内容:「fast dual boot(要ハンダ付け)」の機能追加

#ref error :画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。
 2011.11.22 upgrade.rar
更新内容:Flashのバックアップ作業の際、自動的に3回ダンプを行う。
                MicroSDカードに「bkpps30.bin」「bkpps31.bin」「bkpps32.bin」と作成されるので「BwE NOR Validator」でエラーの出なかったものを選べばいい。

アップデートの仕方
+ 開く...
アップデートはE3公式で説明されている通りです。

E3 FLASHERは2通りのアップデート方法があります。
どちらも、スイッチの設定は下表の通り。

方法1:USBポートでアップデート
    正しく設定してから、E3 FlasherのUSBポートからPCに接続してPS3を起動すると、
    PCには新しく「KernelBoot」というドライブが出てくる。(出ない場合は、リセットボタンを押す)
    アップデートファイルをこのドライブにコピーした後、進捗バーと呼ばれる8つのLEDが全部点灯したらアップデート成功。

方法2:MicroSDカードでアップデート
    アップデートファイルをMicroSDカードにコピーし、MicroSDカードをE3 Flahserに取り付ける。
    PS3を起動するとE3 Flahserが自動的にアップデートされる。進捗バーのLEDが全部点灯したらアップデート成功。

どちらの方法でも、アップデートが成功したらアップデートファイルは自働消去されます。



E3 Flasherを使ったダウングレード (DGドングル必要無し)

E3公式では「e3_downgrade.bin」を使ったダウングレードの説明がなされていますが、
一度でも書き込みすると別のPS3本体でE3 FlasherのDGが出来なくなります。
ここでは「e3_downgrade.bin」を使わずに、別のPS3本体でも同じように使用できるDG方法を説明します。
  • PS3 Flash Auto Patcherでパッチすることで、FSMに入れるDGドングルが無くてもRogero CFW4.46なら直接入れられる。
  • 対象は初期FW3.55以下(metldr2が無いFW3.56も)と以前と変わらないが、CFWを入れる手順が大幅に簡素化される。
  • もし以前のFWがOFW4.46ならXMBのシステムアップデートでCFW4.46が導入でき、それ以外でも画面の指示に従って導入することが可能。
  • もちろんCFW4.46からFW3.55のダウングレードも手順を踏めば入れられる。(初期FW3.55以下のみ)

必要なもの
+ 開く...
  • ハードウェア
    • E3 Flasherを取り付けたPS3
    • MicroSDカード(以下"MSD") ファイルシステムはFATかFAT32
    • 最低でも256MB以上のUSBメモリ(USBストレージ) ファイルシステムはFATかFAT32
  • ソフトウェアデータ
    • Rogero CFW4.46 - ファイル名は「PS3UPDAT.PUP」に変えてください。
    • PS3 Flash Auto Patcher v4.46a - バックアップしたFlashにCFW4.46をインストールし易くしてくれるパッチを当てるツール。
    • BwE NOR Validator - バックアップしたFlashのチェックツール。


1. NOR Flashのバックアップ(Flashダンプ)
+ 開く...
1-1. E3 Flasherの6つある上下できるトグルスイッチを使ってバックアップモードに設定する ↓ ↓↓ ↓ ↓
1-2. 空のMSDをE3 Flasherに入れる。
1-3. PS3を起動させ、15秒間そのままにしておく。
1-4. E3 FlasherのSTARTボタンを押す。
  バックアップが開始される。数分かかります。
  8個のLEDが左から1つずつ点灯し、終わったらLEDが交互に点滅する。
1-5. PS3をシャッドダウンさせる。
1-6. MSDを取りだす。
1-7. MSDの内容をPCに保存しておく。
      中身はログファイルと、ダンプされた「bkpps3.bin」または「bkpps30.bin」「bkpps31.bin」「bkpps32.bin」が入っている。
      三つの方は2011.11.22のアップデートからの機能で、三回連続してダンプされたファイル。(以下「bkpps3.bin」として記述)

     注意:「bkpps3.bin」をプロパティで開いてファイルサイズを確認してください。
                もし「16.0 MB (16,777,216 バイト)」以外なら、不完全なファイルですのでもう一度やり直して下さい。
                数回バックアップしてみてファイルのハッシュ(CRC32やMD5など)を調べ、複数ファイルの整合性も確認した方が良いです。
                 「BwE NOR Validator」で問題無いファイルかどうか検証できます。


2. bkpps3.binにPatchを当てる
+ 開く...
2-1. 「PS3 Flash Auto Patcher」と同じフォルダに「bkpps3.bin」をコピーする。
2-2. 「bkpps3.bin」を掴み、「PS3_Flash_Auto_Patcher_v4.46.exe」にドロップさせる。

     プログラムが起動し自動的にパッチを当ててくれる
   You Nor Dump was successfully patched and is ready to be flashed.
   Press any key to exit.
     と出ればプログラムを閉じる。
     同フォルダに「bkpps3_NOR_patched.bin」が作成されている。

3. 「FLASH FUN」モードでFlash書き込み
+ 開く...
3-1. MSDに「bkpps3_NOR_patched.bin」をコピーし「bkpps3.bin」とリネーム。
3-2. PS3背面の電源ケーブルを抜いておく。
3-3. PS3前面のeSATAのケーブルを抜くor「ESATA STATION(外付けHDD)」の電源を切っておく
3-4. PS3のUSBポートは全て抜いておく。
3-5. MSDをE3 Flasherに入れる。
3-6. E3 Flasherのトグルスイッチを設定する ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
3-7. PS3の電源ケーブルを挿し込む。
3-8. PS3を起動させ、15秒間待機したあとE3 FlasherのSTARTボタンを押す。
 Flash書き込みが開始される。数分かかります。
 8個のLEDが左から1つずつ点灯し、終わったらLEDが交互に点滅する。
3-9. PS3の電源ケーブルを抜く。
3-10. E3 Flasherのトグルスイッチを「FLASH FUN」から「PS3 MODE」に ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓

+ ※ ESATA STATION(外付けHDD)を使わず、内蔵HDDでDGするなら
   ESATA STATION(外付けHDD)を使わず、内蔵HDDでDGするなら
      3-3.は除外
      3-11. E3 Flasherを取りはずしつつPS3を再度組み立てし、内蔵HDDもセットする。

4. CFWのインストール
+ 開く...
4-1. HDMI端子またはAVマルチ端子を接続する。
4-1. SATAのケーブルを挿すor「ESATA STATION(外付けHDD)」の電源をONにする。
4-2. PS3の電源ケーブルを挿し込み、PS3を起動させる。
4-3. 既にインストールされているFWがOFW4.46だった場合は画面にはXMBが表示される。
       それ以外のFWの場合は「コントローラをUSBケーブルで接続して、PSボタンを押してください。」と表示される。
4-4. 空のUSBメモリに「Rogero CFW4.46」を以下の構成を作りコピー。
        USBメモリ:PS3 /UPDATE /PS3UPDAT.PUP (「PS3」「UPDATE」はフォルダ、「PS3UPDAT.PUP」はファイル名+拡張子)
4-5. PS3の一番右のUSBポートにUSBメモリを挿し込む
4-6. OFW4.46だった場合はXMBから設定」→「システムアップデート」→「記録メディアからアップデート」を選択しインストール。
       それ以外のFWなら左のUSBポートにコントローラを接続し、画面の支持に従ってインストールする。
4-6. 無事インストールできれば成功です。お疲れ様でした。

+ そこからCFW3.55へダウングレードの仕方
1. USBメモリに「Rogero Downgrader PUP」を以下の構成を作りコピー。
       USBメモリ:PS3/UPDATE/PS3UPDAT.PUP (「PS3」「UPDATE」はフォルダ、「PS3UPDAT.PUP」はファイル名+拡張子)
2. 「Rogero Downgrader PUP」をXMBからシステムアップデート。
3. USBメモリに「Rebug QA_Toggleパッケージ」の"toggle_qa.pkg"を入れて、PS3の「Install Package Files」でインストール。
4. XMBから「Rebug Toggle QA」を起動させる。画面が暗くなりビープ音が鳴り、再びXMBが起動する。
5. QA flagが成功したかを知るには、「設定」→「ネットワーク設定」の位置で次のキーを入力。
   L1 + L2 + L3(左のスティックを押す) + R1 + R2 + 十字キーの下
       「Debug Settings」と「Install Package Files」が現れたら成功しています。
6. USBメモリに「Rogero CEX-3.55 CFW V3.7」を先ほどシステムアップデートしたのと同じ構成にしてコピー。
7. 「Rogero CEX-3.55 CFW V3.7」をXMBからシステムアップデート

       OFW3.55にするにはセーフモードから行って下さい。
       セーフモードについては PS3をセーフモードで起動するには? を参照



E3 Flasherを使ったダウングレード (旧)

#ref error :画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。
 こちらはDGドングルを使った今までの方法です。DGドングル不要で簡略された方法はこちらへ

Tutorial E3 Flasher Downgrade 4.11 → 3.55 solderlessの一部を変更し日本語にしたものです。

E3公式では「e3_downgrade.bin」を使ったダウングレード(以下"DG")の説明がなされていますが、
一度でも書き込みすると別のPS3本体でE3 FlasherのDGが出来なくなります。(ワンクリック ダウングレード)
ここでは「e3_downgrade.bin」を使わず、別のPS3本体でも使用できるDG方法を説明します。
  注意:初期FWから下のFWにはDG出来ません。初期FW3.55以下のPS3に限ります。

必要なもの
+ 開く...
  • ハードウェア
    • E3 Flasherを取り付けたPS3
    • MicroSDカード(以下"MSD") ファイルシステムはFATかFAT32
    • 最低でも256MB以上のUSBメモリ(USBストレージ) ファイルシステムはFATかFAT32
    • Factory / Service Mode(以下"FSM")に入れるDGドングル PS Downgrade PSGrade Clone PS Downgrade
          DGも出来ると謳っているドングルは、最初はDG用になっていない場合があります。
               ドングルの公式ページか検索するなどして調べ、DG用に切り替え/書き換えて下さい。
  • ソフトウェアデータ
    • Rogero CEX-3.55 CFW V3.7 - FSMでインストールするCFW。ファイル名は「PS3UPDAT.PUP」に変えてください。
    • DG用Lv2diag.self - FSM時にUSBメモリに入れて挿し込むことで特殊な動作をしてくれる。File1はFWインストール用でFile2はFSM解除用
    • PS3 Nor Dump Auto-Patcher v0.01 - バックアップしたFlashにパッチを当ててくれる。内容は、部分的にFW3.55のシステムにしてFWインストールしやすくしているようです。
    • 上記3つのソフトウェアはココでも揃えられます(Downgrade_Files.part1.rar Downgrade_Files.part2.rar PS3 Nor Dump Patcher v0.01.rar)
    • BwE NOR Validator - バックアップしたFlashのチェックツール。
    • 公式のFW3.55やKmeaw3.55 - Dehash用に必要。LV1が弄られていない3.55なら大丈夫なようです。

1. NOR Flashのバックアップ(Flashダンプ)
+ 開く...
1-1. E3 Flasherの6つある上下できるトグルスイッチを使ってバックアップモードに設定する ↓ ↓↓ ↓ ↓
1-2. 空のMSDをE3 Flasherに入れる。
1-3. PS3を起動させ、15秒間そのままにしておく。
1-4. E3 FlasherのSTARTボタンを押す。
  バックアップが開始される。数分かかります。
  8個のLEDが左から1つずつ点灯し、終わったらLEDが交互に点滅する。
1-5. PS3をシャッドダウンさせる。
1-6. MSDを取りだす。
1-7. MSDの内容をPCに保存しておく。
      中身はログファイルと、ダンプされた「bkpps3.bin」または「bkpps30.bin」「bkpps31.bin」「bkpps32.bin」が入っている。
      三つの方は2011.11.22のアップデートからの機能で、三回連続してダンプされたファイル。(以下「bkpps3.bin」として記述)

     注意:「bkpps3.bin」をプロパティで開いてファイルサイズを確認してください。
                もし「16.0 MB (16,777,216 バイト)」以外なら、不完全なファイルですのでもう一度やり直して下さい。
                数回バックアップしてみてファイルのハッシュ(CRC32やMD5など)を調べ、複数ファイルの整合性も確認した方が良いです。
                 「BwE NOR Validator」で問題無いファイルかどうか検証できます。


2. bkpps3.binにPatchを当てる
+ 開く...
2-1. 「PS3 Nor Dump Auto-Patcher v0.01」と同じフォルダに「bkpps3.bin」をコピーする。
2-2. 「bkpps3.bin」を掴み、「PS3_Nor_Dump_Auto_Patcher_v0.01.exe」にドロップさせる。
   XPなどはコマンドラインで指定しないとダメです。
       コマンドで指定するか、このバッチファイルをプログラムと同じフォルダに置いて、バッチに「bkpps3.bin」をドロップさせて下さい。
               

     プログラムが起動し自動的にパッチを当ててくれる
   You Nor Dump was successfully patched and is ready to be flashed.
   Press any key to exit.
     と出ればプログラムを閉じる。
               

     同フォルダに「bkpps3_patched.bin」が作成されている。
               

3. 「FLASH FUN」モードでFlash書き込み
+ 開く...
3-1. MSDに「bkpps3_patched.bin」をコピーし「bkpps3.bin」とリネーム。
3-2. PS3背面の電源ケーブルを抜いておく。
3-3. PS3前面のeSATAのケーブルを抜くor「ESATA STATION(外付けHDD)」の電源を切っておく
3-4. PS3のUSBポートは全て抜いておく。
3-5. MSDをE3 Flasherに入れる。
3-6. E3 Flasherのトグルスイッチを設定する ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
3-7. PS3の電源ケーブルを挿し込む。
3-8. PS3を起動させ、15秒間待機したあとE3 FlasherのSTARTボタンを押す。
 Flash書き込みが開始される。数分かかります。
 8個のLEDが左から1つずつ点灯し、終わったらLEDが交互に点滅する。
3-9. PS3の電源ケーブルを抜く。
3-10. E3 Flasherのトグルスイッチを「FLASH FUN」から「PS3 MODE」に ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
3-11. SATAのケーブルを挿すor「ESATA STATION(外付けHDD)」の電源をONにする。
3-12. PS3の電源ケーブルを挿し込み、PS3を起動させる。
        Flash書き込みが成功していたのなら画面に「コントローラをUSBケーブルで接続して、PSボタンを押してください。」と表示される
       注意:ここでPSボタンを押さないで下さい!
3-13. PS3の電源ケーブルを抜く。

+ ※ ESATA STATION(外付けHDD)を使わず、内蔵HDDでDGするなら
   ESATA STATION(外付けHDD)を使わず、内蔵HDDでDGするなら
      3-3.は除外し3-11.を下記の工程にする。
      3-11.1. PS3を起動させ、約20秒待機したあと電源ケーブルを抜く。
      3-11.2. PS3を分解してE3 Flasherを取り外す。PS3を再度組み立て、内蔵HDDもセットする。

4. ダウングレード(FWインストール)
+ 開く...
4-1. PS3の一番右のUSBポートにDGドングルを挿し込む。
4-2. 電源ケーブルを挿し込む。
4-3. 前面の電源ボタンを押し、素早くイジェクトボタンを押す。
4-4. PS3が自動的にシャットダウンするまで待つ。
4-5. DGドングルを抜く
4-6. 空にしたUSBメモリのルート(最上段)に「FILE1(enter)」の「Lv2diag.self」と「Rogero CEX-3.55 CFW V3.7」の「PS3UPDAT.PUP」をコピー。
4-7. PS3の一番右のUSBポートにUSBメモリを挿し込む
4-8. 前面の電源ボタンを押す。画面に何も表示されないが勝手にFWのインストールが開始されるので、自動でシャットダウンされるまで待つ。
       (時間経過は3分~15分でメモリの性能によって変化する)
4-9. USBメモリを抜き、PS3の電源ボタンを押すとFSMのままのXMBメニューが表示されているはずです。
4-10. PS3をシャットダウンする。
4-11. 空にしたUSBメモリにのルート(最上段)に「FILE2(exit)」の「Lv2diag.self」をコピー。
4-12. PS3の一番右のUSBポートにUSBメモリを挿し込む
4-13. 電源ボタンを押す。自動的にシャットダウンされるまで待つ。(「Lv2diag.self」の種類によっては、自働で再起動してくれるものもあります。)
4-14. 無事XMBが起動できたらDG成功です。

5. PS3のdehash (sysconのリセット)
+ 開く...
Dehashing/Syscon Reset Tutorial for Downgraded Consolesを一部修正し日本語にしたものです。

このままだと他のFWへアップデート出来ないorブリックする危険性があるので、「Dehash」と呼ばれる方法で回避します。

5-1. Rebug QA_Toggleパッケージをダウンロードする toggle_qa.pkg
5-2. USBメモリに"toggle_qa.pkg"を入れて、PS3の「Install Package Files」でインストールします。
5-3. XMBから「Rebug Toggle QA」を起動します。画面が暗くなりビープ音が鳴り、再びXMBが起動します。
5-4. QA flagが成功したかを知るには、「設定」→「ネットワーク設定」の位置で次のキーを入力します。
   L1 + L2 + L3(左のスティックを押す) + R1 + R2 + 十字キーの下
       「Debug Settings」と「Install Package Files」が現れたら成功しています。
5-5. USBメモリに「3.55のOFW」や「LV1が弄られていないCFW(Kmeaw3.55など)」を以下の構成を作りコピー。
       USBメモリ:PS3/UPDATE/PS3UPDAT.PUP (「PS3」「UPDATE」はフォルダ、「PS3UPDAT.PUP」はファイル名+拡張子)
5-6. PS3をセーフモードで起動する
       注意:ブリックの危険があるので決して通常XMBメニュからアップデートしないで下さい。
       セーフモードについては PS3をセーフモードで起動するには? を参照
5-7. USBメモリを挿し、「6.システムアップデート」を選択。
5-8. 表示されている画面に従ってインストール
       これでFlash内部の「ros0」と「ros1」がともに3.55にリセットされ、別のCFWの受け入れが完了しました。

バックアップしたFlashダンプのエラーチェック

Flashの吸出しが完了しても、クリップの設置ミスなどでダンプが不完全なファイルが出来てしまいます。
不完全なダンプで書き戻しをすると、最悪PS3が起動しなくなり復旧も出来なくなります。
具体的にバイナリエディタで吸出しミスをしたファイルを見てみると、通常別の数値であるはずの箇所が「FF」または「00」で埋められてしまっている。
バイナリエディタをじっくりみても膨大な量で時間がかかるので、簡単に検証してくれるツールを使う。

E3公式のチェッカーでは、不完全なダンプを正常なファイルと認識してしまう場合が多々あるので、
詳細に検証してくれる「BwE NOR Validator」を使います。
ですが「BwE NOR Validator」はシステムが日本語環境だと動作してくれませんので、システムを英語にする必要があります。
     Windowsコントロールパネル→地域と言語(地域と言語のオプション)→管理(詳細設定)タブ
       →Unicode 対応ではないプログラムの言語[システムロケールの変更]→日本語から英語(米国)に変更→PC再起動
プログラムがあるフォルダ内に「bkpps3.bin」をコピーしてからプログラムを実行し、画面通りに選択していけば検証してくれます。
システムを英語にしたままだと他のプログラムが文字化けしたりするので、検証したあとは日本語環境に戻したほうが良いでしょう。

「BwE NOR Validator」は検証データをHTMLファイルにしてくれます。

サンプルみたいにすべてチェックマークが付けば、ほぼ安心してもいいです。

[WARNING][DANGER]が「ROS0」「ROS1」「ROSx XXX.000 File Table; AuthID & MD5:」「MD5 Validation」以外の項目で出てたのなら不完全な可能性あり。
E3の設置を見直したほうが良いかもしれません。

multiMANやProgskeetからバックアップしたFlashダンプを使う(バイトリバース)

※ multiMANでのバックアップの仕方はmultiMANでFlashのダンプを取るを参照して下さい。

multiMANやProgskeetからバックアップしたFlashダンプは、そのままではE3 Flasherで使用できない。
単純にバイトオーダーが違うだけなので、変換すれば使用できる。

変換手順
  1. 「Operation」は「Byte reverse a dump.」を選択
  2. 「Select the Input Dump File」にバックアップファイルを指定orドラッグ&ドロップして「Execute Operation」を押すと変換。
  3. 選択ファイルと同じフォルダ内に、swapと付け足されたファイルが出来上がる。
               1.     2.     3.

あとはそれを「bkpps3.bin」とリネームすればE3 Flasherでも使用できます。
一応「BwE NOR Validator」で正しいファイルかチェック。


エラーコード表

E3 Flasher eSATA端子の上にある8個のLEDの点滅で判別します。
1 2 3 4 5 6 7 8  説明
 MicroSDカードの初期化失敗。正しく取り付けられていない。カバーボードとE3ボードの接続にも注意して下さい。
 MicroSDカードの読み取り失敗。正しく取り付けられていない。
 MicroSDカードのオープン失敗。正しく取り付けられていない。
 MicroSDカードの書き込み失敗。正しく取り付けられていない。
 E3ボードの初期化失敗。E3ボード側のクリップが正しく取り付けられていない可能性がある。
 E3ボードの読み取り失敗。E3ボード側のクリップが正しく取り付けられていない可能性がある。
 E3ボードの削除失敗。E3ボード側のクリップが正しく取り付けられていない可能性がある。
 E3ボードの書き込み失敗。E3ボード側のクリップが正しく取り付けられていない可能性がある。
 PS3 BIOSの初期化失敗。PS3本体側のクリップが正しく取り付けられていない可能性がある。
 PS3 BIOSの読み取り失敗。PS3本体側のクリップが正しく取り付けられていない可能性がある。
 PS3 BIOSの削除失敗。PS3本体側のクリップが正しく取り付けられていない可能性がある。
 PS3 BIOSの書き込み失敗。PS3本体側のクリップが正しく取り付けられていない可能性がある。
 インターフェースボードのトグルスイッチの間違った設定。トグルスイッチを確認して下さい。
 PS3がNOR Flashの作業中で操作不可。E3 FlasherはPS3側と同時に作業出来ない。
 バックアップしたPS3と違う。既に他のPS3でE3 Flasherが使用されていた。
 PS3のバージョン対応不可。現在Metldr.2モデルではダウングレードをサポートしていません。
 間違った機能設定。トグルスイッチを確認して下さい。

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最終更新:2013年08月30日 20:28