チャレンジモードとは、一定のレベルや装備から開始し、定められたエリアを攻略するモードである。
概要
予め定められたレベル、装備、アイテムを所持し、その限定された状況で、全員生存で複数のエリアの突破に挑む。
2人以上いれば全てクリアできるが、最大4人までプレイできる。一人ではできない。
余談だが、強制的にチャレンジモードをダウンロードさせ、そのままセーブしてしまうとレベルや装備等がそのまま上書きされてしまうというサイバー攻撃が2005年夏ごろに行われ話題となった。
チャレンジモードのマップはやや難解な
トラップ、謎解きが仕掛けられており、慣れてきたらある程度覚えることを要求される。
装備品は現地調達だが、属性の付加値が高め。
エレメント武器も鑑定済みでドロップする。
ステージ毎に決められた数の
スケープドールを持っており、ミスや事故死しても多少の猶予がある。
スケープドールは
他人に譲渡も可能なため、ベテランがビギナーに、
ハンターが
フォースに、と死亡の危険の高いプレイヤーに融通できる。
クリアタイムが記録され、早く攻略できると景品がもらえる。クリア時間に応じて景品は異なり、
最高ランクだといわゆるSランク武器がもらえる。Sランク武器には英大文字で命名ができ、選択して
エレメントを付与できる。
一見、攻撃力が極めて低いが、
グラインダー使用可能数が多く、最大まで磨けば一線級の威力になる。
Ver2における非常に人気のあった要素で、クリアタイムの限界に挑戦する、いわゆるTA勢も存在した。
チャレンジを行うプレイヤーが集まるロビーがユーザー間で自然発生的に設定され、チャレンジロビーと呼ばれ、
多数のプレイヤーが常に集まり、ロビーで募集もしばしば行われるなど、大変な盛況であった。
エピソード1のものと2のものがあり、それぞれ仕様が若干異なる。
エピソード1チャレンジは全9ステージ。敵の配置、数がランダムの為、どんな状況でも切り抜けるアドリブ力が求められる。
また、進行度に応じて称号も貰える。これはロビーで名前表示切替で確認できた。
エピソード2のものは敵の配置も固定であるため、全て暗記しておけばいい武器が出るか、出ないかだけで純粋なタイムアタックがしやすいといえる。全5ステージ構成。ただ管理区以降はボスが強い、プレイ時間が長いなど初心者にとっては厳しい。
攻略
仕掛けについては覚える以外に攻略法はない。これは詳しいサイトなどを参照した方が早いだろう。
問題は戦闘の方。回復手段が非常に限られている為、被弾は避けなくてはならない。だが、あまり慎重に戦っていてはSランク条件を達成できなくなる。
安全かつ、素早く。各職が、その強み弱みを理解して、上手に戦うことが必要となる。
一応、初心者向けとして推奨されるタイプは
ヒューキャスト、
ヒューキャシール、
レイキャシール、
フォマール。要はHP高めなキャラが無難である。
次に職業別の所感。
ハンターによる攻略は多くの技術や練習を要する。
最も被弾が多くなりがちな前衛だが、それでも被弾を極力減らす事を求められる。
2段止めや、命中の不足を見越しての2段目当て、背後周り、敵の数や種類に応じての武器変更…。
特に命中不足のフォローはチャレンジ通じて大きなテーマになる。
だが、慣れてしまえばHPの高さにより、安心感をもって立ち回れるようになる。
よほどの慢心や不注意をしなければ、他職のような事故死の心配はない。
レンジャーは被弾の心配は極めて少ないが、戦力が
エレメント銃のドロップに大きく左右される。
エレメント銃が一切出ない事もあり、また
エレメント付きが出てもハートやドローなど、殲滅に寄与しない物ばかりという事も多々。
そうした場合、立ち回りはかなり地味になる。弱い敵や、遠くにはぐれた敵の処理などを行う。
だが、ショック、
ヒート系の
マシンガンやショット、ディム系の
ハンドガン、
ライフルなどが出ると状況は一変。単独で大量湧き対処や大型エネミーの瞬殺すら可能になる。
ドロップした
エレメント銃により、立ち回りを変化させることも大事。ヒートマシンガンが出たならば、炎に弱いシノワの処理を受け持つ、など。
フォースはやや難易度が高い。HPの低さ故に迂闊な行動はご法度、それにくわえてTPの管理、後半ステージではPTのHP回復も受け持つ。
TP管理は初期所持やドロップした
フルイドの数、レベルアップによる全回復、さらには、自殺によりドールを使っての全回復まで考慮に入れて、攻撃テクをどれだけ撒くかを判断していく。
それを完璧にこなしたとしても、一部のボスがキツい。低HPにより、一部の攻撃が死亡確定になってしまうのだ。
そうしたボス戦のあるステージでは、道中での事故死にはいつも以上に注意し、最悪、
ハンターなど余裕のある仲間からドールを融通してもらう事も視野に入れよう。
ステージ概要と所感
C1
最初のステージで難しい仕掛けはないが、甘く見ると普通に失敗する。特に、ちょっと慣れてきた辺りのプレイヤーが慢心で死ぬ事が多い。
ブーマは男性HUなら
セイバー出し切りで気持ちよくいける。女性HUはここで2段止めや出し切りの判断に慣れよう。
ボスの
ドラゴンがかなりの難敵。
ハンターは足を切るのだが、
ドラゴンのダウン時に密着しているとクリティカル即死がありうる。
また、モグラ攻撃は
フォースほぼ即死。エリアマップで位置を確認して必ず避けよう。
C2
もはや名物の感すらあるC2。
とにかく、シャーク系である。回避値が妙に高いのだ。
ハンターは初段Nや2段目Hが外れる可能性を考慮して立ち回らなくてはならない。
レンジャーは
ナノノドラゴをやたら撃ちまくらないこと。他人の画面では空中でのけぞり状態となり、特に
ハンターが手を出せなくなって遅延の原因となる。
ただ、ショック、
ディム系の銃が出たら別。率先してEXをブチ込み、速攻排除でタイムに貢献できる。
フォースはここでは珍しく有利。必中する
テクニックの強みが生きる。特に初級に優れる
フォニュエールはTAメンバー候補にも挙げられる。
C3
前ステージよりはバランス的にだいぶマシ。
だが、
ハンターの初期装備がソードなのが地味に嫌な点。対集団には悪くないのだが、単体攻撃にはやや持て余し気味な振りの重さ、また命中も
セイバーに劣る。
ブランドを拾えばその精度と威力に惚れ惚れすること間違いなし。
スライムはダメージ
トラップで即死させよう。
C4
プレイヤーのレベルもだいぶ上がり、道中はタイムキーパー、
パンアームズ以外は問題ないだろう。
問題はボスのデロルレ。回避の難しい攻撃が多く、特に吸着機雷はキャラによっては死亡確定。
ハンターは
ソードで、胴体部分を斬っていこう。間違っても堅い頭部を殴ったりしてはいけない。
道中で
ギフォイエが出ているとフォースが輝く。特に
フォニュームがドヤ顔できるタイミング。
C5
だいぶ毛色の変わる坑道エリア。シャークのようにアタリの強い敵は少ないが、別の形で厄介な敵が登場。
まずカナディン。空中モードになると、銃かテクで叩き落さない限り
ハンターが触れない。
4人でカナディンの下に棒立ち、なんてマヌケな事にならないよう、
レンジャーか
フォースを入れるのを忘れないこと。
そしてシノワビート。非常にスキの少ない強敵である。幸い、
レンジャーの火力がそこそこになってきているので、
レンジャーの援護射撃の元に、連続のけぞりで倒してしまうのも手。
C6
さらにイヤーな敵が増えるステージ。
ダブチック。
ダークガンナーが空気を読んで出演しないのになぜ出てきたのか。
どういうわけかダブイッチが存在しないとことんまでの嫌がらせ仕様。
ダブチックの湧きでタイムが左右されるのは諦めるしかない。
あとは
ギャランゾか。チャレンジでは
ハンター一人が部屋に残り、ミサイルを誘導して自爆させる、というのがセオリーとされている。
若干、時間を食う要素だが、逆に湧きが極端に多い時は
ギャランゾが部屋内を殲滅してくれるのでむしろ助かる場合も。
ボスは注意点なし。道中がやりこなせたメンバーならまず被害なしで倒せる。
C7
一気にキツくなる。接近戦で手ごわい
ディメニアン系が登場し、厄介な大型も色々。
デルセイバーは遠距離攻撃は防げないので
レンジャーや
フォースがスキを作るといい。ジャンプ攻撃には
フォース特に注意。
カオスソーサラーは
レンジャーを狙ってくる。
ラフォイエで狙われたら部屋外に逃げる、それができない場合は巻き込まない為に仲間から離れよう。
大量湧きした場合はダメージ
トラップが有効。倒せはしないが、2個も起爆すればビットを破壊できるのだ。
ダークベルラは堅すぎる。ハンターがひたすらがんばるしかない。また、
ロケットパンチは事故死の代表格。
発見したら、誰でもいいから接近して
ロケットパンチだけは封じておこう。
ちなみに、全チャレンジ中で有効に使える回復装置が最も多いステージ。
フォースは攻撃テクを多めに撒いていける。
ラフォイエなんかが出るともはや爽快。
C8
カオスブリンガーが登場。ブリンガーライフルは(プレイヤーが全員アンドロイドでもなければ)
ロケットパンチ以上に威力がある上、狙いが正確。
一番遠くのプレイヤーを狙ってくる為、遠くにいて発射に気づけずに即死、なんて事が多い。
まず撃たせないのが一つの方法。4回のけぞると撃ってくるので、
ハンターがH
アタックのみで攻撃し、少ない手数で倒しきる。
逆に、
レンジャーなどはブリンガーを無闇に撃たないこと。乱発させてしまう。もちろん、シャドウやフレイムなどの銃があれば逆。
あとは、避ける。TPのあるキャラなら、発射前にTPを吸収されるので部屋のどこにいても察知できる。
C9
ここまでくると、プレイヤーもレベルが上がり、また装備もパラッシュなど、強力なものが落ちているので道中は楽。
問題はダーク・ファルス。天罰は何かのフォローがなければ
フォースが即死。他のメンバーにとっても、回避が難しい上にダメージがでかい為、
メイトがあまりに少ないときつい。突入前に物資の融通をしておくこと。
一応、
ダークファルス向かって左に少し走ったあたりに安全地帯がある。だが毎回狙って飛び込めるとは限らない。
攻撃に死力を尽くして、こちらが消耗する前に撃破を急ぐべし。
倒せば、晴れてEP1チャレンジはクリア。S武器の名前は決めましたか?
最終更新:2018年09月10日 16:43