パラレルとは、クイズの形式の1つ。
概要
いわゆる「ですが問題」のこと。
Q、手首につけるアクセサリーをブレスレットと言いますが、足首につけるアクセサリーをなんと言うでしょう?
A、アンクレット
A、アンクレット
「ですが」の前で正解するクイズ王を見て「ヤラセ? 事前に答え知ってる?」と思ってしまいそうなものだが、ちゃんと解き方が存在する。
パラレルでは、「ですが」を挟む前後の文が名前の通りパラレル=並行になっている。[†1]
さらに、変化する箇所──例題の1問目では「一番」、2問目では「手首」──が強調して読まれるため、クイズプレイヤーはそれを敏感に感じ取り、今聞いている問題がパラレルであると判断し、問題文の後半を予測して答えているのだ。
パラレルでは、「ですが」を挟む前後の文が名前の通りパラレル=並行になっている。[†1]
さらに、変化する箇所──例題の1問目では「一番」、2問目では「手首」──が強調して読まれるため、クイズプレイヤーはそれを敏感に感じ取り、今聞いている問題がパラレルであると判断し、問題文の後半を予測して答えているのだ。
ちなみにこのルールは絶対的なものではなく、作問・問読み・プレイヤーの相互の信頼とリスペクトがあるからこそ成り立つ問題形式といえる。
関連動画
ですがの後を全然違うクイズにしても正解できるのか?【ついてこい】
悪い例
クイズ王だからどんなに理不尽な「ですが問題」でも任せてくれ!【無理だったらごめん】
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関連項目
脚注
注釈
†1. パラレルの形式それ自体を揶揄したテレビ番組(『全力!脱力タイムズ』の伊沢出演回など)などでは「ですが」の前後に一貫性が無い問題が出ることも多いが、それはあくまでネタであり、クイズの作り方がなってないと文句をつけるのは皆目見当違いである。バラエティ番組で破綻したパラレルが出題される際は、意図的に回答者に誤答させることで盛り上がりや笑いどころを作る狙いがあることが多い。