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過去作・DS版
過去作
QMA1
QMA2
QMA3
QMA4
QMA5
QMA6
QMA7
QMA8
QMA賢者の扉
QMA天の学舎
QMA暁の鐘
QMAトーキョーグリモワール
QMA THE WORLD EVOLVE
DS版
QMADS
QMADS2
過去作
QMA1
2003年7月24日稼働開始。
QMAの第一作。トーナメントの成績に応じて階級が下がるというシステムがあった。
互いの持っている勲章(近作でいう魔法石のようなもの)を賭けて対戦する「放課後ガチバトル」モードが実装された唯一の作品。黎明期はこの様な殺伐としたモードもあったのだ…
QMA7でも似たようなシステムのモード(勲章のかわりに魔法石を賭ける)の実装が予告されていたが、立ち消えになってしまった。
当時は問題の更新の頻度も現在ほどではなく、分岐が無かったり順番当ての問題の回答に法則性(法則を踏まえて解答すれば正解確率が1/12になる)があったため稼働末期は百人一首めいた状態になっていた。
現在では問題数も更新頻度も増えたかと思えば、理系学問はそうでもないため紫宝魔龍戦ではこの百人一首状態を彷彿とさせる状況だったという・・・
生徒キャラクターは当初男女4名ずつ。稼働途中にサンダースとマラリヤが「転校」と称して追加された。先生はまだわずか3名だった。
QMA1当時の先生はアメリア先生、フランシス先生、ミランダ先生の3人。いずれもQMA2以降に追加された先生たちによって影が薄くなってしまった感がある先生たちである。
QMA1当時はレオンとフランシス先生、クララとアメリア先生の担当声優がそれぞれ同一だった(檜山修之氏、田村ゆかり氏)。
CNに使える文字が5文字までであった上、ひらがな+カタカナなどを異なる文字種を組み合わせた名前にすることができずひらがな、カタカナ、英数字のどれかの文字種だけで名前をつけなければならなかったらしい。
QMA2
2004年11月17日稼働開始。
寮システム。マロン寮やリディア寮に入るためにカードを何枚も購入するプレイヤーが続出。
問題製作・監修がセブンデイズウォーになり、クイズ問題が一新された。
ズームとモザイクが統合され「エフェクト」クイズとなった。
稼動初期はまともにゲームができないほどバグが多く、COMも容赦無い強さだった。強すぎるCOMの代名詞「マテウス」が誕生したのもここから。
QMA1で修正された順番当ての法則がなぜか復活した。
性格診断で使用するキャラを選べた唯一の作品。
ロケテスト版ではこれでしかキャラセレクトができず、目当てのキャラを当てるためには何度もカードを購入しなければならず批判の対象になった。製品版では通常のキャラセレクトもできる。
今もなお診断によって選ばれたキャラに愛着を持つプレイヤーもいるため、現在のランダムセレクト以外にもこの様なキャラ選択ができてもいいのでは、という声も。
生徒キャラクターはタイガ・ユリが追加。先生キャラクターはジャンルごとに設定され、7名体制となる。
既存キャラクターのデザインも変更され、特にアロエはまるで別人のようになった。
ウィッグが存在したQMA6にはQMA1当時の髪型を再現したものがあった。
ちびキャラはドット絵で表現され、DS版のホウキレースにも顔部分が流用された。
前作では複数のキャラを1人の声優が担当していた部分があったが今作は1人1キャラ割り当てられるようになった。
3以降ユウ&サツキの声優が1人で担当している事から今作が意外にも唯一の1人の声優に1キャラ担当している作品でもある。
QMA3
2005年12月14日稼働開始。
記録カードが専用磁気カードから共通ICカードe-AMUSEMENT PASSへと移行され、組制度が導入。最上階級が「大賢者」であった。
初心者救済のため一定の階級までは予習で不正解した場合答えを教えてもらえたのだが、これを悪用し問題回収に利用したプレイヤーが続出したため4~天の学舎では実装されなかった。→のびたプレー
その反省を踏まえ、後の作品に「復習システム」として復活する。
予習で不正解した場合答えを教えてもらえる機能自体は暁の鐘で復活した。3と違い階級制限はない。
生徒キャラクターはユウ&サツキ・ヤンヤンが追加。男女7名ずつとなる。
当時ユウ&サツキで1キャラ扱いだった事もあり佐藤利奈1人で両キャラのボイスを担当している。
本作のみのモードに「個人授業」が登場、1つのジャンルを選んでノルマクリアを目指してひたすら問題を解いていく。ガイド役の先生の解禁もこのモードを通じて行われたが、得意ジャンルであっても相当プレイしなければ解禁できなかった。
新形式「一問多答」が追加された。当時は選択肢が全て4つだった上、多答の名の通り正解は2つ以上であった。
「順番当て」の法則性が完全ランダムになり、難易度が上昇した。一方で選択肢が3つの問題も追加されたが、選択肢が固定でなくなった。
一方で「○×の法則」(トーナメント予選において第6問が分岐した場合必ず○が正解)など新たな法則が登場した。
キューブで正四面体・正八面体が登場するようになった。
QMA4
2007年1月24日稼動開始。
DS1の下敷きとなった作品。現在まで用いられている階級基準「魔法石」が初めて導入された。
後に続くゲームシステムの基礎を確立した作品。
魔法石を溜めるだけで階級が上がった為に実力に見合わない階級を持つ賢者こと、「鍍金賢者」「屑鉄賢者」が大量に生産されたことで知られる(→鍍金賢者、屑鉄賢者)。一方、その分だけプレーヤーの数も多く、最もにぎわっていた時期でもある。
ちなみに、4で宝石賢者昇格に必要な魔法石の数を7~天の学舎での階級に当てはめると「黄金賢者十段」となる。当時はプレーごとの獲得魔法石数が多く、全階級共通であったため、どれだけ昇格しやすかったかが分かるだろう。
リエルの正式名称が決まり、購買部が導入された。リエルの悲鳴があちこちで聞かれたという・・・
BGMがそれまでのゲーム然としたものから今に続くクラシック調になったため賛否が別れた。しかし、本作の店内対戦曲は今もなお非常に人気が高い。
サウンドトラックが初めて発売された作品でもある。1~3までは(先行販売を除き)EVO稼働日と同日発売になったグランドトラックスまで10年以上待つことになる。
ロケテスト時、新要素であるニュースクイズが実装が予定されていたが、仕様の部分を大幅に変更する必要があったため本稼働では見送られた。ニュースクイズの実装自体はQMA6までずれ込んだ。
新形式「線結び」が追加され、「一問多答」で正しい選択肢が4つ中1つ、間違った選択肢が3つという問題が登場し、ただでさえ難しかった形式がさらに難しくなった。これにより、8までの「STJ」「マルチセレクト」の原型が出来た。
ただし、一問多答の問題として正解が1つしかないという意味ではない(何度も遭遇すれば2つ目以降を確認することが理論的に可能である、第一本当に一つしかなければ別形式で出される)。
中期以降、「四文字クイズ」や「STJ」の武器としての有用性が見直され、上位組の決勝で飛び交うようになったが、当時は優勝が全組でゴールドメダルだったため、それによる批判は殆ど無かった。
予習の☆を埋めることでガイド役の先生を解禁できるようになった初の作品。現在に至るまでこのシステムは踏襲されている(QMA5におけるエリーザを除く)。
3に比べてガイド先生の解禁の手間は大幅に緩和された。
全国大会にてホウキレースが登場。
演出自体は以前から存在していたが、競技方式としては本作品が初出となる。
QMA5
2008年2月20日稼動開始。
「昇格試験」というキーワードなしには語れない作品。これにより、賢者でありながら実力不足というものは一斉に淘汰されたことになり、賢者にふさわしい実力が身に付く事が実感できた。しかし一方で、あまりに厳しい試験内容(特にドラゴン組が前提条件となる大賢者以降)とバグ(試験の部分に関するバグも少なくなかった)だらけのシステムなどで批判が特に強かった。
OVA化との兼ね合いもあってQMA2以来の立ち絵が一新され、現行のデザインになった。
先生にエリーザ先生とウィーズ先生が追加。当時のエリーザ先生は検定試験、ウィーズ先生は昇格試験担当だが、当時のウィーズ先生はエリーザ先生の変装というオチだった。(QMA8の項も参照)
またヴァル・ヴァ・ヴァルアドス校長が正式に登場したのもこの作品である。
検定試験が導入されたのはこの作品から。
クマフィーの前身にあたる「クエスト」が導入された作品。
魔神が最初に登場した作品。当時の魔神は出現条件でも困難だったうえに、討伐も生半可な実力では不可能だった。
音楽については、全国トーナメントのコース・ルートが多彩で音楽も評判が高く、なかでも店内対戦の曲は特に支持されている。
予習のBGMが一つに固定されていた作品でもある。
新形式「スロット」と「画像タッチ」が登場。
スロットは満点の猶予が4秒と現在よりも長かったため、扉Season1のグループ分けのように100点満点が多発した。
画像タッチは「ビジュアル」の1形式として登場。ビジュアルはエフェクト・キューブ・画像タッチの混合ジャンルで、QMA2-4のエフェクトがすべて登場したり、キューブでは球体オブジェクトが登場するなど現在よりも出題形式が多彩であった。
クラス分けはQMA4から減少し、フェアリー・ユニコーン・ガーゴイル・ミノタウロス・フェニックス・ドラゴンの6組になった。
魔法石数増加ボーナス、プラチナメダルの導入など、ドラゴン組の優遇も始まった。しかし、プラチナメダル条件は(決勝戦でも)COM有でもOKだったことから過疎時間帯・アイスでの挑戦などで水増しできたこともあって(現在の優勝回数ランキングと比べて)ぬるい方だったといえる。
しかし、ドラゴン組では強い形式(先述の四文字やSTJなど)や穴になりやすい形式を武器として求める傾向が前作以上に顕著になり、形式に穴があってはいけないという意味でただでさえキツい黄金賢者、白金賢者の昇格試験の難易度をさらに跳ね上げる形となった。
ストーリー性を強く打ち出しており、賢者に昇格するとキャラクターごとのイラストによるエンディングが描かれる。
QMA6
2009年3月11日稼動開始。
DS2の下敷きになった作品。また、予選が前半・後半に分かれトーナメントで最低でも10問分のプレーが保障されることになった最初の作品でもある。
予選が前後半に分かれ6人敗退。その後の準決勝―予選3回戦相当では6人敗退、そして決勝戦ということで、全員の実力が完全に同じならば回答できる問題数の期待値は上がったことになる。
昇格試験の代わりとなる実力の指針として魔力ポイントなるシステムが実装されたが、過去何プレイ分のトナメで獲得した魔法石という仕様だったために魔法石を稼げない過疎時間帯でのプレーが露骨に避けられるようになった、サブカによる荒らしが起きた、レッスンモードにこもりきりになった、トナメをプレイせずに魔力0の称号を取るプレイヤーが出現したなどと不評であった。
ジャンルが5→7つに分割された。特にサブジャンルでしかなかった理系学問がメインジャンルに昇格したことについては賛否両論ともにある→アンチ
既存のサブジャンルも再統合され、現在の形に。これも同様に賛否両論がある→アンチ
それでもジャンル間の偏りがあったためか、稼働後期の調整により、神話関連が社会から文系学問、動物アニマル関連がライフスタイルから理系学問へと再編された。
形式の統合が行われ、大まかに、「セレクトクイズ」「パネルクイズ」「タイピングクイズ」「マルチセレクトクイズ」の4つに再編された。また、前作までJST(QMA6でのマルチセレクトにあたる)の難易度が突出していたこともあり、形式統合を機に難易度の平均化を図るため、JSTの選択肢が4つから(基本)3つに減らされた。
「四文字言葉クイズ」は「文字パネルクイズ」となり4文字以外の出題もされるようになった。
ジャンル分割により不足していたライフスタイル~理系学問の問題数確保のため、形式が統合されたと思われた事も形式茶臼からの反発が大きかった。
QMA4のロケテストで新要素として発表されたニュースクイズが今作より実装された。
これにより前作までのジャンル別の新問追加予告が廃止される等、新問追加のタイミングが大幅に変更された。
検定試験に代わる一人用モードとしてレッスンモードを導入。
ジャンル茶臼を生む一つの原因ではあったものの、当時はジャンル茶臼が力を生かせる場がなかったため、それほど問題にはならなかった。
破壊力を求める上級者からの要望もあって、問題の難易度が選べるようになった。サブジャンルのHARDが選べるのは6と暁の鐘以降である。
全国大会は、キマイラ組という無差別マッチングのトーナメント方式になった。
高校生クイズとのコラボもあった一方で、ルールがトーナメントと全く同じという点で手抜きと見られ評価は良くなかった。
サツキ蘇生という設定に伴い、大まかなストーリーや設定、時間軸が見直された。
前作までのユウ&サツキのコンビが解消。ユウは単独キャラに、サツキは先生になった。両キャラとも佐藤利奈が引き続き声優を担当している。
CNの変更がはじめてできた作品でもある。
リエルがプレイヤーキャラ化。QMA3以来久々の生徒キャラ追加となる。ただし当時は前作からデータを引継いだ場合キャラクターを変更できなかったため、新規でプレーする必要がありフェアリー組が荒らされる事態となった(→リエル組)。
サツキ先生のノンジャンル担当就任に伴い、アメリア先生は6作目にして晴れの教科持ち(文系学問)に。5では検定試験担当だったエリーザ先生も教科持ち(社会)となった。
QMA5のエンディングが賢者達成後の後日談になっている関係で時間軸がQMA5より前になっている。
これは後述する暁の鐘まではQMAに登場する生徒キャラは賢者を目指す生徒という設定がある影響だと思われる。
QMA5とQMA6のつながりの関係はあるキャラのクエストで補完することができた。
クイズゲームとしての幅を広げた作品だったが、前作で好評だった検定試験の事実上の廃止や普通のトーナメントと変わらない全国大会、過去作で存在した立ち絵と優勝絵の削除といった5に比べてもボリューム不足な面や形式統合が想像以上に賛否両論だった事等で評判はかなり悪かった。このため、稼働半ばで検定試験や優勝絵の復活などの大幅なテコ入れが行われた(QMA6EXTRA)。
この作品独自の要素が特に多い作品だったともいえる。準決勝=ノンジャンル固定(非EXTRA)、形式統合、レッスンモード、目のやり場に困るクエスト、髪型を変更するアイテムetc・・・
この作品を境に稼働数が下がっていくことになり、後作のQMA7、QMA暁の鐘とともに戦犯とされることが多い。が、単純に内容の評判の悪さと同時に、前作QMA5稼働中に起こった世界同時不況によって、ゲーセンやプレイヤーの経済事情が急速に悪化したことも大いに影響していることを忘れてはならないだろう。
QMA7
2010年3月17日稼働開始。
「リストラ」というキーワードなしでは語れないといえる作品。新キャラが多く登場した一方、多くの旧キャラや殆どのアバターアイテム等が予告なく削除されユーザーの怒りを買ったことで知られる。後述する家庭用の発売や、電子マネー「PASELI」の導入、基盤交換を伴うため高額となった更新費も合わさり、QMAを撤去もしくはQMA6から更新しない店舗が多数出た。
生徒キャラにメディア、アイコ、ミュー、ハルト、少し経ってさらにマヤ、リックが追加。一方でルキア、クララ、アロエ、マラリヤ、ヤンヤン、カイル、ラスク、サンダース、タイガは登場しなかった。→
リストラ
上記による悲しい理由で初めて操作キャラの変更が可能になった。キャラクターごとにフルボイスのストーリーが搭載されていたのだが、上記の件や「生徒は全員無事」発言、何より複線を放置したまま尻切れトンボで終わるので評価はほぼされなかった。
セリフでの表現に留まるが本作からキャラごとに固有の必殺技が設定された。ゲーム中の演出を踏まえてか雷や光を彷彿とさせるネーミングが多い(特に本作に登場するキャラ)。
準決勝で2ジャンルからの出題となり、決勝戦までに4ジャンルを経験する初の作品となった。前作で物議をかもした形式統合については、個別形式も選べるようになり一応の解決をみた。
チュートリアルをスキップする機能が搭載され、COMや初心者相手の消化試合をせずにすぐガーゴイル組に所属できるようになった。
「協力プレー」なるモードが登場し、早くも「協力賢者」なる者も現れた。
しかし階層が最大30階、コンティニュー料金もデフォルト90Pと、攻略には厖大な時間と金銭を要したため、実力不足な協力賢者への風当たりは厳しいものであった。→回線魔神
稼働中に宝石賢者の上位に当たる「宝石天賢者」なる階級が登場。宝石賢者後はプラチナメダルでのみ階級が上昇するため、ただただ魔法石だけを積み重ねるだけでは最上位にたどり着けなくなった。
プラチナメダル取得条件がさらに厳しくなった(ドラゴン組・決勝戦は全員HUMが条件)。
しかし、実際はドラゴン組が上下二つに(表面上は同一でも)分かれており、(強い方が上ドラ・弱い方が下ドラと呼ばれていた)特に上ドラでもプラチナメダルをとれるような者が下ドラでプラチナメダルを稼ぐ行為が横行していたこともあってか想定していたよりはうまく機能していなかったようである。
賢者の扉Season1のハイクラスカップと通常カップは、この上ドラ・下ドラの発展形ともいえる。
全国大会でチーム対戦形式が導入。実力が低くとも仲間次第で強敵に勝てるシステムとなっていた。トーナメント以外のモードでプラチナメダルが手に入るようになった最初の作品でもある。
階級別の魔法石数、宝石賢者までの昇級・昇段条件は本作から天の学舎まで固定されている。
のちのインタビューでスタッフが「クイズゲームとして面白いものを作ろう」と意気込んだと言っただけはあり、クイズゲームとしてはそれまでで最も高い評価を得た。
その一方でキャラに思い入れのある層からはリストラ問題により歴代最低(更に過激になると存在自体否定される事も)の評を下す者が今なお多く、前2作とは違った意味で賛否両論となっている。
QMA8
2011年3月29日稼働開始。直前の東日本大震災の影響で、稼働が当初予定より5日間遅れた。
QMA7で「リストラ」されていたキャラクターが復活し、生徒キャラ数が歴代最大の21名となった作品。意外かもしれないがQMA5以降久々にキャラクター選択の画面で全キャラクターが表示されるようになった。
旧作からの引継ぎの仕様が特徴的だったため、これにより救済されなかったプレイヤーからは不満もあった。
今までは1つ前の作品から、それもデータ期限が残っていなければ引継ぎすることができず、新規で始める必要があったが、キャラ復活の関係からか、2作前のQMA6からも、それもデータ期限が切れていても引継げるようにする救済処置がなされた。
しかしQMA6とQMA7の両方のデータが存在する場合はQMA7のデータのみが引継ぎ対象となる仕様だったので、QMA6のデータが切れた後にQMA7を新規で始めてしまうとQMA6までのデータはまるまる捨てる羽目になってしまった。
上記の経緯にはQMA8の稼動開始と同時にe-AMUSEMENT PASS自体のデータ保存期間が180日から365日間に延長されたことやe-AMUSEMENT GATE(現:e-AMUSEMENT)の対応ゲーム第1弾であったことも無関係ではなかろう。
この救済措置のおかげで天の学舎までデータ期限が切れた作品の引き継ぎの線引きが曖昧になっていたが、暁の鐘ではデータ引継ぎは天の学舎のみと告知され、それ以降の引き継ぎも原則的に前の作品のデータのみに限定された事により、この作品を含めた賢者の扉Season2以前の過去作のQMAデータがあっても天の学舎が未プレイの状態では過去作のプレイデータは引継げなくなりこれによって上記のデータ復旧等の救済処置の可能性は事実上消滅した事になる。
出題形式のうち、6,7にあった「統合形式」が廃止され、かわりに「自由形式」が出現。「統合形式」による組み合わせ以外にも自由に組み合わせが利くようになった。
この「自由な組み合わせ」のため、いわゆる「弱形式」というものがより存在感が薄くなった。
「統合形式」廃止に伴いセレクト統合形式に属していた「画像タッチクイズ」がランダム形式のみの出題になった。
予選でのみ出題される「早い者勝ちクイズ」が追加された作品でもある。
協力プレーに「お助けアイテム」「アイコンチャット」が追加されたことにより、名実ともに「協力」にふさわしい内容になった。またフロア数も前作に比べると手頃になり、協力プレーでの稼ぎがより容易になったともいえる。
QMA7から登場した天賢者昇格条件が緩和されたこともあり、天賢者の敷居は前作より低くなった。
それに合わせ、全国大会のチーム対戦形式でもアイテムが導入。活用次第で、波乱が起こりやすくなった。
「サークル活動」モードが登場。これにより、ある一ジャンルに特化したプレイヤーが大量に生産されることとなった。
これが影響しているのかはわからないが、特定のジャンルの問題しか出題されない「魔神討伐」が大盛況。特に6以降からずっと問題数が少なかった理系学問では他を圧倒する討伐回数が物議を醸した。
それまでは時間合わせによるオンオフか店舗大会ぐらいしかなかったプレーヤー同士の交流が、事前にe-AMUSEMENT GATEでサークル登録を済ませておくだけで手軽にできるようになりプレイヤー同士の繋がりを重視する人からは好評を得た。
逆にトーナメントは上下の組分けが廃止され、上級者からは好評だったものの、中級者以下ではトーナメントでプラチナメダルが非常に取りづらくなった。
初心者~中級者の流入で協力プレーが盛り上がる一因にもなったが、逆に野良で初心者を引く危険が高くなり、討伐率はむしろ低下した。
生徒キャラ復活の陰で、QMA2から親しまれてきたロマノフ先生が静かにアカデミーを去った。
ウィーズ先生がQMA5以来の登場(理系学問担当)。今度は正真正銘の「本物」である。
ロマノフの退場描写がしめやかかつ詳細に行われた一方で、ストーリー要素がなくなったことや前作未登場キャラのストーリー上での補完が無かった事といったストーリーに関して不満点として挙げるユーザーも多い。
他の作品や企業・団体との大規模なコラボレーションは行われなかったが、2011年11月には投入クレジットに応じて生徒キャラのピンバッジなどが当たるキャンペーンを展開。
一部のゲームセンター系列でプレーすると限定アイテムが獲得できるようになった。
限定PASSの絵柄が複数になったのは本作から。
メインビジュアルのルキア+アイコ柄のほかに女子生徒3種類。シャロンとリエルは単独柄の採用歴があるめか除外されている。
賢者の扉ではタッチパネルが一新されたため、画面のサイズがこれであった・消しゴム付き鉛筆や公式タッチペンなどが使えた最後の作品となった。
システムとキャラクターの両面でこれまでの集大成的な仕上がりとなっており、高く評価する声もある。
QMA賢者の扉
2012年3月15日稼働開始。
ナンバリングが廃止された初めての作品。Season2を含めると稼働期間は1年10ヶ月余りと(稼働開始から次作の稼働開始日までを「稼働期間」とした場合)現時点で最長となった。リーフレットが配布された最後の作品。
タッチパネル画面のサイズ拡大といった筐体周りが大幅にリニューアルした。
タッチパネルの仕様も変更され、ツバ等の誤反応がなくなった反面、前作まで使えた消しゴム付き鉛筆や公式タッチペンなどが使えなくなっている。
従来までタッチパネルに使っていたモニタはサブモニタとして再利用されている。
なおQMAの新筐体の構想自体はQMA6開発時からすでにあった模様(QMAクロニクルより)で3年以上の時間を費やしようやく実現したものだと思われる。
本作よりレベニューシェア形態e-AMUSEMENT Participationによる従量制による稼働となった。
初期投資が安くなった反面ネットワーク絡みのランニングコストが実質上がっているために100円(1クレ)あたりの収益は前作より厳しくなり、結果100円2クレといったクレジットサービスを実施しづらくなった。
最新作でもクレジットサービスの代替として予習回数を増やす事で対応している店舗もある。
現金の初期設定が1プレー100円・協力プレーのコンティニューに必要なPASELIの標準設定が「プレー開始の半分」となったのは、実はこの作品からである。
また、この作品途中から初回プレー無料・カムバックプレー無料サービスも始まっている。
トーナメントでは5レベル制度が登場。組をまたいだマッチングが行われていた。
昇格条件が緩かった上にトーナメントの過疎化が進んだため、多くの者が(昇格条件が変化する手前の)ドラゴン組Lv.2まで上がれてしまう状況となり、ガーゴイル組とドラゴン組以外は無人地帯となってしまった。
その後Season2では無印・ナイト・キングの3段階に分けられ、組またぎのマッチングもなくなった。
全国大会は3種類(Season2を別扱いするとそれぞれ2種類)行われた。複数の形式で全国大会が開催された唯一のバージョンである。
新形式「グループ分け」が追加。EVOの時点で最新の形式である。全国大会ではバルーンコンテストが登場。
トーナメントや協力プレーに不慣れなプレイヤーを想定してか往年のクイズゲームのように一人用のすごろくモード「アカデミーアドベンチャー」が搭載されたが、単調な問題が中心な上プレー報酬も乏しかったためやる意義も特になかった。
ただし「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q」とのコラボが行われた際には専用のシナリオや報酬のアバターアイテムプラグスーツが用意され好評であった。協力プレーでも使徒と遭遇することができ、倒すとヱヴァのキャラクターにちなんだアイテムが入手でき好評であった。
season2ではSNSなどでも長らく要望する声が多かったコナミの音楽ゲームブランド「BEMANI」シリーズとのコラボが始めて実施され、BEMANI検定が実施された。
アニメーションの一新があったがQMA5~賢者の扉(無印)までのものと比較するとかなり予算や作画枚数が減らされてるのが伺えた。
宝石賢者以降はキャラクターとCNが変えられる転生システムが搭載。転生するとキャラクターがオーラをまとうようになった。
ユーザーからの評判がよかったQMA8に付加すべく独自要素を加味したものの、キーボード形式でのQWERTY対応とヱヴァコラボイベント以外は大人の事情もあっていろいろと空回りしていた印象を受ける。
この作品以降、次回作の稼働開始直前までイベントを詰め込むようになった。
QMA天の学舎
2014年1月23日稼働開始。
本作よりオンラインアップデートでの新作移行となった。
ロケテストもPOPもフライヤーも限定e-AMUSEMENT PASSも登場しなかった。ただし業務用ポスターは従来どおりあったほか、キャンペーンクイズに正解するとポスターをモチーフにしたアイテムが獲得できた。(何気に新アニメーションのミランダ先生にお仕置きされるモーションが見られるのはこのモードだけ)
当初は例年通り3月稼働開始の予定だったが、「BEMANIスタジアム」連動企画のために前倒しになったらしい。
「天の学舎」からやってきた妖精を巡るストーリーが根幹となっている。時間帯に合わせて背景や暗証番号入力時の妖精の挨拶が変化した。
大賢者到達までのストーリーとその後を描いた邪神封印戦がある。
詳細は控えるが、邪神封印戦のイベントではすべてのQMAシリーズの世界観を共有している描写がある。
予選が合格点制に変更、理不尽な足切りによる予選落ちはなくなった反面、合格点があまりに低すぎて消化試合になっていたため準決勝の重要性が増した。
キャラの誕生日やエイプリルフールなど特定の日にプレイすると専用の会話イベントが発生するようになった。
このイベントでキャラの意外な一面や今まで明かされなかった設定が明らかになったキャラもいる。
賢者の扉Season2で実装された誕生日アイテムも獲得条件を緩和した状態で引き続き行われたが、発生条件がそのままだったために焼け石に水状態であった。
新作とうたっている割にボイスやBGM等、過去作からの流用が多く手抜きではとみられる場面も見受けられる。
ボイスに関しては、とあるキャラの担当声優が休養中で新録できない状況だったのでやむを得ないとする見方もある。
過去作をプレイした人には懐かしさを感じるといった好評な面もある。
通り名のシステムが実装された。多くはクマフィーとの連動で、このバージョンでしか入手できない通り名が非常に多い(というより暁の鐘以降、キャラの誕生日やマジコロ・グリバス、検定関連の通り名くらいしか追加されていないというのが実情)
消費税増税の影響等でPASELIの基本設定が120Pに値上げされる一方、PASELI利用時に魔法石増量などのプレミアムがつくようになった。
反面、プレイスタイルやゲームモードによってはPASELI利用時のプレミアムの恩恵が非常に薄くPASELIプレイするとかえって割高になるケースが散見され不評だった。
PASELIでクレジットプレイと同じ価格で(プレミアム特典がつかないノーマルプレー)プレイできるようになるのは暁の鐘稼働末期まで待つことになる。
QMA8から参加していたKACに唯一参加していないバージョンでもある。
次回作である暁の鐘の大規模な改革に伴い初代から続いてきた16人対戦によるトーナメントやQMA7以降搭載された協力プレーが行える最後の作品となった。
QMA暁の鐘
2015年3月25日稼働開始。
タイトルロゴがカタカナ表記になるなど、大規模な改革が行われた。このバージョンのみ業務用ポスターすら存在しない。
キャラクターデザインが吉岡英一氏から吉永雅宏・ナカジマケイイチ(ケイ壱)の両氏に交代したことにより大きく絵柄が変更された。
全国オンライントーナメントが「トーナメント☆マジバトル」にリニューアル。参加人数上限が16名から8名に減らされ、決勝はタイマン勝負となった。実況が付加された唯一のバージョン。決勝のタイマン勝負や実況の導入は本作の稼動直前に稼動終了したAnswer×Answerシリーズの影響か?
しかしリーグ選択制及び階級によるお助け魔法の使用制限は下位荒らしの温床となり、ルールの練りこみや調整不足、お助け魔法の導入がガチンコ勝負を望むベテラン層、敗北時の過剰なイラストに対する配慮不足がライト層に受け入れられず双方とも不評を買ってしまった。
結果的にモードが減らされたにもかかわらず稼動翌週にはドラゴン組でもCOMが混じり始めるなど、かえってこれまで以上にトーナメント離れが進んでしまった。また筐体のインストラクトの説明が大幅に減った上、お助け魔法やアイテムに関する記述すらないなど既存のプレイヤーすら前情報なしでは混乱しかねないものに。
新協力プレーは「マジック☆コロシアム」として邪神封印戦をベースにアイテムが使えるようになった。
稼働前のティザームービー紹介でトーナメント☆マジバトルと一緒に紹介されていたため、稼働当初や書き入れ時のはずの大型連休などにも新協力モードが実装されなかった(間に合わなかった)事が大きな問題となった。
「マジック☆コロシアム」で教師が対戦相手として登場するのはこれ自体がチームワーク向上が目的の模擬戦という位置付けもある。
昇格にベルが必要になり事実上の昇格試験の復活となった。
上位階級に上がるために必要なベルの要求数も多く宝石賢者に至ってはドラゴンリーグでグラスラかつ対人の決勝戦で全問正解が必要で、お助け魔法があるとはいえ非常に難易度が高くQMA5の昇格試験より難しかった。
よってマジコロができるまではベルを集めるにはお助け魔法の装備格差に耐えかねつつマジバトルを行うか検定にこもるかのどちらかであったため、ドロップアウトしてしまう層が続出した。
全国大会を実施しなかった唯一のバージョンでもある。当初はアカツキリーグが全国大会の代用かと思われていたが、単に報酬を改善しただけの臨時のリーグであった。結局お助け魔法なしの対戦が実施できないままKACの代表ですらジャンルごとの検定試験で決める始末。
マジコロ稼動前にトーナメント☆マジバトルはメインモードからはずされ、実装後はこともあろうかカードなしの体験入学生にすらマジックコロシアムを「初心者にオススメ」と誘導するなど行き当たりばったりな対応が目に見えた。近代のバージョンでは最後までもっとも初心者やライト層、復帰組には厳しいゲームシステムであったと思われる。
ヴァニィが初登場。プレイアブルキャラになるまでに2作かかったのはリエルと同じ。
稼働末期、PASELIでノーマルプレーが実装された事により初期設定ならクレジットでもPASELIでも同じ価格でプレイできるように改善された。
この変更によってクレジットでプレーしてもトーナメントの復習モードがPASELIの追加支払で使用できるようになった。
暁の鐘で大胆な改革を行ったものの、どれも賛否両論で稼働初期から躓き、シリーズの中で見てもとりわけ低評価な作品となってしまった。
人によっては初心者向けを履き違えたペガサスリーグは有料版黒猫のウィズとか、背景が単一(QMA1ですらジャンルによって背景が違った)で牢獄のようだとか、お助け魔法の導入はギャルゲーがメインでクイズがゲームの進行を妨害する要素でしかなかった20年前まで戻されたとの評価も。
暁の鐘の稼働直後の低評価は近年のアーケード業界の低迷に加えQMAで使用している基盤の老朽化や使用している組み込みOSのサポート終了時期といった悪い要素も重なって、最悪QMAシリーズそのものが打ち切られるのでは?と心配する声も上がっていた。大型アップデートの事前予告やマジック☆コロシアム実装後は事実上こちらにシフトした運営にするなどテコ入れを図った結果、低評価ながらも何とか乗り越えた形との見方もある。
なお本作のストーリーを以て生徒たちは「暁の賢者」の称号を手に入れ、トーキョーグリモワールでは「暁の賢者」としての最初の任務として新天地へと旅立つことになった。
アカデミーから離れることになった事で初代から続いてきた賢者を目指す生徒という設定はここで一旦解消された形となった。
QMAトーキョーグリモワール
2016年4月27日稼働開始。
前作までの「賢者を目指す生徒」から「暁の賢者としての任務」になった事に伴い世界観が大幅に変更された。
任務の場所はかつて東方から来た賢者の東方の地であり今までの魔法学校の世界観から、現代日本風(ポスターより)に転換した。
任務の場所に合わせる形でキャラクターのグラフィックや服装も一新され、ケイ壱氏のイラストが立ち絵にも使用された。
トーナメントモードが「トーナメント・NEO」に再リニューアル。9人から3人ずつ敗退するシステムだが、決勝戦以外にも順位決定戦として同じ形式でもう1ラウンドプレーできるようになった。
これにより最低保証問題数が20問(予選8問+7位決定戦12問)になった。
決勝戦・順位決定戦は3問×3人+ランダムに選ばれた形式3問という、「マジックアカデミーの差し込み」といった波乱要素を含んでいた(今作で復活)。
トーナメントのお助け魔法はヒントのみで、ペガサスやフェアリーといった下級クラスに限定された。これは本来の意味で初心者救済になったといえよう。
「QMA JAPAN TOUR 2016」が開催された。QMA7,8で限定e-PASSを配布したイベント以来の公認店舗大会が500大会以上行われ、各大会の決勝進出者には入賞記念として賢闘士(ウィザーズ)認定証が配布された。
運営の想定以上の大会数の申請、公認が行われた結果、2016年10月には在庫切れがアナウンスされ、入賞しても認定証がもらえない事態が発生してしまった。
店舗大会の優勝者には「自分だけの通り名を作れる権利」が与えられた。
賢竜杯をはじめとする広域大会は「SG」に認定され、従来よりも多くの参加者を集めた。
KACはこのシリーズの最終決戦という位置づけになり、各SG王者、全国大会1位、前回KAC上位2名、ツアースコア上位者などが参加し、優勝者に「賢神」の称号が与えられた。
マジコロがグリムバスターズ(グリバス)にリニューアル。ストーリーの進行はこのモードで行われた。イナリ・ムジナが召喚するグリムとトーキョー各地で戦った。
稼働開始時期の兼ね合いもあり実質的な稼動日数(稼働開始日~次回作の稼働開始日)がQMA8を抜いて最も短い作品となった。
QMA THE WORLD EVOLVE
2017年3月15日稼働開始。
グリムバスターズでは生徒たちの姿をした「エボルグリム」たちと「ゼンコク」で戦った。
XIVで協力モードが稼働開始時点で一旦なくなる(イベント開催も旧協力のボス戦部分相当)ため、2018年4月2日にお助けアイテムの有料販売が終了。同時に無料で2個ずつ使えるようになったが返金対応はなかった。
もともと利用規約上は「原則稼働中の作品でのみ使用可能」で、次回作に引き継げるのは特例措置という解釈もあるが、QMA8の上限個数が事実上なかったころに大量購入したまま余ってしまったプレイヤーもいるため、そのようなプレイヤーは万単位で損したことになる。
前年に引き続き「QMA JAPAN TOUR 2017」が開催された。大型チェーン店舗の積極開催もあって前作を大きく上回る900大会以上が行われた。
8以来実に6年ぶりとなる新規ボイス追加が行われた。
チャットスタンプが登場。
ヴァニィがプレイヤーキャラとして追加された。
前作でトーキョーに来ていなかった以上「グリム・ヴァニィ」はいないはずと思われていたが、特別イベントとして登場。ヴァニィに装備させるとヴァネッサの姿になるアイテム「メガネ・ヴァネッサ」を入手できた。なおMAXIVCORDでも入手可能である。
週ごとのミッションをクリアすると報酬が手に入る「ウィークリーミッション」が登場した。
DS版
QMADS
QMA4を下敷きにした家庭用ゲーム機における初の作品。開発はエイティング。
独自のストーリーモードを搭載。
時系列はパラレル扱いだが天の学舎の邪神イベントの絡みで異なる歴史を歩んでいる別のQMAの世界観の1つとして捉える見方もある。
初期出荷版には致命的なバグが存在していることで知られる。当該Wikiを参照されたい。
強すぎるCOMの代名詞の一つ「デッキブラシ」が誕生したのもここから。
コナミと資本関係の無い外部メーカーに人気ゲームの家庭用移植をさせてバグまみれになったことから、次回作はコナミの監視下で出せと非難された。とはいえ、コナミも8の魔神戦バグ、賢者の扉のグループ分けクイズなど初歩的なバグが多いために、コナミの監視下で出せという非難は的を射ているとはとても言い難いが…。
ベースがQMA4と古いため、近年のアーケード版とはシステム面の違いが大きい。
QMA6以降から入った者(特に理系学問使い)ではジャンル・サブジャンルの分け方に戸惑うことがあるかもしれない。
オリジナルの形式「書き取りクイズ」が存在する。
DS版のオリジナルキャラとしてライラとクロニカが登場。ライラについてはアーケード版への登場を願う人も多い。
QMA5との連動機能あり。
ゲーム中に使われているグラフィックはQMA4からの流用が目立つが、アカデミーモードでのイベントシーンやオリジナル2人のイラストは新規の物(AC版の吉岡英一氏の絵ではない)。
QMADS2
QMA6を下敷きにしたDS版の2作目。正式名称は「クイズマジックアカデミーDS~二つの時空石」。
前作とは違い致命的なバグなどはほとんど存在しない。開発はKONAMIの子会社となり後に吸収されたハドソン。
良作であったにもかかわらず、QMA6~7に起きたQMA自体の問題の影響、前作のバグの悪評が影響して売り上げは伸びず、東日本大震災と重なった事もあってWi-Fiサービスも早期に終了してしまった。
バグゲーの続編はどんな良作でも売れないというゲーム業界の掟でもあるが。
もっともDSのWi-Fiコネクションサービス自体も2014年5月20日で終了しているためいずれはWi-Fiサービス自体も終了する運命ではあった。
DS2のオリジナルキャラとしてセラとケイオスが登場。前作のライラとクロニカも引き続き登場している。
これによってプレイヤーキャラの数は19名になり、QMA8に抜かれるまで最多となった。
一応DS版前作の続きとなっているが設定に矛盾が生じてしまう部分もあり前作とは別のパラレルな世界観として捉える人もいる。
DS本体の機能を使った「APリンク」でカスタマイズアイテムの収集がやりやすくなった。
QMA7との連動機能あり。間違えた問題を持ち帰って復習したり、DLしてから時間制限のある「時限迷宮」を遊ぶことができた。
QMA7がリストラ問題で大荒れになっていたこともあり、被削除キャラのファンの駆け込み寺としても機能した。
チーム戦・ダンジョン攻略・点数補正効果のある装備品の登場など、近年のアーケード版作品に実装されている要素のルーツが散見される。
ゲーム中のグラフィックは前作までに登場したキャラクターの立ち絵、AC版キャラのカットインを除いて完全新規(吉岡氏の絵でないことは前作と同じだが、前作とも描いている人が異なる)。
QMA4までのタッチで描かれたリエルとエリーザ、サツキの立ち絵、リエルの賢者服姿は本作でしか拝めない。また、前作よりもグラフィックの質が向上している。
賢者の扉でホウキレースが実装されるまでは、ホウキレースのリエルを拝める唯一の作品であった。
携帯ゲーム機でのQMAはこの作品を最後に発売されておらず、次回作が待たれている。(ただしスマホやiPhoneを「携帯ゲーム機」と看做すなら、QMASPという作品ですでに登場したともとれる。QMAモバゲー支部なども同様。しかしQMASP自体も2015年3月31日で配信終了となっている。)
「用語集(基礎編):過去作・DS版」をウィキ内検索
最終更新:2018年09月28日 10:25