m○n×(えむまるえぬばつ)は、クイズのルールの一つ。
早押しクイズにおいて、m問正解で勝ち抜けだが、n問誤答すると失格となるルール。
例えば「6問正解勝ち抜け、4問誤答失格」の場合は「6○4×」と呼ばれる。
この場合、誤答による○のマイナスや、休みなどのペナルティは課されないのが普通。
規定回数誤答で失格となるので
最終問題の誤答で決着がつくこともある。
また、場合によっては「失格」ではなく「解答権剥奪」という表現をする場合もある。これは試合終了後の順位判定の際に、規定回数誤答の有無を問わず、勝ち抜けなかった者全員を同じ
判定基準(例:正解数の多い順→誤答の少ない順)で判定する、ということを強調する場合にしばしば用いられる。
代表的な例
7○3×
5○2×
『
abc』をはじめとした様々な大会の2Rで現在採用されているルール。開始時にペーパー順位によってアドバンテージが与えられる場合がほとんどである。
2○2×
オープン大会などの序盤で採用されることが多い、短期決戦型ルール。
ニノニとも呼称される。
一時はほとんどの大会が1R(
ペーパークイズ)の後の2Rで採用したため、2Rの代名詞的形式でもあった。
10○10×
『
マンオブサイヤー』や『
abc』で採用されたルール。
通常10○4×、7○3×、5○2×などが良いバランスとされるところ、「9回までなら誤答しても可」という超攻撃的クイズを誘発する形式は話題となった。
なおabcでは19thをもって廃止。
1○1×
超短期型ルール。企画終了後に同点者がいた場合の順位決めや、敗者復活戦など、時間をかけない短期決戦で採用される。
別の用例
ルールに関わらず、ある企画や大会における個人(あるいは全体)の正解数と誤答数をm○n×の形で表現することもある。
例:「K氏はタイムレースで12○8×と大暴れだった」 「難問揃いの決勝は、結局40問全体でも1○3×で終了」
最終更新:2022年07月16日 19:04