写真提供 水野 葉:撮影 2016年08月07日
最新の情報提供 水野 葉:情報更新 2020年09月11日
*写真左がC62 2、右は展示運転中の7105
現在の状況 | 京都鉄道博物館(梅小路運転区)所属の動態保存機。 車籍はあるが、本線走行に必要な検査を行っていない為、京都鉄道博物館の敷地内を走る遊覧列車「SLスチーム号」の牽引のみを担当する。(「SLスチーム号」の牽引機関車は日によって異なる) |
管理者 | JR西日本・公益財団法人交通文化振興財団(京都鉄道博物館) |
協力募集 | 運営母体である「交通文化振興財団」が、マンスリーサポートを募集している。 |
備考:
日立製作所笠戸工場製造
昭和23年製造
「スワローエンゼル」の呼び名で人気の高い蒸気機関車。1951年、鷹取工場で冷蔵車(貨車)のステンレス板をつばめマークに型抜きして、デフレクター(除煙板)に取り付けたのがその始まり。当時C62形は東海道本線の特急「つばめ」を牽引しており、在籍していた宮原機関区からの要望で取り付けられた。東海道本線全線電化後は、渡道して小樽築港機関区に配置され、函館本線の急行「ニセコ」の前補機運用につくことが多かった。現役時代は不調気味のカマであったが、SLブームと「つばめマーク(スワローエンゼル)」人気も相まって、C62 3との急行「ニセコ」での重連運転は「ゴールデンコンビ」とも呼ばれた。なお軸重の重い機関車であり、渡道に際しては路盤の弱い道内の線路を走る為、軸重軽減改造がなされている。1972年に梅小路へ動態保存の為来てからは、本線運転や、JR東日本へ展示の為の貸し出し実績もあったが、現在は「SLスチーム号」の牽引のみを担当する。
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