登場公式NPC一覧
セッション中の彼らの活躍、およびオリジナルNPCは各話参照
“リヴァイアサン”霧谷雄吾
UGN日本支部長。
穏やかで冷静な物腰の男だが、心に秘めた信念は人一倍固く熱い。
その外交手腕と判断力の高さから、すべてを飲み込む“リヴァイアサン”の異名を取る。
力量を如何なく発揮して数々の難局を切り抜けてきたが、中枢評議会の決定に反する行動も多く、それゆえ一部の評議員からは疎まれている。
だが逆に現場からは深く信頼されており、彼が居なければ日本支部はすでに瓦解していただろうといわれている。
UGNのこれからを占うキーパーソンのひとりだ。
登場
「第0話」
「第1話」
「第2話」
「第3話」
「第4話」
「第5話」
「第6話」
「第7話」
「第8話」
“ネーム・オブ・ローズ”ローザ・バスカヴィル
中枢評議会直々の命令により、霧谷の補佐役として派遣されてきた本部エージェント。
現在は、日本支部の副支部長を務めている。
彼女が、中枢が送り込んだ監視役であることは、もはや公然の秘密である。
重要拠点と目される日本支部の独走を防ぎ、あわよくば日本を中枢評議会の直轄にするために常に眼を光らせているのだ。
心を怜悧な美貌で隠し、厳しく、冷徹に綱紀の粛正を行う彼女は“異端審問官”と揶揄されている。
なお、日本支部の機能を低下させることはせず、仕事は完璧にこなしている。
登場
「第6話」
“ラフレシア”姫宮由里香
UGNのレネゲイド研究班であるアールラボの日本支部に所属する女性。
日本の名家であり大富豪の姫宮家の生まれだが、レネゲイドの神秘にとりつかれ、家名を捨ててこの道に入った変わり者である。
自分の研究を心の底から愛しており、そのあまりに寝食を忘れ、一週間後に昏倒したのは有名な話だ。
なお、彼女は研究だけではなく、なぜかUGN内部の政治事情にも詳しい。
もっぱらその情報は、基本的に研究予算獲得の政治工作などに使われている。
登場
「松尾梨子ロイス」
「第0話」
「第2話」
「第3話」
「第4話」
「第5話」
「第6話」
「第7話」
「第8話」
テレーズ・ブルム
UGN中枢評議会穏健派の中心となっている評議員。
弱冠15歳、しかも非オーヴァードであるが、すでに複数の博士号を持つ正真正銘の天才少女である。
護衛兼ペットであるEXオーヴァードのフクロウを常に肩に乗っけており、彼女のトレードマークになっている。
面倒見がよく真面目で実力がある彼女は苦労人だといえよう。
いろいろな問題や厄介事を放り出すことができないのだ。
現在では、混乱するUGNをまとめあげようと各方面に政治力を発揮。
そのおかげで今の彼女はUGNの中でもっとも有名な人物のひとりとなっている。
登場
「松尾梨子ロイス」
「第4話」
“アルテミス”敷島あやめ
UGN支部のない街、綾間市に住む少女。
つい最近、綾間市で起こった連続爆殺事件に巻き込まれて覚醒。
街に派遣されたUGNチルドレンと協力し、事件を解決に導いた。
現在はUGNイリーガルとして活動中。
ノイマン特有の高速思考を生かし、レネゲイド事件の解決に協力している。
困っている人を放っておけない性質で、よく厄介事に首を突っ込んでしまう。
しかし、本人はその事を一向に気にする様子がない。
オーヴァードになってもその性格は変わらないどころか、ますます磨きがかかっている。
登場
「名澄一志ロイス」
“浄化する緑”加納美鳥
東京に本社を置く緑丸清掃株式会社。
それがレネゲイド事件の後始末を行う、UGN日本支部清掃局のカヴァー組織だというのはその筋では有名な話だ。
加納美鳥はその緑丸清掃の女社長であり、清掃局の長を務める才媛である。
彼女の目下の悩みは休む暇のない忙しさだ。
ここのところ激しさを増しているFHとの抗争の後始末で、清掃局は連日フル稼働となっている。
上層部に人員と予算の増強を頼んでいるが、今のところそれがかなう様子はない。
まだまだ彼女たち清掃局の忙しさは続くだろう。
登場
「第1話」
“反逆の聖人”アルフレッド・J・コードウェル
約11年前、不幸な事故により死亡したとされるUGNの創立者。
それがいかなる奇跡か、再びこの世界へと戻ってきた。
今度はUGNの敵、FHを統括する幹部として。
現在の彼に関しては、分かっていることはほとんどない。
どうして生き返ったのか、どうしてUGNの破壊を公言するのか、どうして30代の肉体を取り戻したのか、どうして日本を狙っているのか。
誰も答えられない疑問は、UGNの混乱に拍車をかけている。
ただひとつわかっていることは、彼がUGNにとって最悪の敵であることだけだ。
登場
「第4話」
“ディアボロス”春日恭二
FHエージェントのひとり。
かつての彼は幹部候補とまで目された敏腕エージェントであった。
しかし、ある任務に失敗して以来、それは変わった。
まるで何かに呪われたかのように、UGNに敗北を重ねているのだ。
そんな彼の特徴は、強い生命力と不屈の闘志にある。
敗北は数知れず、死亡を確認されたことも一度や二度ではない。
しかし彼は、何度でもUGNの前に立ち塞がってくる。
最近トライブリードに目覚め、これで勝てると意気込んでいたようだが、早速ある任務に失敗したとの報告が上がっている。
登場
「第4話」
「第7話」
“狂気の頭脳”ロバート・ショート
FHに所属する科学者。
あらゆる分野で先頭に立ち、専門分野を持たない総合科学者。
正真正銘の天才だが、それだけに彼の思考を常人が理解するのは不可能だ。
故に、誰もが彼をマッドサイエンティストと呼ぶ。
そんな彼も20年前までは常識的な研究者だった。
彼を変えたのはレネゲイドウイルスである。
レネゲイド能力者となることで、物質と生命の意味を理解したショート博士はそのかわりに理性を手放した。
以来、彼の知的好奇心は留まることを知らず、全方位に向けて発揮される。
もちろん、そこに禁忌の二文字はない。
登場
「第4話」
“プランナー”都築京香
世界最古の独立型レネゲイドビーイング。
かつては、日本FHのトップに君臨し、現在はゼノスのトップに立つ。
姿形は幼い少女だが、侮れるような人物(?)ではない。
彼女の立案するさまざまな“プラン”がUGNに与えた被害は甚大である。
彼女が間接的に関わった物も含めれば、被害規模は想像もできないほどだ。
今の彼女はその明晰な知能を、種としては未熟なレネゲイドビーイングの、さらなる進化のために使用している。
彼女の“プラン”は、彼らにとって福音となるだろう。
登場
「第7話」
「第8話」
“戦いの女神”坂月那岐
協力型レネゲイドビーイング“ミネルヴァ”と共生する女性。
古流剣術の免許皆伝を受けた優れた剣術家であり、その技を振るう場所とその技を振るうに足る敵を求めていた。
彼女に共生するミネルヴァも、人間を理解するには戦いこそが最適と考えており、自分を宿して戦ってくれる人間を欲していた。
つまり、ふたりの利害は一致した。
まさに運命の出会いだったといえるだろう。
現在、彼らは白兵戦を得意とする戦闘員として、ゼノスで鍛え上げた技とレネゲイド能力をいかんなく振るっている。
登場
「第5話」
「第7話」
「第8話」
八重樫若菜
N市の公立高校の生徒会長を務める少女。
より楽しい学園生活をモットーに活動する彼女は、問題解決のために、あるいは問題発見のためにいつでも校内を駆け回っている。
その姿は一種の名物となっているほどだ。
また、目安箱を設置するなど学園改革にも熱意を持って挑んでいる。
それが伝わるのか生徒はもちろん、教師たちからの人望も厚い。
そのため、彼女の学校では「困った事があったら、まず八重樫を頼れ」というのが共通認識になっている。
ちなみにそれを知った彼女は、自分の誇りだと嬉しそうに笑ったそうだ。
登場
「高峰鋼ロイス」
「第0話」
「第1話」
「第2話」
「第3話」
「第4話」
「第5話」
「第6話」
「第8話」
相波武
N市の公立高校に通う高校生。
素行の悪い、いわゆる不良少年だ。
腕っ節が強く、いまだに喧嘩で負けなし。
それゆえに、近隣の不良学生からは一目を置かれている。
さらに本人は一匹狼を気取っているが、困っている人を放っておけない性分で、そんな面倒見のいい彼を慕うものは多い。
中には武をトップに新たな勢力を作ろうとする者もいる。
周辺不良グループに無用の緊張を作っているため、武は興味がないと制止しているのだが、支援者たちは諦める様子がなく、武にとって頭の痛い問題となっている。
登場
「第1話」
「第6話」
月原朝芽
N市の高校に通う少女。
まだ高校生ながら鋭い知性と広い知識を持った見識ある人物で、友人や妹からは“教授(プロフェッサー)”とあだ名されている。
彼女がそうなったのには理由がある。
幼い頃にレネゲイド事件に巻き込まれた彼女は、UGNによって助け出され、同時に事件の記憶を消された。
そして、失ったという記憶に突き動かされるように、彼女は己の知を磨き続けた。
その結果が現在の朝芽である。
その努力は実を結び、彼女は日常の裏側に隠された真実に気づき始めている。
登場
「松尾梨子ロイス」
「第0話」
「第1話」
「第2話」
「第3話」
「第4話」
「第5話」
「第6話」
「第8話」
“真っ白な季節”金村美冬
N市支部で生活するオーヴァードの少女。
ある事件で覚醒し、特別な処置としてN市支部に預けられている。
幼いながらも自分の立場を理解し、兄や姉と慕うエージェントやチルドレンの役に立てるように訓練に励んでいる。
その成果だろう、最近ではレネゲイドの制御も安定してきたため、支部内でも、チルドレンとして活用するべきという意見が出ている。
しかし、彼女自身も気がついていないことだが、彼女の能力には隠された未知数な部分がある。
彼女が真の覚醒を迎えた時、何が起こるのか、それは誰にもわからない。
登場
「第3話」
“飽くなき人生”増倉俊
N市に住む高校生。
目立つ部分がなく、かといって自分から口をきこうとしないので、孤独であることが多い少年。
それが増倉俊……だった。
そんな人間はもういない。
彼はオーヴァード、これまで非日常だった世界を日常とする真実の世界に足を踏み込んでしまったからだ。
彼にとって退屈の象徴だった日常は輝く宝石となった。
彼は、今までの分をとり返すように日常を楽しみながら、イリーガルの任務を精一杯こなしている。
いつここに帰ってこられなくなっても、後悔しないように。
登場
「第1話」
鮫島公平
N市の警察署に勤務する刑事。
この道十数年になるベテランであり、街のワルどもには大抵顔がきく男だ。
また、現場ではごくわずかしか存在しない、レネゲイドについて知っている者のひとりでもある。
彼自身はオーヴァードと呼ばれている怪しげなガキどもを信用していないし、嫌悪すらしている。
だが、実際問題としてレネゲイド関連事件に対抗できるのがオーヴァードしかいないので、UGNなんぞに協力しているのだ。
ちなみに公安はオーヴァードよりも嫌いらしく、特調に協力することはほとんどない。
登場
「第1話」
「第4話」
ステージ「The Two Faces of Tomorrow」より
リヴァイアサン
UGNから提供され、対イーターようにアルバトロスに設置されたコロニー制御用AI。
アルバトロス全域に張り巡らされたコンピュータネットワークを介して、コロニーのすべてを制御することができる。
膨大な処理能力と優れた知性でUGNの活動をさまざまな面で
サポートしており、アルバトロスのUGN最高責任者も兼任している。
≪ADワーディング≫内でも活動可能で、U市でイーターが発生しても、大きな災害や事故が発生していないのは、リヴァイアサンがアルバトロスの制御をしているからなのだ。
登場
「第8話」
“悪の華”黒塚百合
国際情報環境大学の講師。
長い黒髪と静かな微笑が印象的な女性で、学生たちの憧れの的となっている。
そんな彼女の講義は人気が高く、多くの学生が席を巡って争うほどだ。
また、脅威的な頭脳を誇る才媛であると同時に、多くの謎を持つミステリアスな女性でもある。
その中には、≪ADワーディング≫内での目撃例や、覚醒直後のオーヴァードに接触して助言を行っているなど、不可思議な噂も含まれている。
だが、彼女の目的や正確な実態を知るものは、ただのひとりもいない。
登場
「第8話」
最終更新:2015年07月05日 04:20