芸術家は、理解されないからこそ芸術家なんです
サムライは、
ライトノベル作法研究所?の利用者。別名は
tomita888。鍛錬投稿室・長編の間に出没。本人曰く、「裏長屋の落ちぶれた小説書き。性格の悪い猫と二人暮らし」とのこと。(本人ブログのプロフィールより)
人物
「週刊メルマガライター募集」なるサイトに投稿されている自己紹介には以下のように書かれている。
50歳
男性
タクシー・ドライバー
東京都
なし
文学、歴史一般、戦史、経済、ペット
はじめまして、サムライと申します。昔から書くことが好きで以前は小説家を目指しておりました。今は散文を書き散らす程度ですが、文章には自信があります。また、責任感が強く仕事でご迷惑をかけることはありません。是非お仕事をください。御失望なさることはないと確信しております。(最終更新日:2008/06/29(日) 17:00)
ラ研利用者のなかでは、もはや長老の域。
しかしながら、その精神年齢の低さを、自作「死に神の恋」に寄せられた
吹雪雪崩?の感想への返信で露呈させた。
2009年06月09日(火)07時39分 サムライ 作者レス FLH1Ail187.tky.mesh.ad.jp
吹雪さんは、ライト・ノベルの読み過ぎのようですね。純文学を読んだことのある人間なら、この文章が、どういう文豪の影響を受けているか、たちどころに読み解くことでしょう。昨今の、ライト・ノベルや
携帯小説のように、わかりやすい会話文の羅列に、目が慣れすぎているのでしょう。もっと、本当の小説を読んでください。
上記のように「作者・利用規約の違反」にあたる「反論」を行った。
返信は更に続く。
ストーリーの起伏だけが小説ではありません。小説とは、人間を描くものです。ファンタジーとやらがお好きのようですが、ドッタンバッタン、アクション満載は、小説ではなく、漫画です。小説を書いているのなら、文豪の小説も、少しは読んでください。
ライトノベル作法研究所に設置された鍛錬室に投稿しておきながら、ある意味「ライトノベル否定」の文言まで見て取れる。
そして「自分の主張こそが正しい」という意見の押しつけを、いかにも「小説はこうあるできだ」かのような論旨のすり替えを行った。
更にマイナス点をつけられた意趣返しとも思える、以下の
報復感想を
吹雪雪崩?の作品「雪と氷が、あかく染まって。」に投下した。
2009年06月09日(火)10時05分 サムライ -30点 FLH1Ail187.tky.mesh.ad.jp
あはははははははははははははははははははっ
こういう表現は日本語にはありませんよ。小説を書くなら、正しい日本語を勉強しましょう。
ストーリーがいっこうに展開しませんね。起承転結がどこなのか、さっぱり分かりませんでした。
自身で「ストーリーの起伏だけが小説ではない」といいながら、この批評。
自作では、行頭の字下げも徹底できていないのに「小説を書くなら、正しい日本語を勉強しましょう」という主張までしている。
これだけでは飽きたらなかったのか、
夏月 歩?の作品「伸ばした腕のその先に」に対しても
報復感想を投下した。
2009年06月16日(火)06時59分 サムライ -30点 FL1-122-135-82-191.tky.mesh.ad.jp
セカイを焦がすその色に、止め処ない切なさが溢れてくる。
日本語として意味が分かりません。もう少し、文学というものを勉強してください。文豪の小説でも筆写して、もっと文章の勉強をしてください。それから、テーマが分かりません。結局、読者になにが言いたいのですか。小説は伝達手段です。自分なりの主張がないのなら、小説を書く必要はありません。読む方も時間の無駄です。
上記のように、またも論旨のすり替えとともに、利用規約違反の「作者個人を中傷、攻撃するような言動」までも行う。
「自分は正しい」と疑わないため、客観的な視点を著しく欠き、一人
駄サイクルを形成している。
たとえ年齢を重ねていようとも、それだけでは尊敬に値しないし、結果も残せないということが如実にあらわれている人物。
備考
サムライ初投稿作「死に神の恋」の内容は、食堂で働く人妻「舞ちゃん」と、「その人妻に横恋慕する、猫を飼っている独り身の年配タクシードライバー」の話である。「舞ちゃん」の視点で進む物語の中で、このタクシードライバーこと「死に神さん」は、思索にふける高潔な人物として描かれている。
「死に神さん=作者」であることは、似通ったプロフィールからだけではなく、本文中の『死に神さんの生き方は、昔のお侍さんには似つかわしくても』部分からも、うかがい知れる。
しかし、もし本当にそんな高潔な人物であるのならば、つまらぬ報復など行わないと思うので、「死に神さん=美化された作者」というのが正解だろう。
(『精悍な顔をしてふだん周囲を睥睨する風だったあの人』などという描写もあるので、まず間違いない)
本人ブログでは主人公「舞ちゃん」のモデルがいることも言及されている。
「死に神さん=男」はプライドが高く、その反面、自身に多大なコンプレックスを抱えている。そこから逃避するため理屈を好み、それを語るときだけは雄弁である。失敗を極度に恐れるため、現実よりも空想や浪漫を好む。女性に理想を求め、神聖視している。
そしてそんな「厭世感をもつ理想主義者な男」の気持ちに流される「舞=女」がいる、という構図。
こういった傾向から、サムライのいう文豪とは「太宰治」ではないかと推測される。
読点を多用した長文が多いこともその理由の一つに挙げられる。
今作を「純文学志向の小説」とみるか、単なる「太宰崩れの妄想自慰小説」とみるかは読み手の判断しだいであろう。
余談だがこの作品はラ研以外のサイトにも複数投稿されていることが確認されている。
ちなみに他所においても「随分と古いですね」「いつの時代のどういう人々に向けて書かれた作品なのか、全く不明確」「現代女性としての舞さんには甚だしい違和感を覚えた」と、ラ研の批評と同様の否定的な意見を投下されているが、それに対する返信は、ない。
関連
外部リンク
シューシュポスの夜(旧名 タクシー・ドライバー ) http://blog.livedoor.jp/tomita888/
本人による個人ブログ。「死に神の恋」を含んだ小説、エッセイ、詩などを読むことが出来る。
最終更新:2011年12月09日 14:45