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集結と襲撃と殺し合い




「イタリア………無事だろうか?いや、ここは殺し合いだ。
 つまり戦場、あいつへの訓練にはピッタリだ。
 そして俺に対する試練か何か、俺はこのまま殺し合いを続けるか続けないか」

イタリアを心では心配するも、彼には戦場という意識が殺し合いを引き立てられる。
そう、彼こそ三国同盟の内の一人のドイツ。
真面目に戦の訓練をし、イタリアにも訓練を仕掛けてもサボられる。
電話に出ればイタリアの救助要請の声。
内心、早くどこかへ行ってくれと初めに思ったイタリアだが心配になるのはどういったことか。
ドイツにはよくわからなかった。………が、今は現実を見る。
ここは殺し合いという意識、殺し合いをせずに生き残る事は不可能か?
確かにしないと人数も減らず、もし殺し合いに乗らないなら乗る者にやられるのがオチだ。
それに自分は軍人であるというドイツのプライドとして、殺し合いに乗らずにいられない。
自分の手にある物が、本格的な殺し合いの戦場をより感じさせた。
軍人として馴染み深いそれは銃器。
ハンドガンだが、十分殺し合いに役立つアイテムだ。
名前なんてないハンドガン、バイオハザード作品verである。
これで殺し合いに不安要素はなくなった。

(とりあえず………殺し合いを続けてみるか。
 イタリアの奴と日本がいた場合は同盟として手を組むか………?
 いや、日本の奴なら忠実に殺し合いを続け、俺をも殺す可能性があるな…)

三国同盟の中とはいえ、ドイツは日本を警戒する気持ちを持つ。
イタリアという存在は既に役立たずとして期待をしていない。
まずいるかどうかも分からない状況だが、もしいたらの話。
日本は真面目な為に殺し合いに乗る確率大の考えに、
イタリアは例外の考えを持って行動をするのが吉。
他の国がいる可能性を考えなかった事はどう出てしまうか………。

(イタリア………あいつが生き残る確率などないに等しいからな………。
 だから訓練しておけと、急な展開に対処が出来ないだろうが………)

やれやれといった感じで、ドイツはイタリアの未来を予想した。
その通り、イタリアが生き残る可能性など考えなかった。
いや、ドイツにとって旧友・同盟国とはいえ信頼は出来なかった。
助けなどいらない、日本も同様の考えを持つとドイツは考えている。
三国同盟であったイタリア・ドイツ・日本の関係。


それは、この場じゃ同盟も関係なくて………。


ただの敵でしかなかった。


ドイツの意志は三国同盟を考えず、ただ全参加者が敵の考え。
幾ら向こうが攻撃をしないとしても、殺し合いに乗ったドイツに関係などない。
もう決めてしまったのだ。殺し合いの覇者となると。
だから解りきっている。幾らイタリアが生き残ろうが何時かは殺さなくてはいけないことを。
自分の手で殺すのは気が引く、ドイツとしては勝手にどこかで死んでくれだった。
ドイツはやはり問題は日本と考えた。
自分の考えが外れ、日本が殺し合いに乗らず前に現れた場合どうするか。
好都合、そのままこっそり奇襲で殺害すれば良い話だ。
実際、上手くいくとは思わないが………。

(とにかく………今は目の前に集中するか)

ドイツは銃の標準を合わせた。
その先にいるのはもちろん参加者、殺害するのだ。
狙いを定め、後は引き金を―――――。

「………させない」

その瞬時、ドイツの持っていた銃は地に落ちた。
銃が落ちた音が鳴り、下にいた獲物は音には気付かなかった。
急な奇襲、音も立てずにするなどドイツには考えられなかった。
日本であれば忍者の一種と認識するであろうが………。
とにかく前に出てきた者は小柄な体格をした男だった。
こんな深夜帯で真っ暗な時間に確実に狙いをドイツに向け奇襲を放った。
ドイツは、銃を拾う事を諦めて抵抗をやめる。

「俺をここで殺すか?」

「………ツケ」

「………ツケ?」

「……………」

小柄な男は静かに頷いた。
相手はここで殺さず後で恩返しを望んでいる。
それを理解するのに時間かからず、ドイツはそれを、

「ふむ、いいだろう」

了承した。

「一言………殺し合いには乗るな」

奇襲をした実力者であろう相手は殺し合いに乗るなと言って来た。
これが相手の所望する条件だろうとドイツは認識する。
だが、ドイツは決めてしまっている。
既に俺は殺し合いを生き残るのだと。

「断る、ここは戦場だ。戦場で戦わぬ者は命を散らすだろう。
 戦場にいてコソコソ攻撃もせず移動した所で生き残れはしない」

「……………後でどうなっても知らない」

最後にこっそり呟いて相手は消えて行った。
消えたというより、去って行ったが正しいが………。
彼が最後に言った言葉はドイツの耳に届いていた。
だからドイツは最後に言われた言葉に意味を考えていた。
後、それがどのくらい後なのか?
解りはしない、だが生き残る為に殺し合いは続けなくてはならない。
言った通りに殺し合いに乗るなという条件は断る。
この先も同じ。誰がどう言おうが殺し合いには乗り続ける。
殺し合いをしないのはイタリアと同じ、世話のやける奴。
戦場にいる意味も何もなく死んで行く。
ドイツはそう信じる、だから再び決心する。


殺し合いを続け、覇者となると………。


イタリアも殺す対象、ドイツはこの先に心の迷いも感じないだろう…。


【H-8 - 妖怪の山】
【ドイツ@ヘタリア Hetalia Axis Powers】
【状態】健康 決心
【服装】軍服
【装備】ハンドガン@バイオハザードシリーズ
【道具】基本支給品 不明支給品1~3
【思考】基本思考:殺し合いを続け、この戦の覇者となる。
1、イタリア含め、誰であろうが殺す。
2、殺し合いをしない者、命は散るであろう…

※日本が殺し合いに乗ると推測しています。



さて、ドイツに奇襲を仕掛けた男は………。

そして何故、ドイツの居場所を把握して奇襲を仕掛けたか………?

少し時は遡る………。



小柄、だが素早い動きで召喚獣戦争で活躍をした。
得意科目保健体育、写真機を手に女子のスカートの中を狙う。
そんな彼についた名こそがムッツリーニ。
ムッツリという単語と、イタリアという国でファシズムを起こした人物、
ムッソリーニをかけた名前だ。
学園内でも知られ、ムッツリーニの正体の本名こそはあまり知られない。
あだ名の力が強すぎる結果である。
得意科目が保健体育なだけあって『それだけ』得点は高い。
彼はFクラス、他の科目は観察処分者である吉井明久より酷いらしい………。
保健体育科目が高い他、さすがの動きでまるで忍者。
身体能力はかなり高いのだ。だが、彼はその高い能力の使い方を………。
ムッツリスケベなので女子のスカートの中をギリギリ見ようとする。
そして鼻血を大量に出し―――だが写真に撮っておき、
裏で写真を商売している。明久もそれを購入する事もある。貧乏な癖に………。
彼こそ、Fクラスに潜むムッツリーニ 土屋康太である。

土屋が殺し合いの地へと立つ、まず何が起こったか?
考えても解る気配無しだったのはさすがのFクラスだろう。
とにかく行動と、少し歩いて見ると土屋の好物女子発見であった。
いつのもようにこっそり背後へ回って―――と思った時に気づいた。
持っていたカメラがない事に。

(これでは………仕方ない、カメラを探すか)

土屋は決意をして、少女のスカートを諦めて普通に接する事とした。
目で普通に見るだけでも良かったが、今の場を考えた。
殺し合いという単語のみよく聞こえた。
悪い印象が命取り、馬鹿でもさすがにそれは理解した。
土屋がゆっくりと近づいて行く。
少女はそれに気付いて来るなといった表情になっていた。

「………大丈夫、襲わない」

「………へ?」

怖かったか、かなり泣いてたようだった。
土屋は、とりあえず落ち着くまで少女の傍にいる事とした。


またまた時は遡る………。


土屋が来る前、つまり殺し合いに到着した頃だ。
胸ぺったんこ!………のようで、ただ背と性格は子供の彼女。
とある学校では人気投票で生徒会のメンバーに決まるらしい。
4人が決まる+成績1位の優良枠として一人の計5人での生徒会。
珍しい生徒会の決まり方だ。その人気投票1位が生徒会長となる。
ここで泣き喚く彼女こそが生徒会長、桜野くりむである。

赤ちゃんと呼ばれる、だが性格は本当にお子様。
背も小さく、まさに幼児体型。
そんな身体の構成というが、胸はそこまでぺったんこな訳じゃない?
他の生徒会メンバー3人の女生徒には劣るが………。
もちろん、一人男子の彼よりかは大きい。
その男子がエロゲにはまるきっかけを作ったのが生徒会長である。

性格が子供の彼女に、殺し合いへの理解は絶望だった。
まるで何が起こったかいまだ把握も出来ず、ただ周りが真っ暗。
誰もいない外で一人、地面に座っている。
怖い話は苦手、でも生徒会長として怖くないと見せる様に振舞ったこともあった。
でも今は耐えられない恐怖でいっぱいだった。
どこか知らない場所で真っ暗、一人ぼっちなのだ。
幽霊か何かが出ないでと願いながら気付けばくりむは泣いていた。
強く強く泣きながら願ったものの、足音が聞こえて来る。
怯えて、逃げようと思っても足がすくんで動けない。
このまま幽霊に何かされてしまうかと思ったくりむにかかった声は普通の人間のものだった。
幽霊と思い込んでいた為、声がしたのが不思議と感じたが前を見れば手を差し伸べてくれていた。
その手をゆっくり掴みに行く、掴んだ瞬間に安心感が湧いた。
数分の間、ギュッと手を握った後に疑問が一つ。
前にいるのは誰?
男の声、でもこれは杉崎でもない誰か別人。

「だ、だりぇ?」

何故か噛んだが、相手は気にせず名前を言って来た。

「土屋康太………」

土屋康太、そんな名前の生徒はいなかったと思える。
全校生徒の名前を覚えてる訳じゃないが、よく見れば制服が違う学校だ。
どこの学校の制服かも解らない。でも感謝している。
一人ぼっちが怖くて動けない所を彼は手を差し伸べて助けてくれた。

「………っ、少し待っておけ」

「え?」

待ってと言う前に彼は消えていた。
また一人ぼっちになってしまった。
後を追おうにも急に消えて前にいったか後ろにいったかもわからない。
ただ、また戻ってしまった事、一人ぼっちになったことから、
自分は見捨てられたと勘違いをしてしまう。
今気付いたデイバッグの中を見るとアイスピックがあった。
何でこんな物があるのか知らないけど、自分を見捨てた彼を―――


(少し?)恨んだ………。


恨みとは時に殺害を招く。

くりむの意思は殺害へ傾いてしまうのか?



………それとも



「獲物を置いてどこか行っちゃうなんて、お馬鹿さぁん」



前にいる人物に狩られてしまうのだろうか?



【H-8 - 妖怪の山】
【桜野くりむ@生徒会の一存】
【状態】健康 恐怖 恨み?
【服装】碧陽学園制服
【装備】アイスピック@現実or四八(仮)
【道具】基本支給品 不明支給品1~3
【思考】基本思考:???
1、一人ぼっちにしないで………!


【H-8 - 妖怪の山】
【土屋康太@バカとテストと召喚獣】
【状態】健康
【服装】文月学園制服
【装備】不明
【道具】基本支給品 不明支給品1~3
【思考】基本思考:殺し合いはしない
1、くりむの元へと戻る。


【H-8 - 妖怪の山】
【水銀燈@ローゼンメイデン】
【状態】健康
【服装】黒のゴスロリ
【装備】不明
【道具】基本支給品 不明支給品1~3
【思考】基本思考:???
1、お馬鹿さぁんが残した女を殺す。



【アイスピック@現実or四八(仮)】

 現実にある通りのアイスピック。何の仕掛けもない。
 どこぞのクソゲーでは、東京シナリオに武器として出ました。
 『忍』というヤンデレな二次元の彼女がPCから出て来て修を殺すのです。


sm002:H,A,P,ヘタリアはヘタレなのか? 投下順 sm004:Cagayake!GIRLS
START ドイツ sm:[[]]
START 土屋康太 sm:[[]]
START 桜野くりむ sm:[[]]
START 水銀燈 sm:[[]]


最終更新:2011年03月13日 21:46