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Cagayake!GIRLS




無人の里、そこはとても寂しく不気味だった。
その中で一人、少女は目覚めた。

「うっうー………」

起きてまず周りを見ても人はいない。
少女はアイドル、大勢の前で歌などを披露したりとする仕事。
人がいないそんな場所はプロデューサーと出会って直ぐの時みたいだった。
その時は自分が人気じゃないから大勢とは言えない人の前で歌うだけの状態。
プロデューサーはそこから大物へと成長させた。
最後の引退ライブ、いやプロデューサーと一緒に活動する中で最後のライブ。
事前に熱を出したものの、プロデューサーの声で元気を復活させて無事上手く終える事ができた。
そして今、降り出しに戻った感覚を味わっている少女。

「ここ……どこ~?プロデューサー………」

近くにいつも居てくれたあの人の顔。
何回も会いたいとも思ったけど今程強く会いたいとは思ってない筈でした。
とりあえず、プロデューサー以外の人でもいいから誰かに会いたいと思って、

「だ、誰かいませんか~?」

自慢の元気さで大声で言ってみた。
………だけど、誰も来る様子はなかった。
本当に誰もいない場所で自分一人の状態がどうしても怖くて、
その場で蹲る。
でも、相手が動かないなら自分が出るしかないと思って少女は思い切って辺りを探索することとした。
歩きに行こうとした所、近くに変な物が置いてある事に気付いた。
鞄、誰かの忘れ物と少女は考える。
とりあえず持ち主に届けなくちゃと思って預かった。
本当は少女の物だが、こんな物を今まで見たことも持ったこともない。
だから自分の物と気付けず、勝手に中も見ちゃ駄目と認識して中の確認は遠くなりそうだ。

里の中を歩いてると、何だか江戸時代に来た感覚になる。
実際、少女は殺し合いの舞台にいるのだが………。
その事を忘れてる訳じゃない、ただ忘れたかった。
目の前で誰かが死ぬ夢、そう夢と思い込んで明るく振舞っている。
少女の内心じゃ恐怖でいっぱいでもう動きたくはない。
が、誰かと会わなきゃその方が危なくて怖いのは分かってる。
それが少女の身体を動かしてくれているのだ。
少女の願いは誰かと会う事、プロデューサーに会う事。
プロデューサーの様に自分をいつまでも守ってくれる人に出会う事。
自分の大好きな歌、「GO MY WAY」を小声で歌いながら自分の恐怖を和らげ、
誰かを探す事、10分はした時。

近くで足音が聞こえた。

(うっうー!これは誰か近くにいる筈です!)

少女の足は疲れを多少は見せてたが………。
それでも走って足音の聞こえた方へと向かう。
自分の願いは誰かと出会う事、それが叶おうとしてるのだから。

曲がり角の先を見る。
やっぱり誰もいない夜道。
でも、少女は気付いた。
家と家の間、そこから僅かに髪が出てる事に。
黒髪等の色ならば、気付かなかった。
でもその髪の色は赤っぽい色だった。
髪が見えた場所は自分より高い訳じゃなく低い訳でもない。
同じ中学生と期待してその場所に少女は向かった。


そして、その場所に目を向けると………。


同じくらい背をした女の子がいました。

「うっうー、誰かと出会えて………やよい、すっごく安心しました!」

やよいは誰かと出会えた喜びを口に出す。
赤髪少女は少し怯えてて、それでも頑張って小声だけど会話をしようと、
安心しようと………。

「わ、私も………安心しました………」

そして互いに攻撃性が相手にない事を確かに感じる。
どちらも殺し合いに対しての意識はない。
いや、意識はあるが殺し合いはしないって所だ。
殺し合いの場であるとは解ってるし相手が実は乗ってる可能性も考えた。
でもそれはないと会話する内に感じて互いに信頼の関係になる。
会話していて互いにまだ名前を名乗ってない事に気づいた。

「私は、高槻やよいでーす!アイドルやってまーす!」

元気に自己紹介をするアイドルやよいに、

「小早川ゆたかです、高校生です」

高校生に見えない姿から自己紹介をする高校生小早川ゆたかに、

「同じく高校生の、岡崎朋也だ。ヨロシク!」

いきなり登場してきた岡崎朋也。
突然だったので、二人して岡崎に言った言葉は、

「「だ、誰ですか!?」」

と、驚く感じで言った。
岡崎はその反応に笑って、

「ヨロシク!」

またよろしくと言った。
二人は、「はい、よろしく」と言って、

「で、貴方は一体だ「ヨロシク!」

三度目のヨロシクが帰って来る。
中々話を聞いてくれない岡崎にゆたかは、
「しっかり話を聞いてくれないと困ります~」と少しお願いする様に言った。
岡崎はもっと二人を苛めたいと思ったが、初対面な為に自重して聞く事とした。

「で、俺はさっき言った通りに岡崎朋也だ。
 気軽にお兄ちゃんと呼んでくれよ」

また冗談で岡崎は言ったが、二人は

「「はい、わかりました!」」

と二人してそのまま進めてしまった。
岡崎はまさかのお兄ちゃんOK?に興奮しそうだったが堪える。
まず実際、本当に呼んでくれるかわからない。
既に突っ込む気もなくなってスルーされたかもしれない。
そんな考えの岡崎に襲ったのは、

「で、お兄ちゃん!これからどうしますか?」

やよいが元気に放ったお兄ちゃんという言葉だった。
岡崎は、中々の破壊力だ………と小さく呟いて、
やよいに至っては、プロデューサー以外にお兄ちゃんと呼んだ初めての人だ。
家族の中で一番お姉ちゃんなやよいは、そう呼ぶのが夢?でもあった。
ゆたかは、お兄ちゃんと呼ぶのが恥ずかしくて我慢してたけど、
言わなくちゃならないと思って、頑張って言う、

「お、お兄ちゃん!………え、えぇっと……えっと………」

少し混乱する様子を見せるゆたか。
岡崎はその様子に激しく萌えて、耐えきれない。
ロリコンは一応否定するかわからないが、可愛いのは確かだ。
二人からのお兄ちゃん、確かに嬉しいが何か耐えきれない。


「ごめん!やっぱ、お兄ちゃんはナシで!」


自分から仕掛けた呼び方を自分で解除する岡崎朋也であった。


【D-8 - 里】
【高槻やよい@THE IDOLM@STER】
【状態】健康
【服装】私服
【装備】なし
【道具】基本支給品 不明支給品1~3
【思考】基本思考:(殺し合いには乗っていない)
1、誰かと会えて安心です!うっうー
2、落し物の鞄を持ち主に返す。


【D-8 - 里】
【小早川ゆたか@らき☆すた】
【状態】健康
【服装】陵桜学園制服
【装備】なし
【道具】基本支給品 不明支給品1~3
【思考】基本思考:(殺し合いには乗っていない)
1、とりあえず安心です。


【D-8 - 里】
【岡崎朋也@CLANNAD AFTER STORY】
【状態】健康
【服装】制服@CLANNAD
【装備】なし
【道具】基本支給品 不明支給品1~3
【思考】基本思考:(殺し合いには乗っていない)
1、お兄ちゃん攻撃に耐えられない!


sm003:集結と襲撃と殺し合い 投下順 sm005:歪んだ想い
START 高槻やよい sm056:すぐに呼びましょ、楼座☆無双
START 小早川ゆたか sm056:すぐに呼びましょ、楼座☆無双
START 岡崎朋也 sm056:すぐに呼びましょ、楼座☆無双


最終更新:2011年10月07日 01:38