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生命遊戯 -ライフゲーム-




「悟史君―――悟史君―――」

大好きなあの人が恋しい。

園崎詩音は全てを終わらした。
その直後、謎の空間へ。
殺し合いへと参加する事となったのだ。
前原圭一を殺した、その数秒後に気を失った。
意識が戻れば殺し合いをやれと言われた。

そしてしっかりと耳にはさんだ情報。
圭一を殺しL5の発症した詩音でも綺麗に伝わった。
何でも願い事を叶えるという悪魔の囁きが伝わった。

会いたいあの人。
北条悟史にただ会いたい一心。
出会う為に願い事を叶えてもらう。
願い事を叶えてもらう為に人を殺す、殺す殺す。
悟史に出会えるチャンスだとなれば本気。
人など何人でも殺してやるという意気で詩音は狂った。
悟史に会いたい、その思いだけで簡単に殺し合いに乗った。
支給された物を期待して確かめる。
出て来たのは包丁ではなく剣。
包丁よりも好都合な武器が詩音には支給された。
他には無いようで、ただこの剣一つ。
それ程に良い武器なんだろう、実際これは当たりだ。
この剣を手にし、詩音は勝ちを確信した。
そして、殺し合いに乗ると共に小声で詩音は言った。

(待っててね―――悟史君。
 直ぐに、会いにいきます。)

この殺し合いを速やかに終わらして悟史に会う決心であった。

詩音がいる位置は住宅街。
殺し合いに乗る者としては、建物が邪魔で仕方ない。
誰か人がいないか、探す詩音。
もちろん、見つけたら即効で殺害する。
生かす必要も無いからだ。

悟史君の為なら、何だってする。

それが詩音の考えなのだから―――。

そして、詩音は人がいない事にイライラを感じていた。
家の中に隠れてる気がして、詩音は叫んだ。

「隠れてないで出て来いよぉぉぉ!!!」

乱暴な口調こそ、L5の現れ。
雛見沢症候群、通称L5にかかればこんな感じになります。
とっても恐ろしいですね!
L5患者は恐れられており、狂暴である為誰も近づこうとはしないだろう。
そんなL5が発症してしまう雛見沢に来る客人は少ない訳だ。
前原圭一が来る前、それまでは悟史は詩音達と一緒に普通に生活していた。
なのに、悟史がいなくなり交換したかの様なタイミングで前原圭一がきた。
悟史をどこかにやった圭一が許せなくて、殺した。
ここに呼ばれたのはその祟りなのか?会う為のチャンスを与えてくれた優しさなのか?
詩音にはわからないが、悟史に会えるチャンスとして受けた詩音は殺し合いに乗る。
そんな詩音の叫びに、自分がいる事がバレたと思って出てくる影が一つあった。

「は、ひゃぁああいぃ!!」

SOS団一の巨乳、朝比奈みくるが素直に呼びかけに反応してでてきた。
出てきたみくるに、詩音は馬鹿な奴と思いつつも近寄る。
みくるは詩音が殺し合いに乗ってると推理するに至らない。
それ程に、朝比奈みくるという未来人は天然系だった。
だが、あまりにも天然すぎたようだった。

「な、なんでしょうか………?」

何の様か聞くみくる。
それに対して詩音は十分相手に近付いた後に、
その言葉にしっかりと答えてあげた。

「……………死ね」

「ふぇ?」

死ね、その言葉は叫ぶようにして言われた。
突然対応出来る程、みくるは動きが速くない。
むしろ鈍い、そんな鈍い少女が突然振り下ろされた剣。
そんな人を殺す様な行為が予想も出来る筈もなく、
そしてそれを避ける超人的な反射神経もなく、

ただ、命が消えるのを感じていった。

未来から来た少女は、殺し合いの地で呆気なく人生を終えるのであった。


―――住宅街にて、肉の斬れる音が響いた。



【朝比奈みくる@涼宮ハルヒの憂鬱 死亡確認】



「あはははは、簡単!簡単過ぎる!」

人を殺した。
それがあまりにも簡単で、笑いが止まらない。
何にも出来ずにただ斬られるだけで終わり。
馬鹿としか思えなかった。
生きてる時の美しさは、醜い破片となって散った。
それが詩音に殺し合いの楽しさを教えた。
詩音の狂いは、まだまだ加速する………。


【A-2 - 住宅街】
【園崎詩音@ひぐらしのなく頃に】
【状態】健康 L5発症
【服装】巫女っぽい服
【装備】楼観剣@東方project
【道具】基本支給品
【思考】基本思考:優勝して、悟史君と再開を果たす。
1、皆殺しにする。
2、殺し合いは簡単ですねぇ。あはははは

※参戦時期は、圭一を殺してから数秒後です。


【楼観剣@東方project】

 魂魄妖夢の持つ二つの剣の内の一つ。

 妖怪が鍛えた剣といわれている。
 長すぎて並みの人間には扱えないのだが、

 主催者が少し短くしたみたいなので扱えるようだ。


sm010:フランドールの異変解決 投下順 sm012:帰るトコは既に廃墟
START 園崎詩音 sm:[[]]
START 朝比奈みくる 死亡


最終更新:2011年03月13日 21:51