フランドールの異変解決
悪魔の妹、
フランドール・スカーレット。
あまりにも危険な故に地下に幽閉された少女。
その為に人間は調理された姿でしか見たことがない。
地下に幽閉されてずっと思っていた。
誰かと遊びたい、お外に出たい。
ずっと、紅魔館の地下で閉じ籠もるなんて嫌だ!
だから外に出ようとしても、いつも姉が邪魔をする。
そんな姉を恨みつつも、姉の存在は大切だった。
だから壊そうとなんて思わない、仕方なく地下に戻る。
たまには狂いに狂ってしまう事もあったかもしれないけど、
フランは素直に地下に戻る。
それが何年も続くとなれば、気が触れるのも仕方ない。
本当は人懐っこい少女は、危険人物の一員として皆へと伝わる。
紅魔館のメイドですら、彼女に近付こうとはしない。
ずっと一人ぼっち、誰も相手にしてくれない。
姉のレミリアが紅霧異変を起こす。
その面白い異変が起こってると知らずフランは地下にいた。
だがこの異変を気にフランの日常は変化するのだった。
地下に久しく訪れる客人、通称 白黒とか呼ばれてる主人公。
人間の魔法使い、霧雨魔理沙との出会いがきっかけだった。
フランは思いっきり手加減無用に弾幕ごっこを魔理沙と始める。
魔理沙との勝負、その勝負にフランは負ける。
初めての強者にまた遊んでとお願いして、魔理沙はそれを引き受ける。
という感じな出会いもあり、フランの気持ちはどことなく前より落ち着いた。
それからは、紅魔館内をうろうろしたりしてるらしい。
地下に幽閉され続けた生活からの脱出となっただろう。
それでも完全な自由はまだ訪れなかった。
変な行為でもすればレミリアに叱られる、館外にも出れない。
永遠亭での異変に、姉は出て行ったのに自分は出る事許されない。
姉としてはフランの為でもあるが、とにかくフランは外に出てみたかった。
自分が吸血鬼なのはわかってる、でも外で元気に遊ぶのを夢見る。
そして、今―――。
彼女はついに外へと解き放たれた。
まだ陽は昇っていない真夜中。
夜の魔王とか言ってたレミリアがどうしてるかわからないが。
むしろ、幻想郷の面々がどれ程いるかわからない。
姉のレミリアがいるかどうかもわからない。
大好きな魔理沙がいるかもわからない。
咲夜やパチュリーや美鈴がいるのかもわからない。
何一つ、誰がここにいるかわからない一人ぼっちのお外。
真っ暗だと地下に幽閉されていたのを思い出しそうな雰囲気。
でも違う事がある。
真っ暗なこの場所だけど、薄い霧の様な物が見える。
見覚えのある気がした。
紅魔館の近くにある霧の湖、それこそがフランの開始直後の位置であった。
当然、来た事はない。でも窓から見える湖と霧。
そこで遊ぶ氷精を見た事があるかないかわからないが、霧の湖は確かに見た事がある。
だからフランはこの近くに紅魔館があるんじゃないかと考える。
紅魔館があったとして、行こうかどうかは迷った。
また帰ったら出してくれないかもしれない。
ずっと地下に閉じ込められる、それがもう嫌でそうされるのが恐怖でもあった。
―――でも、一人ぼっちの今の自分は姉様でも咲夜でもパチュリーでもいいから、
誰かと出会いたかった。
昨日を思い出す、普通の日常、だから普通に寝て明日を迎えた。
でも起きたら変な所にいて、今させられている事は―――――。
―――殺し合い―――
目の前で調理された人間がいた。
人間をあんな風にしていくゲームなのか?
よくわかんない、殺し合いがなんなのか。
壊し合いと表現されていればフランに理解できるゲームだったであろうが………。
とりあえず、紅魔館に戻りたい一心がフランにはあった。
お外に出る代わりに日常が奪われるくらいなら紅魔館に戻った方がいい。
単純にそんな考えで戻るだけであった。
出会いたい人物なんていっぱいいる。
だからフランは、紅魔館に戻って日常にも戻る。
魔理沙が来るのをいつもまちながら、咲夜の料理とか、
色々他にもやったりする、つまらなくとも楽しくなくとも、
それでも幸せな紅魔館の皆との生活が自分にはやっぱり必要だった。
紅魔館に向って、フランは歩き始めるのであった。
【G-4 - 霧の湖】
【フランドール・スカーレット@東方project】
【状態】健康 寂しい
【服装】フランの服
【装備】なし
【道具】基本支給品 不明支給品1~3
【思考】基本思考:???(とりあえず紅魔館に行く)
1、紅魔館に戻っていつもの日常に戻る。
2、お外に出れたのは嬉しい、けど………。
※殺し合いを理解出来ていないようです。
フランが霧の湖から去る。
それを見た一名が安心しつつ冷静じゃない様子で心に思っていた。
その一名はフランとの認識はないが噂には聞いていた。
悪魔の妹、おそらく出会うだけで壊されるだろう。
その死の恐怖が果てしなくその者にはあった。
彼女は鈴仙・優曇華院・イナバ、月の兎。
月から逃げてきた兎であり、永遠亭にて住んでいる。
てゐの悪戯、失敗すると師匠(永琳)のお仕置き。
色々と不幸な事が起きる彼女。
彼女は今、非常に心でおいつめられていた。
先ず第一に発見した人物がフランという危険人物であったこと。
それもだが、今ここで行われてる事が彼女を脅かす原因ともなっていた。
自分はただの兎、だから殺し合いなど絶対に生き残るなんて難しい。
フランの様なのが幻想郷にはまだまだいる、だから絶対に無理。
殆ど、生き残りが不可能のような気が漂ってるがそれでも絶対に生き残ると決めていた。
理由は簡単、死にたくないからである。
例え師匠や姫様やてゐが襲って来た場合は逃げる、もしくは反撃するしかない。
場合によって考えて最後まで絶対に生き残ると決心する。
良心的な接し方で仲間になった相手でも信用ならない。
戦力にならない人なら、こっそりと裏で殺す。
そんな方法で数を減らさないと生き残れない。
鈴仙はこれを実行する勇気が、無かった。
それ程に彼女は死が怖くて行動出来ないぐらいおいつめられている。
実際、フランもこっそり殺そうと思った。
でも勇気が無くて出来なかった。
絶対に逆に殺される気がして、出来なかった。
それに、何も自分が殺さないとならない必要性も感じてなかった。
生き残る為なら、何も殺人に積極的にならなくていい。
絶対に誰かが数を減らしてくれる、そう思っているからやらなかった。
危険な行為はやらない、何時かはフランも誰かが殺してくれる。
だから鈴仙はフランを見過ごして静かに去るのを怯えつつ待った。
フランが去って安心するが、直ぐに切り替える。
まだ始まったばかり、殺し合いを耐えるには油断しない様にしなきゃならない。
相手が例え強者でも知り合いでも油断を見せたらならない。
全ては生き残る為だから、鈴仙はその為に行動をするのだ。
【G-4 - 霧の湖】
【鈴仙・優曇華院・イナバ@東方project】
【状態】健康 恐怖
【服装】鈴仙の服(ブレザー)
【装備】???
【道具】基本支給品 不明支給品1~3
【思考】基本思考:生き残る為なら手段選ばず。
1、死にたくない……死にたくない……。
2、生き残る為なら永遠亭の皆でも………。
※誰も信用しない程に心が追い詰められてる様です。
最終更新:2011年04月26日 17:47