キョンの妹がこんなにおかしいわけがない
また今日も朝起きました。
いつも通り、愛する兄を起こしに行く。
ベッドの上に乗ってドンドンしてあげる。
一日の始まりで一番初めに見てもらえる。
兄は自分の人生とも言える存在。
キョンの妹は狂う程に兄を愛していた。
これは原作設定という訳じゃない。
二次設定という方が近いだろうが………。
とにかく、いつも起こしに行く日常。
それを奪われたのは非常に嫌。
でも………こんな殺し合いなんかでキョン君を失うのはもっと嫌だ。
緑色の髪の人……見た事ある人だけどあの人は首が飛んだ。
とっても恐ろしかった、怖かった。
近くにいる筈の兄にしがみ付きたかった。
……………でも、その兄は今この近くにいない。
私、一人だけの空間が支配している。
「キョン…すっ……くぅん………すん、すん……」
鼻を啜りつつ、泣く妹。
兄のいない寂しさと、殺される恐怖。
そして愛する兄が消えるかもしれない恐怖もプラスされ、精神は限界か?
小学生に、このバトルロワイアルというのはレベルが高すぎた。
まだ人生を全然体験出来ていない為に色々と知識がない。
子供という元気はあるだろうが、体力や能力は残念であろう。
だから不利なのだ。
―――そんな不利を解消する物が、支給品に積められている訳だ。
近くにあるデイパックを泣きながら開けると、変な物がいっぱい入ってた。
どこなのかわからない地図、何も書いてない紙、美味しくなさそうなパン。
そしてもう一つ、奇妙な怪しい薬がはいっていた。
容器に紙が貼られていたので読んでみようとする。
………が、キョンの妹は小学生である。
漢字を読めなかった。
その薬の名前は蓬莱の薬という不死の薬なのだが、
説明が難しい内容の為に理解が出来なかった。
が、最後に簡潔にこう書かれていた。
おそらくは理解出来ない者に対する言葉だったろう。
『このくすりを飲むと、死ななくなります』
この一文だけで薬の効果を説明出来るだろう。
じゃあ前の文は何だったなんて言ってはならない。
とにかくこの薬を飲むと死ななくなるという事実を知ったキョンの妹。
死にたくないから直ぐに飲もうとしたが、考えた。
―――これを、愛するキョン君が飲めば?
自分の身は果てようが永遠に生きてくれる。
………それでいい、と思った。
私が死んだら兄は悲しんじゃうだろうけど、
自分は兄が死んだら悲しいと思う。
だから、この薬を残す。
ずっと、ずっとキョン君に生きて欲しいから………。
「……でも、ちょっとだけー…………」
量は容器が小さい分、少量ではあるが少し試しに飲んでみたい。
そんな好奇心からキョンの妹はほんの2、3滴を口の中へと入れた。
味は不味かった、予想通りでした。
そして飲んでみてどこか特別な何かもなかった。
「嘘なのかなぁ……それとも、少なすぎた?」
結果が期待通りじゃなくて、効果があるか疑う。
とりあえず、容器の蓋を閉めてデイパックへと戻す。
そうして次に今、自分のいる場所を調べる事にした。
自然と、涙はおさまっていた。
「何だか……凄い所……」
古風な雰囲気のある場所。
空は色も無い空間、建物内も歴史的な雰囲気があり、
タイムスリップがしたかのような感覚。
そんな姿に凄いと感じたのだ。
まるで社会科見学の様な気分になる。
殺し合いを忘れさせる素晴らしさだったが、はっと思い出して、
「油断しちゃった……しかも、こうしてる間にキョン君が………。
急いで探さなきゃ!そんでもって………
キョン君に歯向かう敵は私が殺さなきゃ………!」
兄を守りたい、だからまずは探す。
その道中は血塗られた道なのは確かなのだろうか?
キョンの妹は兄を探して白玉楼の中へと入って行った。
【C-1 - 白玉楼内】
【キョンの妹@涼宮ハルヒの憂鬱】
【状態】健康
【服装】私服
【装備】なし
【道具】基本支給品 蓬莱の薬@東方永夜抄
【思考】基本思考:キョン君を探す。その敵は私が殺す。
1、キョン君を早く見つけなきゃ。
※蓬莱の薬を2,3滴飲んでいる為、効果は薄いですが少し普通より耐久力はあります。
(アレは……打ち止めかァ?!)
白玉楼の階段に眠らさせられてた白髪の男?
起き上がると、取りあえず上へと昇ってみれば、
打ち止めらしき奴がいた。
(ここは殺し合いだよなァ……ってことは、あのガキも危ねぇよなァ…)
一方通行は白玉楼へと近付きつつ、考える。
演算能力は素晴らしいのですよ!一方通行は!
そんな一方通行だが考えるのは打ち止めの事ばかり。
アイツを死なせてはならない、守らないとならないと。
あの時の打ち止めのピンチを救った彼になら、なんとかなるだろう。
………が、肝心の打ち止めはここにいないのだが。
(っていうか、ここドコよ?学園都市じゃないのは確かだがよ)
こんな古風な場所は学園都市には合わないし無い。
なら一体、どこだっていうのか?
寝てる間にどこの誰かも知らねえ奴に連れられたのか?
その場合、目的は俺の命を取らなかった事から打ち止めに関係する事だろう。
(ちっ……俺は何やってんだか。殺し合いなんだからよォ、思う存分やればいいじゃねえか。
打ち止めを狙う奴を全員、ぶち殺せばいい話だろうよ。………だが、それも気に食わねえな。
殺し合えって言われてやるのは命令に従ってるだけだからなァ!ならよォ、俺は俺で自分のやり殺し合いというのをやってやるよ!
俺を変な所に呼んでおいて、無事で済むとは思わねえことだなァ!主催者さんよォ!!)
打ち止めを狙ったと勘違いしている一方通行だが、
その勘違いが激しく主催者へと怒りを表してるのがわかる。
そうして一方通行は白玉楼の方へと―――
ドゴゴゴゴゴゴゴ
地を裂いた。
一方通行の能力である。
「隠れてないで出てきたらどうなんだよォ!?アァァ!!」
その言葉を発する方向には、食べ物を擬人化した様な人がいる。
その者は、打ち止め(キョンの妹)を観察しているみたいだった。
おそらくは殺害か誘拐を企んでるのだろうと、一方通行の視点だとそう考えた。
だが、対する相手はそんな気でしていたのではない。
相手側は表へ出て来て、
「違う、別にあの子には何もしようとは思っていない」
和風な服を着た少女はそう言った。
白玉楼の主人ではないがその服からして、
ピッタリの感じであった。
「はァ?そんな言葉で俺を騙せると思ってんのかァ?」
一方通行は完全に信用しなかった。
その少女、たけの子がふざけた殺し合いに参加している。
様子見、おそらくは殺すタイミングを計っていたのだろう。
そう一方通行は受け取ったのだ。
「………フッ、ならば良い。勝負と行くか?」
たけの子は、勝負を仕掛けた。
学園都市最強の一方通行に。
一方通行はその勝負を断る事も無く受けた。
そう、本当にたけの子はあの少女を殺そうとしていたのだ。
そして彼女に支給された物には確かな武器があった。
一方通行の能力が勝つか?たけの子の武器が勝つか?
はたまた、第三者が漁夫の利を取っていくのか?
【C-2 - 白玉楼 庭】
【一方通行@とある科学の超電磁砲】
【状態】健康 怒り
【服装】私服
【装備】なし
【道具】基本支給品 不明支給品1~3
【思考】基本思考:打ち止めを守りつつ、こんなゲームを企んだ主催者をぶち殺す。
1、俺は俺なりの殺し合いの仕方をやってやるよ。
2、打ち止めを探す。
※能力制限はあります。普段の様な無茶苦茶な動きは出来ないですが、
地を裂くとか血を逆流とかなら、時間を少し費やしますが出来るようです。
【C-2 - 白玉楼 庭】
【たけの子@ニコニコ食べ物戦争シリーズ】
【状態】健康
【服装】和服
【装備】脇差@東方狼月洸or現実
【道具】基本支給品 不明支給品1~3
【思考】基本思考:???(殺し合い乗ってる確立:大)
1、勝負と行く。
【蓬莱の薬@東方永夜抄】
これを飲むと、穢れがうまれる為、服用は禁止されている。
効果としては飲むと不老不死となってしまう。
バトロワで飲んだ場合は完全不死の最強な状態になるのだが、
どこか死なない薬を飲んだ者は最大の不幸が訪れやすい。
一応、効果が薄められており、首が斬られれば死ぬらしい。
つまり首輪爆破で死ぬということである。
【脇差@東方狼月洸or現実】
刀、ただそれだけ。
至って普通ですよね!でも当たりなんですよね!
それなのに説明は一文字で終わるんですよ。
最終更新:2011年03月13日 22:29