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てってってー でもSYUUUU ZO!




てってってー♪てってっててー♪

てってってー♪てってっててー♪


そんな軽い音楽で目覚めた。
知っている、自分はこれをしっている。
この曲を聴くだけで浮かんでくる。
あのゲームの、あのキャラ達。

―――そして、何よりも愛しのゆきぽ。

あの時の対決、あの男は言って来た。
ゆきぽ派?と問い掛けて来た。
答える気なんて無い、俺はそんなた易くゆきぽの名を呼ぶ事に怒り
反撃した。何度も問われて本当に叫びたかった。
が、言ってはならない。あの男にゆきぽ派とバレた暁には………。
実際、蟹が大好きと言われる謎の男にゆきぽは一度攫われている。
俺は咄嗟に助けに向かった。何度も倒れつつゆきぽは助け出した。
それなのに、俺が待っていたゆきぽとの生活が来ずに
今の現状にいる。Townが響くこの中、ここで行われてるのは殺し合い。
怖くなんかない。マカーイ村で何度も死にそうになった俺に死など怖くはない。
大丈夫、大丈夫だ……だ、大丈夫な筈………。

ゆきぽ派なパンツレスラー、いかりやビオランテ。
彼は優勢だと調子に乗り劣勢になるとヘタレになる男。
今の殺し合い、主催者が優勢で参加者が劣勢とするなら
ビオランテがヘタれる理由は無い。

(でも、ゆきぽが待ってる………助けを求めてる……!
 声が聞こえる。助けを求めてる!ダーク♂SOSじゃない!)

心配のあまり幻聴が聞こえてる様子。
病院をここに建てよう。
ビオランテさんなら退院の日は遠いでしょうけど………。
ただ、今のビオランテは何とかヘタレていない。
ゆきぽを助けるという目的があるからだ。
そのおかげで、マカーイ村を乗り越えれた。
今度も乗り越えれる!なんたって相手は普通の人(に見える何か)
多分、力もそんなに無いに決まってる!
俺には力がある、この力で兄貴は叶わなかったが、
TDNコスギや野薔薇ひろしを倒して来た。
それなりに自信はついている。
大丈夫だ。それなりに自信があるから今なら何をしてもいける気がする。
ここに支給品があるが、こんなものなくたって余裕!
なんなら弱そうな者にくれてやる!

「なに一人でキリッ!ってしてんだよwwwwwマジワケワカメwww」

目の前に、何か出てきた。
見た所、滅茶苦茶弱そうだ。
こんな奴、絶対に直ぐ死ぬな。
ビオランテはそう感じて、コイツの言ってる事は何ひとつ聞いてない様子だ。
そんなビオランテに―――。

「残念だけどwww俺の軍にはもっとイイ男がいてだなwww
 お前なんかじゃ話にならんよwwwww」

挑発をした。
これはあの時に似ている。
TDNコスギ戦の開幕に似ているのだ。
あの時、ビオランテはFuck youと言われて怒り、
その怒りに任せてやった。
イメトレでは敗北、だから本戦で感覚を掴んで勝利した。
同等の条件で相手と言葉が違うだけ。
ビオランテは挑発して来た者の姿を再度見る。
やはりその弱そうな身体、相手するまで無しだ。

「というか音楽流したまんま出るの?wwwwwバカスwww
 そんなだから俺がここにきちまったじゃねえかwwwwwww
 今、ここに敵が来たらどうすんだwwwww」

「好都合だ、向こうからやられにくるならな!!」

ビオランテはそう叫んだ。
少し話しててウザく思ってたから声の大きさは結構なもの。
その声量に少しびっくりしたが、言ってる事を冷静に見れば
まともなのは一応、挑発した方。
だからこの自信が謎、そう思って声を出す。

「えらい自信だなwwwじゃあ敵は任せるwww」

そう言ってどこかへ行った。
どういう事だと思ってると、またもや誰かが来たようだった。
見覚えは無いが、任せると言われた直後に出て来たのなら
自然と敵という認識をしてしまう。
そしてその姿をチラッと見て―――。

「おwwwチートの長門ktkrwwwwwよーwww」

どうやら知り合いだったらしい。
ビオランテは敵じゃないのかとがっかりしつつ、
内心、安心した。やっぱり怖いのか………。
そして、長門とかいう子は無言でこちらに歩いて来る。
長門に走って?近づいて行く男。
足は凄く遅い、なんせ彼は働かない男だからだ。

「まさかこんな直ぐに仲間に会えるとは思わなかったwww」

嬉しいみたいだ。
それなら良かった。
慣れ合いは求めていない。
自分はゆきぽを探しに行くのに集中したいんだ。
ビオランテは静かに、その場を去っていった。
その様子に長門は気付いており、男は気付いていない。
長門はビオランテの行動を無視し、前の男を見て―――――。


             ◆◆◆


出るとそこは運動場だった。
ビオランテでもわかる、あの場所は体育館だったのだ。
そしてこの組み合わせだと学校だ。
小さき頃に誰しもが通っていたであろう場所。
この学校にゆきぽはいるのだろうか?
だが行く宛というのも無い。
この世界がどういった所か知らないが、行ける所は今の内に行っておきたい。

(校舎が二つ、どっちも怖そう………何でこんな事になったんだ……)

この夜の学校にむけて、ビオランテはヘタレた。
さすが安定のビオランテ、だが屈しない様子。
勇気を振り絞って、歩き出した。
だが―――――。


(こんな所に行くなんて………あぁ最悪……)


やっぱり、ビオランテはヘタレだった。


【E-6 - 運動場】
【いかりやビオランテ@ガチムチパンツレスリング】
【状態】健康 ヘタレ
【服装】ビジネスマン風スーツ
【装備】なし
【道具】基本支給品 不明支給品1~3
【思考】基本思考:ゆきぽを探す。
1、こんな事になるなんて……あぁ最悪……。
※アニメ知識は健在してるようです。


             ◆◆◆


「違う」

長門は小さく呟いた。
前の男にもその言葉は聞こえてる様子だが、
理解出来なかった。記憶でもやられたかと予想して、
何なら思い出させてあげるだけだ。

「忘れたのか?wwwww俺が軍で一番偉いニート様だwww」

「違う」

教えてあげたニートの行動も虚しいだけだった。
長門はまたも違うと言って、しかも先程より声は多少大きい。
ニートは何で理解出来ないかを考えず、わからないフリをして
自分をからかってるんだと認識して―――。

「まあ、行こうぜwwwキョンとかハルヒとか探しにさwww」

「!!」

長門は反応した。
間違い無く反応した。
そう、長門は求める相手がいる。
こんな変な奴なんかよりも大切なあの人がいる。
あの人に害が生じる様な奴は―――――。


―――排除―――


その場で何が起こったか?
わかる人何ていないだろう。
ここにあるのはただの体育館だから、
色々なボールとか、ゲームの道具しか無い。
そんな中で、どういった事が行われた?
遊んだ訳じゃないのは確実、そしてここは殺し合い。

―――後は、わかる筈。

中には一つ、何かが転がっている。
人のようで人じゃない何か。
肉の塊となったそれ、見てるだけで気持ち悪い。
でも………これは愛しの人の為なのだ。
あの人に何かある場合を考えればこうするしかなかった。
長門が体育館から出る、つまりこの肉の塊は―――。
もう一人、この体育館にいたあの男 ニートのものだろう。


「うっ………」


体育から出て、身体に痛みが襲う。
思わず吐き出したそれは血だった。
朝倉が開催したこの殺し合いはあまりしたくはない。
………でも、愛しのあの人がいるなら話は別。
害ある人達を殺し続け、安全にしてあげなくては………。

だが、身体がふらふらで頭がくらくらする。
能力の制限……でも、彼の為なら身が果てても構わない。
いや、果ててはもうあの人と会えない。
いずれの戦いも負ける訳にはいかないのだ。
次なる標的の場所は解らないが、学校内へと入ると決めて
長門はふらふらとした足つきで校舎へと歩いて行った。


【ニート@新世紀 東方三国志~ひぐらしの憂鬱~ 死亡確認】


【F-6 - 運動場 体育館前】
【長門有希@涼宮ハルヒの憂鬱(愛しの彼が振り向かない)】
【状態】疲労(中) 能力使用による損傷
【服装】北高制服
【装備】なし
【道具】基本支給品 不明支給品1~3
【思考】基本思考:あの人を探し、害となる者は排除する。
1、学校へと行く。

※能力の制限を身を持って感じました。


sm027:I&KA 投下順 sm029:MU☆DA☆DA☆NE
START いかりやビオランテ sm049:人殺しは愛する彼のために
START 長門有希 sm049:人殺しは愛する彼のために
START ニート 死亡


最終更新:2011年03月21日 03:58