知と武―――欲望の扉
「良かったんでしょうか………何やら嫌な予感がします」
ゼルダがそう言う。
彼女が言うと信じる気持ちになれる。
嫌な予感………これが一体何としてでてくるか?
わからなくとも、アイクには強者との戦いを見るのみ。
強者がいなくなった場合は、主催者を倒しに行く。
ゼルダは強者との戦いを認めないかもしれない。
………だが、俺は強い奴と戦いのだ。
何を言っても方針は変わらない。
信頼出来るような奴が言っても………だ。
「嫌な予感など、怖くもなんともない。
俺は中心部に行き強者と戦うのみ。
別に俺は死など恐れてない」
アイクには、戦うことしか考えてなくて、
命を散らす覚悟も出来ている。
そして、命が無くなってもどうでもいいというのだ。
死亡を恐れぬ心の強さ。
それを、感じた。
ゼルダは思った。
この剣士アイクには、リンクと似たような存在かもしれないと。
冷静に物事を考え、武力にも衰えない勇者のような能力。
精神だってかなり安定した人だ。
彼なら、このバトルロワイアルを止める力がある。
もしリンクが死んでも、彼がいれば大丈夫かもしれない。
「………しかし、剣が欲しいところだ」
アイクが欲しい剣。
どういった剣なのか?知らないが、使い慣れてる武器。
彼が欲しいと望むただ一つの物だろう。
銃よりも剣の方が使ってきた。
いつも使った剣じゃなくてもいい。
ナイフじゃなく、剣が欲しい。
「人がいれば、こちらの持つ支給品と交換というカタチで入手するといいでしょう」
ゼルダが言う。
名案………だが、そううまくいくものなのか?
剣は確実に重要な武器のひとつだ。
それを今のような支給品と交換してくれるものか?
第一、剣を持つ者にうまくあえるのか?
不安要素が詰まり過ぎた案だった。
だが、それ以外で剣を入手出来そうな方法といえば、
人殺しを犯して、支給品を奪うくらいだ。
そんなことしてまでアイクは剣を欲しいと望む訳ではない。
剣が無くとも戦えるような物は一応持ってる訳ではあるし、
拳という武器?もある。
むしろ、十分揃ってる。
「そう、うまくいかないだろう。それに、俺は剣じゃないと戦えない訳ではない。
この世界で上手く剣が手に入ることが無いのはわかったことだ。
真の強さは、いかなる状況にて持ち物をどううまく使うか………だからな。
だからこちらを有利にするような真似はする気ない」
「つまり、剣は諦めるということですか?」
「いや、完全には諦めない。
………だが、ほとんど諦めてると言っていいだろうな」
アイクが、ナイフを見る。
これが………今の武器。
………いや、これがアイクの今日からの剣だ。
剣と思ってナイフを使うか?
ナイフと思って、ナイフを使うか?
思っただけで実際には剣と違う為、リーチは短いナイフを剣と思って使うのは、
敗因になり兼ねない気がするのだ。
いつも使っていた剣の感覚で使えば、
攻撃が全然相手に当たってないのに当たったと思ってしまうかもしれない。
ナイフはナイフ。剣は剣。
それをよく、感じていた。
これは剣じゃないってことは普通にわかるが、剣と思って使うことの欠点は多い。
逆にナイフと思って使う。
だがそれも欠点がある。
いつもと違う為に感覚がおかしいかもしれない。
感覚が違うと、いつもと同じ戦い方が出来ない。
それが欠点であった。
結局、両方共 良いこと悪いこととがあった。
アイクは、どちらを選ぶか考える。
―――だが、答えが出る前に口をかけられた。
「待つんだぜ?」
■■■■■■■■■■■■
「それにしても、どうやって名乗った奴を探すのよ?」
かがみは、張飛が誰か知らない。
無論、諸葛亮が騙ってることも知らない訳である。
だが怒りだけは確実にあった。
自分だけでなく、妹にもその危機はあるということ。
あの性格をしたつかさじゃ、心配も募る訳。
見つけ次第には本気で殺す気でいる。
だが、魔理沙は張飛と名乗った人物を覚えている。
かがみにその外見は伝えたのだが殺す気はない。
しかし殺すなとは言わない辺りどうなのだろうか?
「ところで、この二人は大丈夫なのか?
………一人は無事じゃないのはわかるけどな」
「青い子の方は生きてるみたいよ。というか、話せるんだけどね。
ほら、喋って証明したらどうなの?」
梨花にそう言うかがみ。
魔理沙も梨花の方へと既に視線は向けていたが、向いた。
地上に倒れながらも、梨花は口を開き言った。
「心配などいらないわ………少ししたら動けると思うし………」
もっともそんなこと確定事項ではないのだが………。
運命という道の別れ道での先の結果の一つにそれがあるのだろう。
未来、雛見沢で仲間達と平和に―――私も元気に身体を動かし―――。
………大きくなって、胸も大きくなる。
その為に険しい道のりを進むしかない。
これも………また大きな山。
「名前は古手梨花………だったわよね?」
「ええ………」
「ふーん、梨花って覚えておけばいいよな?
覚えておくぜ。で、そっちの男は気絶してるみたいだな」
もう一人………イーロンだが………。
この男のことは話すのが難しかった。
実際、殺し合いに乗ってると知らせればコイツは死ぬ。
………いや、魔理沙が殺す真似をしないだろうが。
だが、警戒されて他の人に情報が渡れば何時か死ぬはずだ。
そんな奴と組むかがみだが、イーロンがかがみと組んでいることを話せばどうなる?
ましてや、完全に殺し合い反対の奴がイーロンが殺し合いに乗ってると知ってるなら?
間違いなくかがみは狙われる。
最悪、殺害されてしまう。
………だから、この男の説明はせずに名前だけ言った。
魔理沙が納得してくれるか心配だったが、深く問い詰めるような性格じゃなかった。
それが救いだった。
「それにしてもアンタ………もう起きてるんじゃないの?」
かがみがイーロンに言う。
明らかに気絶し過ぎである。
もう起きてると思う。
起きてても気絶のフリして体力を回復させたり、
横から自分の情報言わずして情報を手に入れる卑怯な真似をしてるかもしれない。
あまりそんなことされたくない為、かがみはイーロンに声をかけたのだ。
その行動は良い結果を招いた。
「やれやれ、かがみ殿にはかないませんな~」
やっぱり………イーロンは起きていた。
「いつから起きてたのよ?」
「んーとですね、諸葛亮という人の名前を聞いた辺りですかねー?
こっそり外見も覚えてるのですが………これを話せば許してくれますかね?」
「んー………ま、一応確定の為に言って欲しいわねー………。
それに、許してって言われても敵対してる訳じゃないでしょう?
言うことはまあ、言いなさいよ。さっさと」
「はい。では………」
そしてイーロンが語り始めた。
魔理沙も黙って外見の様子を聞いていた。
地へと倒れる梨花も聞いていた。
つまり全員が話を聞いていた。
話が終わる頃には、魔理沙は外見が自分と出会った人と同じことに気付く。
………これで、完璧に外見は把握した。
後は見つけるだけである。
「とりあえず、アイツ等に聞いてみようぜ?」
魔理沙が指を向けた方には二人の人影があった。
その場の全員は、それに賛成の意見を出していた。
誰が声をかけるかは、魔理沙が提案した為に自分で行くと勝手に決めた。
―――――そして、いざご対面と時である。
「待つんだぜ?」
魔理沙が二人の足を止める。
何だ?と言わずとも話は進んだ。
張飛(諸葛亮)の外見について言ってから見なかったか?と聞くだけ。
残念にも、それは見ていない答えで返ってきた。
それからはゆっくり情報交換と入った。
主に張飛(諸葛亮)のことを話し、見つけ次第は注意することを言った。
実際、かがみは襲われた為に危険性を確かに感じられる訳だ。
だが襲われたのは向こうの諸葛亮の方なのは黙っておこう。
もちろん、情報を聞いただけは良くないのでアイク達も情報を言う。
まずは、羽入達とは塔で待ち合わせしてる為にここが危険になったらそこへ行くといいこと。
そのことを全員はおkwwwwwと言わずに了解。
城のことに関しては重い話だが話す。
その原因を作ったドナルド・マクドナルドだが、名前を知らない為に外見だけを伝える。
もっとも印象的な外見の為にすぐわかるのだが………。
そのドナルドのしたことを話すと、危険性を確かにわからせれた。
同行者の日下部みさお(名前は知らない)に関しても警戒しておくように言う。
以上が情報交換の流れで、警戒者が増えた。
と、ここでアイクが言い出した。
「俺に都合の良い話になるが、剣を持っていたら頂けないか?
ただでなんて言わない。俺の支給品からも何か取っても構わない」
アイクが言うことに誰も言葉を話さなかった。
それが、誰も剣を持っていないことをアイクにわからせるに十分だった。
言葉を聞いて思ったが、アイクは自分の支給品を確認した。
それを出し―――ふと、誰かが電話に気になった。
気になったのはゲームに関して色々知ってるようなイーロン。
「これはアイテムを買えるみたいですね。もしかすれば使えるかもしれませんよ?」
「そうだなー。梨花を回復させるようなアイテムも欲しい所だからなー」
梨花を立ち上がらせることを魔理沙は考えていた。
やはり心配になってしまう。
魔理沙は仲間を誰一人失いたくないのだ。
………だが、現にもといた仲間の元をこう離れてしまっている。
一刻も早く再会がしたかった。
でも魔理沙は今ここにいる仲間達も守りたかった。
会った時間は違うし、差があっても仲間は仲間だ。
それは変わらないこと。
仲間の間で差別をするつもりは魔理沙にはない。
………その様子にイーロンは目についた。
だが、先にイーロンは買い物電話という方に集中。
既に電話をかけ、今は何が欲しいかと考えてるのであった。
金での交換を無理な為に出す支給品も考えていた。
相手はサービスでどんな支給品でもいいから4つ出せばおkを出してくれた。
そして出したのはゼルダの支給品にあったコーラとメントス。
魔理沙の支給品の帽子に、かがみの持つウサ耳。
出す物は出し、後は何を取るか?
目的は梨花復活の為に、イーロンは至高のコッペパンを選ぶことを薦めていた。
一方のかがみは、アイクの剣を取り、強力な戦闘要員として使わせる為に一番良い剣を薦める。
話し合うが、アイクが剣のことはいいと言った為に至高のコッペパンを選び購入。
「これで復活しますよね?」
イーロンはパンを持ったまま問いかけた。
そんなの誰も知らない………。
だから全員が黙っていた。
「梨花さんを復活させることで使っていいのでしょうかねぇ?」
「?……どういうことだ?イーロン?」
魔理沙が問うのも無理がないことだった。
そのまま梨花を回復させる為に手に入れた物だ。
………だが、イーロンは喰わせずまだ持ったまま。
「こんな非戦力的な子を復活させる為に使うのがもったいないということですよ。
そうでしょう?こんな貴重なアイテムをこんな所で使って本当に良いのですか?
この先、激しい戦いが待ってるかもしれないから、出来るだけ使わずに済ませることが良いかと」
イーロンは、この至高のコッペパンを保存することを提案している。
正論ではあった。外見、梨花はただの小さな子供。
例え復活させても戦力にならない足手まといを助けて何になる?
そんなのに使うなら、他の強力な人に使うべきだとイーロンは提案した。
………内心、自分に使う気なのだが。
「だからこそ使うんだろ?お前だけが守らなくていい。
私達全員が守れば良いはずだ。瀕死の奴を放っておくなんて私には出来ないな」
「………では、逸れた皆さんを探して来ては?
既に死んだかもしれませんけどね」
「………っ」
口論はイーロンが有利に進め、数分経った今も至高のコッペパンはイーロンの手にあった。
他の人も食わせることが正しいと言うも、イーロンは従わなかった。
一発、当ててやろうかと思うこともありながらも、イーロンの意見は曲げられず、
梨花が復活する時間がどんどん長引く。
こんな時間を使うなら、仲間を探しに行く方が良かったか………?
魔理沙はそんなことも思い始めた。
「………いつまでも口論していても進まない。
ここは2チームに分かれてみません?
さすがに大人数は目立つからねぇ………。
死にたくない故に、ある程度人数をバラけては?」
イーロンが急に話を変える。
完全に梨花は放置の方向で話を進めるイーロンに気に入らない奴と思う魔理沙。
ゼルダは、早く梨花を救うべきと思うが、アイクは守るより戦うことを選ぶ人だ。
そしてイーロンの話は、人数を分ける意見に賛成した。
「とにかくこの先は危険して、戦力のある者を選びたいですな。
アイクさんにゼルダさん、魔理沙さんが妥当なはずですよ?」
イーロンが勝手に決めようとする。
梨花は強制的に待機側であって、さらにイーロンとかがみはメンバーの中では非戦力。
普通に考えてもこのチーム分けはOKの出せる分け方であった。
アイクはOKを出し、ゼルダも一応OKを出した。
魔理沙は、時間がもったいないなと思ったのでOKを出す。
「決まりですね………では、早速行ってもらいましょう。
善は急げですよ」
決まると、さっさと行かせようとするイーロンの態度に魔理沙は少しイラッとするも、
アイク等二人に着いて行った。
三人の背後を見て、一人の男は内心では笑っていた。
すべて欲望の通りに動いた。
計画通りに事は進んだ。
「
かがみ殿よ。計画通りだ!
これで至高のコッペパンは我が手に………さらに梨花さんも殺せますよ」
(この男………目的はそれだったのね………。
黙っていたけど、やっぱり企んでいたのね。
少し迷惑なことになってしまったねぇ………。)
イーロンの手に完全回復アイテム(そんなことは知らない)がある為に、
今の彼には最終手段アイテム。
さらに………かがみは問題発言を聞いてしまった。
梨花も殺せるという言葉………。
この意味が何か知る前にイーロンが喋った。
「殺すのは放送後にしましょう。アイツ等がすぐ帰って来られては困る」
イーロンの悪魔的思考は働き続けている。
下手すれば、かがみも殺される可能性が高い。
出来れば、この男とは別れたい。
そう思う今日この頃であった。
思っていたその時にまた嫌な奴が前に現れたのだ。
「また会いましたね………フフフフフ」
それは張飛と名を騙った三国時代の蜀の軍師 諸葛亮だった。
E-5 柊かがみ@らき☆すた
状態:健康
装備:てゐの服@東方project
道具:支給品一式 火炎放射機@現実
1、つかさを優勝させる
2、私を守る盾をいくつか集める
3、友人達が生きてて良かった。
4、紫色の髪の女性は危険と言った奴は絶対に許さない
※狂気はなおりました
※諸葛亮にいずれ敵となると言われました。
※心に揺れがみられます。今後の行動でスタンスが変わる!!
※魔理沙・アイク等と情報交換をしました。
※張飛という人物が諸葛亮ということが特定しました。
E-5 古手梨花@ひぐらしのなく頃に
状態:背中に深い斬り傷 体中に火傷
装備:なし
道具:知恵のトライフォース@ゼルダの伝説
0、……………圭一のように強くなる。
1、圭一を生き返らせたいけど、運命は変わるから………。
2、何が起こった?
3、身体が動かない……!?
※デイバッグは燃えましたが、トライフォースだけ残ってます。
※
第二回放送を聞き逃しました。
※身体がボロボロすぎて、動かすことができない状態です。
※魔理沙・アイク等との情報交換を聞きました。
E-5 イーロン@ニコ生放送主
状態:黒イーロン 身体中傷だらけ
装備:なし
道具:基本支給品 卵@半熟英雄 鍬@現実(IKZO) 至高のコッペパン@ニコニコRPG
1、何があった……?
2、彼女(かがみ)と協力
3、梨花は放送後に殺す。
※魔理沙・アイク等と情報交換をしました。
※魔理沙に対して少し対立関係を持っています。
E-5 諸葛亮@三国無双
状態:健康 殿の跡継ぎ 全身火傷
装備:軍師服@三国無双
道具:基本支給品×2 太鼓のばち@現実 ファイアーボール×10@スーパーマリオシリーズ
1、優勝して殿達を生き返らせ、蜀の天下を取る。
2、彼女達(かがみ・魔理沙)を策に嵌める。
3、紫色の髪の子は危険だという誤報を流す。
※魅音のデイバッグを回収しました。
※少女化は解かれました。
※記憶はあります。
※デイバッグは焼失しました。
※首輪の機能は停止しています
※ホテル組の人達は彼を張飛と思っています
E-5 霧雨魔理沙@東方project
状態:健康
装備:ミニ八卦炉@東方project
道具:基本支給品 緑の悪魔@奴が来るシリーズ PSG-1 6/6(予備弾 18/18)(備考:狙撃銃)
1、とりあえず仲間を探すぜ
2、スパークをいつか止めてみせる。
3、かがみと共に張飛と名乗った人物を倒す。
4、別れてしまったホテルの人達を探す。
※修造やヨッシーと情報交換しました。
※呂布は危険人物と伝えられ、外見も伝えられました。
※張飛と名乗った人物を警戒。
※張飛と名乗った人物が諸葛亮ということは知りません
※魅音のデイバッグからミニ八卦炉@東方projectを拝借していたようです
※かがみ等・アイク等と情報交換をしました。
※イーロンに対して少し対立関係を持っています。
E-5 アイク@ファイアーエムブレム 暁の女神
状態:健康 掠り傷が幾つか
装備:ダガーナイフ
道具:基本支給品 ももいろぼんぐり@ポケットモンスター スター@マリオカートver
1、ゼルダ姫と行動・護衛をする。
2、俺の腕を試す
3、主催者を倒しにいく
4、城を離れ、圭一のいる中心部に行く。
5、この勝負の覇者になったら塔へ行き合流する。
※かがみ等・魔理沙と情報交換をしました。
E-5 ゼルダ姫@ゼルダの伝説
状態:健康 一途の不安
装備:フックショット@ゼルダの伝説 M61 バルカン 200/200(重い 反動大 威力いい れんしゃあ)
道具:基本支給品
1、ガノンドロフの企みを阻止する
2、とりあえず隠れ場所を探す
3、城に行く
4、彼女を保護出来て安心
5、リンクはまだ生きています。
6、アイクがやることやったら塔へ行き合流する。
※かがみ等・魔理沙と情報交換をしました。
最終更新:2011年07月29日 00:33