アース神族(Æsir、アシール、エーシル、アサ神族)
  • 北欧神話における最高神オーディンを長とする神々の系統。
  • スノッリ・ストゥルルソンがいくつかの文献で述べている伝説によれば、アース神族はアジアからドニエプル川下流[要出典]に移り、ヴァン神族と戦うが、後に和解、人質としてニヨルドとその息子フレイ?、娘フレイヤ?を受け取った。
  • アース神族は、世界の中心アースガルドに住む。神々はしばしば巨人の脅威にさらされるが、その度にトールの剛勇やロキの頭脳で難を逃れる。世界終末戦争ラグナロクでは死力を尽くして戦うが、世界と共に滅ぶ事となる。

  • 男性神
    • オーディン、トールを中心に、オーディンの息子で光の神バルドル、海と風の神ニヨルド、弓とスキーの神ウル、豊穣神フレイ、軍神テュール、詩神ブラギ、ヘイムダル、盲目のホド、司法神フォルセティ、ヴァリ、ヴィーダル、ロキなど。

  • 女性神
    • オーディンの妻フリッグ、愛の女神フレイヤ、「青春の林檎」を持つブラギの妻イドゥン、トールの妻シヴなど。他の女神はあまり活躍しない。

  • その他
    • スノッリによれば、サーガ(巫女)、エイル(医者)、ゲフィオン(鋤)、フッラ(フリッグの侍女)、ショブン(恋愛)、ロブン(縁結び)、バール(男女の誓い)、ベル(詮索)、シュン(扉)、フリーン(後見人)、スノトラ(礼儀)、グナー(フリッグの侍女)、ソール(太陽)、ビル(時)、ヨルズ(トールの母、大地)など。


最終更新:2007年07月24日 19:30