リヴィア署長って
主人公「そこに手をかざしてください。」
ルドミラ「やったわ、アレス(アリス)!これでた~~~くさん、お話しできるわね♪」
ルドミラ「それじゃ、アレス(アリス)。またアトで♪」
主人公「
リヴィア署長。
ルドミラさんのこと、ありがとうございました。」
主人公「ちゃんと経緯も説明してないのに
シモーヌさんに根回しまでしてもらって。」
リヴィア「ふふん、オマエからのたのみとあってはな。」
リヴィア「それに、けいいはこれからじっくりきかせてもらう。」
リヴィア「オズワルドのかんけいしゃとどこでどう知りあってこうなった?」
主人公「それは―――」
スカーレット「なんですって!闇色の竜がモンスターを!?」
主人公「はい。ルーンを吸うことで凶暴化させていたようです。」
主人公「そのモンスターに女の子が指示を出しているのも見ました。」
スカーレット「Seedがモンスターをあやつって作戦をおこなうなんて……。」
リヴィア「それで…そのヤミ色の竜になった女の子はくるしそうにしていたんだな?」
主人公「はい。かなりの痛みに耐えているようでした。」
主人公(あの痛みのなかには僕(私)への怒りも含まれていたんだろうな……)
主人公「しょ、署長!?」
リヴィア「正義のためらならとようすを見てやっておればあのオトコ!」
リヴィア「わたしのカワイイいもうとをどうぐのようにあつかいおって!!」
主人公「妹……?誰がですか?」
リヴィア「オマエはであったという女の子にきまっているだろう!」
リヴィアシロン「わたしはルーンの調和をつかさどる古神竜の一柱―――」
リヴィアシロン「光の古神竜リヴィアシロンだ!」
主人公「しょ、署長が竜に……。」
スカーレット「なんて神々しい……。」
リヴィアシロン「…………。」
主人公「…………よかった……。」
リヴィア「な、なんだ、アレス(アリス)。泣いているのか?」
主人公「あ、あれ?ほんとだ、涙が……。」
スカーレット「なにかあったんですか?」
主人公「じつは……署長の妹さんに『あなたを許さない』と言われて―――」
主人公「僕(私)はお姉さんをうばった……かたきだからって。」
主人公「記憶のない自分がそんなことをしてたと知って、ショックで……。」
主人公「でも、違うんですよね。お姉さんは…
リヴィア署長は生きてるんだから。」
リヴィア「ふん、わたしがオマエなどにやられるか。」
主人公「ですよね……あはは。」
リヴィア「おおかた、ガンドアージュがあるコトないコトふきこんだのだろう。」
リヴィア「そうでなければ、いもうとが―――
レディアがヤツに手をかすとはおもえん。」
スカーレット「総監は古神竜を利用してまで、なにをしようとしているのでしょう。」
リヴィア「さてな。それを見きわめるまではとダマっていたが……」
リヴィア「
レディアがいたみをうったえていたとあってはそうもいってられん。」
リヴィア「いっこくもはやく、手をうたねば。」
主人公「妹想いなんですね。」
リヴィア「そうではない―――とはいわんが、そんなアマっちょろいハナシではない。」
リヴィア「
レディアはすいとったルーンをみずからの意思ではきだすことができないのだ。」
リヴィア「いたみをうったえていたのは、とりこめるルーンのげんかいをこえつつあるからだ。」
主人公「限界を超えるとどうなるんですか?」
リヴィア「くうきをとりこむばかりの風船がさいごにどうなるか―――わかるだろう?」
スカーレット「破裂して……とてつもない量のルーンが解き放たれることになりますね。」
リヴィア「そうなれば、国の1つや2つ、かるくふきとぶだろうな。」
主人公「なっ……!総監はノーラッド王国を滅ぼすつもりですか!?」
リヴィア「それはわからん。」
リヴィア「だが、このままではとおからず、そのときがやってくる。」
リヴィア「そうなるまえに、なんとしても
レディアをとりかえし、わたしがルーンをすいだしてやらねばならない。」
主人公「そんな危険なのに…どうして闇の古神竜はルーンをみずから吐き出せないんですか?」
リヴィア「ゆがんだルーンを、そとにもらさないためだ。」
リヴィア「ほんらいヤミの古神竜は、ゆがんだルーンを大地からとりのぞくのがしめい。」
リヴィア「それを光の古神竜がヤミの古神竜からすいだし、浄化して大地にかえす。」
リヴィア「そうしてセカイのルーンは調和をたもってきた。」
リヴィア「こんかいのように、まともなルーンをたいりょうにすいだすなど、ありえないことなのだ。」
スカーレット「神さまの想定外、ということですか。」
リヴィア「神とて、ばんのうではない。」
リヴィア「まさかニンゲンにりようされ、ムリやりルーンをおしこまれるとはおもわなかった。」
リヴィア「それに、ヤミと光の古神竜は二柱で一対。」
リヴィア「こんなにながいあいだ、はなればなれになったことがない。」
リヴィア「1つは、わたしのチカラがもどっていないこと。」
リヴィア「いまのわたしは、竜のすがたもたもてないほどのチカラしかない。」
リヴィア「ヒトのすがたのままケンカをすれば
ジュリアンにもかるくひねられるだろう。」
リヴィア「そんなわたしが、キケンをおかしていもうとを―――
レディアをさがしにいくわけにはいかなかったのだ。」
スカーレット「どんなに小さな雑用も私たちに押しつけていたのはそんなワケがあったのですね……。」
リヴィア「んあ~……んむ。まあ、そんなところだ。」
主人公(ほんとかなぁ……)
リヴィア「もう1つのりゆうは、古神竜をねらうモノのそんざいをかんじていたことだ。」
リヴィア「わたしがふういんを解かれたときにはすでに、
レディアはナニモノかにつれさられていた。」
リヴィア「そのナニモノかのねらいがわかるまでうかつにうごくことはできなかったのだ。」
リヴィア「だからわたしは署長となり、リグバース署にとじこもって
レディアのてがかりに耳をすませつづけた。」
リヴィア「さいわい、Seedは身をまもるのにんもじょうほうをあつめるのにもつごうがよかったのでな。」
スカーレット「しかし竜を狙う者がガンドアージュ総監だったとは……。」
リヴィア「んあ~そのかのうせいもかんがえてはいた。」
リヴィア「いぜんから、ヤツは竜へのきょうみをのぞかせることがあったからな。」
リヴィア「なるべくカオをあわせないようにしていたが、セイカイだったわけだ。」
スカーレット「リグバース署に赴任してからかなり経ちますが、水面下でそんな攻防があったとは……。」
リヴィア「手をかしてくれるのか?」
リヴィア「わたしはオマエたちにかくしごとをしてじぶんのためにりようしてきたのだぞ。」
スカーレット「世界を……人々を守るためでしょう?」
リヴィア「それはそうだが……。」
スカーレット「ならば志は同じです。私も人々を守るために戦う、Seedですから。」
リヴィア「こんどはそのSeedをテキにまわすことになるのだぞ?」
スカーレット「それは違います。」
スカーレット「ずっと考えてきましたが、やはりSeedの正義がまちがっているとは思えません。」
スカーレット「やり方には問題もあったと思いますが、これからのSeedは違います。」
スカーレット「私が変えてみせます。敵にするのではなく、内側から変えるんです。」
スカーレット「そのためには、
レディアさんを取り戻して総監のたくらみを暴かなければなりません。」
リヴィア「ガンドアージュを追いおとしたあかつきには、オマエはそうかんにでもなってみるか?」
スカーレット「必要とあらば、それもいといません。」
リヴァイ「そこまでのカクゴか。じつにたのもしいな。」
リヴィア「ヒザがわらっていなければ、なおたのもしいのだが。」
スカーレット「……怖いですよ、それは。」
スカーレット「ガンドアージュ総監のことはずっと見てきましたから。どれほどすごい人なのかわかっているつもりです。」
スカーレット「私ひとりでどうこうできる相手ではないでしょう。」
スカーレット「だから……」
リヴィア「わたしも、アレス(アリス)にチカラをかしてほしいとおもっている。」
リヴィア「しかしSeedのさくせんをジャマしたオマエにはきびしい目がむけられているだろう。」
リヴィア「ガンドアージュにうしろ暗いところがあるいじょう、おおっぴらにタイホしたりはできないはずだが、」
リヴィア「すこしでもアヤしいうごきをみせればかくじつにつかまることになる。」
リヴィア「つかまればどうなるかは……いうまでもないな。」
主人公「そんな。それじゃあ、僕(私)はどうすれば……。」
リヴィア「いまここで聞いたことをわすれて、Seedからキョリをおいて生きることだ。」
リヴィア「Seedにのこるなら、ガンドアージュとたたかうしかない。」
リヴィア「
レディアをとりもどしてヤツのたくらみをくじかないかぎり、いつまでもおびえて暮らすことになる。」
主人公「Seedを辞めて、すべてを忘れて生きるか……」
主人公「Seedに残って世界と自分のために総監と戦うか……ですか。」
リヴィア「いまここでこたえを出せとはいわない。」
リヴァイ「Seedからはなれているあいだに、オマエがなにをみて、なにをかんじたのか。」
リヴィア「じぶんがたいせつに思うモノはなにか……」
リヴィア「よくかんがえて、ココロがきまったらおしえてくれ。」
主人公「……わかりました。」
Seed復帰
もう少し時間をください・ガンドアージュ総監と戦います
▼もう少し時間をください
リヴィア「んむ。こうかいのないせんたくをしろ。」
(以降、戦う選択肢を選ぶまでストーリー進展無し・
ルドミラが住民としてマップに登場しない)
▼ガンドアージュ総監と戦います
リヴィア「いいんだな?いばらのみちだぞ。」
主人公「はい。ただでさえ覚えていることが少ないのに、」
主人公「署長や
スカーレットさん、
レディアさんのことを忘れて生きるなんてできません。」
主人公「なにより―――僕(私)はSeedですから。」
主人公「人々を守る使命があります。」
リヴィア「それがオマエの出したこたえなのだな。」
主人公「はい。」
リヴィア「……ありがとう、といわせてもらおう。」
主人公「
リヴィア署長がお礼だなんて…雨が降りそう。」
リヴィア「うるさい。さっさと
テリーのところへいってこい。」
リヴィア「ずいぶんせわになったのだろう。」
主人公「はい、行ってきます!」
町の住民の会話
リヴィア
最終更新:2022年03月18日 22:40