地震
(ここから一連のイベント終了まで時間経過無し)
リヴィア「んあ~
テリーへのあいさつはすませてきたようだな。」
主人公「はい!今日から正式に、Seedに復帰します!」
スカーレット「アレス(アリス)さん。ありがとうございます。」
スカーレット「あなたが共に戦ってくれると知って、心から怯えが飛んでいきました。」
リヴィア「んむ、ではさっそくだが……」
(地震発生)
主人公「うわっ!!」
スカーレット「じ、地震!?」
リヴィア「むう……これは―――」
スカーレット「……どうやら、おさまったみたいですね。」
スカーレット「これほど大きな揺れで、建物が崩れなくて幸いでした。」
リヴィア「リグバース署は、がんじょうだからな。」
主人公「町のほうは大丈夫でしょうか?」
スカーレット「手分けして状況を確認しましょう。」
主人公「はい!」
主人公「みんなが心配だし、町の状況を確認しなくちゃ……。」
町の住民の会話
リヴィア
リヴィア「町の中をひととおり、見てきてくれ。」
リヴィア「オマエがこえをかけることで、安心するものもいるだろうからな。」
プリシラ
プリシラ「お姉ちゃんと
フーカちゃんは大丈夫かなあ。お皿に埋もれてないかなあ……?」
ルーシー
ルーシー「
ランドルフさんが、大慌てしてたんだ。あんなランドルフさんを見るのは初めてかも。」
フーカ
フーカ「ガウガ、ガガウガウガ。ガウピカピカガウガ!(おさら、あらいなおす。またピカピカにする!)」
スカーレット
スカーレット「町の状況を確認したら、池の方も見てみましょう。どうも、イヤな予感がします。」
ベアトリス
主人公「
ベアトリスさん、ケガはありませんか?」
ベアトリス「はい。少し驚きましたが、問題ありません。」
ベアトリス「それに、あなたのお顔を見たら、なぜか安心いたしましたわ。不思議ですね。」
ルドミラ
ルドミラ「アレス(アリス)、無事だったのねー!?心配でムネが張り裂けそうだったわ!」
主人公「はい、ありがとうございます。ルドミラさんも大丈夫でしたか?」
ルドミラ「ええ!私もお花たちもこの通り元気よ♪心配しないで!あ、でもやっぱりもっと心配して~♪」
マーティン
マーティン「オマエも無事だったんだな、アレス(アリス)。リグバース署はなんともないのか?」
主人公「はい。今は被害状況の確認をしてるところです。」
マーティン「そうか……。なら、池の方を見てきてくれないか。どうも様子がおかしいみたいだ。」
セシル
セシル「どうしよう、アレス(アリス)さん!大大大ジケンだ!」
セシル「これ何かの前触れ!?それともすでにジケンは発生している!?」
主人公「だ、大丈夫だよ、セシルくん。署長も落ち着いてたから。」
主人公「僕(私)たちもいるから、まかせて!」
リュカ
主人公「
リュカさん、コブは大丈夫ですか?」
リュカ「フン!このくらい、どうってことねーな。」
リュカ「オレのことはいいから、町を見回ってこいよ。あんたはもうSeedなんだろ?」
むらくも
むらくも「おう、アレス(アリス)!無事で何よりだ。」
主人公「むらくもさんも大丈夫そうですね。旅館もどこも壊れてなくて……、」
主人公「って、柱がちょっと歪んでませんか!?」
むらくも「あー……いや、そいつは俺が腕もぶつけちまったんだ。あとで
パルモさんに直してもらわねえとなあ……。」
ラインハルト
ラインハルト「アレス(アリス)どのか。町の状況はどうだ?」
主人公「おおきな被害はなかったみたいです。……ラインハルトさんはちょっと元気ないですね?」
ラインハルト「ああ……実は、揺れたはずみで鍋がひっくり返ってしまってな。」
ラインハルト「煮込んでいたジャムが……、ダメになってしまったんだ……!」
主人公「なるほど。それは……。。すごく悲しいですね……。」
ルーカス
主人公「
ルーカスさん!大丈夫でしたか?」
ルーカス「はい。アレス(アリス)さんもケガが無くて何よりです。」
ルーカス「しかし……池の方では、大きな異変が起きているようですね。」
ルーカス「町の北から、とてつもない冷気を感じます。大ごとにならなければよいのですが……。」
シモーヌ
シモーヌ「今の所、病院に来ているのはユキさんだけだ。他でケガや体調を崩した者が出ていないか、見てきてくれ。」
ジュリアン
ジュリアン「ひな、ないてた……!オレがまもるんだ!しっかりしなきゃ!」
エルシェ
エルシェ「食材にも被害、出てないし……。すぐ営業再開できそう……でも、ゆっくりでいいよね。」
エルシェ「ふう……。」
みささぎ
主人公「みささぎさん!みんなは大丈夫ですか?」
みささぎ「はい。大丈夫ですわ。ご心配ありがとうございます。」
みささぎ「ただ、ひながすっかり怖がってしまって……。よかったら慰めてあげてくださいな。」
ひな
ひな「アレスくん(アリスちゃん)~。うえ~ん。」
主人公「ひなちゃん、怖かったね。もう大丈夫だよ。」
ひな「うん……。」
ランドルフ
ランドルフ「ユキが転んだのを見たら、としがいもなく大慌てしてしまいました。」
ランドルフ「やはり、ユキのことだと冷静でいられないですね……。」
ユキ
ユキ「びっくりしたわ~。ランドルフが私を抱っこして、一瞬で病院まで走ってきたのよ!」
ユキ「あの人ったら、今でもあんなに早く走れるのねえ。惚れぼれしちゃうわ。」
テリー
テリー「やあ。アレス(アリス)も見回りか?」
主人公「はい。テリーさんの方ではどうでしたか?」
テリー「住民や家には、大きな被害はなさそうだぜ。ただ……。」
テリー「池がとんでもないことになってる。どうも、厄介な事件が起きてそうだな。」
ハインツ
ハインツ「やー、ビックリしたねーーーー!」
ハインツ「並べてたクリスタルがぶつかってすごい音がしたんだよ~!」
主人公「えええっ!大丈夫だったんですか?」
ハインツ「へーキ、へーキ。それよりこれ、見る?
ハインツ「商品の間から出てきたんだけどね。キョーレツなニオイを発する、とっても珍しい卵で―――。あれ、どこにいくの……お~い。」
主人公「あ、僕(私)他の店も見回ってきますね!」
ドグ
ドグ「あの大きな揺れでも、一軒も倒れないなんて、リグバースの建物は本当に頑丈だナ。」
ドグ「パルモさんの予約が数年待ちなのも納得ダ。」
パルモ
パルモ「建物は一見、問題なさそうデスケド、ヒビが入っていたりするかもしれマセン。」
パルモ「でも心配ご無用!何もなかったかのように完璧パーフェクトな形で直して見せマース!」
主人公「ど、どうなってるんですか、これ!?」
フーカ「ガウ、ガガガウ!!(いけ、こおってる!!)」
エルシェ「どうりで店内が寒いと思ったわ。」
エルシェ「んー……これは、本日休業ね。」
主人公(うれしそうだ……)
主人公「っと、そうだ。お店のほうに被害はありませんか?」
フーカ「ガウガ、ガウガウ!(お皿、とんだ!)
フーカ「ガウ、フーカ、ガガウガウ!(でも、フーカ、ぜんぶキャッチ!)」
主人公「すごい。さすがフーカだね。」
エルシェ「ぜんぶ割れてくれればしばらくお休みできたんだけどね…ザンネン。」
プリシラ「アレスくん(アリスちゃん)!」
プリシラ「よかった……無事だったんだね。」
主人公「うん。プリシラたちも、みんな無事でよかった。」
ルーシー「みんなじゃないよ。」
主人公「え?」
プリシラ「ユキさんがころんで、腰を打っちゃって……。いまシモーヌさんが治療してるの。」
主人公「ひどいの?」
ルーシー「自分で歩けてたから、そんなにひどくはない…と思う。」
主人公「そっか…よかった。」
プリシラ「で、でも、ビックリしたよね。こんなこと、生まれて初めてだよ。」
ルーシー「え、始めてじゃなくない?前にも一度―――」
ルーシー「ううん、なんでもない。」
ルーシー「そ、それより、巡回に来たんだよね?ユキさんに会っていってあげなよ。」
主人公「うん。」
シモーヌ「ちょっとした打ち身ですね。数日は痛むかもしれないけど、問題はないでしょう。」
ランドルフ「ありがとうございます、シモーヌさん。派手にころんだので冷やっとしましたよ。」
ユキ「うふふ、おしりのクッションのおかげかしらね。」
ユキ「シモーヌも、少しはお肉をつけなさいよ。あなた、やせすぎで心配になっちゃうわ。」
シモーヌ「ふむ…たしかに新薬を試すにも、最低限の健康は必要ですからね。」
ユキ「もう、そういうことじゃないわよ。」
主人公「あはは……。(ここは大丈夫そうだ)」
主人公「みなさん、ケガはありませんか?」
ドグ「大丈夫ダ。誰もケガはしてなイ。」
リュカ「待て待て。オレの頭にできたコブ立派なケガだろ。」
マーティン「フン…おおかた寝ぼけてベッドからころげ落ちたんだろう。」
パルモ「惜しい!寝起きにあわてふためいて、怪談から回転ローリングしたんデスヨネ。」
リュカ「ちょっ、パルモさん!カッコわりぃことバラさないでよ!」
主人公「あはは。みなさん元気そうでなによりです。」
主人公「見たところ、建物の被害もなさそうですね。」
パルモ「フォーーーーーウ!ワタシが建てた家はこの程度じゃビクともしマセン!」
パルモ「でもいっそ壊れてくれていれば、ワタシ好みに建て直せたんですケド。」
主人公「それは…いろんな意味で困るかもしれないです。」
ドグ「まあ、そうは言ってもいくらか被害は出てル。」
ドグ「これから俺たちで町を回って修繕をしていくつもりダ。」
主人公「助かります。よろしくお願いします。」
主人公「まだ状況確認してないところが、残っているよね。」
スカーレット「アレス(アリス)さん。町の様子はどうでしたか?」
主人公「ユキさんが軽いケガをした以外はみなさん大丈夫でした。」
主人公「建物のほうも、被害は少ないようです。」
スカーレット「こちらで見て回った限りでも同じでした。ただ……。」
主人公「池ですね。」
スカーレット「はい。急いでリヴィア署長に報告しましょう。」
古神竜
リヴィア「んむ~かつてないほどの大地のゆれだけでなく池がこおるとは…ぜんだいみもんだな。」
スカーレット「これも総監や
レディアさんの件が関係しているのでしょうか?」
リヴィア「おそらくな。」
リヴィア「げんいんは、ルーンスポットからたいりょうのルーンがうしなわれたことだろう。」
主人公「ルーン消失事件の影響がここにきて表れ始めたということですか。」
リヴィア「んむ。」
リヴァイ「どうやらガンドアージュとのたたかいのまえに、やらねばならんことがあるようだ。」
リヴァイ「スカーレット。」
リヴィア「オマエは各地のルーンスポットのうち、とくにいへんの大きなばしょのじょうほうをあつめてくれ。」
スカーレット「了解しました。」
リヴィア「アレス(アリス)には、もういちどリグバースの遺跡にいってもらう。」
主人公「遺跡に?内部が崩れていないかの調査ですか?」
リヴィア「いや……オマエにはあるモノをとりにいってもらいたい。」
主人公「あるモノ?」
リヴィア「―――わたしの骨だ。」
主人公「骨!?どうしてそんなものを?」
主人公「というか、骨って置いてこれるものなんですか?」
リヴィア「ふふん、わたしは古神竜だからな。」
主人公「えっと……さすが、ですね?」
リヴィア「そうだろう?」
リヴィア「ま、じょうだんはさておいてだ。」
リヴィア「オマエたちはレディアのふういんがとかれるところをもくげきしたのだろう?」
リヴィア「ふういんされたレディアがどんなじょうたいだったかおもいだしてみろ。」
主人公「………化石?」
リヴィア「そうだ。」
リヴィア「わたしもおなじだった。」
リヴィア「気がとおくなるほどの時をねむりつづけて骨だけになってしまったわけだが……」
リヴィア「レディアとちがってもろくなっていたのか、ふういんがとけるときにポキンとおれてしまったらしい。」
リヴィア「このいへんをおさめるためにひつような、チカラをつかうためのツノ骨だ。」
リヴィア「アレス(アリス)にはそれをとりにいってもらいたい。」
リヴィア「遺跡のおくふかくへつづくかくしつうろの扉はといておいた。」
リヴィア「いそぎ、たのんだぞ。」
スカルドラゴン
主人公「ここは……。」
主人公「ツノ―――これがリヴィア署長が言ってたチカラのツノ骨……?」
主人公「うっ……!」
主人公「な、なに……?」
主人公(今のは……僕(私)の記憶―――?)
主人公「僕(私)は……ここに来たことがある……?」
(スカルドラゴン登場)
主人公「くっ……!こんなの聞いてないですよ、署長!!」
〈戦闘〉
主人公「うっ……また……!」
鋭い男の声「なぜこんなところに子供が2人も……!」
鋭い男の声「しかし見られた以上は、子供といえどただで帰すわけにはいかない。」
鋭い男の声「―――悪く思うな。」
女の子の声「きゃあぁぁぁぁっ!」
???「やめろーーーーっ!!」
鋭い男の声「なっ……!?この力は―――」
???「うわあぁぁぁぁっ!!」
鋭い男の声「バカな!封印が解けるだと!?」
鋭い男の声「まさか、おまえは―――!」
鋭い男の声「ちいっ!」
鋭い男の声「レーヴァディアの封印まで解かせるわけには……!」
主人公「はあっ、はあっ……い、今のは……。」
主人公(間違いない、僕(私)の記憶―――)
主人公(僕(私)は前にもここに来たことがある)
主人公(そして……誰かを守ろうとして……無我夢中で力を使って……)
主人公(リヴィア署長の封印を解いた)
主人公「スカーレットさんのときと同じだ……。」
主人公「でも、あの女の子はスカーレットさんじゃない……」
主人公(あれは……)
主人公「うぐっ……あ、頭が……!」
主人公「ううっ……。」
主人公「ま、まだ竜が……?(でも……身体が……うご、かな……い)」
チカラのツノ
主人公「う……っ。」
主人公「ここは……リグバース署?」
主人公「ファームドラゴン……!」
主人公「キミがここまで運んでくれたの?」
主人公「そうか……あのときの声はキミだったんだね?」
主人公「ありがとう。」
主人公「…………。」
主人公「そうだ、リヴィア署長のツノは……!」
主人公「よかった、ちゃんと持ってた。」
主人公(急いでリヴィア署長に届けなくちゃ)
最終更新:2022年03月19日 22:42