異変
(リヴィア、ツノを装着。リヴィアシロン登場)
リヴィアシロン「んむ!やはりずいぶんたまっていたようだ!」
リヴィアシロン「よくやってくれた、アレス(アリス)!」
(リヴィア戻る)
主人公「…………。」
リヴィア「どうした、うかないカオだな。」
主人公「……リヴィア署長の封印を解いたのは僕(私)だったんですね。」
リヴィア「おもいだしたのか!?」
主人公「少しですけど……」
リヴィア「んむ……女の子をたすけようとしてアースマイトのチカラをつかったのか。」
主人公「……はい。」
リヴィア「オマエがアースマイトだとわかった時点で、」
リヴィア「わたしのふういんをといたのはオマエだろうと気づいていた。」
リヴィア「しかしどういう状況でそうなったかはわからなかった。」
リヴィア「わたしがいしきをとりもどしたときには、すでにダレもいなかったからな。」
リヴィア「しかしコドモのときからダレかをまもるためにチカラをつかっていたとは……」
リヴィア「オマエらしいといえば、オマエらしい。」
主人公「怒らないんですか?」
リヴィア「おこる?なにをだ。」
主人公「オズワルドさんは僕(私)が
レディアさんの封印を解いたとき、」
主人公「一番難しいと思っていた仕事が片づいた、と笑っていました。」
主人公「それって、アースマイトに古神竜の封印を解かせることですよね。」
主人公「つまり古神竜の封印は、アースマイトじゃないと解けない……。」
主人公「力の使い方も知らないアースマイトが―――僕(私)が封印を解いたりしなければ、」
主人公「世界を危機にさらすようなことはありませんでした。」
主人公「僕(私)は、取り返しのつかないことを……。」
リヴィア「…………ふう。」
リヴィア「ほんっとにクソマジメだな、オマエは。いや、石アタマというべきか。」
主人公「え…?」
リヴィア「かんがえてみろ。」
リヴィア「もしまたおなじコトがあったとして、オマエはセカイがあぶなくなるからといって」
リヴィア「目のまえのニンゲンをみすてることができるのか?」
主人公「それは……」
主人公「………できないと思います。」
リヴィア「だったら、じぶんのおこないを悔やむな。」
リヴィア「カコはかえられない。」
リヴィア「しかし、ミライはちがう。」
リヴィア「オマエしだいで、こうかいのないミライをつくることはできる。」
主人公「署長……。」
リヴィア「それにな、竜とアースマイトがひかれあうのはうんめいだ。」
リヴィア「どういったカタチであれ、わたしたちとオマエはであっていた。」
リヴィア「だから、まえむきにかんがえればいい。」
リヴィア「こうしたであいかただったからこそ、セカイをすくうためにできることがある。」
リヴィア「とりかえしのつかないことになったんじゃない。」
リヴィア「わたしたちは、まにあったんだ。」
主人公「僕(私)たちは…間に合った……。」
リヴィア「もっとも、ココロからそういえるのはほんとうにセカイをすくってからだがな。」
主人公「―――救ってみせます!」
主人公「僕(私)にできることを教えてください!」
リヴィア「あ、あつくるしい……!」
リヴィア「すこしおちついて、
スカーレットがもどるのをまて。」
スカーレット「ただいま戻りました。」
リヴィア「オマエ……どこかでタイミングをはかってたんじゃないだろうな。」
スカーレット「なにを言ってるんですか?」
リヴィア「んあ~……なんでもない。」
リヴィア「それで、じょうほうは?」
スカーレット「はい。」
スカーレット「特に異変が大きかったルーンスポットは、
ささやきの森、
ケルブ溶岩洞、
メリネ氷洞の3つでした。」
スカーレット「それぞれ、地形や環境が変わるほどの大きな変化が起きています。」
リヴィア「んむう……。」
リヴィア「リグバースでおこっているコトからするとそのなかでもメリネ氷洞があぶないか。」
リヴィア「よし……。」
リヴィアシロン「むん……っ!」
主人公「こ、これは……ルーンの結晶?」
スカーレット「し、しかし私が持たされたものとは比べものにならない輝きです。」
リヴィアシロン「むん……っ!」
リヴィア「ふしゅ~~~~……。」
リヴィア「あのときはツノがなかったからな。」
リヴィア「なけなしのチカラでは、あのていどがせいいっぱいだった。」
主人公「そうか……だからルーンのけっしょうが1つしかなかったんですね。」
リヴィア「んあ、そういうことだ。」
リヴィア「アレス(アリス)。そいつをもって、メリネ氷洞にいけ。」
リヴィア「ルーンスポットのみなもとにそれをおけばしばらくはいへんをしずめられるだろう。」
主人公「わかりました!」
最終更新:2022年03月28日 22:34