忘れ物


  • イベント関係者:ルーシー、フーカ、ルドミラ、むらくも、シモーヌ、ジュリアン、みささぎ、エルシェ



  • 大樹の広場

ルーシー「あれ? あれ、あれあれっ!? ないっ!?」
ジュリアン「ねえちゃん、どうしたの? なんかなくした?」
ルーシー「えっ……ま、まあ、そんなこと……。」
ルーシー「何処入れたっけなあ……うーん……もしかして、忘れてきちゃったのかも……。」

ジュリアン「あ、アレス(アリス)さん!」
主人公「こんにちは。ジュリアンにルーシー。何か困ったことでもあった?」
ジュリアン「ねえちゃんが、なくしものしちゃったみたいなんだ。」
主人公「そうなの? ……どうしよう、一緒に探そうか?」
ルーシー「いいよいいよ、大した物じゃないから!」
主人公「でも……」
ルーシー「あ、あたし、もう行くね。お母さんに頼まれてた物、診療所まで届けなくちゃいけないからさ。」
ルーシー「あっ、そうだ! ジュリアン! 夕御飯前には、家に帰ってくるんだよ。」
ジュリアン「わかってるよ。」

主人公(行っちゃった……)
主人公「……ええと、ジュリアン。ルーシーは何をなくしたの?」
ジュリアン「わかんない。でも、だいじなものだとおもう。すごく、かなしそうなかおしてたし……。」
ジュリアン「オレ……。」
主人公「……うん。それなら、調べてみよう。」
主人公「一緒に手伝ってくれないかな? ジュリアン。」
ジュリアン「うん……。アレス(アリス)さん!」
主人公「それで、今日ルーシーが何処に出掛けたか知ってる?」
ジュリアン「おかあさんにたのまれごと。オレといっしょに、レストランと、りょかんと、はなやさんにでかけたんだ。」
主人公「じゃあ、その3カ所に忘れ物がなかったか聞いて回ってみよう。」
レストラン・旅館・花屋
▼レストラン
  • レストラン「気の向くままに」
エルシェ「ふあぁぁ〜……いらっしゃい……。」
エルシェ「あれ、ジュリアン……? さっきぶり……? ……あれ、昨日だった?」
ジュリアン「ねえ、エルシェさん。なんかわすれものなかった? ねえちゃんのなんだけど……。」
エルシェ「何を……なくしたの……?」
ジュリアン「それはわからなくて。」
エルシェ「ふぅん……?」
エルシェ「フーカ……ちょっと来て……。」
フーカ「ガウガ?(どうした?)」
エルシェ「今日、お店に何か忘れ物……あった?」
フーカ「ガウ!(あったぞ!)」
主人公「えっ、本当!?」
フーカ「ガウガガウガウ!(ドクロ水晶があった!)」
ジュリアン「うへぇ。それ、ねえちゃんのじゃないよ。」
ジュリアン「……だいきらいだったはずだから。」
主人公「じゃあ、ルーシーのものじゃないね。」
エルシェ「他には……?」
フーカ「ガーウ!(ない!)」
エルシェ「ごめんね……力になれなくて。」
主人公「ううん。ありがとう、ふたりとも。」
主人公「他を当たってみようか、ジュリアン。」
ジュリアン「うん……。」
主人公「大丈夫、きっと見つかるよ。」

▼旅館
  • 旅館「一期一会」
ジュリアン「こんにちは、みささぎさん。」
みささぎ「あら、ジュリアンくん。先ほどお会いしましたね。」
みささぎ「まだ、ひなは居ませんが、そんなに会いたかったのですか?」
ジュリアン「えっ!? ど、どうしてそうなるんだよ!? べつにあそびにきたわけじゃないんだってば!」
みささぎ「違うのですか?」
主人公「みささぎさん、旅館に何か忘れ物はありませんでしたか?」
みささぎ「忘れ物……? うーんと…今日は忘れ物の届け出はなかったと思いますが……。」
みささぎ「ちょっと待っていてくださいね。むらくもにも聞いてみましょう。」

みささぎ「むらくも!」
むらくも「……おう、どうした?」
みささぎ「今日、旅館に何か忘れ物はありましたか?」
むらくも「うん?」
むらくも「浴場の入口辺りに、雷鳥の羽が落ちていたが……。ほら、これ。」
主人公「どう? ジュリアン。」
ジュリアン「たぶんちがうとおもう……。」
主人公「すみません、違うようです。」
むらくも「なんだ、なくしものか?」
主人公「ええ、ルーシーが大切なものを何処かに置き忘れてしまったみたいで。と言っても、それが何なのか皆目見当もつかないんですが……。」
むらくも「はっはっは! そりゃ難儀だな!」
主人公「もし他に何か見つけたら、教えて貰って良いですか。」
みささぎ「ええ。もちろんですよ。ルーシーさんが持ってそうなものがあったら、すぐに連絡しますね。」
ジュリアン「よろしくおねがいします。」
主人公「それじゃあ、ジュリアン。他の所を探しに行ってみよう。」
ジュリアン「うん……。」
むらくも「見つかる事を祈ってるぜ。」

▼花屋
  • 花屋「キューティーローズ♥」
ジュリアン「こんにちは。」
シモーヌ「なんだ、ジュリアン。今日はアレス(アリス)に遊んで貰っているのか。」
ジュリアン「あっ、おかあさん! どうしてここに?」
シモーヌ「……頼み忘れたものがあってね。」
シモーヌ「ジュリアンこそ、どうしてここに? もう買い物は終わっただろう?」
ジュリアン「ねえちゃんが、どっかにわすれものをしちゃったみたいなんだよ。」
シモーヌ「忘れ物? 何を?」
ジュリアン「それは……わからないんだけど……。」
シモーヌ「……?」

ルドミラ「あれ? アレス(アリス)いらっしゃい。」
ルドミラ「あ、ジュリアンも。どのお花にする? それとも、占いにする?」
ジュリアン「そうじゃなくて……、おみせに、わすれものなかった?」
ルドミラ「忘れ物?」
ルドミラ「……ああ!」
ルドミラ「これかな? 床に落ちてたんだけど。」
主人公「花の髪飾り……?」
主人公「うーん、ルーシーのではなさそうかなぁ。」
ジュリアン「ちょっとまって。それ……もしかしたら、ねえちゃんのかも……。」
主人公「え? 本当? この髪飾り、かわいい飾りがいっぱい付いてるけど。」

ルーシー「こんにちはー。」
ルーシー「……って、ジュリアン!? と、お母さん!? ここで何してるの!?」
シモーヌ「私は買い物だ。」
ジュリアン「オレは……ねえちゃんがなくしたもの、さがしてたんだ。ねえちゃんは? やっぱり、わすれものさがしてるの?」
ルーシー「そ、そんなことするわけないじゃん。ほんと、大した物じゃないし……。」
ルーシー「……って、あーっ! そ、それっ、アレス(アリス)が持ってるのって……!」
主人公「この髪飾り、もしかしてルーシーの?」
ルーシー「……うん。」
ルーシー「あっ、でも、誤解しないでね!?」
ルーシー「それ……プ、プレゼントだから。プリシラに。」
主人公「ああ、そういうことか。」
主人公「はい。もう落とさないようにね。」
ルーシー「ありがとう……。凄く助かったよ。」
ルーシー「それじゃあね。」

主人公「サプライズとかで隠してたのかな。」
ジュリアン「……うーん。たぶん、ちがうよ。アレは、ねえちゃんが、じぶんのためにかったもんだとおもう。」
主人公「えっ!?」
ジュリアン「ねえちゃん、じつはかわいいのすきなんだよ。」
主人公「そうなんだ。でも、どうして隠すんだろう?」
ジュリアン「わかんない。」
シモーヌ「……ルーシーには、いつも無理をさせているからなぁ。」
シモーヌ「今度、思いきり可愛いものを買って、こっそりプレゼントしよう。」

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2023年09月13日 02:12
ツールボックス

下から選んでください:

新しいページを作成する
ヘルプ / FAQ もご覧ください。