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泉の秘密


  • 発生条件:
  • イベント関係者:シモーヌ



  • リグバース きぼうの池

シモーヌ「やあ、アレス(アリス)。調子はどうだい?」
主人公「はい、お陰様で。シモーヌさんはここで何をしているんですか?」
シモーヌ「……池を眺めているんだよ。疲れた時、ここへくるととても癒されるんだ。」
シモーヌ「晴れている時は特にね。風に揺れる水面が、キラキラと輝いて……とても美しい……。」
主人公「確かに……。なんだか胸がホッとする気がします。」
シモーヌ「そうだろう、そうだろう。ここは私のオススメスポットなんだ。」
シモーヌ「……そういえば、アレス(アリス)はこの池にまつわるお話を知っているかい?」
主人公「まつわるお話。そんなものがあるんですか?」
シモーヌ「興味あるかい?」
はい。・いいえ。
▼はい。
「ふふふ。では、特別に話してあげようかな。」

▼いいえ。
シモーヌ「まあまあ、そう言わずに聞いてみなよ。話のネタにはなるからね。」


シモーヌ「むかし、むかし……この近くに小さな村があった頃。この地域ではタチの悪い病がはやっていたんだ。」
シモーヌ「全身の力がなくなり、薬もきかない。やがては死にも至る病気だった。」
シモーヌ「村には十分な薬もなくて、たくさんの人が苦しんでいた。医者も少なくて大変だった。」
シモーヌ「そんなある日、村に手伝いに来ていた医者のひとりが清涼な水を求めていた所、草に囲まれていた、この池を発見した。」
シモーヌ「雨の日も風の日も、ここで汲んだ水で医者はみんなの体を清めてあげた。」
シモーヌ「けれど、みんなは衰弱していく……。」

シモーヌ「ある日のこと、医者がこの池のほとりでみんなを想って泣いていると、その無垢な涙が池に落ちた。」
シモーヌ「すると池の中から美しい妖精が現れ、医者に優しく告げたんだ。」
シモーヌ「『あなたの願いは聞き届けられました』」
シモーヌ「『この池の水は無垢な涙により浄化されました。』」
シモーヌ「『……この水を大切な人に飲ませなさい。そうくれば悪いものは忽ち去るでしょう』……と。」
シモーヌ「医者は驚き、不思議に思いながらも、言われた通り池の水をみんなに飲ませた。」
シモーヌ「そうすると、どうだろう。少しずつだが、みんなが元気になっていったんだ。」
シモーヌ「こうして、この池の話は瞬く間に広がり、世界中の人がここを訪れるようになった。」

シモーヌ「リグバースは大いに発展し今に至る……と言うわけさ。」
主人公「そんな話が……。」
シモーヌ「もうその話を知る人もあまりいないけれどね。」
シモーヌ「診療所の水も、以前はここから引いてきていたんだよ。もちろん、この水のチカラを信じてね。」
主人公「この池の水、凄い効能があったんですね。冒険のお供に持ち歩こうかな。」
シモーヌ「ふふっ。残念だが、ただの水だよ。」
シモーヌ「まあ、当時はよく効いたんだけど、いつからだろう、今では……ただの水になっていたよ。」
主人公「なんだ……残念です。もうここには妖精はいないんでしょうか?」
シモーヌ「どうだろう。私はいつも、ここに立って眺めているだけだから。」
シモーヌ「でも…そうだね。」
シモーヌ「またここに危険が迫ったら……もしかしたら、奇跡が起きるかもしれないね。」 

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最終更新:2026年09月22日 18:30
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