初めて見る顔
「よウ。オマエ……ちょっといいカ?」
主人公「え? あ、はい。なんですか?」
「いヤ、突然すまなイ。オレの名前ハ、ダグ。旅人ダ。」
「オマエハ?」
主人公「アレス(アリス)です。」
「そうカ。アレスくん(アリスさん)カ。この町にハ、ときどき来るガ、初めて見る顔と思ってナ。」
「ついつイ。気になって質問しちまっタ。」
「また会うこともあるだろうシ、よろしく頼むヨ。アレスくん(アリスさん)。」
主人公「あ、はい。よろしくお願いします。」
知人会話
ごはんパン
「ん~……パン屋……カ。」
「パンはあまり好きじゃねえんだが、ごはんパンとかあれば、いけるかもナ。」
いい町になった
「ここもいい町になったよナ。落ち着いて来た……っていうカ。」
「いや、なんていうか、この町の昔を知ってるからかナ。感慨深いんダ。」
記憶のないフリ
「オマエ、本当に
記憶喪失なのカ? 記憶のないフリをしているってことはないよナ……。」
主人公「記憶のないフリ?」
「あ、いや……すまねェ。オマエに限ってそれはねえナ。」
「悪かっタ。」
空から
「オマエさ……記憶はないんだロ?」
主人公「うん、目を覚ましたら森の中だったんだ。」
「そうカ……空から落ちて来た訳じゃないんだナ。」
主人公「空から?」
「……いや、こっちの話ダ。」
主人公「もし空から落ちていたら、無事ではすみませんよ。」
「そうだナ、普通はそうだと思ウ。まあ、気にしないでくレ。」
器用だナ
「オマエ……結構器用だナ。なんでも出来るみたいじゃねえカ。」
主人公「そうなのかな?」
「そうだゼ。」
「オレもそんなに色々なことが出来るヤツは人生でもう1人くらいしか記憶にないからナ。」
町にいない時は
主人公「ダグさんって、町にいない時は何をしてるの?」
「うーん……人助け、ってところかナ。」
主人公「自警団みたいなこと?」
「そういうんじゃねぇヨ。色んなヤツらの架け橋になるために動いているんダ。」
「オレがやっていたことへのつぐないっていうのカ。……まあ、要は自分の為でもあるんダ。」
アツい思い
「この町、面白いよナ。アツい思いをもったやつがいっぱいいるからナ。」
主人公「アツい思い?」
「ああ……夢に溢れているっていうのカ。」
「こうなりたいっていう、エネルギーみたいなものをかんじるゼ。」
セルフィアを
「この町は面白いヤツが多いナ。なんか、セルフィアを思い出すゼ。」
セルフィア?・セルザウィード?
▼セルフィア?
「ああ、オレの家があるんダ。……だいじナ……だいじな場所ダ。」
▼セルザウィード?
「おい、オマエ。なんでその名前ヲ……。!!」
「なんダ……ただの言い間違いカ。びっくりしたゼ。」
雑貨屋の…
「雑貨屋の……みささぎさん、だったカ?しっかりしてるみたいだナ。」
店主の引き継ぎして間もないけどね・どうしてそう思ったの?
▼店主の引き継ぎして間もないけどね
「そうなのカ?」
「雑貨屋の経営ってのは、かなり大変なんダ。てっきり前からあるのかと思っていたゼ。」
▼どうしてそう思ったの?
「雑貨屋ってのに、それなりに詳しくてナ。今でもつい気になっちまうんダ。」
友人会話
旅先での出会い
「旅先では色んな出会いがあるもんだが、誰かと親しくなるってことは、滅多にねぇんダ。」
「つまり、オマエはレアなケースってことだナ。まあ、よろしく頼むゼ。」
鍛冶屋のドワーフ
「この町の鍛冶屋のドワーフは、真面目なんだナ。」
「いつもちゃんと店にいるし、仕事もしっかりしてるシ。」
「あと、ヘンな商売に手出したりもしなイ。」
冬に旅をするとき
「オレは季節の中では冬が一番得意じゃないんダ。いや、冬というか、寒いのが苦手なんだろうナ。」
主人公「じゃあ、冬に旅をするときはツラそうだね。」
「ツラいなんてもんじゃねぇ、これだけは変わらねぇからナ。」
「野宿する羽目になった時なんかは、たまんねぇんだが、そういう時はくされ縁のタテガミを思い出すことにしてるんダ。」
主人公「タテガミ? 馬みたいな?」
「ははは……馬……カ。そうだな、そんな感じダ。」
荷物の軽量化
「以前はすごくデカいリュックを背負ってなんでもかんでも中に入れて、町を回っていたんダ。」
「けど、良く考えたら、必要になったらその都度買えばいいんダ。」
「そうすりゃ、余計な荷物持たなくて済むからナ。荷物の軽量化は冒険のコツだ、覚えておいても損はしないゼ。」
一緒にメシでも
「よウ、相変わらず忙しそうだナ。そのうち、メシでも食いに行こうゼ。」
いいね、ダグさんの奢りでね!・美味しいパンをいっぱい食べよう!
▼いいね、ダグさんの奢りでね!
「よシッ! 決まりだナ。一緒に食いに行くの楽しみにしてるゼ。」
▼美味しいパンをいっぱい食べよう!
「どうせなら、ごはんがいいナ。ま、楽しみにしてるゼ。」
ダグさんに質問
主人公「ダグさんがどんな人なのか、教えてほしいです。」
「仕事で質問……って感じでもなさそうだナ。まあいいゼ、なんでも聞いてくレ。」
ダグさんの好きなものは?・ダグさんの誕生日は?
▼ダグさんの好きなものは?
「って、なんだよ、マジでただの質問かヨ……。」
「ん~……まあ、ごはん系が好きだナ。チャーハンとか、毎日食いたいくらいだゼ。」
▼ダグさんの誕生日は?
「おいおい、無駄に緊張しちまったじゃねぇカ……。」
「まあ、いいカ。誕生日は秋の6日だゼ。こんなこと聞いてどうするんダ。」
この町のパン屋
「なあ、この町のパン屋って、うまいカ?」
主人公「
ランドルフさんのところですか? 焼き立てフカフカで、おいしいと思いますよ。」
「そうカ……。うーン。」
「パン屋のばあさんにお茶に誘われたんだが、パンは正直ニガテなんだよナ。」
「でもやっぱ、行ってみるカ……。」
町を回る
主人公「ダグさんって、どれくらいの町を回っているの?」
「ん~……オレもちゃんと数えてるわけじゃねぇが、帝国領だった町は一通り回ったからナ。」
主人公「そんなに町を回って、寂しくなったりはしないの?」
「なってたらとっくにやめてるだろうガ。」
「まあ、寂しい時は我が家に戻ってるから平気だゼ。そして、元気になったら、また町を回るんダ。」
帰る場所
「何かを遂げようとするうえで最も重要なもノ……。オレは、帰る場所があるってことだと思うゼ。」
「本当に辛いことや、苦しいことがあった時に、自分には逃げ帰れる場所があるって思えル。」
「そう思えるだけで、乗り越えられる障害が増えるんダ。」
「だからオマエがもし何かをしたいと思ったら、この町を、そんな場所にしておくのもいいと思うゼ。」
剣の修理
「だいぶ剣が傷んできたんで、ドグさんのところで修理してもらったんダ。」
「なんか、微妙に重くなったような気がするんだが、前より扱いやすくなってナ……いや、プロの技、ってやつカ。」
ここのレストラン
「ここのレストランで食うメシは美味いナ! 天どんとか絶品だったゼ。」
「何より、注文したら必ずメシが出てくル!」
主人公(それって普通なのでは!?)
この町のヤツら
「この町のヤツらはみんな優しいナ。オレが話しかけても警戒しないし、優しいばあさんもいるしナ。」
主人公「僕(私)も温かく迎えてくれた町だからね。」
「ははっ、そう言えばそうカ。……なんカ、懐かしいナ。」
かつての帝国領
「かつての帝国領とノーラッドの架け橋になりたいんダ。」
主人公「かつての帝国領? それってなに?」
「ああ、昔、ゼークス帝国ってのがあってナ。かつての帝国領ってのは、そのゼークスって名前だった所ダ。」
「今じゃ、Seedが区画に分けて管理してるから、」
「どこからどこまでがゼークスだったとか、わかりにくくなってるけどナ。」
昔の知り合い
「このあたりはオレの昔の知り合いもいたから、旅館に着く時間はいつも遅くなってしまうんダ。」
知り合いがいたんですか?・旅館にいるんですか?
▼知り合いがいたんですか?
「ああ、この町から、もう少し行ったところになるがセルフィアに行く前は住んでいたこともあったからナ。」
▼旅館にいるんですか?
「言ってなかったカ?」
「……まあ、いいカ。この町に来た時は、旅館に泊まってるんダ。」
ヴィヴィアージュ家の一族
「そういや、この町にもヴィヴィアージュ家の一族がいるんだナ。」
「初めて見た時は驚いたゼ。」
ヴィヴィアージュ家?・フォー―――、って叫んでたから?
▼ヴィヴィアージュ家?
「ああ、あの一族はみんなあんな感じでナ。オレの家がある街にも1人いたんダ。」
▼フォー―――、って叫んでたから?
「そういうわけじゃ……いや、それもあるカ。っていうか、あんなの誰だって驚くだロ?」
悲しい思いをするヒトを
「悲しい思いをするヒトを少しでも減らしたイ。」
「ずっとそう思ってるんだが……難しいナ。未だに、どうすればそれが実現できるのか正解がねぇんダ。」
主人公「なにか気の利いたことを言えればいいんだけど……。」
「ははっ、無理すんなヨ。」
「オレだって、色々あって、あるヒトと出会って……。」
「本当の気持ちを告白して、みんなの架け橋になりたいって思ったから、こうやって動いているんダ。」
幸せな町の特徴
「色んな町を回っててわかったことなんだが、幸せな町って、どんな町だと思ウ?」
「正解は、メシが美味い町ダ。」
「ここはオレの家がある町と同じくらいメシが美味いからナ。リグバースはホント、いい町になったと思うゼ。」
大切なヤツ
「オマエを見てると、大切なヤツを思い出すゼ。
……そいつも、記憶をなくしていてナ。」
その人は、どんなヒト?・ダグさん、すごい知り合いいるんですね?
▼その人は、どんなヒト?
「大事ナ……すげぇ大切なヒトなんダ。
オレの人生はそのヒトに救われタ。」
▼ダグさん、すごい知り合いいるんですね?
「言われてみれば、記憶喪失のヤツと知り合うなんて
そうそうないことだよナ。」
「けどまあ、生きてりゃ二回や三回あっても、
不思議じゃねぇと思うゼ?」
共通
もうすぐ夏
「はあ……最近やたら寝苦しくてナ。今年の夏は暑くなりそうダ……。」
もうすぐ秋
「よシッ! 風に秋の香りが混じり始めたようだナ。秋は実りの季節、待ち遠しいゼ。」
最終更新:2023年07月21日 09:34