― 第十三章 ― そうして数日が経過した。 邪神竜「無理も無い戦いだったのか…。」 ダークナイトメア「…見ただけでは、な。」 ヨッシー「えーと、みなさん何をしていらっしゃいますか?」 メタナイト「麻雀(マージャン)。」 ヨッシー「邪魔!」※怒鳴るヨッシー。 ルイ「そこでそれをやるなよ。片付け。」 〜 しばらくお待ち下さい 〜 カー坊「出番あればいいのに…。」 ルイ「全く、やっと終わった…。」ファルコン「…堂々と…やるなよ。」 ファルケン「…お前ら未納三兄弟じゃないだろうな…。」「って、おい…。」 メタナイト兄弟「断じて違う。」マリオ「誰の所為だ。ファルコンを起こしてどうする。」 メタナイト卿「違うぞ。」 メタナイト「未納ではない!」 ファルケン「未納兄弟!」※未納三兄弟、ネタありです。 ダークナイトメア「俺も入るのか…?」 ファルケン「お前自体、どこにいるかわからないからいい。」 ダークナイトメア「…住んでいる場所が場所だからな…。」 カー坊「…騒がしい…。」※医務室から顔を覗かせる。 ヨッシー「すいませんでした。騒がしくしてしまって…。」 カー坊「別にいい。フリなどつまらぬからな。」 マリオ「邪神竜、一体…?」 邪神竜「あの魔術は何か特別、もしくは竜系統などの、神々に関わっていると思しきものを引っ張り、無理に表に出す魔術だ。それで表に無理矢理出されたその時、悲劇がある。その引っ張った元が死ぬという事だ。もしあと数分遅れていれば…。」 ルイ「ファルっちが、死ぬ…。」 マリ「できれば死ネタを控えよう…。といっても、手遅れな場所もあるが…。」 ヨッシー「それもう禁止。逆鱗宣言さ せ ま す よ 。」 ルイ「わかったから、さっさと邪神竜。」 邪神竜「…そう、それで我が引っ張られ、雷鳴竜は抑えられていたのだ。」 ルイ「抑えた…?二匹出せばよかったのに。」 邪神竜「それに、エルグランドも押さえられた。」 ルイ「彼は人間じゃないけど、神々の人間じゃないからなぁ…。」 邪神竜「…とにかく、それしか後は知らぬのだ…。」 ヴィント「…それで、逆鱗宣言とは?」 ヨッシー「えーと、確か…」 ルイ「止めろ。」 ヴィント「…いや、知る権利はあるだろう。」 ヴィル「同感だ。カー坊が何をやったのか明白だ。」 〜 仕方ないのでしばらくお待ち下さい 〜 カー坊「暇じゃ。」 ポポ「え!?逆鱗宣言って、そんな事が!?」 カービィ「へぇ〜。」「関係ないけど、20へぇね。」※無論「へぇ〜」はネタありです。 メタナイト卿「逆鱗宣言を聞いているカービィは知らなかったのか?」 カービィ「あ、僕の世界で起こしていたんだっけ…。」 ルイは、ただ笑みを浮かべたが、それは苦笑に近い。 シデン「そうだったのか…。」 ライデン「…カービィ、お前は…?」 ローレライ「…俺は、まだ抵抗を考えていたが…あの魔術は、俺をハメただろうか…?」 ヴィル「…逆鱗宣言がどれほど危険かはわかっている。」 ペルー「次元を操っても、追いかけてくるかな?」 ヴィント「追いかけてくるだろう。下手すれば、世界のバランスが崩落する。」 ルイ「…目に見えないバランスが崩れ、次元の歪みが出来上がり、そして…全てを飲み込み、それに飲み込まれたその時、記憶から消える…。」 そう言うと、ヴィルは苦笑する。 カー坊「…そうなれば、種族が手を出せる範囲で出すが…。」 そう言ったその時、誰かが現れたのだ。その人物は、まさにある人物にそっくりなのだ。ただ、その人物は花を置く。 ペルー「お見舞い?」 シャドー「君は…?」 邪神竜「!殺しに来たのか!?」※銃を構える。 誰か「殺すつもりは無い。」 邪神竜「おのれ、まさか…!」 ヴィル「止めよ。仲間を殺すのか?」 誰か「仲間…か。」 ヴィント「…。」※ただ、静かに状況を見守っている感じ。 カー坊「ベル…。」 ベル「…ようやく三つの光が揃った。」 ヴィル「揃ってほしくは無かった…。」 ヴィント「…。」 光が集まっていく。その光は、三人を囲むように包まれる。その光が、徐々にその三人を包み込んでいく。そして、手に萃まる光。 ヴィル「本当は…この三人がキーワードとなるのに…。」 カー坊「力…?」 ヴィル「違う。我ら三人が、ガーゴイル様より譲られし武器を扱うのだ。」 その武器は、光剣(こうけん)、光槍(こうそう)、光銃(こうじゅう)が現れる。 ヴィル「私は…銃を扱う。光銃だ。」 ベル「俺が槍を扱う。光槍だ。」 ヴィント「そして、俺が剣だ。光剣だ。」 カー坊「予想を超えたな。」 そう言うカー坊に、ローレライは苦笑した。 ポポ「ねえ、どうなるの?」 カー坊「…揃ったからには、敵が来るぞ。巨大な敵が。」 その時、カー坊は気配を察知した。 カー坊「誰が犠牲になる。」 マリオたちが唖然としている。その時、マリオから”何か”を感じるカー坊。 カー坊「マリオ!動くな!ルイージたち、離れろ!」 魔術で既に隔離してあるのが幸いしたのか、マリオにしか、その気配は無かった。そして、そのまま倒れていくマリオ。 ヨッシー「運びますか?」 カー坊「まだだ。」 ルイ「何者だ…。」 その一方、マリオは。 マリオ「ここはどこだ?」 マリオにとっては見慣れた敵キャラたちがいるが、コースは見覚えが無いのだ。 マスター『私はマスターハンド。私は君だけを招待したのだよ。』 マリオ「ふざけるな!」 マスター『だが、脱出は不可能だ。私を倒せ。それだけだ。』 マリオ「ナメやがって…!」 そうして敵キャラを蹴散らしていく。そして、崖を上り、キノピオを見つけた。 キノピオ「マリオさん!助けてください!いきなり多くのヨッシーが突然暴れて…!」 それでも軽々と倒していく。抵抗はあるだろうが、楽勝に思えた。 マリオ「ヨッシー…許してくれよ。」 それだけしか言わなかった。そして、崖を降りて、そして進む。そして、ゴールラインと思しき場所へ踏み入れたその時、光が放たれた。消えたその時、池が張られたピーチ城が見えた。そして、ピーチ姫とルイージがいる。 マリオ「!!!」「弟!?姫ぇ!?」 カー坊「完全唐突にカー坊参上!マリオ、倒しましょう!」 マスター『何!?カー坊!?』 カー坊「あっはっはっ。私の力に不可能はほとんど無いよ?」 マスター『いいだろう…。ハンデだ。それくらいあってもおかしくない。』 マリオ「許してくれ、ルイージ、ピーチ姫…。」 そうして、二人で倒すが、マリオは辛さが残った。 カー坊「人の心を踏みにじるなんて、最低ですね。」 マリオ「当然だ…!」 カー坊「行きましょう。」 そして、光が放たれる。その風景は…懐かしさがある風景。ドクターマリオだ。 カー坊「わー、医者だ〜。倒してきます。」 マリオ「俺が倒されるって、気分が…」 カー坊「弱い、弱いね!美しき暗殺者版が強いよ!」 言いながらも倒すカー坊。楽勝だったようだ。 カー坊「どう?」 マリオ「何か複雑だよ…。」 そして、また光が放たれる。今度は小さいドンキーだが、これもカー坊により瞬殺。そして、巨大なドンキーすらも圧勝。 カー坊「あれ?もう終わり?グログロにしてあげたかったのに。」 マリオ「やっぱ敵にしたくないな…。」 カー坊「え?多分スマデラアドベ(略しすぎ)だから、奴らもいるわね〜。」 マリオ「ガノンドロフとファルコンか。」 カー坊「両方とも任せな。波動砲で撃ってやる。」 マリオ「それマリネタ違うから!」 カー坊「嫌だ。撃つ。」※ガンコな性格ですねぇ。 マリオ「ダメだこりゃ。」 流石にマスターハンドも焦っているのか、声をかけてきたのだ。 マスター『撃たないでくれないか…?流石に…。』 カー坊「断る!」※きっぱり。 マリオ「断言しやがった!」 カー坊「だから撃つ。弱いからねぇ。」 マリオ「…もういいです。次をお願いします。」 また光が放たれる。次は、どこかの洞窟のような感じの場所だ。一方通行のようだが、リンクが合計五人出る。が、マリオとカー坊の協力で全部倒したのだ。 カー坊「圧勝だね〜。」 マリオ「むしろあの発言はもう止めてくれ…。」 また光が放たれる。今度は、ゼルダ姫である。しかし、カー坊は彼女を瞬殺する。 カー坊「弱すぎ!」 その時、突然現れる影。そして、着地する人物。 カー坊「出た!」 マリオ「ガ、ガノンドロフだ!」 カー坊「行くよ〜!倒してあげるから〜!」 既に波動砲の準備をし終えていたカー坊は、狙いを定めていた。 カー坊「発射ぁぁ!!!」 ズッドォォォォォォォオンッ!※波動砲発射音。 マリオ「ほ、本当に撃ったよ…この人…。」 カー坊「防げるわけが無いでしょうが。」 その通りで、相手を倒したのだ。無論場外へ吹っ飛ばしたのだ。 カー坊「あー、弱かったな。」 マリオ「…何も言うな。」 また光が放たれた。そして次は…どこかの星のようだ。硫酸が見えるような感じである。 カー坊「サムスだ〜♪」 マリオ「こいつ…。」 カー坊「殺意はあっても、うらまないでね。」 そして、やはりこれもカー坊が倒す。その時、ゆれが。光の後、どこかに移動する。 カー坊「翼よ、我に力を。」 マリオ「おいおい。」 だが、彼女の背に翼が現れる。そして、マリオを掴み、飛び上がる。 マリオ「うわっ!」 カー坊「抵抗しないでね。落ちるから。」 そうして上昇する。そのままゴールへ到達する。そして、また光が放たれる。今度はカービィの世界だ。カービィが現れるが、マリオのジャイアントスイング、カー坊の剣で思いっきりの大技を決め、倒す。そして、大量に現れる。が、 カー坊「烈符『全種波動砲連続乱射』!」 マリオ「烈符…かよ。」 それで全滅するが、巨大なカービィが現れた。余ったレーザーも襲う。マリオもファイア掌程で一撃を与える。さらに、カー坊は蹴りで上へ吹っ飛ばす。そして、巨大な剣へ変化させ、一気に殴りつける。それでノックアウトである。 カー坊「これくらいは出来ますから。」 マリオ「…マスターハンドも出ているし、ガノンドロフをぶち倒す…。」 カー坊「…こういう世界は、引継ぎができないようになっていますから。」 また光が放たれる。いきなりフォックスのコースのようだ。 カー坊「フォックスか〜。」 フォックスがそこにいるが、カー坊は速攻で倒す。が、その時、ファルコも出てくるが、これも瞬殺。レーザーを撃ってくる前に、である。 カー坊「よっしゃ!」 そして、また光が放たれる。今度は…ネスのコースである。 カー坊「あ、飛ばした。」 マリオ「飛ばしたな。思いっきり。」 ネス三人が出てくるが、カー坊は魔術で竜巻を起こす。それで全員ノックアウトである。 カー坊「飛ばしはコレですから♪」 マスター『むぅ、一つを飛ばしたのは悪かったから。』 マリオ「敵にするなよ…。」 そして、また光が放たれる。今度はF-ZEROである。 カー坊「じゃ、素直に捕まって〜♪」 大人の姿になったカー坊に捕まるカー坊。そして、 カー坊「ひゃっほぉ〜♪」 一気に走り、飛び、風のように走る! マリオ「ひぃぃぃぃ!」 カー坊「怖がるなって。」 マリオ「ち、違う!下!」 ボウシをしっかりと掴んでいるマリオだが、下を見て仰天したのだ。 カー坊「殺すつもりか、このバカ…。」(怒) マリオ「だからって、これは〜〜〜。」 カー坊「良かったわね♪」 そしてゴールへ到着し、おろしてもらう。そして、光が放たれる。そして、風景は変わる。下は変な台に乗り、誰かが前にいる。 ファルコン(敵…。) 「お前がマリオか…。」※敵側で、表現が違うのに気が付くかな?? マリオ「ああ。」※余談。リニアモーターカーという乗り物が、2025年に登場? カー坊「私はカー坊。卑怯で姑息な手段を使わせていただきますね♪」※激ノリノリ。 マリオ&ファルコン(敵〜。)「「は?」」※続き。こうなるとカー坊は止まりません。(特急!) カー坊「じゃー、招来〜!」※さらに続き。特急電車並みになります。以上、説明終わり! マリオ「どうやって!?」 カー坊「あ、ちゃんと手段は踏んだから!」(^_^)b マスター『それ以上召還か!?』 カー坊「黙れザコ!現実だったら死ぬほどの一撃を与えてやるさ!」 マリオ「またスマブラネタ以外なネタが出そうな予感…。」 カー坊は魔術を使う。例のアイテムを置いて。 マリオ「嫌〜な予感が…。巨大な剣がいつの間にか無いし…。」 マスター『ど、同感…。』※余談だが、これはスマブラDXネタを元に…。 カー坊「召還!ファルコン!」 マリオ「やっぱりぃぃ!!!っつーか呼ぶなそんな化物ぉぉぉ!!!」(泣) ファルコン「失礼な…。#」※呼ばれましたか。byヨッシー やはりその敵を瞬殺しかけるほど強かったのだが、威力は全く違う。 マリオ「挙句の果てにはそのまま連れてきたのかよぉぉぉ!!」(泣) ファルコン(敵)「くっ…!」 ファルコン「消えろ、偽者。」 カー坊「よっしゃ〜!」※超ハイテンション。 マリオ「だめぽ」「('A`)」 既に敵を倒してきたカー坊とファルコン。カー坊はいつの間にか銃を所持している。 カー坊「あきらめたら終わりだってば。」 マリオ「…どうしろと言うのかよ、これ…。」 カー坊「数で勝負してくるように仕掛けてみた。」 マリオ「もう止めれ。」 マスター『いや、無理だ。私を倒さないと。』 カー坊「ちゃっちゃと終わらせましょうよ。」 マリオ「だな…。頼むぜ…。」 ファルコン「…仕方が無いな。」 カー坊「魔力暴走起こさなければ大丈夫だから♪」 マリオ「…しまった。」 カー坊「じゃ、ステージは〜っと…。」 また光が放たれる。今度は雪山である。が、カー坊たちは難なくクリア。そして、アイスクライマーが二人出現。二人というより、四人である。※二人で一組であるのは正しい。 カー坊「瞬殺行くぜ。」 ファルコン「…わかった。」 そしてあっという間に倒すのだった。 マリオ「つ、強い…。」 マスター『だが、次からは一人だぞ。』 カー坊「頑張れ。負けるなよ!」 マリオ「おう!」 また光が放たれる。今度は大量のザコである。 マリオ「さて、倒しまくるか。」 そして次々と倒していく。それで倒し終えるが、また光が放たれる。それは…誰もいない。まだいないのだ。が、メタル化したマリオブラザーズが降ってきて、頭から落ちる。しかし、倒れた後、立ち上がるのだ。 マリオ「流石メタル化の俺。」「凄いな、俺が言うのも何だが…。」 マスター『因みに、何故か突然、ポケモンの場所などが殲滅されたのだ。』 マリオ「まだいるのか…。一体…?」 マスター『特徴は…ファルコンに似た人物だ。色的に灰色っぽかったぞ。』 マリオ「ローレライだ…そいつ…。」 マスター『ローレライ?』 マリオ「ああ。そいつは結構強いけど、ファルコンに似た人物だ。そいつと会いたくないな。けど、会わないといけないイベントがあるなら会うけど。」 マスター『成程。四人対三人か…。』※正しくは、五対五です。byヨッシー マリオ「クレイジーハンドもいたな。そいつもちゃっちゃっと落とす。」 メタル化の二人が攻撃するが、ジャイアントスイングのみで倒す。また光が放たれる。今度は広いようで狭い場所だ。そこに、誰かが立っている。 マリオ「ルイージ!?」 カー坊『聞こえるか!?そいつは偽者だ!』 マスター『そう、当然やってきたマリオ、ファルコン、カー坊、ローレライ以外は偽者だ。』 マリオ「わかったよ…。楽に倒してやる。」 それでも、結構強い弟を相手にして、苦戦して、傷だらけになる。 マリオ「つ、強すぎる…!誰も助けに来ないのは承知!来い、弟!」 その一方。 カー坊「さて、こいつ弱かったな。波動砲瞬殺だ。」 既に敵は倒れかけている。カー坊はさらに波動砲で攻撃を与える。が、 カー坊「強いね。十七分割用意。」※相手はマリオにしていたようだ。 その一方。※追伸。某所市長、アノ人物のようです…。以上、説明終わり!!! ファルコン「…。」※追伸。4月26日は中華航空機事故、25日は尼崎脱線事故。 誰か「やっほ〜。メラサちゃんですよ〜。」※追伸。三重の地震震度5強最大。だってさ。 ファルコン「偽るな。」※さらに追伸。長崎の市長銃撃事件の犯人は暴力団…なのだ。 誰か「あーあ、言わなかったらよかったのに。」 ファルコン「…カー坊。」 カー坊(偽)「そ、カー坊だよ〜。でも、本当の私じゃないから♪」 そのまた一方。 ローレライ「…誰かいるのか?」 ヴィンセント(偽)「そう、俺だ。錬成などで苦しめようぞ。」 ローレライ「…祈ろうか。神へ。」 だが、錬成術が発動する。それで後ろに下がるローレライ。 ローレライ「邪魔じゃなかったのか、俺は。」 ヴィンセント「…ウォルターだろうと、仲間なら殺さない。」 ローレライ「お前の偽者だ。お前は一体?」 ヴィンセント「一緒に行動していたからな。」 ヴィンセントは笑みを浮かべる。ヴィンセント(偽)も、武器を用意する。 ローレライ「神に祈る時間はやらんぞ。」※似たネタあり。鋼の錬金術師から引用。 その一方、マリオはかなり傷だらけになっていた。 マリオ「て、手強い…。」 ルイージ(偽)「大丈夫だよ、兄さん。楽にしてあげるから。」 マリオ「本物はそういう発言はしない!」 マリオが言うと、ルイージ(偽)も多少笑みを浮かべた。 その一方、カー坊。 カー坊「十七分割!」 一気にその一撃を与えると、そのまま蹴りで吹っ飛ばした。 カー坊「しかし、これは…弱いのか強いのかわからないが…。」 言って、剣を見る。 カー坊「…血も付かないのか…。」 だが、気配を察知した。何かの、気配を。 カー坊「……死にたいらしいな。」 その一方。 カー坊(偽)「どうして…。」 ファルコン(軽傷)「…敵だから、だ…。」 カー坊(偽)「でも、楽にしてあげ」 カー坊「させるかぁぁ!!波動砲連射ぁ!」※密かに次元斬りを起こしていた! 波動砲の連射が、カー坊(偽)の攻撃を寄せ付けない。カー坊は既に怒り狂っていた。 カー坊「…その怪我…。」 ファルコン(軽傷)「許せ…。全ての、攻撃自体が…。」 カー坊「防がれたか。甘いぞ、敵。ここまでだ。」(怒) その瞬間に近かった。ほぼあっという間に近いだろう。殴り、蹴りの三連打、さらに波動砲の二連射で敵を撃破したのだ。カー坊の瞳は赤くなっているだけだった。 カー坊「…。」「回復させなければ…。」 カー坊は、負傷者を治療すると、すぐに立ち上がる。 カー坊「負けは許さないのが本音だ。油断は禁物だ。」 ファルコン「だろうな。」※完全回復済み。 そのまた一方。 ローレライ「どうした?」 ヴィンセント(偽)「貴様、何故…!」 ヴィンセント「怨みの炎はあるが、それでも、消えなくとも…未来は見える。」 ローレライ「俺は…カー坊たちと会って、道を変更したのだ!!!」 光の螺旋…そう見えるくらいの一撃に近かった。それで、ヴィンセント(偽)を撃破する。 ローレライ「…行くぞ、ヴィンセント。」 そして、マリオも苦戦しつつも、ルイージにダメージを与えてきている。 マリオ「くっ…!」 ルイージ(偽)「大丈夫だよ。楽にしてあげるから。」 マリオ「甘く見るな、弟!ただ油断しただけだ!ウルトラファイヤーボール!」 ルイージ「ぎゃー。」 カー坊「よし、そのまま動くな!波動砲直下型!」 その波動砲直下型を食らうルイージ(偽)。マリオも反撃を開始したのだ。 カー坊「ただ手加減したのではなかろうか?」 マリオ「…。」 カー坊「光銃、力を。」 光銃で撃つと、吹っ飛ぶルイージ。しかしルイージロケットで戻ってきてしまったが、それが狙いだったのだ。カー坊はただ笑みを浮かべた。 カー坊「ローレライ!」 ローレライ「受けよ、我が一撃!」「ファルコンパンチ!」 ルイージをそれでノックアウトしたのだ。が、マリオは唖然としたのだ。 カー坊「ローレライも同じ技使用できますよ。」 マリオ「ノドンや湾岸でもできそうだし、アリゾナはできたし…。」 ヴィンセント「マリオ、大丈夫か?」 マリオ「ああ、これくらいはね…。」 カー坊「合流できましたね。」 ローレライ「…いや、たまたまだろう。」 ファルコン「同感だ。」 マスター『…いいだろう、合格だ。どこまで戦えるか、試してみよう!』 そして、また光が放たれる。そこは、銀河のような場所である。 カー坊「終点。にしても、考えればギガもいるわ、あいつらいるわ…。」 マリオ「卑怯だな。」 カー坊「大丈夫だ。もう終わる。神攻符『全種波動砲電磁波砲攻撃』!」 マリオ「来た!」 それでギガクッパ以外を倒したのだ。そして、ローレライとヴィンセントがギガクッパの前に出る。カー坊は多少笑みを浮かべて。黒き瞳を覗かせるかのように。 カー坊「そいつは爪が凶器だ。」 マリオ「行くぜ!」 そして、戦いは始まった。 カー坊は笑みを浮かべ、そしてまた攻撃をしようと狙う。 カー坊「マスターハンド、死になさい。罪の罪人?」 マスター「残念だが…君の相手は私ではない。ギガクッパ以外、あと二人は予備が」 ローレライ「悪いが、一人だけは倒せた。残るはガノンドロフだ。」 カー坊「そこで見物していな、最弱。私が強い事を証明してやるよ。」 そのまま走るカー坊。一気に懐まで走りこむ。 カー坊「吹っ飛べ。波動砲。」 マリオ「!?」ローレライ「…半分本気だな。」 クレイジーハンドの左手を相手にしているマリオが驚いたのは、波動砲と言った筈のカー坊の表情は笑っているのだ。※一応波動砲です。 マリオ「嘘宣言か…!?」 ローレライ「偽りの宣言…ではないと信じようか?」 カー坊「どうでもいいが、ギガ君、もう君に余裕は無い。」 マリオ「…よし、左手は倒した!」 言ったマリオは笑っていた。左手は完全に倒せたようだ。 ファルコン「…お前も、これで終わりだ。」 クレイジーハンドがそれで倒れるのは言うまでも無かった。しかし、別の声が聞こえた。 ローレライ「ヴィンセント!!!」 ヴィンセント「…こ、こいつ…。」※防ぎきっている。 カー坊「ローレライ!逃げられるか!?」 ローレライ「ヴィンセント、逃げろ!」 だが、ギガクッパの一撃は、ローレライの左足に当たり、血を流させる。 ローレライ「しまった…!」 その一撃が、ローレライへ入ろうと向かう―――。 ドシュッ!※爪が誰かに食い込むような感じ。 ローレライ「な…!」カー坊「…な…。」※カー坊はもう変化が始まっている。 ヴィンセント「バカか、お前は!」 マリオ「ファルコン!!」 カー坊「…。」※目の色が変化。 マスター「…一人、だな」 カー坊「消 え や が れ。」ファルコン(重傷)「…。」マリオ「ひぃぃ…。」 マリオはすぐに冷静となり、カー坊の状態を考え、すぐに行動を起こした。 マリオ「逃げろ!逃げられる場所までだ!早く!」※目が覚めたように言ってくれれば…。 マリオたちはすぐに離れていった。ギガクッパを、完全に消滅させるカー坊。さらに、地面には軽くヒビまで入り、もはや威力の凄まじさを物語っている。 カー坊「…あと、二人だ。」※また魔力を溜め始める。 マスター「…油断も…何もない化物め!」 カー坊「消えうせろ。」※因みに、神様魔力暴走中。翼なしバージョンで。 さらに、波動砲で完全に場外へノックアウトするカー坊。 カー坊「最後だ、マスターハンド。神に祈ったか…?」マリオ「…。」 歩み寄るカー坊。震え上がるマスターハンドを、ただカー坊は笑みを浮かべるだけだった。さらに、マリオは負傷者の傷を確認しながら、止血を行っている。 マリオ「…大丈夫か…?」 ファルコン(重傷)「…申し、訳ない…。傷が、思ったよりも…深いようだ…。」 ローレライ「…深すぎるぞ。回復で何とかやっているが、間に合わない。」 ヴィンセント「俺らでも無理なのか…?」 マリオ「俺もいる。だから回復させよう。」 カー坊「……罪人、マスターハンド。神に祈ったか?」 マスター「や、止めてくれ…!」 カー坊「遅い。」※神々の剣を持ち、狙う。 十七分割が、マスターハンドへ入る。さらに、そのカー坊が殺意の視線を向けた。 マリオ「止めてくれ!」 カー坊「断ろう。もし、お前が親友を殺されたり、負傷したら…どうしている?」 マリオ「…それは…。」 カー坊「言っただろう。これは殺されかけた事だ、だから殺す。」 マスター「ひぃぃぃ!!!」 カー坊「罪をあの世で祈り、そして罪深さを呪え。」 その波動砲と、光の魔術の一撃が、確かにマスターハンドへ当たったのだ。しかも、半分消滅している。そして、光と変貌し、消えていくマスターハンド。まるで涙のように消えていく、そのマスターハンドを見て、マリオはただ唖然とした。 カー坊「これで大丈夫な筈だ。」※一応安堵の笑みを浮かべている。 既に治療を終えていたカー坊が笑みを浮かべていた。無論元に戻っているのだが。 ファルコン「…申し訳ない…。」 カー坊「いいさ。これでほとんどは成仏するはずだろう。捕まった亡霊たちを…。」 その時、全員を照らす、強い光が放たれた―――…。 マリオ「…あれは…。」カー坊「…亡霊…?」 包まれる前に、大勢の人物が立っていた。そして、笑みを浮かべていた。 亡霊『ありがとう。」 マリオにも、誰にもはっきりと聞こえた、その声。そして、完全に光に包まれていく…。 その一方、現実の世界。 ヨッシー「…そろそろじゃない?」 ドクターマリオ「勿論、もうすぐだ。」 ダスト「皆殺しにしてやりたいぜ…。」 ヴィンセント「何を言う…いきなり。」 カー坊「…亡霊、結構捕まっていたわね…。」 マリオ「最後が恐怖だった…。」 と、マリオが言うと、ほとんどがマリオの方向へ。 マリオ「うぐ。」 ファルコン「…無理を言うな…。」 ファルケン「?」 カー坊「あー、まぁ、簡単に言えばギガクッパの一撃が、なぁ…。」 ローレライ「ギガクッパの一撃が、まさかあの人物に当たるとは…。庇ったから無理は言えなかった。それがファルコンだったのだ。それでカー坊が神様魔力暴走を起こし、そしてその一撃が入ったのだ。」 マリオ「知らなかったのか、あいつ。」 ルイージ「じゃ、何人?」 マリオ「えーと、スマブラDXに出たキャラは見たけど…。」 ローレライ「…多分全員だろう。クレイジーハンドがいる。」 言った時、マリオは苦笑したのだ。 マリオ「あ、そうだ。カー坊の一撃、凄かったぞ。」 ※と言う事で、マリオたちは今回の出来事を語る。 カー坊「…そう言う事だ。」 ヨッシー「はい!?じゃ、知らなさすぎですよ!」 ドクターマリオ「ダスト、先ほどのデータは入手できたか?」 ダスト「勿論だぜ。」 アパッチ改「僕も〜♪」 カー坊「とにかく、敵は消えた。これで、平和に少しはなると思うぞ。」 ヴィル「だろうな。」 その空が、平和だというのを告げていた。しかし、カー坊はただ苦笑した。 カー坊「まだ、平和だとは言えなさそうだ…。」 その言葉は、また乱戦の世界へ巻き込みかねないくらいの発言だった。 その通りに、また数日後、事件が発生するのだった。