種族とスマブラキャラたち 〜 全ての過去と未来 〜第十二章

― 第十二章 ― ただ、その日、ナイトメアに似た服を着た人物が、その一つの町にいた。その人物の名は、ダークナイトメアである。ただ、炎の出る町に、立っていた。 ダークナイトメア「…何故、死ねない…。兄の元へ向かいたい…。」 ただ、そう呟いた。町は被害的な被害を受けているだけで、死者も見受けられる。複数の人物が必死にダークナイトメアを攻撃するも、殺してはいないのだ。 ダークナイトメア「!」 火炎放射で焼き払おうと一般人が考えたのか、それで攻撃をしたのだ。ついでに、家の火も飛び火していて、軽くダークナイトメアを焼いていただけだったのだが、火炎放射は、その炎を巨大化させ、完全にダークナイトメアを包み込む。 ダークナイトメア「…熱い…。」 ただ、軽く呟いた。それだけだった。 ダークナイトメア「…死ねる…?それで、死ねるのか…?」 ただ、それでまた呟く。 さらに火炎放射で攻撃する住民。だが、数分して、ただ、ダークナイトメアは立ち上がった。そして、ただ手を見つめた。 ダークナイトメア「死ねない…。この程度では…。」 そして、火炎放射を持つ者以外は殺したのだ。が、火炎放射を持つ者が、火力を最大にし、攻撃を仕掛けたのだ。完全に炎に包まれる、ダークナイトメア。 ダークナイトメア「これでは、ダメだな…。」 そして、一気に殺す。それでも、炎は彼を苦しめていく。 ダークナイトメア「く…っ、もう…無理か…。」 そして、そのまま倒れたのだった。 その一方、カー坊たちは。 ルイージ「ねぇ、どうするの?」 カー坊「ダークナイトメアに真相を知りたい。」 マリ「ただ、そいつって…闇の一族だろ?」 ファルケン「闇と悪夢の力がある。いつでも夢へ入れる。いい夢も大丈夫だ。」 モルガン「一度だけ、悪夢を消してくれたよ。」 カー坊「とりあえず、探しましょう。あのグラウンドなら、来るはずだ。」 その場所へやってきたカー坊。まだ誰もいないようだが、その風は吹きつけ、寒さを連想するかのようである。 カー坊「さて、来るかしら?」 そのダークナイトメアは意識を取り戻したその時、周りには焦げ跡があるにも関わらず、生きているのだ。 ダークナイトメア「…例の場所に、誰かがいるのか…。」 そして、魔術で移動する。 そして、カー坊たちは。 カー坊「…来る筈だ。この場所は…唯一、兄弟で誓った場所だからな。」 その時、闇のゲートがカー坊の前に現れる。そして、出現するダークナイトメア。 ダークナイトメア「ほぉ、種族か…。」 カー坊「折角だ、戦おうではないか。」 ルイ「行くぜ!」 その戦いは壮絶だったのだ。ただ、ダークナイトメアは、普通の剣を使っているだけで、ガノンドロフといった者たちには、あまり傷は無い。 カー坊「全く、クレイターを出す羽目になるとは…。」 ルイ「アルウスも、だ!」 マリ「待て、殺すつもりなら、彼はあの剣を使ってくる筈だ。」 言ったその時、ファルケンがレーザーで攻撃するが、それで傷つけても、すぐ再生する。 カー坊「……人間ではない。」 ダークナイトメア「無論だ。」 カー坊「そういえば、戦艦『シュトゥルムヴィント』とか、戦艦『ヴィルベルヴィント』はどうしているの?」 ルイ「そいつらも出すか?お休み中だ。」 アルケオ「何故…?」 ルイ「こいつを倒すなら、それくらい…」 カー坊「彼は苦しんでいる。死にたいのではなく、ただ人間になりたいと思っている。」 ダークナイトメア「!!」 カー坊「私だって、ただの人間が良かった…。」 ダークナイトメア「死ね!また蘇られるなら、人間になれるぞ!」 だが、瞬時にカー坊の前に出る、誰かを…カー坊は見た。そして、そのダークナイトメアが持つ剣を見て、さらに驚いた。 カー坊「闇の剣…。」 ドスッ※"彼"(ファルコン)を貫く闇の剣。 ファルコン「ぐぁぁっ!」カービィ「ファルちゃん!」 ルイ「ファルっち!」 ファルケン「な!」モルガン「ダークナイトメアめ!」 カー坊「…止めよ。苦しめるだけだ。」 ダークナイトメアは、剣を抜く。しかし、カー坊はただ、その視線を向け続けた。 カー坊「本当の願いは何だ…?」 ただ、そう語るカー坊。その笑みを浮かべて、そしてただ辛そうに苦笑いして。 カー坊「自らを認めるしか無い事は、誰にでもある。」 ダークナイトメア「!!」 カー坊「私だって、認めたくない事はある。この血の事もそうだ。しかし、それでも、人間ではなくても…現実に生きているのだ。だから、私は…平和にする為に、戦う。」 ルイ「…。」(唖然) カー坊「弱き者のままでいいのか、ダークナイトメア。私は強くなると決心している。そして、私を超えるくらい努力しろ。」 マリ「…。」 カー坊「それくらいでなければ、強者としてはいられないのだ。」 そう完全に言い切ったカー坊。その表情は、殺意など無く、説教のような視線を向け、そして、ダークナイトメアを睨む形で視線を向けている。 ルイ(心の中)「…カー坊は、あのキノコ王国ですら、完全に潰しているほどの種族…。」 マリ(心の中)「否、マリオの世界を完全に威圧させた種族…。」 カー坊「…。」 ただ、風が吹きつける。その風は…冷たく感じさせる。ただ、治療に走っているヨッシー達を除いては。カー坊はその持っていた剣をただしまう。そして、視線をまた向ける。 カー坊「今のそなたは弱者に過ぎない。確かに強いは強い。だが、時代が進めば、弱者へ変貌してしまう。それくらいなら、強者を維持し続けるしかないのだ。」 ダークナイトメア「…。」 ただ、それだけ告げると…カー坊は撤収命令を下す。無論、カー坊は光の剣を出し、闇が出ていると思しき場所へ突き刺す。そして、 カー坊「全く…根性の闇だ。」 その一言を言うのだった。それを聞いたダークナイトメアは、ただ小声で何かを呟く。すると、闇が消えていくのだ。しかも、かなりの速さで。そして、侵食のようにやってきていたらしい光が見えなくなるくらい、闇はどこかへ消える。 カー坊「…。」 そして、カー坊は笑みを浮かべた。ルイたちが闇の力を検索する。が、 ルイ「消えたな…。一体、何が…?」 マリ「闇は出した闇の者にしか弱くする事が出来ない。」 カー坊「そう言う事か。」 ただ、カー坊はその場所に視線を向けていた。ただのグラウンドだが、ここで何があっても、外国人がいると思うだけだったのだろう。そして、その視線は、ただ、一箇所に向けられる。野球場のような、そんな形が作られている。 カー坊「…あれは関係ないな。多分、芝生では無い場所で誓ったのだろう。」 と、カー坊が言う。 ダークナイトメア「それは違う…。お前たちのすぐそばで誓いを立てた。」 カー坊「兄は…殺してしまったのかもしれないな…。」 ダークナイトメア「…。」 カー坊「生まれ変わりという事だという…。しかし、その先祖は…。」 ダークナイトメア「もし…もっと早くに終了の話があったら…。もし、もっと早くに、あの任が終わっていれば…あんな悲劇は無かったのに…。」 カー坊「…結局は、あの過去の通りか…。」 ダークナイトメア「…あの過去…一人の守護者が気絶するまでを見届けたが、それ以上はわからない。」 カー坊「そう…。」 ルイ「それに、あの例の本を手に入れてから、研究をしてきているが…過去夢だと半分わかった。それに、神々の世界でも、その事実はわかっていたというのだ。」 と、そう言うルイ。そして、 マリ「神々の世界の逆鱗覚悟で聞いた。あの過去の事を、カー坊が語ったのだ。」 ルイは、マリの発言を聞いていたのだ。 カー坊「あの過去は、本当だったのだ。」 そして、その言葉と同時に、ヨッシーが声を張り上げる。 ヨッシー「終わりましたよ!」 カー坊「撤収だ。しかし、私はここに残る。」 ヨッシー「しかし、今ライデンやシデンたちがうろついているという情報も…!」 ポポ「…僕の出番だな。」 ナナ「ええ、私も残ります。」 カー坊「残るな。私だけでも十分だ。」 そうして、強制的に近いが、彼らを離脱させる。ダークナイトメアは、ただ苦笑しているが、カー坊を見て、多少笑みを浮かべた。 カー坊「…。」 ダークナイトメア「人間ではない…。お前も、その一人なのか…。」 カー坊「実験台にされた…。その所為で…。」 ダークナイトメア「解決策は無かったのだな?」 カー坊「無い…。」 ただ、その言葉を聞いて、ただ笑みを浮かべた。 ダークナイトメア「神々の世界は…幼かったある人物を実験台にしたのだ。」 カー坊「それが、ダークナイトメア兄弟…。」 ダークナイトメア「そうだ。」 カー坊「…カービィたちでも実験にすればよかったのに…。」 そう、呟くカー坊。 ダークナイトメア「あの頃は本当に酷かったのだ。今の神々の住民の再生能力は…その実験台で生まれたのだ。実験台にも、それを与えて、それで終わりだ。」 カー坊「…。」 ただ、泣きそうになるカー坊。それに触れる(だきしめる)ダークナイトメア。 カー坊「…何故…私は人間ではなく、あの化物として誕生したのだ…!」 ダークナイトメア「…。」 カー坊「私だって…人間だったら、よかったのに…!!!」 ダークナイトメア「…。」 カー坊「ただの人間なら…何も無かったのに…!」 泣くカー坊を、ただダークナイトメアは言う事はしなかった。落ち着くまで、そのままで…ただ、落ち着いた時に離れるが、カー坊も、辛そうな表情を浮かべていた。 ダークナイトメア「…同じ辛さ、か…。」 カー坊「…。」 ダークナイトメア「強く生きる…。それは、兄からの受け売りだが…それで生きようと思う。ただ、闇と悪夢の混合だから、どこになるかわからない。」 カー坊「…。」 ただ、それは、カー坊にとっても不可思議な人物だと認識するようなものを確定したものだったが、カー坊はただ、苦笑した。 それで、本部。 ヨッシー「大丈夫かな。」 ルイ「大丈夫さ。」 マリ「ところが、そうも言っていられない。一応残った奴が何名かいただろう。ピカチュウのニセとライデンとシデンと…そして、奴だ。」 マリオ「奴…?」 ルイ「兄さん、ピカチュウのニセいるよ。」 ※と言う事で惨殺死体完成。挙句、粉砕してしまったのだ。因みに、それを通達させ、離れていた心臓っぽいのもついでに破壊しておいてあったのだ! マリ「…ふぅ。」 カービィ「奴って、何?」 アリゾナ「…俺の、…いや、ファルコンの偽者のような奴…。」 マリ「そいつの名はまだ不明だが、そいつはまだしぶとく生きているそうだ。因みに、また厳戒態勢を引いてある。」 カー坊「それでこの有様か…。」 ルイ「お帰り〜。」 カー坊「ダークナイトメアの居場所は…闇の一族だ。それと、神々の世界が第二の故郷となった。ついでだが、そこからある情報をいただいた。例の奴だ。」 ルイ「あのグラウンドにおびき寄せよう。」 カー坊「ダメ。それでは邪魔がある。」 ルイ「戦いの広場で、巨大な花火を起こせ。」 で、戦いの広場。巨大な花火と称したミサイルでそれを撃つ。巨大な爆発音が響くが、ほとんどはまだわからないのだ。 カー坊「来い。」 そして、三名が現れる。 カー坊「解放。」 そして、全ての力を解放する。それで三名は唖然とするが、 シデン「甘い。まだいる。」 カー坊「ソリッド…?彼は殺したけど。」 シデン「確かに死んだ。」 カー坊「じゃ、誰さ。」 ポポ「僕さ♪」 カー坊「…全種波動砲電磁波砲攻撃。」 ズッドォォォォォォォォォォオンッ!※全種波動砲電磁波砲攻撃発射音。 ポポ「言って発動は知っている…」 ズッドォォォォォォォォォォオンッ!※全種波動砲電磁波砲攻撃発射音。 ポポ「え!?ポヨ〜〜〜〜…」巻き込まれる。 シデン「うわっと!」 ???「っと。危ないな。」 カー坊「無詠唱も出来るのだ。」 シデン「セコイな…。」 ライデン「覚悟!」 ???「俺も、お前を殺してやる!」 カー坊「ロスアンジェルス……否、ローレライ。そなたの目的は何だ?」 ローレライ「…俺か?素直に殺しだ。」 カー坊「ライデンとシデンが生存したのも、そなただな…。ならば、先祖の記憶を辿る。」 辿っていくカー坊。そして、 カー坊(昔)「我は…全ての世界の造物主でもあるのだ。何用だ?」 カー坊「あの敵を倒せるのか?」 カー坊(昔)「いいだろう。それと、別名が私にはある。それは…ヴィルだ。」 カー坊「ヴィル、願えるか?」 ヴィル「いいだろう…。」 そうして、表に出るヴィル。カー坊もただ苦笑しているだけだった。そして、魔術で完全に復活させようと考えたが、どうやら神々の世界の魔術が先だったようだ。 カー坊「あー、先をやられた。」 ヴィル「覚悟せよ…。私は私、カー坊はカー坊であるのは、言うまでも無いぞ。」 ローレライ「くっ、離れろ!」 ザシュ※ヴィルを斬るライデン。 ヴィルは血を流す。しかし、すぐに再生する。そして、ダークナイトメアも登場し、笑みを浮かべ、そしてさらに例の人物まで登場する。 ダークナイトメア「!?ファルコン!何故!?」 カー坊「あのアホども…。」(呆) ヴィル「まぁいい。無駄な戦力だが」 ファルコン「失礼だな。」※酷いね〜…。byカー坊 ファルケン「ファルケン颯爽に登場!」 モルガン「エンゲージ!」 カー坊「狙えよ。」 ヴィル「我は…もう、昔の我ではない。」 その瞬間、何も行動しなかった筈なのに、ローレライは突然血を吐いた。そう、一撃が入っていたのだ。 ローレライ「ぐ、う…。」カー坊「強っ…。」 ヴィル「我は負けない。あの時、辛さを覚えているあの時から。」 ファルコン「…。」 カー坊「ヴィント!」 ヴィント『何だ…?誰だ…?」 カー坊「私だ。神々なら、復活できる筈だ。」 ダークナイトメア「…ただ、二人しか残っていないという事実は判明したので…。」 カー坊「ヴィントとヴィルだ。ヴィントがファルコンで、ヴィルが私だ。」 ダークナイトメア「厄介な…。」 と、その時、神々の力が、ある人物を包む。数秒して、その力は消える。その瞬間、突風が吹き荒れる。その突風が消えたその時、ローレライは苦笑した。 ヴィント「我はヴィント。あのヴィントはもういないのを知っている。」 カー坊「死んだんじゃなく、意思は消えたのでは…。」 ヴィント「そうだな…。だが、もう失態はしない!」 ヴィント&ファルコン「「俺の、為に!!!」」※ヴィントは銃を構える。 カー坊「ハモった〜!初ハモリ〜!」※本当のハモリ第一号。byマリオ ルイ「何を言う!まだ俺だってやれる!」 ヴィルとカー坊「「まだまだだね。」」 カー坊「って、つられた。」 ルイ「うぉぉぉ!」 カー坊「部下が情けない…。」(呆) ヴィル「ご愁傷様だね…。」 ヨッシー「僕も情けないです。」 カー坊「ちゃっかり狂ったメタナイト卿を連れてきているから、撃てば?」 ヴィル「ほぉ、そう言う事か。因みに、”私”という言葉もあるが、やはり慣れた言葉ではないと意味が無いな…。」 カー坊「どっちでもいいです。技は?」 ヴィル「色々と。」 ズッドォォォォォォォォォォオンッ!※全種波動砲電磁波砲攻撃発射音。 ヴィル「これくらいはできますし、カー坊ができるものなら。」 カー坊「やっぱり私と同じ性格か。」 ヴィル「そうだな。」 カー坊「えらい衝撃ですよ。」 ポポ「ヴィルさん!僕の方へ」 ヴィント「守る為だ、死ぬか?兄はどうした?」 カービィ「ポポ!」 ポポ「カービィ、助けて!シデンたちが殺しにやってくる!」 カー坊「嘘だな。」 ポポ「酷いっ!」 メタナイト卿(狂)「…お前は誰だ!成敗してくれ」 ヴィント「死ね。」※銃を構え、剣をも構える。 カー坊「あーあ…。」 ヴィル「殺すな。彼は使える。捕虜にせよ。」 ヴィント「わかった。俺が捕獲しておく。」 カー坊「結局ヴィントもファルコンと同じかよ。」 ヴィル「無理も無い。」 ヴィルは苦笑しながら、捕獲する様を見つめていたのだ。メタナイト卿が暴れているので、荒覇吐を無断召還、後で利子を付けると言って、メタナイト卿を気絶させたのだ。 荒覇吐「って、利子はいらん。俺は戦いの舞台が必要だ。」 ヴィル「私は、その舞台の相手を見つけていますよ。」 ローレライ(復活)「…どうでもいいが、お前は何を考えている?」 ポポ「お兄ちゃん。守りたいから。」 カービィ「ポポ!」 ヴィル「邪魔だからどいて。」 ポポ「酷い!感動の行き場無し!」 ヴィル&ヴィント「「黙っとれ!」」(激怒) カー坊「あーあ…。」 ファルコン「戦場にいらない感情だな…。」 ポポ「酷すぎるです!」 カー坊「メタぽんも殺せば?死ねば戻ると言うし。」 ローレライ「仲間であるのに、殺すのか?」 カー坊「うん!」ファルコン「元に戻るなら殺す。」 シデン「お前ら酷いな!戻る可能性があるというのに!」 ヴィル「戻しても悪影響がありそう。」ヴィント「戻っても…なぁ…。」 ライデン「血も涙も無い悪魔か…?」 ダークナイトメア「戻るならそれでいいし。」荒覇吐「俺はただ殺せばいい。」 ローレライ「殺人鬼め…。」 カー坊「戻るなら、っていう条件なら別に殺してもいいし。」 メタナイト卿(狂)「アヒャヒャヒャ!」 狂ったメタナイトを見て、カー坊は呆れた顔を浮かべた。 カー坊「殺そうぜ。うっとおしい。」 ヴィント「ならば、攻撃する前に…!」※走る!走る!ヴィント走る!速い!byカー坊 ローレライ「な!?」 ヴィント「殺す!」 ザシュゥッ!※完全に殺すヴィント。 メタナイト卿(亡霊)「…俺って一体…。」 亡霊となったメタナイト卿を無視するカー坊たち。しかし、カー坊は亡霊を捕獲する為に、魂のクリスタルを使って閉じ込めたのだ。無論遠くで見物させるのだ。回収されたらそこはそこで解決するつもりであるのだ。 荒覇吐「あー、盗られた。」 カー坊「盗賊?」 荒覇吐「違う、殺す相手が。」 カー坊「成程ね。」 ローレライ「…何か来るようだ…。」 その瞬間、巨大化したカービィが!!!!! カー坊「殺して良し!」 ※と言う事で只今無残すぎる死体を作っています。ついでに、全員で殺しています。 ルイ「粉砕完了!」 カービィ(霊)「酷い〜…。」 カー坊「お前が原因だろうが、ヴォケ。」 ヴィル「私はただ、殺しただけです。」 ヴィント「俺の邪魔、挙句、ヴィル様を殺そうと思っただろう?」 カービィ(霊)「え!?ヴィル様!?」 カー坊「えーと、『ヴィル=カー坊、ヴィント=ファルコン』で!」 ポポ「え!?」 ヴィル「カー坊の言葉は正論だ。」 ローレライ「…シデン、ライデン!離れろ!」 シデン「し、しかし…!」 だが、突然誰かが現れる。その瞬間、ローレライに魔術を唱えたのだ。 ローレライ「…な!?」 敵「黙ってもらおうか…ローレライ?」 ローレライ「な…!くっ…動かん…。」 敵「動きを封じたからね。」 カー坊「甘いわ!此方を見なさい!」 ポポ「カー坊さん!ローレライさん!」 ローレライ「バカ、来るな!」 シルフ「俺はシルフ。愚かなる者へ、裁きを与える。」 カー坊「何を言う…」 シルフ「引っかかったな。」 そう、狙いはローレライではなかったのを、カー坊は知った。そして、 シルフ「発動だ!」 ファルコン「…!!!」 その痛みが、その人物を襲う。背から、竜の羽が出現し始める。 ポポ「本物のポポって、殺したの!?」 シルフ「…アイスクライマーか。もう先に奈落へ落ちたよ。」 カー坊「悔しいが、その通りだ。奈落というその場所に、今二人は…。」 ローレライ「…くっ…。魔力まで、奪われたか…。」 シデン「ローレライ!」 ローレライ「…カー坊…。」 カー坊「わかっている。」 シルフ「まだ耐え抜くか!さらに強化しよう!」 ファルコン「…っ…くっ…!!!」 カービィ「ファルちゃん!」 カー坊「……」※只今詠唱中。長い。音になっている。 ルイ「え、詠唱!?」 カー坊「…」※詠唱終了。と同時にカー坊の周りに淡い光が放たれる。 ローレライ「!?」 そして、カー坊はそのまま魔法陣の中央に行き、そしてその手を置く。 カー坊「いっけぇぇぇ!!!」※同時に光が放たれる。 カー坊が放った魔術により、その魔法陣が消える。そして、倒れる音。 カー坊「…はぁ、はぁ…何とか…やったぞ…。」 ルイ「む、無茶苦茶な…。」 ヴィル「ただ、あの魔術で抑えたのは正解だ。そして…シルフ。裁きの時間だ。」 ヴィント「失せろ!」 そして、カー坊は、その手に銃を持ち、一人の人物も、立ち上がっていた。 カー坊「例え…自らの血が全て抜けても…。」 ヴィル「例え、悲しみで覆われても。」 カー坊&ヴィル「「私は、犠牲になろうとも、最後まで戦う!!」」※カー坊は銃を構える。 その一撃は、さらにシルフに当たる。 シルフ「お、おのれ…!」 カー坊はさらに狙いを定めた。 ファルコン「…自らが苦しもうとも…。」 ヴィント「己が深き傷を負おうとも…。」 ヴィント&ファルコン「「俺は…守るものは守り抜いて見せよう!!!」」 シルフ「な!?」※ヴィントとファルコンが銃を構えた(前の台詞で…)のを見て驚く。 マリ「二重ハモリ〜♪」 ルイ「兄さん…。」※完全にルイは呆れている。 カー坊「種族の為に、死んでもらうぞ!シルフ!」 ファルコン「失せろ。」 ファルケン「俺も加わる!覚悟しやがれってんだ!」 モルガン「狙い標準!特殊弾頭ミサイル用意!狙いは、あのシルフ!」 カー坊「終わりだ!」 そして、六名(正確には、四人と二機)の攻撃が入り、シルフは血を吐いた。 カー坊「死ねぇ!」シルフ「くっ…!」 ローレライ「…まだだ…。」 ドスッ※ローレライが、シルフを剣で刺した。 ローレライ「あの世で消えろ。」 シルフ「…バカ…な…。」 ローレライ「死を与えよう…。」 ズバァッ!※そのまま心臓ごと斬った。 ドサァッ!※倒れる音。 ローレライ「く…。やはり…これ以上、無理か…。」 カー坊「粉砕だぁぁ!!!」 ジュッ※完全に溶かしたっぽい音。 カー坊「や、やったか…。」 黒竜「よくやった。」※ん?ネタがある気が…。 カー坊「その台詞どころじゃないって…。」 ルイ「だぁぁ!ファルっち!た、倒れたぁぁ!」 カー坊「邪神竜…。」 ただ、カー坊がそう呟いた。 邪神竜『我はここに。表に出ようか?」 カー坊「いい…。どうなった?」 邪神竜はやっぱり表に出てきたのだ。 邪神竜「作者が困ると思ったので出てきただけだ。」 カー坊「どうなった…?」 邪神竜「それだが…無理矢理出されるかと思ったのだ。何かの手が掴み、表へ出そうとしたのだ。あの方法では、主自体はおろか、その人物に関わっているものにも影響が…」 カー坊「偽りだろうが…。無駄な体力使わせるな…。」 ファルコン「…。」※かなり危険な状態…嘘だ、嘘、気絶しかかっている。byマリオ ファルケン「あ゙――――!」※ローレライは無理している。 邪神竜「しかし、なぁ…。主自体には影響があるとしか知らないのだ…。」 カー坊「もうその主倒れてるけど。」 邪神竜「無理も無い…。全員が元気な状態なら話そう。」 カー坊「過去を、かい。」 邪神竜「無理も無いだろう。」 ファルコン「…」※もう気絶。 ファルケン「ファルコンが気絶したじゃないかぁぁ!!」 邪神竜「仕方ない…。戻るか。」※ここでローレライも気絶。シデンたち慌てる。 カー坊「待てや…。」※シデン、ライデン落ち着く。ドクターマリオがいるから。 邪神竜「冗談だ。意識が戻ったその時に教えよう。偽りではないぞ。」 カー坊「…嘘だな…。」 ルイ「どうでもいいが、さっさと運べやゴルァ!」 アパッチ改「はーい、のんびりと散歩中の、アパッチ改参上〜。」 チヌーク改「チヌーク改です。じゃ、早く乗せて。めんどいから♪」 コマンチ改「俺もいるぜ。」 リンクス改「じゃ、素直にやりましょうか。」 ホーカム改「殺しが目的じゃない。保護が目的だ。乗れ。」 結局チヌーク改を使って(使っておりません。Byカー坊)帰還したのだ。 チヌーク改「いやぁ、面白い荷物ですね、ペルーさん?」 ペルー「…ところで、奴は?殺し」 ルイ「おい、重要な情報源を潰すな。」 ペルー「次元などを操れるしね。」 ヴィル「過去の奴をどうぞ。」 ペルー「…面白いよね、君たちは。」 シャドーカービィ「カービィ、遊ぼう!」 カービィ「うん!」 シャドーカービィ「ブラックカービィはいないけど、ダークメタナイトはいるよ。」 ダークメタナイト「…それがどうした。」 ダークナイトメア「実験台から逃れた人物か…。」 ダークメタナイト「ダークナイトメアか…。兄はどうした?」 ルイ「殺したな。過去で、ヴィルが。」 ヴィル「しょうがないでしょうが…。攻撃してきたのだから…。」 ヴィント「挙句一名しか生き残らなかったが。」 ルイ「お前だろうが!」 ファルケン「あまり大声を出さないで下さい。他の患者さんもいますから。」 モルガン「いつもだな…。」 その空を見たカービィだが、不安だけはあった。 その空が降ってくるような気がするような、そんな不安が…。

最終更新:2010年04月19日 03:15