種族とスマブラキャラたち 〜 全ての過去と未来 〜第二十三章

― 第二十三章 ― 闇の城。そこは光の者がいたら本来はおかしい場所。 しかし、種族だけが知るルートがある。 そこへのルートは、機密情報として扱われているレベルである。 城の兵「…様!ブラッド様!」 と、城の兵士が叫ぶ。ブラッド・ファルコンが視線を向ける。 城の兵「…種族より伝達がありました。ルフトシュピーゲルングはこの城へ…」 ブラッド「それはまず無いだろう。冗談はよせ。」 城の兵「…種族より伝達がありました。」 ブラッド「内容は何だ?」 ブラッドの言葉に、その兵士が敬礼をする。 城の兵「それ、なのですが…。」 内容を聞いたブラッドは笑みを浮かべた。 ブラッド「…ダークブラッドと呼ばれたあの日のように行動できそうだな。」 笑みを浮かべながら、ブラッドは笑みを浮かべたのだ。 その過去はまた遡る。 ダークブラッドとして誕生したブラッド(以下旧名、書きは現名)が大地に立っていた。 ブラッド「…はぁ…。」 ため息をするダークブラッド。その姿は明らかに滑稽とも言えるかもしれない。と、誰かがそのダークブラッドを見つけたのだ。驚いているのはダークブラッドだけではない。その人物は「化物!」と叫んで何処かへ走り去ってしまったのだ。シールドの作り方など知らない彼がただ呆然としていると、また大勢の人物がやってきたのだ。そして石などを投げつけてくるのだ。無論ダークブラッドはこの頃、まだ悪気など無かったのだ。そしてその星から逃げるように去っていった。 ブラッド「……そうだ…。破壊すればいいのか…。」 その事を考えたダークブラッドが笑みを浮かべた。そして、破壊をするようになった。ダークブラッドはある奇妙な星を見つけたのだ。 ブラッド「…。」 その頃、ゼロ?騒ぎが終焉を迎えたばかりで、まだほとんどは静まってもいない。そこへダークブラッドは降りると、人の姿へと変身する。今のブラッドのような状態になったが、そこにピンク色の球体が走ってきた。 カービィ「あれ、見ない顔だね?」 ブラッド「あ、ああ…。この星へ遠くから来たばかりでね…。」 きょとんとしながらも、ブラッド(注:場合によっては使い分けます)が答える。 カービィ「僕はカービィ!君は?」 ブラッド「俺か…?ブラッドって言う、ちょっと変わった名前だよ。」 カービィ「プププランド王国とかいう国へようこそ!」 ブラッド「…国か…。他にまさかあるのか?」 カービィ「ううん、デデデ大王が勝手に作ったの。」 ブラッド「いい政治家がいれば、いい国作りが出来るものだが…。」 カービィ「そうかな?」 ブラッド「そうだよ。国さえ良ければ大分いい状態になるからね。」 カービィ「そっか。…ねえ、ブラッド!何して遊ぶ?」 それでブラッドとカービィは夕方になるまで遊んだのだ。 カービィ「じゃ、僕はそろそろ帰るね!」 ブラッド「…。」 カービィ「友達になってくれるんだよね!?」 ブラッド「ああ。」 カービィ「じゃ、またね!」 ブラッド「またな、カービィ。」 そうして去っていくカービィ。微笑みをするブラッド。 ブラッド「…闇の心が無い生物か…。」 遊んでいる間にも、他の者たちと遊んでいた。ただ、それは人間という形ではない。 ブラッド「今なら殺せる…。」 魔術で赤色の光を凝縮させる。しかし、放つ事もせず、収束させた。 ブラッド「まぁいい…。昨日の今日だ、疲れかもしれないな…。」 そうして、彼は去っていった。元の姿を見れば驚くだろうと思って。 それで元の姿へと戻る(作者注:使い分けるのですが…)。 ブラッド「…カービィ、か。」 笑みを浮かべるダークブラッド。そして敵を放つ。それからどれほどか経過して、仲間たちが驚きを見せていた。そして、何かが来たのだ。 ブラッド「我が名はダークブラッド…。ゼロよりも強き者…。」 カービィ「ダークブラッド!何故こんな事を!」 ブラッド「破壊の為だ…。問答無用で、お前を攻撃しよう…。」 グーイとカービィがダークブラッドを攻撃し、ダークブラッドはカービィとグーイを攻撃する。優位なのはダークブラッドだ。だが、死を覚悟したダークブラッドは狙いを定めた。 ブラッド「死ねばいい…。」 赤色の光を凝縮させるが、放とうとしたその時、ダークブラッドは攻撃を一瞬止めた。そのスキを、カービィが見逃さなかった。 カービィ「ぇえいっ!!」 カービィの一撃は、ダークブラッドを倒した。 グーイ「でも、どうして攻撃が一瞬止まったのでしょう…。」 カービィ「さあね。…早く帰ろう、グーイ。今日はカレーにする?」 グーイ「いいですね。」 カービィに対する思いが、ダークブラッドにあったのを、誰も知らないだろう。 それからして、ブラッドはネオダークブラッドとなって甦った。しかし、完全には復活できておらず、羽が見えるのだ。少し透き通っている状態だ。 ブラッド「制圧ダ…。」 以前とは全く違うような雰囲気をかもし出すネオダークブラッド。制圧、破壊、殺人などとやってきている彼が思うのはただ一つ。カービィに対するものだった。だが、どれほどか時間が過ぎたその時、仲間が訴えてきたのだ。 ブラッド「…ダメカ…。以前トハ、比ベ物ニハナラナイノカ…?」 死んだ闇の光によって、ようやく多少は回復できる。 ブラッド「…カービィか…。」 以前と同様の状態へと、言葉だけは回復できたようだった。 ブラッド「これが最後の戦いだ…。」 そして光が見えた。カービィとリボンだ。 カービィ「…勝負だ!」 ブラッド「我はネオダークブラッド…。お前を倒して制圧してみせよう。」 その言葉と同時に、戦いが起きる。それでも、激戦なのは言うまでも無い。 ブラッド「…く…。」 また攻撃をしようと、赤色の光を凝縮させた。これを放てば死ぬかもしれない一撃だ。 カービィ「どうして…。」 ブラッド「…。」 カービィ「お願いだからもう止めてよ。『また』遊びたいから…。」 ブラッド「…!いつ気が付いた…!?」 カービィ「会った時からだよ…。」 カービィに視線を向けるネオダークブラッド。そのカービィは涙を流していた。もう攻撃が出来なくなっていた。その赤色の光を収縮させ、消すかのように、消える。 ブラッド「…もう、手遅れだ…。今の状態は…。」 カービィ「…。」 ブラッド「殺せ、カービィ。」 カービィ「できないよ…。友達だもん…。」 ブラッド「どの道死ぬのなら…お前の手で…。それに…遅すぎた…。」 カービィはまだ涙を流していた。そして、カービィは攻撃を出したのだ。完全に光へと包まれていくネオダークブラッド。 カービィ「―――――――――」 カービィの言葉は聞こえていたのかは謎だった。だが、ブラッド(作者注:場合によって変化…なのだ)は微笑を浮かべた。何か不思議な感覚を感じながら―――。 それからして、カービィの住む大地。そこに、一人の人物が立っていた。ブラッドだ。 ブラッド「…平和になったな…。」 結局消される事無く生還できたが、以前のような状態にはなれにくくなったが、種族というものの協力により、このカービィの住む星へと降りられるようになったのだ。そして、何よりも種族などのお陰もあってか、昔よりも今の時代がいいと思ったのだ。 カービィ「おーい!遊ぼうよー!」 ブラッド「…ああ、今行く。」 写真立てがそこにあった。あの時、偶然会ったカービィと一緒に写真をとったものだ。 ブラッド「お人よしだな…。」 『君の中にある、その闇だけを払う事はできる。だから…また、遊ぼう…。』 そんな事だったのを、ブラッドは知っていた。 ブラッド「…カービィ、ありがとよ…。」 そう呟くブラッドだったのだ。 そして今に至るまでにいろいろな騒動などがあったが、無事に城の王の幹部になったのだ。 ブラッド「…種族は何と言った?」 城の兵「それは、ゲルングの事で…。」 ブラッド「種族だけが来る城だ、あまり警戒が強すぎるのもあるが…まさか、種族が共存を考えていたとは思わなかった。」 城の兵「それは王も言っておられました。」 ブラッド「ある意味…その共存のお陰で、種族の主、カー坊と会えるのだが。」 そして、扉を開け放つ。膨大なくらいではないが、闇の力だけがかなり強い。ここまで無事にたどり着けた光という光がある人物はいない。大抵行くまでの順路で倒れてしまうという。城の人物が闇を増やそうと思えば、その人物を連れて行ってしまう。その間に、闇が完全に浸透するのだ。その闇は、闇の一族だけなら大丈夫という事なのだ。 ブラッド「では、王を。」 城の兵「ハッ!任せてください!」 そして城の扉を閉める。城の橋があるが、川が流れている。この川は恵みの川で、種族が作ったとされるらしい川だ。本当かは、今では調べる事は出来ないが、多少言い伝え程度に残っているのだ。その橋を渡りきると、橋が魔術により消える。 ブラッド「行くか…。目標、スマブラ寮。」 魔術を唱えると、魔法陣が現れる。その魔法陣自体は、闇の一族特有のものでもあるのだ。それが発動する。その風が少し吹くが、そこには誰もいなかった。 そしてスマブラ寮。 マリオ「またやったのか!?」 カービィ「ここまでおいで〜。」 カー坊「ガノンドロフ!カービィへの攻撃を許可!」 ガノンドロフ「…。」 湾岸「食料の怨みは重いぞ!」 クロウ「大人気ないな…。」 ファルコン「…同感だ。」 ブラッド「全くだ。少しは自覚してほしいものだな。」 ルイージ「…増えた。」 マリオ「へ?」カービィ「は?」 ブラッド「で、何の騒ぎだ?」 カー坊「かくかくしかじかで。」 ブラッド「了解♪」 にやりと笑うブラッドに、カービィは顔が真っ青になる。そして逃げるカービィ。追うブラッドと湾岸。ブラッドらがカービィを捕まえたのを見るカー坊。 カー坊「どうせだから集合〜。」 ※集めた。 カー坊「これから作戦を伝えると同時に、どうせだから教えておきたくて。」 カービィ「…何処かで見たような……あーっ!もしかしてブラッド君!?」 ブラッド「もしかしなくともそうだ。今はブラッド・ファルコンだが。」 カービィ「久しぶり〜!」 カー坊「だろうと思った。」 マリ「で、彼がブラッド・ファルコンだな。」 ルイ「知っている奴は知っているだろうけど、こいつ面白い経歴がある。」 カー坊「後で言うが、とりあえず戦いの広場へ集合をさせます。」 ※戦いの広場と呼ばれている憩いの広場へ集合するが普通なので省略。 カー坊「さて、何から言おうかしら…?」 実は先日にこっそりと魔術で成功させたものがあった。その結果が、目の前にいる。 ゲルング「…。」ルイ「(…種族と〜4の二十章は見なけりゃ損、損。)」 カー坊「そうね…一人の人物を変化させた、『完全なる殺戮者』さん…?」 ルイ「!?」 ゲルングはその笑みを浮かべる。敵対しているわけではないかのように。 ゲルング「…何時知った?」 カー坊「調べていて、そなたも多少関わっているのではないかと思って。」 ゲルング「憶測が現実となった感想はどうだ?」 カー坊「いや、ルフトシュピーゲルングの過去を考えてからわかった事だ。」 その言葉を告げるカー坊。 ゲルング「…平和など、信じてもいない。」 カー坊「でも、信じないだけでは終わらない。平和を信じて終わらせるだけなの。」 ゲルング「…。」クロウ「…。」 カー坊「昔は例の人物だって信じてもいなかった。」 その言葉と同時に、ブラッドが前に出る。マリルイブラザーズも剣を構える。 ブラッド「ゲルング、まさかこのような形で再会できるとは思いませんでしたよ?」 ゲルング「!?ブラッド!!」 ブラッド「そうだ。お前が頑張っている戦いの中で、お前はカー坊が闇の一族との共存を望んだ事がある。その発言を聞いた闇の一族側は驚いたという。城の者ですら…な。」 ゲルング「…何…!?」 ブラッド「空想ではない、本当の共存だ。平和というものも同じで、変化しないのは…。」 カー坊「願うか願わないか、それだけよ。」 マリオ「…。」 ゲルングはただ考えていた。その思いを、その考えを偽らない。 ゲルング「…そうだな…。平和など、それこそ空想だと思うぞ…。」 カー坊「それでも努力したい。平和というものが取れるまで。」 ルイ「…。」※そういえば、外国では某日、橋が落ちたそうだ。 カー坊「私だって平和など信じなかったのだが、種族の活動を見ていくとわかる。」 ルイ「平和というものの大切さを、種族は教えてくれる。」 ゲルングはすぐに振り向いた。誰かが立っていたのだ。 カー坊「ゲルング!」 ゲルングも唖然としたのだ。その立っている人物を見て。 誰か「久しぶりだね。」 ゲルング「―――ドレッド…ノート…。」 ドレッド「そうだよ。元気そうだね。」 …ドレッドノートとゲルングに関わる過去も秘められている。 それは、ある刑務所。 ゲルングは鎖と枷によって、動きが出来なくなっていた。それもそのはず、彼は犯罪者で、しかもその犯罪の手口が…魔術というものが一番多かったのだ。その為、魔術を封じる方法を取ったのだ。その間、過去話などで盛り上がっていた。 ドレッド「ごめんね、辛いだろうけど。」 ゲルング「いいさ、それが罪を償う方法なら。」 ドレッドノート「…平和は嫌いなのか?」 ゲルング「…さあな。」 ゲルングはただ笑っていた。ただ別れのあの日。 ドレッドノート「…どうしても向かうのか?」 ゲルング「…ああ。」 ドレッドノート「忘れないよ。『永久』にね。そしてまた会えると思うよ。」 ゲルング「言ってくれるな、ドレッドノート。」 …その言葉が、ゲルングには不思議と疑問を覚えていたのだ。 今に至って、二度と会えないと思っていた人物が目の前にいる事も驚きに近い。 アレス「俺はアレス。見物人として、この結末を見届けに参っただけだ。」 カー坊「…成程な。ゲルング、下がれ。これは私たちが相手になってやる。」 ゲルング「ドレッドノートは倒さないでくれ…。」 カー坊「…。」「(もう一つの実験などが成功すればいいのだが…。)」 ドレッドノート「つれないね。」 ゲルング「だが―――。敵となるなら別だ。俺はお前を止めてやる。」 ドレッドノート「無駄だよ。だって君は…。」 言いながら歩き出すドレッドノート。その手にきらりと光るものが。それで刺す。 ドレッドノート「優しすぎるから。」 ゲルング「…!」 赤色の血が流れ出す。ゲルングはドレッドノートへ視線を向けた。 ゲルング「ドレッド…ノート…。」 ドレッドノート「よい死を。」 カー坊「…ドレッドノート!私の視界の中で犯罪を起こしたのは、敗因になるぞ!」 既に走っていたカー坊。ドレッドノートは銃口を向ける。だが、 ファルコン「…失せろ!」 ドレッドノートめがけて、雷鳴の矢が飛ぶ。それを避け、銃口を向けたが、一瞬撃つ手が止まる。それをカー坊は見逃さない。攻撃をするが、それを避けるドレッドノート。 カー坊「こっちだ!」 ルイ「……よし!」 魔術で離れさせるルイ。ゲルングの傷を確認し、魔術で回復させる。 アレス「引け!マリオたちから!」 カー坊「…!?」 離れる二人。だが、ドレッドノートは再び銃口を向けた。だが、その手はまた止まる。今度はクッパがカー坊の前に出た為だ。無意識に出ていたのだろうか。 クッパ「我輩も相手になるぞ!」 マリオ「下がれ!無闇に前へ出るな!」 カー坊「同感だ!」 敵たちが撤退していったのを見るカー坊。だが、まだ少し疑問が残っていたのだ。 カー坊「…ドレッドノートとアレスか…。」 ルイ「…待て。待て待て待て。」 ルイージ「?」※ルイの台詞はネタありだね。Byルイージ マリオ「そういえば、妙な発言したな…。」 ネス「うん。」カービィ「そうだね。」 クッパ「『引け!マリオたちから!』という発言だな?」 カー坊「だったらおかしいと思う。戦闘反射…多分無意識だと思うが、次がおかしいと思った。ドレッドノートを見て、そう思った。」 ルイ「?」「何が?」 疑問符が浮かぶルイ。それは、カー坊もふと思ったのだ。 カー坊「私を攻撃しようとした矢先、ファルコンが攻撃しただろう?あの時、攻撃が止まったのだ。さらにおかしいといえば…私の前に無意識で前方へ出たクッパを銃で攻撃するのを止めたの。両方とも明らかに戦闘の真っ最中、そんな事があれば、苦戦はする筈よ?」 マリオもその言葉を聞いて考えていたのだが、カノンドロフが、ある事に気が付いたのだ。 カノンドロフ「攻撃してはいけない目標か…!?」 カー坊「わからないけど、どの道ドレッドノートの攻略はわかった。後は…。」 マリ「アレスの攻略か…。まだ謎だからな…あいつは…。」 ルイージ「そうだね。」 カー坊「あの時は見物人だったが、次はどうだろう。…ゲルング。ドレッドノートは、何か制約とか決めていたのか?」 ゲルング「決めている。…マリオたちを殺さない事。…スマブラ、スマデラ、スマブラXの三つに出ているキャラを攻撃しないという制約だ。ただ、一部攻撃する場合があるそうだが、ほとんどは任天堂という世界を殺さないと決めている。」 マリオ「!まさか、あの事件か!?」 その言葉と同時に、ほとんどが視線をカー坊へ向けたのだ。 カー坊「記憶を封じなかったが、あれがまさか役に立つとは思わなかった。」 ヨッシー「…。」 マリ「わかった!無意識と意識だ!その制約に決められた人物だったから撃てなかった!」 ルイ「そういう事か!」 マリ「あの時は、カー坊の攻撃にも警戒していたが、雷鳴の弓矢を使ったファルコンの攻撃を一応は避けたが、それは殺してはいけない相手だったのに気が付いて、意識的に止めようとした!クッパの時も、無意識に前に出たクッパを撃つ事が出来なかった…!!」 ルイ「だからこそ、撃つ事が出来なかった!マリオたち、お前たちがドレッドノートを倒してくれ!俺たちはアレスを倒す!」 マリオ「わかった。成功の証はあるのか?」 カー坊「…何か好きなもの、出来れば高くないもので済ませて。それ一つだけなら。」 マリ「…いいか?」 マリは視線をマリオへ向けた。 マリ「無意識に行動を起こして、意識的に止めようとするなら、無理がある。動けと止まれ。それを無意識と意識のブレーキがせめぎあった。だから、意識的に止められる状態をまた作ればいい。その代わり…。」 ブラッド「俺たちが、アレスを倒し、死を覚悟してドレッドノートを止める。」 カー坊「実行するぞ。」 そのカー坊の言葉に、マリは笑みを浮かべた。 カー坊は、ある銃を持った。それこそ、M1ガーランドであるのは間違いなかった。

最終更新:2010年04月19日 03:15